2021.06.21
どうも朝から物事がスムーズに運ばない。もしかしたら、昨夜、見た宇宙船のせい?なんて、まるで冗談のような話ですが...。入浴後の熱りを冷ますために、庭に出て星空を見上げるのは、ここ最近の習慣。昨夜も何気なく、何時もの方向をぼんやり眺めていると、氏神様を祀る神社の森に煌々と輝く物体を発見。なんだあれ?と思う間もなく、消えてしまいましたが、確かに未確認物体?いや、多分、気のせいでしょうと思いたい今日の気分です。
間隔を空けずに公開されたYouTube「シン・俺を信じろ! 」第二弾。現在、開催中のMaria Santangelo/マリア・サンタンジェロのオーダー会の内容をより詳しくご紹介しております。最後に、週末のセールのお知らせもしておりますので、ぜひご覧ください。
2021.06.20
いきなりの写真です。昨日、このスーツを気になされながら、蔵庫/マガジーノ で秋冬物のスーツをご購入されたN様。展示会でも一目惚れしたスモーキーなセージグリーン。思われることは皆さん同じで、残すサイズは48のみ。ちょうどサイズの合うN様にとっては悩ましい選択だったはずです。どこのかと言えば、De Petrillo(デ・ペトリロ)。コットンスーツです。詳しくは、現在、オーダーフェア開催中のMaria Santangelo(マリア・サンタンジェロ)のシャツと共に、こちらのブログでご紹介しております。
森の中をさらに深く入っていくと、深みのあるダークオリーブに出会えます。ややブラウンがかったオリーブブラウンはリネンの美しい光沢のあるパンツです。ブログを毎回、お読みいただいている方には、もうどこのブランドかお分かりですね。イタリアのパンツファクトリーにはない、ちょっぴりモードな雰囲気を持つ【Borelio/ボレリオ】。
ベルギー王室やDRIES VAN NOTENをはじめとした数多くのメゾンのOEMを手掛ける老舗のパンツ専業ブランドだけに、作りの良さはもちろん、絶妙なサイジングと、かつて体感したことのない穿き心地を私達に伝えてくれました。ご案内したのは、2月26日のブログ。ようやく季節が追いついてきました。エレガントさとリラックス感、どちらも併せ持っているワンランク上の普段着として、ちょいっとお出かけ用として使うパンツとしてお勧めいたします。
合わせたTシャツはPHIL PETTER(フィルペター)、羽織ったのは、デザイナー小森啓二氏により立ち上げられた【COMOLI/コモリ】と、彼が惚れこんだ、世界で最も上質なヤクを使用したテキスタイル【norlha/ノラ】とのコラポで実現したストールカーディガン。ポーズをとりながら、今週の出張に着ていきたい...切に思うコーディネートでした。
さらにブラックスーツ(TAGLIATORE)に合わせたダークオリーブのニット(ZANONE)。深みにハマりすぎないようにと、襟元と足元にホワイトを差し込んでいます。
深みとくすみのあるダークオリーブ。ブラックとの相性も抜群ですが、いつまでも黒ばかりに頼っていてはいけません。爽やかにオイスターやオフホワイトのパンツと合わせても素敵です。例えば、
GTA(ジーティーアー)のグルカショーツやパンツにみる色合いです。目を閉じ、この二つのアイテムの組み合わせをイメージしてください。多分、「いいね!!」のお言葉をいただけるはずです。黄色味の出過ぎない柔らかなオフホワイトです。サイズ欠けをしておりますが、ご興味のあられる方は、こちらのブログをご覧ください。
話が大きく変わります。本日は贈る人、贈られる人、あるいは全く関係の無い人と分かれますが、父の日です。私の父はすでに他界しておりますが、幸いにも息子が一人います。おかげで、一緒に働くようになってから、贈り物をしてくれます。先日のブログにも書かせて頂きましたが、今回はアイテムを指名。本日、タグ付きでプレゼントしてもらいました。
永遠の定番モデル名「L1212」ラコポロ(ラコステポロシャツ)です。かつて、そう、あのバラクータ G9 同様、20代の時に夢中になって着ていた憧れと懐かしさの混じったポロシャツです。バラクータ のG9は、昨年、ネイビーとレッドを購入。まさか、このブランドを展開すると思っていなかっただけに、感慨はひとしおです。
フェア中でもあり、本日、着ていたシャツはMaria Santangello(マリアサンタンジェロ)のリネンシャツ。早速、着替えてみました。
嬉しくて、連載です。どうやら、還暦を過ぎてからの方が感情は豊かになるようです。もし、まだ贈り物をしていない、そんな方はまだ間に合います。また、まだ貰っていないと言われる方、ぜひ催促してみてください。恥ずかしがることはありません。親子なんですから...
