"自由気ままな生活より、働くことで得る幸せを大切に" が、本日のテーマです。

 何かと気にかけてくれる友人。高校時代の年が三つ上の同級生。彼も苦労人です。「顔を見にきた!!」と奥様と愛犬を連れて名古屋から尋ねて来てくれました。昔から、自分から誘うということがまずない一人好きの私。そのくせ、誰からも声をかけてもらえないと寂しくなってしまうという面倒臭い性格。かたや寂しがりやを前面に出しながら、世話焼きの彼。距離感がちょうど良いのでしょう。高校一年の時に同じクラスになってから、今も、そしてこれからも良き友達です。

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 カシェートで最も売れているのが、紅茶?いや、最近はニットに顕著な動きがあり、三番手ぐらいでしょうか。詳しくは、またジュニアからご紹介があるかと思いますが、朝食と昼食の後はコーヒーではなく、紅茶派の私が美味しいと感じるオススメの英国紅茶です。

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 お世話になった方や友人にさりげなく贈り物をしたい。ならば、この蓋付きのマグカップにミルクカップ、ステンレスのフィルターセットはいかがでしょう。開運色イエローが贈る方も贈られた方も共に幸せな気分にさせてくれる魔法のセット。税込で5,500円。カシェートにて販売しております。

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 本日、振り返ってご提案したいのが、【Paraboot/パラブーツ】この秋冬のセレクション。まだ日本に代理店がない頃、ある靴屋のオーナーに紹介されたのが、デッキシューズの「BARTH」。それ以来、私のシューズボックスには多くのパラブーツが並んでいます。ただ靴屋ではないので、メジャーなモデルはあまりセレクトせずに、シーズン際に目に飛び込んだものだけをバイイングしております。今季は、この3モデルをセレクトしました。

MODEL:「AVIGNON」スウェード Uチップシューズ
SIZE:6・6.5・7・7.5・8
COLOR:ベージュグレイ
MATERIAL:牛革/ラバー(GRIFF)
PRICE:¥65,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

MODEL:「PHOTON」サイドゴアスリッポンシューズ
SIZE:6・6.5・7・7.5・8
COLOR:ブラック
MATERIAL:牛革/ラバー(TEX)
PRICE:¥60,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

MODEL:「MUCY」チロリアンミッドカットブーツ
SIZE:6.5・7・7.5・8
COLOR:ダークブラウン(MARRON)
MATERIAL:牛革/ラバー(MARCHE)
PRICE:¥70,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

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 パラブーツを代表するUチップモデルといえば、「CHAMBORD/シャンボード」の名が上がりますが、個人的には先が長く、甲はやや低めのエレガントな顔つきを持つ「AVIGNON/アヴィニョン」の方が好きです。今回、展示会で特に心惹かれたのは、カラー名「MARRON-VEL SMOKY」というベージュグレイ。甘さを抑えながらも、優しい表情に一目惚れでした。

 コーディネートは、男らしいCINQUANTA(チンクワンタ)のレザーに、柔らかなZANONE(ザノーネ)のニット、優しい起毛感のあるツイル地に深緑のハンターグリーンをのせたBorelio(ボレリオ)のパンツ。強さと淡さを取り混ぜた組み合わせを意識しております。

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 最近のパラブーツのトランクショーで断トツ人気が「PHOTON/フォトン」。サイドゴアブーツのローカット版です。仕事用としてお選びいただくことが多く、もともと本国フランスでも作業靴(ワークブーツ)として使われていたデザインをタウンユースにしたもの。旅行会社に勤める友人は2足目を購入。添乗で歩く機会も多く、また宴会場で脱いだり履いたりが楽ということもあり、かなり重宝がっていました。今回、レディースでも似たデザインの「NANO/ナノ」を選んでおります。おしゃれな女性はもちろん、働く女性にも選んでいただきたい靴です。

 合わせたアウターは、T-JACKET/ティージャケットのカウチン柄ボアフリースジャケット。カウチンとは、カナダ・バンクーバー島にある、カウチン湖という湖周辺に定住しているネイティブアメリカンの労働着として生まれた伝統的な防寒着。共通なのは、どちらもワーク。ニットは労働着とは全く無縁のMAURO OTTAVIANI/マウロ・オッタヴィアーニのドルチェヴィータ。気ままな自由人が幸せとは限りません。パンツはBARENA(バレナ)のカーゴパンツとワークです。人は働くことで幸せを感じた方が良さそうですが、時には自由が欲しい...そのバランスを考えてのコーディネート?です。

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 チロリアンミッドカットブーツ「MUCY」で合わせたパンツも同じカーゴパンツ。ここは、全てBARENA(バレナ)で統一してみましたが、コーディネートにテーマはありません。あえて言えば、時代や世代を超える伝統的なワークウェアや日常着などをモダンにアレンジし、リラックスなムードを漂わせるBARENA(バレナ)のマリンワークがコンセプトになっております。

※ 昨日、レディースの情報をお送りするCachette blog、メンズのカシェート情報のSUGURU blog、どちらも更新しております。お時間のある際にご覧ください。

休みを取った分、元気です!! 気になるものを、思いつくままにご紹介いたします!!

