洋服やよ、大志を抱け!! そしてオンリーワンを目指して上を見よう!!

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 8年前の2013年12月15日、クラーク博士の言葉 「Boys, be ambitious (少年よ、大志を抱け)」を前に結束を誓い合った我ら三人。

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 昨年の1月3日、「ナグラさんのコートが同じだぁ〜」ではなく、初売り前に家康公の成し遂げた天下統一を夢見た、マスヤマとジュニアが加わった我ら5人。まだまだ道半ばですが、全員揃って、今年2021年最後の営業日を迎えております。過去のことをボヤいても仕方がありません。常に前を見ていくばかりです。

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 一人が好きな私スグルの年末のご挨拶です...と思いましたが、まだまだ仕事が残っておりました。

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 今季、購入したBARENA(バレナ)のセットアップスーツの上着を脱いで、羽織ったのは【Stile Latino/スティレ ラティーノ】のショールカラーカーディガン。なんとカシミア・シルクのとろけるような肌触りと温もりのある軽い着心地。一旦、着たら脱ぎたくなくなってしまうほどです。

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 グレイミックスとブルーミックスのメランジは、他には見かけない柄の入り方に個性を感じるニットです。無地のインナーとボトムに羽織るだけで一気に華やかさが増します。

 どうして、今頃の紹介?なんて声も聞こえてきそうなので、内緒ですが、そっとお教えいたします。入荷したのは昨日。エージェントさんより、「いいニットがあるんだけど、どう?」「どこの?」「ラティーノ」「すぐ送って」というのが今回の流れです。価格は120.000円(本体価格)と然もありなんですが、この時期ということもあり3割引でご提案させていただきます。ただ、通販サイトの掲載準備ができていませんので、SUGURU SHOPに上がるのは、年明け3日以降となります。ご了承ください。

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 本日の夕暮れ時よりスタートの"New year holidays Thanks fair"。随時、価格を変更させていただいておりますが、年末の挨拶がてらお買い物に来られる方が多く、少しお時間をいただいております。セールとは違い、極端な割引ではございませんが、私どもが大切にご提案しているアイテムばかりです。一年の感謝と未来に向けての希望を込めたフェアとなります。よろしければ、ご参加いただければ嬉しく思います。

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 カシェートで開催中の"福引き抽選会"。年内は本日30日まで。年明けは、1月3日(水)から7日(金)までとさせていただきます。詳しくは、SUGURU blogにてご案内させていただいております。

 それでは皆様、4日後の1月3日(月)にお会いしましょう。良いお年をお迎えください。

雨の日も雪の日でも、アウトドアでもタウンユーズでも闊歩できるParaboot/パラブーツ「MUCY/ミューシー」。ミッドカットのチロリアンブーツです!!

 明日の朝はどうなることやら...そんなことを心配させる天気予報と夕方から吹き始めた強い北風。風が揺らす窓や風の鳴き声を子守唄にして眠りに落ちた昨夜。朝、起きてみれば雪もなく、青空の広がる冬晴れに一安心です。11月16日以来、休みが取れない私。毎年のことですが、心と体を休めるには特権を利用して、いかに上手くサボるか。あとはお風呂。朝晩の湯船に浸かることで、じっくり足の指と踵から足首へのマッサージ。血流を良くしてやることで、ずいぶんと楽になるのです。なんて、年寄りじみた前置きです。

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 ゆとりのポーズですが、実は寒さに耐えております。これで日差しがなかったら、この写真はなかったはずでしょう。少し前のブログで登場したこともあり、穿いているBERNARD ZINS(ベルナールザンス)のチョークストライプに人気が集まっています。掲載後に注文が入ったり、展示会でも褒められたりすれば、自ずと穿く機会が増えます。

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 トップスを褒められるよりボトムス、いわゆる下半身を褒められる方が嬉しい私スグル。次に狙っているのが、このオートミールのようなライトベージュ。どこのかといえば、Borelio(ボレリオ)。昨年の人気モデルですが、なんとマイサイズ46が一本のみ在庫ありなんです。来年の秋冬のバイイングをしていて、気になる色目でもあるんです。さらに魅力なのが、生地。1884年創業のオーストリアのミル(織物工場)から提案されているファブリックネーム「Leichfried」のローデンクロス。フランネルに似た風合いですが、より打ち込みのしっかりしたハリコシのある生地で保温性にも優れます。こちらからご覧になれます。

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 ご案内した際の写真です。三年前に初めてご提案させていただいた際には、太すぎるなんて声の多かったモデル「DANNO」。程よい抜け感と上品さが相まった注目のパンツです。いやはや、後一本のことで力が入ってしまいました。

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 本日のご案内は、この素敵なブーツ。【Paraboot/パラブーツ】から今季初登場となる「MUCY/ミューシー」。定番「MICHAEL/ミカエル」の顔立ちをしたチロリアンブーツです。サイズが揃ってからのご案内と待っているうちに、こんな季節になってしまいました。