7月4日(日)まで開催です。自分だけの1着をこの機会にお作り下さい。
今月最後の蔵開き。明日まで開いています。
⭐︎YouTubeの最新シリーズ、「シン俺を信じろ! BERWICH,INCOTEX etc!」編が公開されています。ぜひ、こちらもご覧ください。
2021.06.19
本日より始まったMaria Santangello/マリア・サンタンジェロのシャツオーダー会(詳しくは、こちらのブログをご覧ください)。すでにフライングオーダーされる方が続出?でしたが、人気が集中している生地はといえば、リネン。しっかりバカンスを取るナポリ人だけに彼らのファクトリーもご多分にもれずです。そのため、通常より1ヶ月ほど余分にかかる納期。お渡しできるのが、10月に入ってしまいますが、それでもリネン素材をオーダーいただいております。ただ、夏だけの素材と思われがちなリネン。デザインにもよりますが、フルレングスのドレス仕様なら真冬以外は使える便利な素材なんです。イタリアでは殆どの方が春から秋までのスリーシーズン用として。汗かきや暑がりな方ならオールシーズンでも構いません。リネン繊維の特質を知れば、年間使っていただけるのです。個人的にも秋冬にリネンのシャツを着て、その上にカシミアのセーターを着ています。その方がネル地のシャツを着るより、嵩張らずに温かいのです。
以下、他の文献から引用しております。
熱伝導率は、空気の約3倍。吸水性は、コットンの約4倍。この特性が、夏に涼しい素材ながらも、冬にも温かく着ることができるのです。断熱性がある気体として有名なのは、空気です。あたたかさを閉じ込めることができます。リネンの繊維は空洞を多く含み、この部分が冬場、その空気を溜め込みます。さらに空気はリネンの空洞を移動し、発散もします。つまり、リネンはいつでも新鮮であたたかい空気を含んでいるのです。
蔵庫/マガジーノの主です。ただ私の苗字は、蔵主ではなく村主。ムラヌシと書いて、スグルと読みます。本来、スグリなんでしょうが、三河の地に落ち延びてから、なまったのかもしれません。しばらくぶりに蔵開きしてから、居心地の良い場所になってしまいました。誰かが珈琲でも淹れてくれるとさらに落ち着いてしまうのですが...
本日の出で立ちです。雨の日には、ついついホワイトデニムを選んでしまうなんて、かつてブログに書きましたが、本日も穿いております。一日中、降り続ける雨。こんな日は暗い色よりも明るい色目のパンツが気分を明るくしてくれます。足元は、濡れても平気なParaboot(パラブーツ)のデッキシューズ「BARTH」。羽織ったレインジャケットは、随分前に購入したHevo(イーヴォ)。このブランドも昔の方がシンプルで良かったなぁなんて愚痴ってはいけません。
You Tube「シン俺を信じろ!!」。今回、オープンクエスチョン形式で"夏に穿きたいベージュのパンツ"にスポットを当ててみました。質問をしてくださった方は、昨年の夏以降、"グローリーなガイの日々"で私たちのYou Tubeをプロデュースしてくださっているオフィス・ソウイチの淺井氏(写真左)。最初の作品は、「Stile Latino(スティレ・ラティーノ ) ナポリを着る」でした。
地球環境に優しい色、アースカラー。蚊取り線香のアースではありません。大地(土や砂)や植物(草や木)など地球に元からある自然物を表した色です。動画ではベージュにスポットを当てましたが、本日のブログではオリーブグリーンを。ご覧ください。
レインジャケットを脱いで羽織ったのは、Drumohr(ドルモア)のミラノリブニットジャケット。襟がつくことで、カーディガンよりきちんと感もあり、型崩れもしないミラノリブ。今日のような肌寒い日に活躍します。詳しくは、こちらのブログでご紹介させていただいております。
インはそのままに着替えたのは、T-JACKET(ティージャケット)のコットン・テンセル ストレッチジャケットと共生地のパンツです。イタリアの重衣料ブランド「TONELLO/トネッロ」が2014年に発表した新ライン。ジャケットをTシャツ感覚で手軽に楽しめるようにと生み出したカジュアルラインです。単品でも使える便利さや気軽にドレスアップできるアイテムだけに、出かける機会が多くなりそうな夏に備えて揃えておかれると良いでしょう。4月15日のブログでタカイが詳しくご案内しております。ぜひ巻き戻してご覧ください。
足元にも注目です。現在、POP-UPフェア継続中のDOUCAL'S(デュカルス)のもの。アースカラーのベージュを履いてみました。
きめの細かいスェードのリボンタッセル。カラーは「DESERTO」。サイズ41。57.000円は本体価格です。
