2022年も一ヶ月が経ち、2月は新たな月の始まりだけではなく、昨日の2月1日が迎えたのは旧暦における新たな年の始まり。いわゆる「春節」です。
そんな新たなスタートを切る門出にふさわしく、密かに進めていたのがblogのリニューアル。
これまでのblogを見返せば、アーカイブ記事から確認できる最も古い記事は2008年11/29のもの。その2008年当時と比べれば、magazzinoが誕生し、レディース単独店だったCachetteにメンズが加わるなど、店舗の環境が変化をしている中で、多くの皆さまと繋がりのあるblogでも、各店やセクションの棲み分けを明確にし、より密接な情報をお届けできるよう変化をして参ります。
今まで、GLORY GUY・Cachette・magazzino・SUGURUというカテゴリーで発信していた4つのblogを、新たにカテゴライズされた以下の3つのblogでご案内をしていきます。
・GLORY GUYとmagazzinoの商品や情報を扱う「GLORY GUYS」→https://www.gloryguy.jp/gloryguy_news
・Cachetteのメンズアイテムを発信する「Cachette MENS」→https://www.gloryguy.jp/cachette_mens
・Cachetteのレディースやライフスタイル提案を中心とした「Cachette LIFE」→https://www.gloryguy.jp/cachette_life
こちらでご覧いただいておりましたGLORY GUYの情報を発信しておりましたGLORY GUY blogは、GLORY GUYとmagazzinoの商品や情報を扱う「GLORY GUYS」としてリニューアルされます。
なお、私が担当していたRe CHECKは、インスタグラム上で同様の提案をさせていただくことになりました。
また、過去のblog記事は、新blogの画面左にある「BLOG ARCHIVES」に集約され、これまでと同様にご覧いただくことができますので、お時間があれば読み返してみてください。
過去と現在、そして未来。幾度とクロスオーバーが繰り返されるファッションにおいて、時に過去のblogを見返しつつ、各セクションから発信される新しい情報や提案に、ぜひご期待下さいませ。
]]>そんなことを思う、無理が利かなくなった私スグルです。出張に穿いて行くつもりと昨日は待機させたBorelio(ボレリオ)のパンツ。でも、いきなり引き返せない状況で穿くのはまずいと、まずは慣らし穿きです。早速、本日、共感者現る!! で、サイズ44が嫁入りしていきました。
本日は、このパンツを使って、カシェートの臨時スタッフとして、SUGURU blogに参加しますが、その前にお勧めのアイテムをいくつかご提案します。
2月4日が立春とはいえ、花見の季節までは今の服装が続きます。春物を着て夜桜見物なんて考えたら、次の日から寝込むことになりそうです。でも三寒四温を繰り返しながら、春に近ずいていくのは間違いありません。羽織っているのは【FORTELA/フォルテラ】の中綿ダウン入りMA-1ボンバージャケット。古馴染みのお客様からも「大活躍だよ」と絶賛された逸品です。
"ネオクラシコ"の牽引役でもあるAlessandro Squarzi/アレッサンドロ スクアルツィ氏が手掛けるブランドです。
こちらのダウンベストも気になります。ほどよく懐かしさを楽しみながら、生活の中に取り入れやすいデザインがファンを魅了しています。
前の年のセレクトですが、「ADRIAN」というモデルのカバーオール。ワークなアイテムにサキソニーウールの上品さがうまくミックスされた、羽織やすいジャケットになります。写真のモデルはタカイ。彼がブログで紹介しておりますので、巻き戻してご覧ください。
ブランドが変わります。今期より取り扱いを始めた【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】。舌を噛んでしまいそうなブランド名ですが、ようやくスムーズに言えるようになりました。伊・トスカーナ地方のフォルリに本拠地を構えるファクトリーで、1998年にイタリア人デザイナー・ジュリアーノ氏が、世界中で見てきた"男の中の男"の洋服を追求したブランドとして誕生しました。その後、アメリカのブランド「FILSON」と契約し、「FILSON ITALY」としてイタリアの工場ならではのクオリティーと着心地を活かした、素晴らしい洋服を発信し、世界中のファンを魅了。2013年フィルソンとの契約終了を機に、【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】を復活させました。
夜桜見物の頃の花冷えには、このぐらいの重装備が必要となるはずです。備えあれば、憂いなしの頼もしいダウンパーカーです。残り少なくなりましたが、ラストセールにて、さらに割引率を上げさせていただきました。
そろそろラストが見えてきた「WINTER SALE」。世の中の流行りは、MooRER、いやMoRE SALE。グローリーガイも少しだけ波に乗ろうかと思っております。価格については、控えめながら変化しておりますので、要チェックでしょうか。こちらからご覧になれます。
※ 隠れ場Cachette/カシェートのメンズブログ、SUGURU blogも更新しております。
]]>本日、一日限定のカフェオープン。担当してくれるのは、蔵庫/マガジーノやCachette/カシェートでお馴染みのplus Ordinary/プラス オーディナリーの歩くん。ここグローリーガイで開くのは、初めて。タカイとは初の顔合わせになるのでしょうか。
オープン準備が整いました。早速、コーヒー好きのマスヤマ登場です。彼は、歩くんの淹れるコーヒーのファンの一人。今日は何杯飲むのでしょうか。
さぁ、仕事です。コーヒー片手に遠くの女性を眺めるシーン。さすが、グローリーガイに入る前は、モデル。カメラを向ければ、自然とポーズが出来上がりました。でも、注目していただきたいのは、彼が穿いているパンツ。
昨日、購入した【Borelio/ボレリオ】のローデンクロスウール ドローコード付きイージーパンツ。新型の「CARL」です。実は、昨夜、売り場で私が購入したのが、
同じモデル「CARL」のカルゼ織ウール。「この秋冬には1割以上値上がりするよ」なんて話をしていたら、「僕も購入します」なんて話になったんです。どちらも定番生地だけに、そりゃ安い時に購入した方が特というものです。私も今日穿いてくるつもりでしたが、出張用にと控えに回しております。サイズは通常、46を穿くマスヤマも私も、このモデルはサイズ44で購入。お互い、直しの必要のない股下でした。二人が購入させていただいたことで、少しだけ割引率を上げました。こじつけです。
ところで、ナグラさんは?の声がかかれば良いのですが...。彼は、本日も隠れ場Cachette/カシェートのサポート役です。彼も役者。ポーズしてと言わなくても、自然と出来上がる不自然なポーズ。まぁ、いっかでパチリです。
彼のアピールポイントは、少し前に購入した【WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキー】のタートルネック。選んだ色は、ヘザーブラウンです。悩んでいたのが、
BARACUTA(バラクータ )G9の中に着ているダークブラウン。
写真向かって一番左は、公開済みのジーロンラム(ベージュは完売)。その右隣から4列がラムズシリーズです。実は、まだ公開しておりません。個人的に気になるのが、
PYRENEX(ピレネックス)の「BELFORT/ベルフォール」トープのインに着せてあるクルーネック。昨年、購入したブラックが予想以上に良かったので、次に購入するなら、このアイボリーホワイトかな思っておりますが、こちらもまだ未公開でした。近々、カシェート臨時スタッフとしてご案内する予定です。
そろそろラストが見えてきた「WINTER SALE」。世の中の流行りは、MooRER、いやMoRE SALE。グローリーガイも少しだけ波に乗ろうかと思っております。価格については、控えめながら変化しておりますので、要チェックでしょうか。こちらからご覧になれます。
※ 隠れ場Cachette/カシェートのメンズブログ、SUGURU blogも更新しております。