 お客様の求めにきちんと応じることができるのが、洋服屋としての使命...なんて改めて述べるまでもありませんが、あえて前置きにしたのには理由があります。今週に入り、目的を持ってご来店される方が多く、例えば、今週末からハワイ旅行に行くM様。目的は「ハレクラニ」のレストランでのディナースタイル。ジャケットにパンツ、襟のあるシャツに革靴とベルト。素足ではまずいから薄手のソックスが必要、当然、夏物です。まずは、夏物全てを保管してある蔵庫/マガジーノへ。ジャケットとパンツをお選びいただき、靴はBAUDOIN&LANGE/ボードインアンドランジをお勧めしたくて、カシェートへ。最後にグローリーガイに戻り、シャツとドレスベルト、ソックスを選んでいただき、直しの必要なものは直し屋さんへと運びました。また、季節柄、男性から女性への贈り物を考えておられる方も多く、ご相談に来られた方をカシェートへご案内。目的は夜のクラブ活動にあり、華やかで質の良いものをお選びいただきました。「来てよかった!!」と自分の買い物以上に喜んでお帰りになられ、私も嬉しいの一言です。今年は、昨年の暮れには全くなかったご要望が増え、いつもの平和で、慌ただしい年の瀬が訪れようとしております。ありがたいことです。

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 久しぶりに穿いたのは、サキソニーウールのグレイ無地パンツ。7.8年前のPT(ピーティー)のもので、ノープリーツ。クローゼットを整理していたら、ジャケットに隠れてハンガーにかかつているのを見つけたのです。普通すぎて、意外に穿かなかったベーシックな定番パンツ。久しぶりに穿き、ハイゲージのタートルを合わせてみたら、シンプルな立ち姿がとても新鮮。ここ数日、柄物のジャケットを仕事着にしているだけに、グレイ無地パンツは合わせに困らないのです。こうなるとあれもこれもと合わせたくなります。ちょうど、ジャケットの代わりに羽織ることのできるニットを探していましたので、いくつか候補を挙げてみました。

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 まずは、4年振りに再開となった【LARDINI/ラルディーニ】。ニットジャケットには定評のあるブランドです。このバスケット編みのショールカラーカーディガン、色目が気に入ってセレクト。目の詰まった成形のしっかりした編み地が体を包み込みます。サイズ46で着用。袖ぐりも細く、袖を通していくほどにじんわりと体に馴染んでいきます。ゆとりを持つなら、48サイズでもいいかもしれません。ご紹介のブログは、こちらからご覧になれます。

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 日本において、ラルディーニの双璧ブランドといえば、【TAGLIATORE/タリアトーレ】でしょうか。スーツやジャケット、コートが中心のブランドですが、年々、コレクションの幅が広がり、レザーやニット、パンツまで提案。気になるものは、積極的にバイイングしています。このチャコールグレイのショールカラーカーディガン、サイズが48のみになっており、少しゆとりを持って着ております。このゆとりも悪くないかもしれません。こちらのブログでご案内しております。

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 展開は三年前。イタリアニット全盛期に彗星の如く現れたのが、オーストリアのニットブランド【PHIL PETTER/フィル ぺター】。年々、セレクトのモデルが増え、今季、ニットブランドのセレクトは、Settefili Cashmere(セッテフィーリ カシミア)と並んで最も多くなりました。シルエットの妙と、素材使いから色の出し方まで、他のブランドにはない個性があるのです。メゾンブランドにみるクラシックさにモダンさを加味したコレクションが毎回、私たちを愉しませてくれます。このジップアップカーディガンもフィルペターならではの魅力を満載したニットに仕上がっています。サイズSを着用。程よく体に馴染んでいて窮屈さはありません。肩幅や胸のある方や太めのボトムを選ばれる方なら、サイズMを選んでも良いかもしれません。目安として、サイズSで44〜46、Mで46~48、Lで48~50。詳しくは、こちらのブログでご案内しております。