スェードに洗いをかけたカジュアルなプレーントウは、カラー「SABBIA」。サイズ40。本体価格は、49.000円です。
どちらも一点のみ。フェア価格で、どちらも20%offとなりますので、気になられる方は足入れしてみてください。
箸休めです。、東公園に咲くハナショウブが見頃です。目に優しい色合いです。
他にもオリーブグリーンのアイテムはあります。例えば、GTA(ジーティーアー)のグルカショーツ。詳しいご紹介は、こちらのブログです。
今回の動画で取り扱ったBERWICH(ベルウィッチ)「SAKE」のシアサッカーパンツ。ベージュの他にオリーブグリーンもご用意しております。
まだまだありますが、本日はここまでとさせていただきます。これ以上、書いていると地球環境?いや、健全なる肉体と精神によくありません。続きは、明日、時間を見つけて綴らせていただきます。気温差のある週末です。風邪などひかないように無理をなさらないでください。いつも元気な皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
✴︎ SUGURU blog、Cachette blog、ReCHECKも更新しております。こちらも、ご覧ください。
⭐︎YouTubeの最新シリーズ、「シン俺を信じろ! BERWICH,INCOTEX etc!」編が公開されています。ぜひ、こちらもご覧ください。
2021.06.17
頭を抱え込んでしまう寸前の私スグル。どうしたかといえば、頭の中を季節がぐるぐる回っているのです。今は梅雨。開ければ、本格的な夏がやってきます。ただ、久しぶりに秋冬モノが詰まった蔵庫/マガジーノ を開ければ、次の季節のことも考え、さらに同時進行しているのは、来春夏のバイイングなんですね。何かをしながら、他のことをすることが苦手な男性。これをシングルタスクといい、一度にいろんなことができるマルチタスクの女性脳とは異なるところです。テレビを見ていて、話しかけられても生返事。「聞いているの?」って怒られることもよくあることで、これは男性脳と女性脳の違い...なんて、言い訳できないのが、仕事の辛さです。なんとか、頭を抱えながら、乗り切るしかありません。
ついに始まったYouTube 新シリーズ「シン俺を信じろ!」。ご覧いただけたでしょうか。今回は来年を見据えながら、夏に快適に穿いていただけるベージュのパンツにスポットを当ててみました。
まずは、ダークオリーブとともにセレクトしたベージュ。【BERWICH/ベルウィッチ】の「SAKE」です。クリームがかった優しい色合いは、今季、初めての展開カラーです。シアサッカーの涼しげで軽快な生地が、このモデルとよく合います。来季は色を変えてバイイングしておりますが、サイズが合われるようなら揃えておかれると良いでしょう。
今回は、白のTシャツ(PHIL PETTER)にブラックのシャツ(BAGUTTA)を合わせましたが、来春夏はペールトーンで円やかなコーディネートが楽しめるはずです。
「SAKE」と人気を二分しているのが、インのツープリーツ、サイドアジャスト付きのベルトレスモデルの「SCOTCH」。優雅なシワを持つリネン素材やストライプ、チェックなどのクラシック柄なら、このモデルとの相性は良いはず。
合わせたアロハシャツ(BAGUTTA)をタックアウトして気楽に穿くこともできますが、インをしてウエストラインを見せれば、プリーツから裾にかけての美しいラインが歩く姿をエレガントに。すれ違う女性が必ずや振り向いてしまう...ことを期待したくなるモデルが「SCOTCH」なんです。
動画には登場しませんでしたが、こちらも是非オススメしたパンツです。
ベルウィッチの生地スワッチに多く提案されているのが、「CANONICO/カノニコ」。多くの有名ブランドに生地を提供しているイタリアを代表する服地メーカーですが、魅力なのは、価格。30,000アンダーでのプライス設定を見逃すわけには行きません。
今季、セレクトの【BERWIVH/ベルウィッチ】の商品は、こちらのブログでご覧になれます。
台襟付きのポロシャツ(FEDELI)にジャケット(TAGLIATORE)を羽織っての登場は、【INCOTEX/インコテックス】の「LOW RISE CARROT FIT」CHINOLINOパンツ。インコテックスを代表するクリーンな夏素材。すっきりフォルムと包みこまれる穿き心地に、控えめな存在でありながら、年々ファンを増やしています。