]]>比較的、軽い冬物と合わせたレザー。新入荷の【SILENCE/サインス】です。イタリアレザーブランドのメッカでもあるトスカーナ州で創業したCR社のファクトリーブランド。1980年代に創業し、トスカーナ伝統の革加工技術を駆使しているブランドです。過去にご提案させていただいたモデルは、ほとんどがシングル。今回、初めてセミダブルでセレクトしてみました。
セレクトカラーはブラックのみ。レザーは前回と同じ0.9ミリのシープ(羊革)の薄すぎず厚すぎずのこなし易い厚みです。シングルライダースと同じスタンドカラーですが、チャックの位置が中央から下についているシングルと違い、ダブルライダースに見る右側(写真では左側)に斜め右下に向かっておりていくチャックが付きます。シングルとダブルの中間にあるセミダブルモデル。スッキリした雰囲気にハードさを加えた、いいとこ取りのライダースモデルなんです。
しっとりした革の質感にシルバーのパーツ。表現力のある後ろ姿。初めての方にもお勧めできるセミダブルのライダースジャケットです。
(写真は、夕暮れに近い為、やや黄味が出てしまっております。置き撮り写真の色を参考にしてください)
湿気の多い夏を外せば、着用シーズンを選ばない0.9ミリのレザー。オールシーズンといっても過言ではありません。ジップの位置で表情を変えるのも、このレザーの魅力です。次回、ジップ全開とともに留める位置を変えて、コーディネートしてみます。
身長175cm、体重64kg、胸囲92cmのモデルで、サイズ46を着用しております。
合わせたニットはZANONE(ザノーネ)、パンツはPT TORINO(ピーティートリノ)です。
MODEL:「1167」シープスキン セミダブルライダース
SIZE:44 ・46 ・ 48 ・50
COLOR:ブラック(NERO)
MATERIAL:表地:羊革 裏地:レーヨン100%
PRICE:¥123,000(本体価格)+税
こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
明日は、グローリーガイにて一日限定のカフェオープン。どの場所にセッティングしようか迷うところです。明日の天気は、冬の晴天。最高気温は8度。風がなければ、外。日が陰れば、開かずの扉を開けて...なんて考えております。ぜひ、ハンドドリップの美味しい珈琲を楽しんでください。
そろそろラストが見えてきた「WINTER SALE」。世の中の流行りは、MooRER、いやMoRE SALE。グローリーガイも少しだけ波に乗ろうかと思っております。価格については、控えめながら変化しておりますので、要チェックでしょうか。こちらからご覧になれます。
]]>久しぶりに細身にまとめた本日の出で立ち。このスタイルでご紹介していきます。
これなら寒くないと羽織ったのが、PYRENEX/ピレネックスの「BELFORT/ベルフォール」。個人的にMooRER(ムーレー)の「MARCO-WCO」オイスターホワイトと購入を悩んでいるダウンジャケットですが、ここはカシェート臨時スタッフの役目として、いや、ご案内するブランドが、フランス発のバッグブランド【CHAMBORD SELLIER/シャンボール セリエ】ということで、同じフランスのダウンを着たのです。
【CHAMBORD SELLIER/シャンボール セリエ】とは、「フランス、パリから列車で1時間ほど離れたロアール地方に所在する町、シャンボール。セリエとは車などの乗り物のための椅子や馬具などを作る革の専門職人、もしくはそれらを取り扱っている専門店のことを言い、「CHAMBORD SELLIER」というブランド名はこの二つの言葉から生まれました。長年培った経験や技術、高いクォリティを背景に持つフランスのバッグブランドです。シャンボール地方を象徴する馬具をモチーフにしたディテールが多く用いられ、革の質や仕上げの良さが引き立ち、シンプルなデザインですが、独特な存在感が特徴のブランドです」
詳細については、この後、几帳面なタカイが詳しくご案内しますが、まずはイメージとしてセレクトアイテムをご覧ください。
まずは、ショルダーストラップ付きトートバッグの「BOURRE 」。このモデルを見て、「これのブラック、いつも持っているやつね」とおっしゃる方は、グローリーガイのことをよくご存知の方。そうです。色違いのブラウンが欲しくてオーダーしてしまいました。
愛用しているのは、このブラック。とはいえ、現在の状況は、
再入荷させたのが、3年前。その際のご案内ブログに掲載させた写真です。この時で、使用期間は5年。ほぼ毎日、使った状態です。購入してから、8年。正直にいえば、内側が破れ、修理には出しておりますが、今でも健在です。使い込むことで柔らかくなっていく革は、絶妙なハンドルの長さによって肩に掛けても体から離れることはありません。長く愛着をもって使うバッグは、やはり上質なものを選ぶべきと、改めて気付かされた一瞬でした...と、その時にも書いておりました。
ブラウンが気分の今、あえてブラック外しでセレクトしたのが、クラッチバッグの「ANGERS NOUVEU」。かつて小ぶりの「ANGERS MINI」でご提案しましたが、もう少し物を入れたい、そんなご要望もあり、A4サイズの入る、このモデルをご提案します。ところで、言い忘れましたが、ジャケットが変わっているのにお気づきでしょうか。着替えたのは、どちらもBOGLIOLI(ボリオリ)。モノクログレンチェック柄とマスヤマお気に入りのカシミアタッチ グレンチェック柄ジャケットです。
人気のあったブリーフケース。ようやく、ご用意することができたラウンドトップ ブリーフケースの「LILLE BREIF」。革の素材を変えて、ブラウンとブラックをセレクトです。過去のセレクト内容は、こちらからご覧になれます。
それでは、商品の詳細はタカイがご案内いたします。
ショルダーストラップ付きトートバッグの「BOURRE 」。
カラーは、ブラウン(CHIOCOLATO)とブラック(NOIR)の2色をご用意。
【CHAMBORD SELLIER/シャンボールセリエ】の提案するレザーバリエーションの中でも柔らかく仕上げた「LAGUN」を採用。肩からかけた際、吸い付くように優しく体へ馴染みます。しっとりとした肌触りに、柔らかな風合いの型押しレザーです。
ハンドル部分は、レザーブランドの腕の見せ所です。ミシンに対し、曲線やわん曲している部分を縫い合わせるのはとても難しく、さらに、きちんと整ったピッチ幅を保ち続けるのは至難の技。もちろん、それができるのが【CHAMBORD SALLIER/シャンボール セリエ】の技術力の高さで、どこを見ても、一定のピッチ幅のステッチが整然と走っています。
打ち込まれた鋲は、強度を高めるものでもあり、デザインにおいても効果的です。シルバーの金具がモダンな表情を見せてくれます。
バッグに拘りを持つ方にとっては、底部分の仕様が全てを決めると言っても過言ではないでしょうか。そう、底鋲があるかないかが重要なポイントなのです。
バッグを傍らに置く際、革部分が直接地面に着いてしまうのを防ぎ、何より、置いた時に安定感が増し、佇まいが美しいです。しかも、鋲は四隅だけでなく中央にあるのも嬉しいです。
逆台形型のため、上部のジップは大きく開き、荷物の出し入れがしやすく、開けば中身は一目瞭然です。ライニングはコットン生地。仕様はシンプルで、片方にポケットが一つあるのみです。
MODEL:「BOURRE」ショルダーストラップ付きトートバッグ
SIZE:縦35×横38×マチ16㎝
COLOR: ブラウン(CHIOCOLATO)・ブラック(NOIR)
MATERIAL:牛革
PRICE:¥170,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
丸みを帯びた、モダンなデザインのクラッチバッグ「ANGERS NOUVEU」。以前ご紹介していたのは「ANGERS MINI」という小振りなハンドバッグタイプ。こちらの「ANGERS NOUVEU」は、A4用紙も収納可能でマチを大きくとった新モデルです。
左右非対称で、右上がりに丸みを持たせたデザインは、エスプリが利いたユニークさです。
持ち歩いたりバッグインバッグとして使ったり、様々な場面で使うことが多いクラッチバッグは、堅牢な「CALPE D」を採用。先の「LAGUN」よりも硬く、シボのキメが細かい型押しレザーです。
