休みを取った分、元気です!! 気になるものを、思いつくままにご紹介いたします!!

 お客様の求めにきちんと応じることができるのが、洋服屋としての使命...なんて改めて述べるまでもありませんが、あえて前置きにしたのには理由があります。今週に入り、目的を持ってご来店される方が多く、例えば、今週末からハワイ旅行に行くM様。目的は「ハレクラニ」のレストランでのディナースタイル。ジャケットにパンツ、襟のあるシャツに革靴とベルト。素足ではまずいから薄手のソックスが必要、当然、夏物です。まずは、夏物全てを保管してある蔵庫/マガジーノへ。ジャケットとパンツをお選びいただき、靴はBAUDOIN&LANGE/ボードインアンドランジをお勧めしたくて、カシェートへ。最後にグローリーガイに戻り、シャツとドレスベルト、ソックスを選んでいただき、直しの必要なものは直し屋さんへと運びました。また、季節柄、男性から女性への贈り物を考えておられる方も多く、ご相談に来られた方をカシェートへご案内。目的は夜のクラブ活動にあり、華やかで質の良いものをお選びいただきました。「来てよかった!!」と自分の買い物以上に喜んでお帰りになられ、私も嬉しいの一言です。今年は、昨年の暮れには全くなかったご要望が増え、いつもの平和で、慌ただしい年の瀬が訪れようとしております。ありがたいことです。

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 久しぶりに穿いたのは、サキソニーウールのグレイ無地パンツ。7.8年前のPT(ピーティー)のもので、ノープリーツ。クローゼットを整理していたら、ジャケットに隠れてハンガーにかかつているのを見つけたのです。普通すぎて、意外に穿かなかったベーシックな定番パンツ。久しぶりに穿き、ハイゲージのタートルを合わせてみたら、シンプルな立ち姿がとても新鮮。ここ数日、柄物のジャケットを仕事着にしているだけに、グレイ無地パンツは合わせに困らないのです。こうなるとあれもこれもと合わせたくなります。ちょうど、ジャケットの代わりに羽織ることのできるニットを探していましたので、いくつか候補を挙げてみました。

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 まずは、4年振りに再開となった【LARDINI/ラルディーニ】。ニットジャケットには定評のあるブランドです。このバスケット編みのショールカラーカーディガン、色目が気に入ってセレクト。目の詰まった成形のしっかりした編み地が体を包み込みます。サイズ46で着用。袖ぐりも細く、袖を通していくほどにじんわりと体に馴染んでいきます。ゆとりを持つなら、48サイズでもいいかもしれません。ご紹介のブログは、こちらからご覧になれます。

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 日本において、ラルディーニの双璧ブランドといえば、【TAGLIATORE/タリアトーレ】でしょうか。スーツやジャケット、コートが中心のブランドですが、年々、コレクションの幅が広がり、レザーやニット、パンツまで提案。気になるものは、積極的にバイイングしています。このチャコールグレイのショールカラーカーディガン、サイズが48のみになっており、少しゆとりを持って着ております。このゆとりも悪くないかもしれません。こちらのブログでご案内しております。

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 展開は三年前。イタリアニット全盛期に彗星の如く現れたのが、オーストリアのニットブランド【PHIL PETTER/フィル ぺター】。年々、セレクトのモデルが増え、今季、ニットブランドのセレクトは、Settefili Cashmere(セッテフィーリ カシミア)と並んで最も多くなりました。シルエットの妙と、素材使いから色の出し方まで、他のブランドにはない個性があるのです。メゾンブランドにみるクラシックさにモダンさを加味したコレクションが毎回、私たちを愉しませてくれます。このジップアップカーディガンもフィルペターならではの魅力を満載したニットに仕上がっています。サイズSを着用。程よく体に馴染んでいて窮屈さはありません。肩幅や胸のある方や太めのボトムを選ばれる方なら、サイズMを選んでも良いかもしれません。目安として、サイズSで44〜46、Mで46~48、Lで48~50。詳しくは、こちらのブログでご案内しております。

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 すでに購入を決めているのが、【Settefile Cashmer/セッテフィーリ カシミア】のミラノリブニットジャケット。自宅にいるときは、ちょっぴり贅沢で、ロッキングチェアが似合うジョンストンズのカシミア8プライのショールカーディガン。最近、ご提案できていませんが、この時期、ほぼ毎朝、毎晩就寝前に着ております。今、求めているのは、仕事用。ジャケットの代わりに軽く羽織れて、普段着にならないデザインのもの。そうすると、このニットにたどり着くのです。サイズは46を着用。タートルネックに合わせるのはもちろん、シャツの上に別注のクルーネックニットベストを着て、その上に羽織ることを想定しております。ご興味のある方は、こちらをご覧ください。

 昨日、休みを取ったおかげで、とても元気です。ついつい写真が増えてしまいました。もう少しお付き合い下さい。

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 クローゼットの大半を占めているのは、レザーとジャケット。特に秋冬のジャケットは多く、先日、買取屋さんと親しいジュニアに頼んで、整理したのですが、新しいものを見れば、ついつい好きなだけに目がいってしまいます。やはり男のワードローブの中心は、ジャケットでなければいけません。我々の場合、オケージョンでなければ、どこに出ても恥ずかしくないスタイルであり、いく先々で大切にしてもらえます。ある意味、相手に対して謙虚さを示すスタイルといっても過言ではありません。品揃えの中から選んだのが【BOGLIOLI/ボリオリ】。硬くなりすぎず、ラフになりすぎない、ちょうど良いポジションにあるブランドです。

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 30歳前後に着ていた色柄とそっくりなジャケットが見つかり、展示会で迷うことなくセレクトです。カントリー調のハンドツース柄は、30年後の今の方が、当時より似合うに決まっています。ある年齢になったら、ジャケットを買おうではダメなんです。若い時から身に纏わなければ、決して着こなせないのがジャケット。経験を重ねて、いいオヤジになっていくのと同じことですね。サイズは44を着ましたが、この始末。ウエストがきつく、襟が浮いてしまいました。46が大人のゆとりのようです。

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 同じくボリオリで捨てがたいのが、モノクロのグレンチェック柄ジャケット。上のハウンドツース柄がややツィーディなカントリー調であれば、こちらは、しなやかでモダンなシティタイプ。こちらは、無理をせず、サイズ46をジャストサイズで着ております。どちらのジャケットもこちらのブログでご紹介しております。

 まだいける?そう、じゃぁ、もう少しいきますか。休み明けなのに、午後から暇になってしまったのです。休んだ後ですので、サボらずにご提案を続けます。

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 ギフトのお客様をカシェートにお連れした帰りに、チラ見したのが、【GRENFELL/グレンフェル】。ジャケットスタイルに最適なコートが、バルマカーン(ステンカラー)コートの「 SLIM CAMPBELL」とトレンチコートの「 KENSINGTON2」。どちらもサイズ38を着用です。

 そろそろ閉店時間です。詳しくは、ジュニアがSUGURU blogで熱く語っております。30年前に出会い、そして30年後に再会。変わらないデザインに今でも恋している、永遠の恋人のような存在です。

 新しい情報が入ってきました。本日のSUGURU blogに示し合わせたわけではありませんが、【GRENFELL/グレンフェル】の記事が掲載。それもYouTube 付きです。ところで、グローリーガイは?いや、そう言われると辛いのです。もう少しお時間をください。

GLORY GUY

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