ノープリーツながらも、程良くゆとりを持たせたテーパードシルエット。いかがでしょう。色違いのネイビーもご用意しておりますので、夏のパンツの充実にお役立てください。インコテックスのご紹介は、こちらのブログでご覧いただけます。
編み地柄のポロニット(PHIL PETTER)との組み合わせがお気に入りのようです。【Borelio/ボレリオ】の「CHAD2」 コットンカルゼ ドローコード付きシャーリングパンツは、入荷のご案内の際にも同じコーディネートでした。
ベージュの他にホワイトもご用意しております。立体的なウネが斜めにクッキリと表れるカルゼ。英国の織物都市、Kerseyで織られたことが由来。シアサッカー のように凹凸感があり、エアリーな生地感と柔らかな肌触りが魅力です。大人のリラックスウエアとして必要なのは、上品さと高級感。オヤジがモテるのに必要な条件を満たしたパンツと言えるでしょう。
最後のコーディネートは、Tシャツ(PHIL PETTER)にストールカーディガン(COMOLI×norlha)を羽織っています。動画の中で「どんな時に着る?女性を口説く時?」の質問に、「リラックスした時に」と否定をしておりましたが、常に女性の目を気にしている私スグル。スーツ姿でもラフなスタイルの時でも臨む気持ちは同じです。60を過ぎた男に必要なのは、金ではありません。清潔感なんです。ただ、多少のお金は必要となりますが...
今季、セレクトの【Borelio/ボレリオ】の商品は、こちらのブログでご覧になれます。
フライングのお客様が続出?すでにスタートした【Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ】のパターンオーダー会。またとない機会です。是非、体の一部となる、自分だけのシャツを手に入れてみてはいかがでしょう。
またまた開けちゃいます !! グローリーガイではスタッフを全面に出し、出る幕のない脇役を演じておりますが、ここ蔵庫/マガジーノ では主役。久しぶりに蔵開きさせていただいき、ご来店される方との接客に気を良くしている私スグルです。だったら、もっと気持ちよく、いやいやご好評につき、6月19日(土)から21日(月)の3日間を今月最後の蔵開きといきます。蔵番は未定と書きましたが、きっと私。ただ、オーナー心と梅雨の空は変わりやすいことだけは、ご理解、ご了承くださいませ。
蔵の中身は、前回と同じ全てが昨年までの秋冬物です。今回、オンラインショップ「SUGURU SHOP」に価格は反映されていませんが、気になられるものがございましたら、何なりと申しつけ下さい。もちろんスタッフにご相談いただければ、決定権を持つ私ですので、即座に解決させていただきます。
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2021.06.17
本日は、タカイからイベントのご案内です。
先日よりご案内をしておりました【Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ】のパターンオーダー会が、6/19(土)より約2週間の日程で、ここGLORY GUYで開催されます。
ブランドについては、これまでのblogでも大いに語ってまいりましたが、改めておさらいです。
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【Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ】は、1953年にマリア・サンタンジェロ女史がイタリア・ナポリで創業したカミチェリア(シャツ屋)。
スペインの王国に統治されていた時代、18世紀ごろのナポリは栄華を極め、技術の高い職人の技が磨かれていったと言われています。シャツ職人もその一つで、上等な生地に針を刺せる職人が多かったとのこと。ただそのナポリでも、現在では、生産から出荷するまでを一貫して行っているファクトリーは、わずか1,2社となってしまっているのが現状です。
そんな中で、祖母の代からシャツ作りに携わり、忠実にその頃の職人のシャツ作りを守っている一人がマリア女史なのです。現在も、その技術を受け継いだ子供たちと約30名の職人と共に、工房には、70才を過ぎてもなおメガネもかけず、大型の機械に頼らず生地をカットする女史の姿があります。
当初はOEMのみの展開でしたが、自身のブランディングを強化し、永い歴史の中で培った確かな技術をベースに、運針の細かさ、ストライプやチェックなどの柄合せ、細部に渡り細やかな仕事は、袖を通したらその着心地は体が忘れないと、世界中に多くの顧客を抱えております。