身近なバッグは、時に雑に扱ってしまうこともあります。そんな普段遣いのバッグとしても安心でしょう。
カラーは、深くて濃厚なダークブラウン。ブランドのカラー名では「MARRON」です。
ジップにはストラップが付き、もし、やましい(?)ものが入っているときは、 D環に繋げてロックしておきましょう。
ライニングは、外側と同じ「CALPE D」の型押しレザーが張り巡らされています。鍵のような尖ったものを入れても安心です。
内装はこちらもシンプル。片面に小さなポケットと、ペン挿しが2つ付いています。
MODEL:「ANGERS NOUVEU」型押しレザークラッチバッグ
SIZE:縦26×横37×マチ8cm
COLOR:ダークブラウン(MARRON)
MATERIAL:牛革
PRICE:¥69,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
人気のラウンドトップ型ブリーフケース「LILLE BREIF」は、再入荷でのご用意。
シャープでスタイリッシュなシルエット。無駄なものを削ぎ落としたシンプルなデザインながら、上部に描かれた山なりの曲線やステッチの切り替えなど、最小限のデザインで魅せるモダンなバッグです。
なお、今季はレザーの種類を変えてご用意。以前ご用意していた堅牢の「CALPE D」に変わり、今季は「LAGUN」でセレクト。ハードな「CALPE D」とは異なり、しっとり滑らかな「LAGUN」によって、革本来の自然な風合いに仕上がっています。
カラーは、2色展開。「BOURRE」と同じく、ブラウン(CHIOCOLATO)・ブラック(NOIR)でご用意です。
こちらも、底に5つの鋲が打ち付けられています。
ライニングはコットン。片面にポケットが一つ付属されています。
MODEL:「LILLE BREIF」ラウンドトップ ブリーフケース
SIZE:縦29×横42×マチ10㎝
COLOR:ブラウン(CHIOCOLATO)・ブラック(NOIR)
MATERIAL:牛革
PRICE:¥110,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
そろそろラストが見えてきた「WINTER SALE」。世の中の流行りは、MooRER、いやMoRE SALE。グローリーガイも少しだけ波に乗ろうかと思っております。価格については、控えめながら変化しておりますので、要チェックでしょうか。こちらからご覧になれます。
そして今週の土曜日、29日は一日中限定のカフェオープン。かつてYou Tubeの「おまけ動画」の収録場所として使っていたBIO VERTE COFFEEさんも移転してしまい、コーヒー難民の皆さんの為に、内輪的に言えば、コーヒー好きのマスヤマと私の為の企画です。常設できるといいのですが...まずは試してみましょう。お時間がありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。
]]>少し前まで足を組みのも難儀でしたが、ようやく元の体に戻ったようです。当たり前のことですが、普通でいられるって、とても幸せなことです。ところで、着用している【PYRENEX/ピレネックス 】のダウンジャケット。いつも着ているものとの違いがお分かりになるでしょうか。
こちらが、新年早々に購入したノーカラーダウンベストの「ESCAPE」。使い勝手の良さから、フル活動です。先日の日帰り温泉にも使った生活に密着したアイテムです。ただ、これだけでは寒い。外に出るときは、この上に一枚羽織らなければなりません。そうなると、
袖のあるものが欲しくなるなんて、服好きの欲望に際限はありません。モデルは「VIGO」。同じくノーカラーのダウンジャケットです。環境変化の対応や行動目的に順応させるための生活着。その隙間を埋めていくには、最適なアイテムと言えるでしょうね。
またまたカシェートの臨時スタッフとして力が入りましたが、その熱を持って、ご提案していきたいのが、レディースの【PYRENEX/ピレネックス 】。カミさんやスタッフは元より、女友達や成人式を迎えた娘(自称)にも提案しながら普及活動をしております。
まずは、人気の「CANNES」。ダブル仕立てのフロントを持つノーカラーのダウンジャケットです。"無駄のないシンプルなデザインに、コンパクトな見た目で、どんなコーディネートにもしっくり馴染む優秀ダウンアウター"とご案内の際、モデル兼書き手のマヤさんが述べております。ネイビー(DEEP INK)のみとなってしまいましたが、永遠の定番カラーでもあり、来季のトレンドカラーになってるだけに、ぜひオススメしたダウンジャケットです。
モデル名は「COCOON/コクーン」。「CANNES/カンヌ」をベースに着丈を長くしたモデルです。ヒツプが隠れる長さだけに、保温性は高くなります。このデザインであれば、車の運転もさほど気にならないでしょう。自分だけ暖かくなっていてはいけません。大切な人を冷やしてしまえば、いつか温もりを失うことになるかもしれません。クワバラクワバラ?
ベーシックなダウンジャケット「SPOUTNIC SOFT/スプートニックソフト」と長め丈の「SPOUTNIC LONG SOFT」。どちらもサイズ38は完売となりましたが、サイズ40でご用意ができます。身長165㎝、体重? 胸囲?のモデルでサイズ40を着ております。
グローリーガイからは【PAUL&SHARK/ポールアンドシャーク】ですが、もともと隠れ場カシェートから発信していたブランドです。代理店はタリアトーレやフェデーリ、バグッタなど人気ブランドを有するトレメッツォさん。展示会で紹介されるや、釘付けになっていたのは、子供の頃から鮫好きのジュニア。2020年3月4日の最初のブログは、カシェートメンズ情報のSUGURU blog。同じ年の冬に、イタリアブランドということでコンセプトの明確化を図るため、グローリーガイに移動させ、このNEWS blogにてご紹介しています 。彼にとっては、大げさに言えば断腸の思い。移動後もメインバイヤーとして参加。今回のコレクションも彼のセレクトになります。
ご提案できるサイズが、Mのみとなってしまった「中綿入り切り替えジップアップブルゾン」。シンプルながらもハイスペックな「TYPHOON 20000」採用のタフなブルゾンです。
着る人のことを考えた、痒い所に手が届く「ライトウェイトパーカーブルゾン」です。表地、裏地ともに使われているのは、ポリエステル素材の「SHARKSHELL」。きめの細かい高密度で織られた貝のような美しい光沢が特徴です。詳しくは、ブログをご覧いただきたいのですが、このモデルもサイズMのみ。ご案内の際に既に着用サイズのSが完売しており、上の写真はMを着ております。
いきなりのツーショット写真ですが、お許しください。息のあった二人をお見せしたいわけではありません。私がフラ(ダンス)の練習用に着ているスウェットパーカーとスウェットパンツが【PAUL&SHARK/ポールアンドシャーク】なのです。残念ながら、現在、セットでは揃いませんが、この時期のスウェットとして、かなりの優れものですので、ご提案いたします。
ワードローブにあるスウェットパーカーと言えば、二着。多分、25年ほど前でしょうか。ミラノを代表するユニフォームメーカー、FRAIZZOLI(フライツォーリ)を扱っていた際に、ミラノのポリスマンが着ているM-65型のアウターと一緒に購入したネイビーのプルオーバーのもの。その後、全く興味を示さなかったアイテムですが、冬のレッスンは寒いのです。とにかく裏起毛のタフで暖かいスウェットの上下が欲しいと、フラ用に購入したのですが、今では家着用として大活躍。さらに洗濯しても型が崩れないので、時々、ちょい着として使ったりもしております。まさに温泉の行き帰りには、最適だなんて、ほくそ笑んでおります。できれば、色違いのグレーも揃えたいと思いながらも、既に完売。残すところ、ブラックのMのみです。
スウェットパンツの在庫を見れば、グレイのSサイズがあるではないですか。上下揃わなくても、これは押さえておくべきでしょうと、まずは皆様にお伺いを立ててからと思い、ご提案させていただきました。
本日も長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。冷たい雨の降る中、穏やかに時間が過ぎていきました。