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 すでに購入を決めているのが、【Settefile Cashmer/セッテフィーリ カシミア】のミラノリブニットジャケット。自宅にいるときは、ちょっぴり贅沢で、ロッキングチェアが似合うジョンストンズのカシミア8プライのショールカーディガン。最近、ご提案できていませんが、この時期、ほぼ毎朝、毎晩就寝前に着ております。今、求めているのは、仕事用。ジャケットの代わりに軽く羽織れて、普段着にならないデザインのもの。そうすると、このニットにたどり着くのです。サイズは46を着用。タートルネックに合わせるのはもちろん、シャツの上に別注のクルーネックニットベストを着て、その上に羽織ることを想定しております。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。

 昨日、休みを取ったおかげで、とても元気です。ついつい写真が増えてしまいました。もう少しお付き合い下さい。

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 クローゼットの大半を占めているのは、レザーとジャケット。特に秋冬のジャケットは多く、先日、買取屋さんと親しいジュニアに頼んで、整理したのですが、新しいものを見れば、ついつい好きなだけに目がいってしまいます。やはり男のワードローブの中心は、ジャケットでなければいけません。我々の場合、オケージョンでなければ、どこに出ても恥ずかしくないスタイルであり、いく先々で大切にしてもらえます。ある意味、相手に対して謙虚さを示すスタイルといっても過言ではありません。品揃えの中から選んだのが【BOGLIOLI/ボリオリ】。硬くなりすぎず、ラフになりすぎない、ちょうど良いポジションにあるブランドです。

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 30歳前後に着ていた色柄とそっくりなジャケットが見つかり、展示会で迷うことなくセレクトです。カントリー調のハンドツース柄は、30年後の今の方が、当時より似合うに決まっています。ある年齢になったら、ジャケットを買おうではダメなんです。若い時から身に纏わなければ、決して着こなせないのがジャケット。経験を重ねて、いいオヤジになっていくのと同じことですね。サイズは44を着ましたが、この始末。ウエストがきつく、襟が浮いてしまいました。46が大人のゆとりのようです。

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 同じくボリオリで捨てがたいのが、モノクロのグレンチェック柄ジャケット。上のハウンドツース柄がややツィーディなカントリー調であれば、こちらは、しなやかでモダンなシティタイプ。こちらは、無理をせず、サイズ46をジャストサイズで着ております。どちらのジャケットもこちらのブログでご紹介しております。

 まだいける?そう、じゃぁ、もう少しいきますか。休み明けなのに、午後から暇になってしまったのです。休んだ後ですので、サボらずにご提案を続けます。

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 ギフトのお客様をカシェートにお連れした帰りに、チラ見したのが、【GRENFELL/グレンフェル】。ジャケットスタイルに最適なコートが、バルマカーン(ステンカラー)コートの「 SLIM CAMPBELL」とトレンチコートの「 KENSINGTON2」。どちらもサイズ38を着用です。

 そろそろ閉店時間です。詳しくは、ジュニアがSUGURU blogで熱く語っております。30年前に出会い、そして30年後に再会。変わらないデザインに今でも恋している、永遠の恋人のような存在です。

 新しい情報が入ってきました。本日のSUGURU blogに示し合わせたわけではありませんが、【GRENFELL/グレンフェル】の記事が掲載。それもYouTube 付きです。ところで、グローリーガイは?いや、そう言われると辛いのです。もう少しお時間をください。

スグルシニアがお送りするBERNARD ZINS/ベルナールザンスの「V3」インディゴブルーチェック柄パンツです!!

 まだ終わらない2021年秋冬プレコレクション。明日、東京に行こうか、それとも1日休んで、今週のどこかで出かけようか、それとも納期が少し遅れるけど年明けのメイン展で...なんて悩んでいる月曜日の午後です。他にも悩んでいるのが、本日のブログ。掲載アイテムは、フランスの老舗パンツブランド【BERNARD ZINS/ベルナールザンス】。隠れ場、いや日増しに目立ってきているCachette/カシェートでの展開ですが、イベントに追われるジュニアから、手が回らないから紹介してのヘルプ要請。撮影を終え、SUGURU blogに載せるつもりでしたが、英国関連の記事が繋がっており、一旦は、GLORYGUYのNEWSにてご紹介します。展開場所はカシェートです。フェアが終わり、落ち着けば、また彼が改めてご案内させていただくかと思います。

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 レディースCachette blogの写真撮りを終えた後、モデル交代です。モデルのマヤさんにカメラを渡して、ハイポーズ。合わせたのは、PYRENEX(ピレネックス )の「BELFORT/ベルフォール」、未公開のWILLIAM LOCKIE(ウィリアムロッキー)、靴は CROCKETT &JONES(クロケットアンドジョーンズ)の「CHILTERN」と全てカシェート展開のアイテムを使っております。英仏の2国同盟です。