近年では、職人気質な「真面目でいいシャツ」だけのイメージを払しょくすべく、紙タグや箱、生地選びなど若々しくモダンなイメージを打ち出しております。
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そんな【Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ】からのスペシャルな提案によって、特別な体験をしていただけるのがこのイベントです。
今回はパターンオーダーということで、【Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ】の基準モデルとなるゲージサンプルをベースに、ネック、バスト、ウエスト、着丈、袖丈など、お好みのサイジングを作っていきます。
また、私どもがご用意している既製品では、アームホール・ボタン付け・かんぬき止め・ガゼット付けの4工程を手作業(手縫い)で行っていますが、さらに、ボタンホール縫いを含めた5工程、台襟付け・肩付け・カフス付け・裏前立て縫い(左右)を加えた10工程、そして、身頃/袖の脇縫製・裾縫製・ブランドタグ付けを合わせた13工程を手縫いで行うSUPERラインと、4つのグレードをお選び頂けます。
襟型やカフスは、幅広いラインナップです。襟型は、数十の型数から今回は13型を厳選してご用意。カフスは6種類。もちろん、クレリックも対応可能です。そのほか、ボタン変更やネーム入れもできます。
そして、最も気になるのが生地でしょうか。
ご用意したのは、世界でもトップクラスのシャツ生地メーカーとして名高い1796年に英国で創業した「THOMAS MAISON/トーマス メイソン」と、1822年にスコットランドで創業した「DAVID&JOHN ANDERSON/デビッド&ジョン アンダーソン」です。
フォーマルからカジュアルまで、カテゴリーやプライスに分けられた生地ブックが11冊。1冊に100種類くらいの生地が収められているので、その数は単純計算でも約1000以上に。オーダーの醍醐味であり、ここが一番楽しい時間。大いに迷わせてしまうかもしれませんが、その特別な時間を楽しんでください。
それでは、簡単にオーダーの流れをご覧いただきましょう。
まずは体の採寸です。首回りやバスト、ウエストやヒップ周りなど基本的な採寸を行い、ベースとなるゲージサンプルを選びます。今回は、size:37〜43までのサンプルをご用意しました。その他のサイズについてご希望の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
私の場合、実寸で首回り36cm、バスト94cm、ウエスト79cm。この数値から、size:38のゲージサンプルを選びました。
このゲージサンプルをベースにしながら、肩幅、袖丈、着丈の確認です。バスト・ウエストは細くしたり広げたり、それぞれ±(プラスマイナス)の調整ができます。背の仕様は、くびれを作るダーツスタイルや、肩の可動域を広げるボックスプリーツへの仕様変更もできます。
他にも、細かな仕様変更やオプションをご用意しておりますので、スタッフまで何なりとお申し付けください。
さあ、ここからがお楽しみの時間。襟型、カフス、ボタン、そして生地選びです。
"この生地だからこの襟型かな"や"この襟型に合うのはこの生地かな"など、スタイルやシーンによって、考えれば考えるほど組み合わせは無限に広がります。ご覧のように、机の上が散らかっても構いません(笑)時間の許す限り、ゆっくりとお悩みください。
プライスは、アームホール・ボタン付け・かんぬき止め・ガゼット付けの4工程を手作業で仕上げるラインがベースとなり、37,000円(本体価格)からご用意。納期は通常2ヶ月ですが、今回はイタリアのバカンス期間を挟むこともあり、お渡しまでに3ヶ月程度を見込んでおります。
当日の所用時間は、約一時間ほどを見ていただければ良いでしょうか。もし、お時間のご都合などございましたら、事前にご連絡をいただければ、ご来店後にお待たせしないよう、お時間を開けてお待ちしております。
簡単なご紹介ではございますが、ぜひ、実際にお話をお伺いしながら、この特別な体験を楽しんでいただければ幸いです。ご不明な点や確認したい点などございましたら、お電話やこちらから、スタッフまでお気軽にお問い合わせ下さいませ。皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。
⭐︎YouTubeの最新シリーズ、「シン俺を信じろ! BERWICH,INCOTEX etc!」編が公開されています。ぜひ、こちらもご覧ください。