この写真は、ちょうど一週間前の土曜日。フレンチの小料理屋エキュメさんに出店したブリュワーズの歩くん。噂を聞けば飛んでいくが身上の私は早速、時間を見つけて行ってきました。彼はエスプレッソ以外のコーヒーを得意とします。以前、蔵庫/マガジーノ で、最近では隠れ場カシェートのテラスに出店。次は?そうなんです。29日(土)、遂にグローリーガイに登場します。彼のハンドドリップで淹れたこだわりのコーヒーをお楽しみください。
※ 隠れ場Cachette/カシェートからのお知らせです。
来週の水曜日、26日は臨時休業させていただきます。尚、グローリーガイは通常通り営業いたしますので、何かご要望がございましたらお知らせください。
]]>少し前のブログに載せた写真。本日も同じスタイルで仕事をしておりますが、嬉しいことにご注文をいただいております。店頭でも「Gジャン、珍しいね」の声をかけていただき、反応はまずまずです。ただ、この【Jeanik/ジーニック】のデニムジャケット、隠れ場カシェートでの展開アイテムで、グローリーガイではありません。
ならば、これはどうだと、粋って羽織ったのが、こちら
【JACOB COHEN/ヤコブ コーエン】のブラックデニムのジャケットです。ご案内ブログが11月18日と遅くなってしまったのは、納期。本来なら9月入荷を予定していたのです。ただ真夏以外で着用できるシーズンの長いアイテム。今なら、この上にコートを羽織って、インナーとしても活躍するはずです。オススメの理由は、ご紹介ブログにも書きましたが、ストレッチ素材1%の限りなくコットンに近い素材。程よいブラックの抜け感とステッチワークを含め、メタルボタンやバックパッチのデザインの秀逸さ。「やっぱ、ヤコブコーエンだよね」なんて声が聞こえてきそうな、そんな逸品デニムジャケットなんです。
着用サイズは46。中にWILLIAM LOCKIE(ウイリアムロッキー)のジーロンラムタートルを着て、ジャスト。中を薄着にしたとしても、このサイズで問題はありません。これ以上の厚手のニットを着たい、そんな方であれば、ワンサイズ上を。ただ、デニムジャケットのインには、あまりふさわしいとは言えませんね。
私がしているベルトは、クロコダイル トップ式バックルベルト。ANTONIO PIO MELE(アントニオ・ピオ・メーレ)のものです。ブラウンのサイズ90を使っております。
昨日のブログでご提案させていただいたベルト。一緒に掲載すれば良かったのですが、すっかり忘れておりました。第5弾として公開させていただいたYou Tube「俺を信じろ! PT TORINO,INCOTEX, etc」にも登場しておりますので、再度、ご覧ください。まだ、ご覧になられていない?なら、ぜひご視聴くださいませ。
この写真は、ちょうど一週間前の土曜日。フレンチの小料理屋エキュメさんに出店したブリュワーズの歩くん。噂を聞けば飛んでいくが身上の私は早速、時間を見つけて行ってきました。彼はエスプレッソ以外のコーヒーを得意とします。以前、蔵庫/マガジーノ で、最近では隠れ場カシェートのテラスに出店。次は?そうなんです。29日(土)、遂にグローリーガイに登場します。彼のハンドドリップで淹れたこだわりのコーヒーをお楽しみください。
※ 隠れ場Cachette/カシェートからのお知らせです。
来週の水曜日、26日は臨時休業させていただきます。尚、グローリーガイは通常通り営業いたしますので、何かご要望がございましたらお知らせください。
]]>閉店までの時間が少なくなりましたが、カシェートの臨時スタッフとして、ご提案させていただくのが、
【Whitehouse Cox/ホワイトハウスコックス】のベルトです。最近のベルトレスの流れのせいで、腰を痛めてしまった...訳ではない、いや、あるかもしれないなんて話は別として、"今年はベルトをしよう!! "が"靴下を履こう!!"と同レベルで、ご提案したいと思っております。その中で、カジュアル寄りとして揃えて欲しいのが、ブライドルレザーの2モデル。どちらも2.8㎝。乗馬の鞍など馬具用品にに使われているベジタブルタンニンなめしの素朴な表情に、細すぎず太すぎずの上品な2.8㎝が、ちょうど良い幅になります。
同じ【Whitehouse Cox/ホワイトハウスコックス】でも、グローリーガイで展開しているのが、こちらのフレンチカーフのドレスベルト。過去に様々なブランドのベルトを扱ってきましたが、このモデルだけは変わることなく、ベルトコーナーの左側に常に陣取っております。シンプルなデザインと耐久性が、他のブランドの追随を許しません。
ちょうど時間となりました。本日のご提案は、ここまでです。良い週末をお迎えください。
]]>【HRNO/ヘルノ】が打ち出すコレクションの中で、最も早い段階に提案され、コンセプトラインとして最も確立されているのが、この「Laminar」でしょうか。
ブラックやグレイ、ネイビーなどのダークカラーを中心に、都会の喧騒を颯爽とバイク(自転車)で駆け巡る、アーバンスタイルをイメージしたスポーツラインとして提案されている「Laminar」。ファッション性もさることながら、【HERNO/ヘルノ】が独自に開発したエクスクルーシブ素材や、GORE-TEXなどの高機能素材を使用したアイテムは、日常の生活環境の中ではもちろん、災害や不慮の事態にも対応できる潜在能力の高さに注目が集まっています。
自転車に乗って風を切ったりと、体に沿ったタイトなシルエットが多い「Laminar」ですが、最近のトレンドを意識してか、ゆったりめなシルエットでざっくり羽織ることができるミドル丈のダウンコートが新登場です。
無駄を廃したシンプルなデザインの中で、特徴的なネックデザインや大きめのサイドポケットがアイキャッチとなります。
ネック部分はパターン(型)によって立体的にデザインされ、ポケットは、フラップポケットと横から入れることができるウォームポケットの2重構造で、大容量が嬉しいです。
表面は、コットン×ポリウレタンのキャンバス生地にメンブレンという薄い膜を貼り付け、撥水性・防風性に富んだ2層構造の生地。耐久性の高さや機能面に目がいきがちなキャンバス生地ですが、きめ細かく高密度で織ったこちらは、表面に光沢を出した上品な仕上がりです。
中綿にダウンを採用したミドル丈のコートは、お尻までしっかりと包む安心の保温力です。
モデルは、身長180㎝、体重67㎏、胸囲94㎝で、サイズ46を着用しております。コーディネートしたニットはRencontrant、パンツはJACOB COHEN、シューズはHERNOです。
MODEL:「Laminar」ミドル丈フーデッドダウンコート
SIZE:46・48・50
COLOR:ブラック
MATERIAL:表地:ポリエステル85%・コットン15% 中綿:ダウン80%・フェザー20% 袖口:ナイロン72%・ポリウレタン28% 裏地:ナイロン
PRICE:¥98,000(本体価格)+税→¥68,600(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
最後は、「LEGEND」コレクションから提案する、ちょっぴり春を意識した薄手のダウンブルゾンです。
【HERNO/ヘルノ】がダウンを展開して10周年を機に、時代に左右されず、オーセンティックで普遍的なデザインとして、"男性のワードローブに必要な11アイテム"をコンセプトに誕生したのが「LEGEND」コレクション。
こちらは「LA DENIM JACKET」というモデルで、小襟で両胸にポケットが付き、いわゆる3rdタイプのデニムジャケットをモチーフにした、程よいボリュームの軽量ダウンブルゾンです。
画像はございませんが、今の時期であればコートのインナーとしても活躍するでしょうか。アクセントカラーとしても良いですね。
20デニールの超極細糸を使用した軽量ナイロンで、表面にポリウレタンコーティングを施すことによって滑らかな手触りと上品な光沢を与え、ナイロン100%にもかかわらず、ストレッチ性のある着心地の良さが、日常着として嬉しいです。
また、インジェクション製法によって、ダウンをパック詰めせず直接注入することにより、軽さと広い可動域を実現。ダウンプルーフ加工によって、ダウンの吹き出しを抑えるなど、【HERNO/ヘルノ】の技術を結集させた、まさに「LEGEND」クオリティです。
シルエットをキレイに見せるための工夫が脇にあります。全体的には横長のキルティングになっていますが、脇の部分だけは細かく四角に分割。それによって横に膨れることなく、胴回りをスッキリ見せることができているのです。