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 セレクトモデルは「V3」。すでにご案内済みのハウンドトゥース柄と同じです。イタリアのパンツとは逆で英国のトラウザースに見るインのツープリーツ仕様です。ワイドタイプの「BAC J」にまだ慣れていない方が多く、シルエットで受け入れてもらえなかったことの反省でしょうか。ベーシックなテーパードモデルを選んでおります。セレクトするタイミングは難しく、早すぎても遅すぎてもダメなんですね。今年になって「BAC J」は人気。でも店頭のお客様はコンサバを求める方が多く、まずは【BERNARD ZINS/ベルナールザンス】の魅力を感じていただきたいという彼の強い思いがバイイングに表れているのです。

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 素材はウール・ナイロン・ポリウレタン。ややざっくり目に織られた弾力性のある生地です。インディゴブルーベースに、同色のインディゴブルーとブラックの織り柄によるチェック柄、その上にブラウンのウィンドウペンを配した奥行きのある表情。ザンスならではのエスプリを効かしたパンツに仕上がっています。

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【BERNARD ZINS/ベルナールザンス】を穿いているだけで、パリの街角にある、小さなカフェでウィンナーコーヒーを飲んでいる芸術家のような、そんな気分になってくるはずです。

 モデルは身長175cm・体重64kg・胸囲92cmで、サイズ40を持って着用しております。少しウエストが余りますが、サイドアジャストで調整すれば、ジャストな穿き心地です(着用写真は、やや紫がかっています)。

MODEL:「V3」ウールナイロンストレッチ チェック柄パンツ
SIZE:36・38・40・42・44・46
COLOR:インディゴブルー
MATERIAL:ウール70% ・ナイロン29%・ポリウレタン1%  
PRICE:¥45,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

パスポートなしで行けるヨーロッパ。徒歩5分で各国の服事情が分かります!!

 少し前に痛めた背中をかばいながら、本日も頑張っております。12月に入り、久しくお会いできていなかった古馴染みの顧客様がご来店くださり、ようやく出番が回ってきた私スグルです。私と同世代の方がほとんどで、季節を先取りすることもなく、必要な時に必要なものをお求めに来られる方々です。年齢的に、挨拶は「元気でした?」「暫く、お見えになられなかったから心配してましたよ」「元気そうでよかった」なんて会話から始まり、最後に「あと10年は頑張ってもらわないと」と励まされてお帰りになられます。ありがたいことです。

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 古い方々ばかりではありません。訪ねてきてくれたのは、20歳になったばかりのナナさん。行きつけのカフェで二、三回会ううちに仲良しになった、私の交友関係では最も若い彼女。いつも会うたびに褒めてくれるのは、服のセンス。「彼にも着てもらいたい」なんて、クリスマスプレゼントに話題が及んだのが、今月の初め。「カシェートに来れば、気に入ったものが見つかるはずだよ」の言葉を信じて、先ほど訪ねてきてくれました。候補が上がったのが、JOHNSTONS OF ELGINのマフラー、WILLIAM LOCKIEのフィッシャーマンズセーター、LACOSTEのケーブルクルーネックセーターの三点。彼の体系や雰囲気を聞きだしながら、オススメして選んでいただいたのが、フィッシャーマンズセーターのオリーブでした。プレゼントが決まれば、あとは自分へのご褒美。あとは、口座と相談なんて言いながら買い物を楽しんでいかれました。ジュニアしかいないだけに、娘の買い物に付き合っている、真面目な父親の心境でした。

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 せっかくですので、店内の様子を少しお見せしますね。名倉さんがアシスタントとして出向いています。彼もグローリーガイと行ったり来たりと何かと忙しいようです。

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 他にも香水、紅茶なども揃えており、さながらイギリスの田舎にみるメンズショップのようです。いや、それとも異なるカシェートならではの世界観のあるショップとなっています。代理店さんのご協力のもとお借りしている商品も数多くあり、ご紹介できないほどの充実した品揃えです。年内だけではなく年明けも、この店内の様子は続きます。英国とフランス中心のカシェートと、イタリアを中心に品揃えしているグローリーガイ。飛行機で飛ばなくても、徒歩5分ほどの距離です。ぜひ、パスポートなしの旅をお楽しみください。

雨の日も雪の日でも、アウトドアでもタウンユーズでも闊歩できるParaboot/パラブーツ「MUCY/ミューシー」。ミッドカットのチロリアンブーツです!!