もちろん、首には【HERNO/ヘルノ】のロゴプレートが光ります。
モデルは、身長180㎝、体重67㎏、胸囲94㎝で、サイズ48を着用しております。コーディネートしたニットはSettefili Cashmere、パンツはPT TORINO、シューズはParabootです。
MODEL:「LEGEND」デニムジャケット型ダウンブルゾン
SIZE:48・50
COLOR:オフホワイト
MATERIAL:表地:ナイロン100% 中綿:ダウン90%・フェザー10% 襟部分中綿:ポリエステル100% 裏側パイピング部分:アセテート65%・ポリエステル35% 裏地:ナイロン
PRICE:¥79,000(本体価格)+税→¥55,300(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
私もいます。昨日、今日とブログをタカイに任せておりますが、ついつい口を出さないと収まらない、そんな出たがりな私スグルです。昨日は、腰をかばって、じっと事務所でおとなしくしていたのですが、明日の金曜日は休みをいただき、湯治に、いや日帰りの温泉ですので、使ってみたい言葉ですが、湯治とは言いません。できれば、色気のある物見遊山と行きたいところですが、相変わらず、男同士の裸のつき合い。腰を労わるのが目的ですので、致し方ありません。ただ明日も最高気温4度と寒そうです。風邪を引かないようにしなければいけませんね。
まずは、隠れ場Cachette/カシェートの臨時スタッフの仕事からです。羽織ったのは、【GRENFELL/グレンフェル】。売り場から見つけてしまったモデル名は?いや、どうやら、未公開のようです。
【GRENFELL/グレンフェル】の代表モデル「Golfer」との違いは、襟。ドッグイヤーではなく、バルマカーンコートと同じバルカラーになっています。後ろのウエスト右サイドにパッチアンドフラップのポケットが付くのが特徴です。生地はウールの綾織り。色味はブリティッシュネイビーという濃紺。やや写真の色に赤みが出ているようです。「なんで、紹介してないの?」と聞けば、展開サイズ34から40のうち、ジュニア着用サイズの38がすでに完売しているとのこと。それにまだ紹介していないものが他にもあるなんて、本日は【PYRENEX/ピレネックス 】に取り組んでおりました。そうなると出番です。頼まれてもいないけど、取り敢えず紹介です。詳しくは、月曜日のSUGURU blogに掲載しようかと企んでおります。
さぁ、ここからはグローリーガイです。ブログを書きながら、事務所で耳を攲てれば、賑やかな売り場。どうやら昨日ご案内させていただいた【HERNO/ヘルノ】の「マウンテンパーカ型スタンドカラーブルゾン】。ブログでご覧になられ、早速、名古屋からお越しいただいた方の元へ旅立っていったようです。寒い中、ご来店いただき、暖かい服を手に入れていかれました。おかげで私たちの心も温まります。ありがとうございました。
羽織ったのは、今シーズンより展開の【MASSIMO PIOMBO/マッシモ・ピオンボ】。
「1989年、マッシモ ピオンボ氏によって創立された、素材にこだわった独特な世界観が魅力のイタリアメンズブランドPIOMBO。2012年、最高級素材と伝統的縫製技術を融合させた「世界で最も美しい服」を掲げる、クラシコイタリアを代表するブランドKiton(キートン)と連携し、新ブランドMP di Massimo Piomboのコレクションをスタート。極限までこだわった、最高峰の技術と最高峰の素材を使用したコレクションを展開しています」と通好みのブランドです。初の試みということで、新春価格にはならず、そのまま来季に向けてと思っておりましたが、この寒さ。少しでも暖かいアイテムをと、Winter Saleのスタートと同時に割引させてご提案しております。商品のご案内ブログは、こちらからご覧ください。
インに合わせたニットが気になります。
【Drumohr/ドルモア】の「ジップアップニットブルゾン」です。色目はブラウン。サイズは48のみとなっておりますが、店頭に並んでいる姿を見るたびに、「そろそろ、どう?」なんて上目つかいで訴えるものですから、まずは皆様にお伺いを立ててからと登場させたわけです。ウールコートの下にジップニットの組み合わせは、最近、レディースでよく見かけますが、そろそろメンズにも浸透してきそうな予感です。そう思って、今回、セレクトに力を入れております。例えば【BARENA/バレナ】、【PHIL PETTER/フィル ぺター】。少し古いところでは【Atelier Saman Amel/アトリエ サマン アメル】があります。フルジップではなく、ハーフジップのプルオーバーなら今季初となる【MAURO OTTAVIANI/マウロ・オッタヴィアーニ】などはいかがでしょう。来季になれば、多くのブランドから提案されるはずです。注目していただくと良いかもしれませんね。
新春価格より、アイテム、割引率を広げてご提案しております。また、日々、価格の変化もございますので、ご留意ください。セール価格は、通販サイトSUGURU SHOPでご覧になれます。
]]>店頭では、MooRERやHERNOの重衣料アイテムの中でも、膝丈ほどのダウンコートをお求めの方が多くご来店され、本日もまた1点、2点...気付けばアウターコーナーにはスペースがちらほらと。このままでは心許ないと、各ブランドに応援要請です。
そして、「何かない?」という急なお願いにも、迅速に対応していただいたのは【HERNO/ヘルノ】。実は、昨年もちょうど同じ時期に「MORE VARIATION」と題したイベントを開催していましたが、その第二弾として、今年もHERNO JAPANさんご協力のもと、今季の新作をご用意することができました。
で、気になるプライスはというと、セール期間中のイベントということで、今回も全品セール価格でのご案内でございます。ついに迎えた冬本番。ぜひご参考下さいませ。
本日ご紹介するのは、【HERNO/ヘルノ】が提案するベーシックラインから1型と、コンセプトラインの「Globe」コレクションから2型。3つそれぞれに全く違う顔を見せるのが、圧倒的なコレクションの幅で魅せる【HERNO/ヘルノ】の魅力。冷たい冬を、彩り豊かに温めます。
まずは、ショート丈のフーデッドブルゾン。
斜め織りのウール×ナイロンに、ポリエステル生地で切り替えを加えたスポーティなデザイン。【HERNO/ヘルノ】らしいスタイリッシュさに、アウトドア的なスポーティなデザインがミックスされたブルゾンです。
目線を奪うのは、立体的で特徴的なスタンドカラーのデザイン。
高さのある襟が、ボタンを開けている状態も、閉じている状態も、それぞれに個性的なインパクトを与えてくれます。
フードはジップで繋がっており、取り外しが可能。フードを外すと間が抜けたように物足りない表情になってしまうので、個人的には、このフードとスタンドカラーとのバランスが好きです。
ベースは、ウール×ナイロンのメルトン生地。ウールの柔らかさと、ナイロンの丈夫だがしなやかな質感が相まって、肌触りは軽くて柔らか、それでいて耐久性や摩耗性に優れた丈夫な素材。カラーは、褪せたレンガのようなブリックブラウンです。
自社で開発したエクスクルーシブ素材の「HERNO-TECH」は、"Thermal Insulation=熱断縁"という、温かさを温かいまま保ち続ける高保温力を持ちます。これにより、氷点下でも体温によって一定の温かさを保ち続け、逆に言えば、それほど寒くない時は、無条件に温かくなるダウンと違い、必要以上にならないよう一定に保ち続ける高機能素材です。
ポケットのフラップや袖口に貼り付けたのは、ポリエステル生地。フードや背中、肘などにもありますが、光沢のある生地ではなく同色ですので、全く嫌味ではなく派手さもなく、【HERNO/ヘルノ】のセンスの良さを感じさせます。
ただ、残念なお知らせがございまして...。応援要請が急過ぎたためか、ご用意できるサイズは46のみでございます。
モデルは、身長180㎝、体重67㎏、胸囲94㎝で、サイズ46を着用しております。コーディネートしたニットはZANONE、パンツはPT TORINO、シューズはParabootです。
MODEL:マウンテンパーカ型スタンドカラーブルゾン
SIZE:46
COLOR:ブリックブラウン
MATERIAL:表地:ウール80%・ナイロン20% 中綿:ポリエステル100% 切り替え部分:ポリエステル100% 裏地:ナイロン
PRICE:¥138,000(本体価格)+税→¥96,600(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
エコサスティナブルをコンセプトとした、「Globe」コレクションから提案するダッフルコート。
まずお伝えしたいのはサイズについて。
いつも【HERNO/ヘルノ】では46を着用している私が、どのサイズを着用しているかと言うと、なんと50なんです。ややタイトめな設定のこのダッフルコート。インにはミドルゲージニットを着用してこの状態です。48が適正サイズかと思いますが、もともと、48のご用意がなかったため50を着用しています。最近の着こなし方であれば、無理をしないこのサイズ感も気分でしょうか。
裏地や中綿はなく、ウール100%生地一枚で仕立てた軽快なダッフルコート。ダッフルコートでイメージする重くて肩にのしかかるようなドッシリ感はなく、想像以上の柔らかさと軽さで、袖を通した瞬間、そのギャップに驚かされます。
生地は、有機飼育(農薬を使わず、有機栽培された飼料のみで育てる方法)で育てられたメリノウール100%。羊毛は染料を一切使用せず、羊毛本来の色合いを生かして斜め織りの柄を構成。目に馴染む自然な色合いと、柔らかな風合いが特徴です。
ダッフルコートに欠かせないトグルやボタン、ジップなどもすべて、エコの観点から再利用品が使われています。
モデルは、身長180㎝、体重67㎏、胸囲94㎝で、サイズ50を着用しております。コーディネートしたニットはPHIL PETTER、パンツはPT TORINO、マフラーはJoshua Ellis、バッグはZANELLATO、シューズはParabootです。
MODEL:「Globe」ダッフルコート
SIZE:46・50
COLOR:ブラウン
MATERIAL:表地:ウール100% 裏側パイピング:ナイロン100% 付属部分:合成皮革 裏地:ナイロン
PRICE:¥139,000(本体価格)+税→¥97,300(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
最後も、「Globe」コレクションのダウンジャケット。ハリツヤのあるナイロンと切り替えデザインのフーデッドブルゾンは、モダンスポーツな雰囲気があります。
こちらもサイズ欠けのため、size:50を着用しています。ジャストサイズで合わせるなら46、スポーティなデザインは、少し余裕を持たせて50もありでしょうか。
適度なハリのあるナイロンと、ヘリンボーン柄を崩したメランジ調のウール部分との切り替えデザイン。無機質なナイロンと温かみのあるウールによる、異素材のコントラストで魅せます。
ナイロンは、使用できなくなった漁網やテキスタイルなどを再利用したリサイクルナイロン。そして、ウール部分は、飼育された羊に対して行うミュールシングという外科的な処置を行わず、自然に放牧されるミュールシングフリーの羊の毛を使用しています(ミュールシングとは、羊が感染症にかからないようにする痛みを伴う外科手術のこと)。
フードは一体型で、背面は全てウール素材に切り替えています。
モデルは、身長180㎝、体重67㎏、胸囲94㎝で、サイズ50を余裕を持って着用しております。コーディネートしたニットはRencontrant、パンツはTRAMAROSSA、シューズはParabootです。
MODEL:「Globe」切り替えダウンジャケット
SIZE:50・52
COLOR:グレイ×オフホワイト
MATERIAL:表地:ナイロン100% 切り替え部分:ウール100% 中綿:ダウン70%・フェザー30% フード中綿:ポリエステル100% 裏地:ナイロン
PRICE:¥139,000(本体価格)+税→¥97,300(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
新春価格より、アイテム、割引率を広げてご提案しております。また、日々、価格の変化もございますので、ご留意ください。セール価格は、通販サイトSUGURU SHOPでご覧になれます。
]]>力むことなく羽織ったのは【PYRENEX/ピレネックス】の「BELFORT/ベルフォール」。毎年、カシェートが追加オーダーしている定番のショートミドル丈ダウンジャケットです。このブランドの代理店は、あのカナダの厳ついデザインとトゥービッグなサイズを日本の気候と日本人の体型に合わせて展開してくれたグリフィンさん。私どもも長年、真冬の防寒着として、大切にご提案していたカナダグースですが、ブランド戦略へ舵をとるという本国の方針とともに、ある大手の企業へと移行となりました。継続しようにも年間の取引金額のハードルが高過ぎて、地方の専門店ではとても取り扱いはできません。代わりに選んだブランドがフランスの【PYRENEX/ピレネックス】。"無名だけど理想なもの"を探し、そして展開。知る人ぞ知るぐらいな時が最も楽しく、熱が入ります。ようやく、ここ岡崎でも着ておられる方を見かけますが、まだまだブランドの知名度は低く、これからが楽しみなブランドと言えるでしょう。
久しぶりに見るサックスブルーのニット。どこのかと言えば【WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキー】。先ほど、ジーロンラムのタートルネックはマスヤマの協力のもと、SUGURU SHOPに掲載させていただきました。過去、現在と変わることのないラムズウールのタートルネックが、このブランドにはあります。未来は?私たちが頑張って継続させなければいけない自然の恵みから生まれる温かみのあるニットです。セール対象外ですが、代理店さんの企業努力で昔とあまり変わらない価格(本体価格25000円)でご提案しております。
写真、向かって右上からオレンジ、サックス、ヘザーブラウン、ダークブラウン、インディゴ、ネイビーの6色展開になります。追々、ご紹介していきますが、気になられる方がございましたら、店頭またはこちらからお問い合わせください。サイズは38を着ております。
さぁ、ここからが本業?です。成熟してしまったものの、グローリーガイにとって欠かせないダウンブランドといえば、【MooRER/ムーレー】。「今年は絶対寒くなると、根拠のない勘でもってセレクトしたサーマルグレード"C"のダウンジャケット、いやコート」は、ご案内の際の私見。年内の動きが今ひとつでしたが、ここへ来て活発な動きを見せております。こんなことなら割引がなくても...なんて、せこいことを言ってはいけません。洋服を通して皆様のお役に立てることが、私の使命です。それにしても不思議です。昨年、早い時期に完売してしまったモデル「MARCO-WCO」。上の写真のフーデットダウンコートです。昨年はダークオリーブ(MILITAR)のミリタリーカラー。今季はオイスターホワイトとブラックとモダンカラーでご提案。セレクトカラーには自信があっただけに、バイヤーとしては肩が下がる、いや肩の荷が重くなります。もしかすれば、きっとそうだ!! You Tubeのせいかもしれない...なんて、言い訳。現在、収録の予定はありませんが、昨年、公開させていただいた"最強アウターMooRERを着る"をご覧いただき、参考にしていただければ嬉しく思います。
もう少し続けたかったのですが、時間がありません。どうもカシェートの臨時スタッフとしての仕事に時間がかかり過ぎたようです。
新春価格より、アイテム、割引率を広げてご提案しております。また、日々、価格の変化もございますので、ご留意ください。セール価格は、通販サイトSUGURU SHOPでご覧になれます。
昨日、カシェートの臨時スタッフとしてご案内させていただいたWILLIAM LOCKIE(ウイリアム ロッキー)のジーロンラムタートルネック。本日は色違いの着用写真を載せるため出向いたところ、売り場で見つけたのが、このBARACUTA(バラクータ)のG9。BROWN CIGERと名付けられた渋いシガーブラウン。定番色以外にバラクータが提案するシーズンカラーです。昨年、(いや一昨日かも)ネイビーとレッドを立て続けに購入し、これで軽装備は充実かと思いきや、この大人色のニューカラーを見てしまうと、いや羽織ってしまうと、先日、購入したばかりのフォーンのニットと抜群の相性なんです。服好きの悪癖?きりがないとはこのこと。いや天下一品の名作バラクータG9。もう一色揃えるとなると、このシガーブラウンでしょうか。