 明日の朝はどうなることやら...そんなことを心配させる天気予報と夕方から吹き始めた強い北風。風が揺らす窓や風の鳴き声を子守唄にして眠りに落ちた昨夜。朝、起きてみれば雪もなく、青空の広がる冬晴れに一安心です。11月16日以来、休みが取れない私。毎年のことですが、心と体を休めるには特権を利用して、いかに上手くサボるか。あとはお風呂。朝晩の湯船に浸かることで、じっくり足の指と踵から足首へのマッサージ。血流を良くしてやることで、ずいぶんと楽になるのです。なんて、年寄りじみた前置きです。

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 ゆとりのポーズですが、実は寒さに耐えております。これで日差しがなかったら、この写真はなかったはずでしょう。少し前のブログで登場したこともあり、穿いているBERNARD ZINS(ベルナールザンス)のチョークストライプに人気が集まっています。掲載後に注文が入ったり、展示会でも褒められたりすれば、自ずと穿く機会が増えます。

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 トップスを褒められるよりボトムス、いわゆる下半身を褒められる方が嬉しい私スグル。次に狙っているのが、このオートミールのようなライトベージュ。どこのかといえば、Borelio(ボレリオ)。昨年の人気モデルですが、なんとマイサイズ46が一本のみ在庫ありなんです。来年の秋冬のバイイングをしていて、気になる色目でもあるんです。さらに魅力なのが、生地。1884年創業のオーストリアのミル(織物工場)から提案されているファブリックネーム「Leichfried」のローデンクロス。フランネルに似た風合いですが、より打ち込みのしっかりしたハリコシのある生地で保温性にも優れます。こちらからご覧になれます。

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 ご案内した際の写真です。三年前に初めてご提案させていただいた際には、太すぎるなんて声の多かったモデル「DANNO」。程よい抜け感と上品さが相まった注目のパンツです。いやはや、後一本のことで力が入ってしまいました。

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 本日のご案内は、この素敵なブーツ。【Paraboot/パラブーツ】から今季初登場となる「MUCY/ミューシー」。定番「MICHAEL/ミカエル」の顔立ちをしたチロリアンブーツです。サイズが揃ってからのご案内と待っているうちに、こんな季節になってしまいました。

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 アッパーはオイルヌバック。皮の表側である銀面をサンドペーパーなどでやすりがけして毛羽立たせる加工法です。オイルを染み込ませることで独特な風合いを引き出し、防水性を高める効果があります。牡鹿の皮を使う「バックスキン」とは別物です。ソールはグリップ力のあるMARCHE/マルシェ。登山靴に代表されるノルヴェイジャンウェルテッド製法を採用と堅牢な作りながらもミッドカットなデザインが、フレンチテースト溢れる都会的な顔を見せるのが【Paraboot/パラブーツ】の魅力と言えるでしょう。

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 コーディネートしてみました。これからの気温に合わせて、羽織ったのは、このダウンジャケットなら雪の中を転げ回ってもへっちゃら?かものMANIFATTURA CECCARELLIの「FISHERMAN PARKA」。インはSettefili Cashmereのケーブル編みタートルネックセーター。パンツはフランスで繋げたBERNARD ZINSのツーインプリーツモデル「V3」。私の穿いている「BAC」より細身のシルエットです。少し前までグローリーガイに置いてあったPYRENEXを使えば、ニット以外はフランスでした。

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 少し欲張って、カシェートのセレクトからコーディネートです。羽織ったのは、当初、グローリーガイでの展開を予定していたTWC(ティー ダブリュー シー)の「バルカラーコート」。こちらも初登場となります。展示会で担当の方が、セレクトした後、「これ、買おうかな」発言。だったら、私物化はできないなと諦めたは、彼が業界の先輩でもあり、遊び仲間だからです。同じコートを着て街を歩くのは、やはり危険。どういう関係ですか?なんて聞かれるのも嫌ですしね。合わせたニットはJOHN SMEDLEY、パンツはCORDINGS。どちらも未公開です。

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 サイズ感については、ややタイト。クロケット&ジョーンズで7〜7.5、ボードインアンドランジで41、スプリングコートなどのスニーカーで41を履く私がサイズ7.5でジャストになります。

MODEL:「MUCY」チロリアンミッドカットブーツ
SIZE:6.5・7・7.5・8
COLOR:ダークブラウン(MARRON)
MATERIAL:牛革/ラバー(MARCHE)
PRICE:¥70,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 ところで、ジュニア。流石に若い。バイイングに同行しながらも、準備していたのは、"英国の老舗ブランドフェア"。今週の日曜日まで開催させていただいていた"英国ファッションフェア"の第二弾となります。いつもながら見応えのある品揃えで、昔のメンズショップのような空間が出来上がりました。詳しくは、SUGURU blogをご覧ください。

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