いや待て待て、この色も持っていない。健さんにもマックイーンにもなれる、いや、なった気になれる、G9を代表する定番カラーのTAN(タン)。色違いのカーディナルレッドを着たら、羽織りたくなってしまった服好き者です。
サイズ40が売れてしまった為、38を着てみましたが、窮屈感はなく、ジャストサイズです。フォーンより、やや大きめな作りかもしれません。明日、通販サイトSUGURU SHOPに掲載することになりましたので、実寸でご案内いたします。
こちらが購入したフォーン。サイズ38では少しタイトでしたので、ワンサイズ上げて40をゆとりをもって着ております。
ハイゲージも含め、ミドルゲージのタートルが充実している隠れ場Cachette/カシェート。写真向かって左がご案内のジーロンラム。右隣から4列目のオレンジとサックスまでがラムズウールになります。
最後に本日の出で立ちです。もちろん、このままでは寒いので、行き帰りはコートを羽織ります。新しいニットを購入することで、持っているアイテムが活きます。活きれば、また着ることが楽しくなるんですね。だから洋服好きはきりがない。でも、健全なる楽しみです。羽織ったデニムジャケットは、Jeanik(ジーニック)の「3nd」ベースのインディゴブルーです。サイズはSを着ております。
MODEL:ジーロンラム タートルネックセーター
SIZE:36・38・ 40・42
COLOR:フォーン・カーディナルレッド
MATERIAL:ウール100%(ジーロンラム)
PRICE:¥32.000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
カシェートの人手不足から、時々は臨時スタッフとして働かせていただいているスグルシニアです。でも、ここからは、本来の仕事。グローリーガイが本日、ご提案させていただく四字熟語は「古色蒼然」。"いかにも年月を経たように見える様。古びた趣の表れている様"のことです。
そう、【BOGLIOLI/ボリオリ】の「K.JACKETT」。かつては、贅沢なカシミア素材のジャケットにガーメントダイ加工を施したモデルのことを指していたモデル名ですが、現在では素材の加工とは関係なく、その名が付いています。その中でも、大人の余裕を感じさせる"こなれ感"を最も打ち出しているのが、製品染め&製品洗いのシリーズ。ご提案のジャケットは、コットンの加工ですので、昔のモデル名を使えば「COAT」ですね。
ご紹介の際のコーディネートです。今季から意識的にオススメしているのが、秋から春まで着ることのできる薄手のVネックセーター。Tシャツに合わせ、その上に羽織るだけで、シンプルで無理をしていない"粋"な着崩しが完成するのです。
私が持っているボリオリの「COAT」が、このメタルボタンのダブルブレスト。10年以上も前に手に入れたビスコース・コットンのモールスキン。ここ二、三年着ていないだけに、昨年の断捨離候補に。でも同じものを探そうと思うと、もう出会えないのではと思うと、なかなか手放せないのです。少しだけ空間のできたクローゼット。残したスーツやジャケットを改めて見れば、再び愛着が湧いてきます。購入時から、くたっとしたジャケットでしたが、ピンピンのものがくたっとしていくのではなく、着古しても「古色蒼然」。そう思うと、つい力が入り、実際に店頭で売れ始めているのが、この今季セレクトの【BOGLIOLI/ボリオリ】。不思議と今季、店頭ではジャケットやスーツが人気。そろそろ皆さん、活動開始でしょうか。
割引対象を広げながら、新春価格から更にお値打ちにご提供させていただいております。セール価格は、通販サイトSUGURU SHOPを参照ください。冬のワードローブの充実にお役に立てれば、さらに働きます。
※ SUGURU blogも更新されています。ぜひご覧ください。
]]>久しぶりにカッコつけて、スーツを着てきました。昨年、ここ三年ほど着ていない服を整理したのですが、さすがスミズーラのスーツやジャケットは思い切ることはできません。このライトグレイのウィンドウペンのスーツ。8年前、CARUSO(カルーゾ)の当時フィッターであったルカに作ってもらったスーツです。彼には2回、ここ岡崎に来てもらい、イベントに参加してもらいました。4年前、イタリア出張の際、PITTI会場のトイレでばったり。その時に挨拶を交わしたのが最後で、今、どうしているのでしょうか。しばらく着ていなかったスーツですが、改めて着てみると、さすがです。やや丸みを増した、いや落ちた筋肉の部分だけきつく、他は体に沿うようにぴったりです。本来は続けていきたかったCARUSO(カルーソ)。実はボリオリやラルディーニなどを展開する前の主力ブランドだっただけに、とても残念でした。扱うブランドへの責任とは、ブランドの背景や特徴を知り、そのブランドが持つ魅力を最大限、皆様にお伝えしながら、消費者の方を含めた、作り手と代理店さん、そして私たちの共存共栄。せっかく良い関係を築けたとしても、その努力を無にするのは、企業の利益追及による経営方針の変更。川上や途中ばかり見ていて、川下を見ない。洪水を防ぐには支流を作ればいいように、一箇所に利益を集中させるようとするから無理が出る...、いやはや、変な流れになってしまいました。こんなことを書くつもりではと、いつもなら消してしまう文章ですが、スグルもそろそろ言いたいことをいえる年頃になったとご了承くださいませ。
ご提案したかったのは、インに着ているタートルネックのニット。イタリアのものではないので、ドルチェヴィータとは言いません。どこのかといえば、
隠れ場カシェートで展開の【WILLIAM LOCKIE/ウイリアム ロッキー】のものです。店のルールとして、ブログでご紹介をしてからでないとスタッフの購入ができないため、「いつ公開?」と聞けば、「時間がないから、店頭限定になるかも」の応え。「じゃあ、購入してもいいか?」といえば、「いいいけど、だったら紹介しておいて」と人使いの荒いジュニア。いうことで、私がご案内させていただくことに。展開場所は隠れ場カシェートになります。
素材はジーロンラム。ラムズウールとは メリノ種のメリノウールの中でもよりソフトな生後6ケ月までの毛を指しますが、ラムズウールの最高峰はといえば、オーストラリア・ヴィクトリア州ジーロン市にしか生息しない、ぺディグリー種の最高級細番手のジーロンラムズウール。カシミアと比べれば、やや硬さはありますが、発色の良さや保温性、そして堅牢さは申し分ありません。12ゲージほどでしょうか。展開サイズは、38,40,42のスリーサイズ。私が着ているのは、サイズ40です。
展開カラーは、漢字で書けば、灰茶。フォーンといったほうがスマートでしょうか。もう一色は赤みをおさえたカーディナルレッド。どちらも上品な色合いです。レッドの方は、次の機会にコーディネートしてご提案させていただきます。
モデルは、身長175㎝、体重64㎏、胸囲92㎝で、サイズ40を着用しております。
MODEL:ジーロンラム タートルネックセーター
SIZE:36・38・ 40・42
COLOR:フォーン・カーディナルレッド
MATERIAL:ウール100%(ジーロンラム)
PRICE:¥32.000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
割引対象を広げながら、新春価格から更にお値打ちにご提供させていただいております。セール価格は、通販サイトSUGURU SHOPを参照ください。冬のワードローブの充実にお役に立てれば、仕事冥利に尽きます。
※ SUGURU blogも更新されています。ぜひご覧ください。
]]>丈夫で長持ちといえば、ジュニアが来ている真っ赤なニット。本物のシェットランドウールを使った英国製のニットです。確か、購入したのは独立する前。30前後でしょうか。東京出張の帰りに名古屋のセレクトショップで購入した記憶があります。数年前にジュニアに譲り、久しぶりに彼がBARENA(バレナ)のセットアップに合わせていました。30年以上前のものが、新しい感性のブランドと違和感なく溶け込んでいる姿を見ると男の服は不易流行ですね。不易流行とは?
「いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。蕉風俳諧しょうふうはいかいの理念の一つ。解釈には諸説ある。▽「不易」はいつまでも変わらないこと。「流行」は時代々々に応じて変化すること」
本日のテーマは、そんな「不易流行」の代表的なスタイル。ブレザースタイルにスポットを当てて、ご提案です。
【BOGLIOLI/ボリオリ】で見つけたのは、ホップサック調のブラックブレザー。2008年の発表以来、アンコンジャケットの先駆けとして一世を風靡したモデル「DOVER」でセレクトしました。このブランドのことなら、私スグルに聞け!! とは言い過ぎかもしれませんが、日本に上陸して以来、イタリア事情が変わろうとも展開を続けてきました。現代のジャケパンスタイルを牽引してきた【BOGLIOLI/ボリオリ】。今、再びバイヤーの目が向かっているブランドと言えるかもしれません。
価格を考えれば、10万円アンダーの定番ホップサックを選ぶのでしょうが、初心者ではなく、目の肥えた大人の方々にご提案するとなると、やや物足りない。そこで見つけたのが、しっとりとした肌触りと目の詰まった、自然な光沢が美しい生地。11万という価格なら、ギリギリです。セールで20%オフになれば、価値は十分にあります。
春夏とも秋冬物とも分からない生地ではなく、着る季節を主張するでしょうが、毛羽のない表面が春にも出番を増やしてくれるはずです。ネイビーのブレザーはあるけど、ブラックは持っていない、そんな方にお勧めです。ネイビーとブラックでは共通な組み合わせアイテムでも、印象は随分変わります。カーディガン感覚でエレガントに羽織ることのできる「DOVER」。様々なシーンで活躍させて見てください。
かつてBOGLIOLI(ボリオリ)と並んで、双璧ブランドとして展開。その後、TAGLIATORE(タリアトーレ)が加わることで、一旦、品揃えから外した【LARDINI/ラルディーニ】。エージェントが変わり、この秋より4年ぶりにバイイングを再開です。休んでいる間に、De Petorillo(デ ペトリロ)やgabo(ガボ)、少量ながらもStile Latino(スティレ ラティーノ)などのナポリブランドを充実させたこともあり、スーツには目を向けずです。ただ、このダブルブレストのネイビーブレザーだけは通り過ぎることができませんでした。
セレクト理由は、ご紹介の際にも書きましたが、ただのカシミア100%ならば、さほど執着はしなかったはず。カシミア素材に洗い加工を施すことで得られる、さりげない高級感。素材そのものに存在感を持たせるのは、実は【LARDINI/ラルディーニ】の得意とするところ。この手法は、ボリオリの名を世に知らしめた、カシミア素材のジャケットにガーメントダイ加工(製品染め&製品洗い)を施した「K.JACKET」に共通するものがあります。ピンピンの服を着ているより、くたっとした佇まいが粋なんです。くたっとしていても、いざという時にシャキッとできる...いや、話がずれそうです。
本来ならば、いろんな着方をご提案したかったのですが、真ん中サイズの46と48はご紹介と同時に完売。現在、44と50のサイズのみとなっております。イタリア、マルケ州アンコーナで創業した【LARDINI/ラルディーニ】。アドリア海に面した港町で 古代ギリシア人によって築かれた都市に起源を持ち、中世には海洋共和国として繁栄。そんな海の香りが漂ってきそうな、青の色が美しいダブルブレストのブレザーです。サイズが合われる方には、ぜひお勧めいたします。
穿いているパンツにもご注目ください。【PT TORINO/ピーティートリノ】のサキソニーストレッチウールパンツです。ご提案の前に、このブランドを取り扱い経緯について、簡単にご説明します。12年ほど前でしょう。PT JAPANはもちろん、タリアトーレやバグッタ、最近ではフェデーリのブランドを有する代理店トレメッツォの代表である小林社長。当時はお会いしたこともなかった氏から突然の電話。最近では、展示会で会う度に、「元気で良かったぁ〜」なんてお互いの生存確認する仲です。内容は「トリノのパンツファクトリーCOVER(コーベル)社から新しくブランドを立ち上げます。監修はMario Stefano MARAN(マリオ・ステファノ・マラン)氏ですので、面白いコレクションになりました」。その時に迷うことなく、展示会に伺う約束をした理由は、かつてCOVER(コーベル)社のパンツを取り扱っており、これからという時に日本に代理店がなくなってしまっていたのです。今思えば、PTの立ち上げの準備期間だったと合点が行きます。堅実な作りでも表現力にやや乏しさを感じていたコーベルのパンツ。展示会で紹介されるや、全く別物と思えるほど、華やかで存在感のあるパンツに変わっていました。何度も書いておりますが、創業当時からパンツの強い店を目指しており、展開しない理由は見つかりません。数年前に出演させていただいた菅原靴店さんのYou Tube「Talking.sugawara bar」にて小林社長がブランドが誕生するまでの過程を話されています。ぜひご覧ください。
写真では表すことのできない美しい生地と色合いです。ご案内のブログでも書きましたが、今回のコレクションの中で最もときめいたパンツなんです。さらに、魅力のあるパンツに仕上げているのは、GENTLEMAN FITというシルエット。デザイナーがドメニコ氏に変わることで、美しいヒップラインとともに脚長効果も備えた唯一無二のシルエットを実現しているのです。
いかがでしたでしょうか。本日のテーマは「不易流行」でした。
割引対象を広げながら、新春価格から更にお値打ちにご提供させていただいております。セール価格は、通販サイトSUGURU SHOPを参照ください。冬のワードローブの充実にお役に立てれば、仕事冥利に尽きます。
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