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 アッパーはオイルヌバック。皮の表側である銀面をサンドペーパーなどでやすりがけして毛羽立たせる加工法です。オイルを染み込ませることで独特な風合いを引き出し、防水性を高める効果があります。牡鹿の皮を使う「バックスキン」とは別物です。ソールはグリップ力のあるMARCHE/マルシェ。登山靴に代表されるノルヴェイジャンウェルテッド製法を採用と堅牢な作りながらもミッドカットなデザインが、フレンチテースト溢れる都会的な顔を見せるのが【Paraboot/パラブーツ】の魅力と言えるでしょう。

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 コーディネートしてみました。これからの気温に合わせて、羽織ったのは、このダウンジャケットなら雪の中を転げ回ってもへっちゃら?かものMANIFATTURA CECCARELLIの「FISHERMAN PARKA」。インはSettefili Cashmereのケーブル編みタートルネックセーター。パンツはフランスで繋げたBERNARD ZINSのツーインプリーツモデル「V3」。私の穿いている「BAC」より細身のシルエットです。少し前までグローリーガイに置いてあったPYRENEXを使えば、ニット以外はフランスでした。

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 少し欲張って、カシェートのセレクトからコーディネートです。羽織ったのは、当初、グローリーガイでの展開を予定していたTWC(ティー ダブリュー シー)の「バルカラーコート」。こちらも初登場となります。展示会で担当の方が、セレクトした後、「これ、買おうかな」発言。だったら、私物化はできないなと諦めたは、彼が業界の先輩でもあり、遊び仲間だからです。同じコートを着て街を歩くのは、やはり危険。どういう関係ですか?なんて聞かれるのも嫌ですしね。合わせたニットはJOHN SMEDLEY、パンツはCORDINGS。どちらも未公開です。

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 サイズ感については、ややタイト。クロケット&ジョーンズで7〜7.5、ボードインアンドランジで41、スプリングコートなどのスニーカーで41を履く私がサイズ7.5でジャストになります。

MODEL:「MUCY」チロリアンミッドカットブーツ
SIZE:6.5・7・7.5・8
COLOR:ダークブラウン(MARRON)
MATERIAL:牛革/ラバー(MARCHE)
PRICE:¥70,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 ところで、ジュニア。流石に若い。バイイングに同行しながらも、準備していたのは、"英国の老舗ブランドフェア"。今週の日曜日まで開催させていただいていた"英国ファッションフェア"の第二弾となります。いつもながら見応えのある品揃えで、昔のメンズショップのような空間が出来上がりました。詳しくは、SUGURU blogをご覧ください。

ペアルック、いやセットアップのお勧めです!!

 三週連続の東京出張ですが、ようやく冬の景色に変わった都会の風景。駅で電車を待つ人やクリスマスに彩られた街で買い物を楽しまれている多くの人たちががコートやダウンの冬装束です。歩道にも移動中の電車にも人が溢れ、昨年とは違う日常を取り戻しつつあるような、そんな見慣れた都会の12月。あと半月で2021年が終わります。明るい未来を期待しながら、来年の秋冬のバイイングをしております。

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 本日よりモデルが、この方に替わりました。歳は私より少し上、洋服歴は長く、私どもとのお付き合いも31年。ちょうど私が独立した当初から、ご贔屓にしていただいているA様。颯爽とモデル立ちです。着ていただいているのは【monção/モンサオ】のセットアップです。

 ポルトガル語で"季節風"を意味する【monção/モンサオ】。長年PRADAでデザインに携わっていた2人が立ち上げた、シャツを中心としたブランドだけにナポリのカミチェリアとは、全く趣が異なります。独特な審美眼と繊細な技術による美しくモダンなシャツは、私たちの品揃えに新しい風を吹き込んでくれました。

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 ブランドの背景に納得するだけではセレクトはしませんが、この素材を見たとき、あまりの上質さに目が輝いたのです。よく冬の代表的なコートに使われるメルトン生地。厚手で滑らかな手触りを持つフェルト生地ですが、コートに使われる生地ほど厚みはなく、特徴的なのは、しなやかで美しい光沢。素材表記を見れば、ウール83%にモヘア17%。このモヘアって、なに?と意外と知らない方も多いのではないでしょうか。実はアンゴラヤギの毛で、生糸のような光沢を持ち、コシのあるのが特徴です。毛足が長いため、混率を上げてしまうと抜けやすいので、このウールとの混合率がちょうどいいのです。

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 A様が絶賛したのは、シャツだけではなく、パンツ。丸みのあるフォルムながらも、スッキリしたラインを描きます。

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 なんせ、ご案内したのが、8月14日のブログ。お盆の暑い盛りでのご案内で、毎日、ブログをチェックしていただいているA様でも気が付かれなかったようです。軽い気持ちでお勧めし、羽織っていただいたら、自らパンツを持って試着室に入っていかれました。ありがとうございます。

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 セットアップ以外に、スキニーやスリムパンツにも合います。が、それは若者に任せ、我々?オトナは Borelio(ボレリオ)などの緩めのシルエットを持つパンツにさらりと羽織りたいものです。

 やはり、モデルの座は譲れません。ジャストシーズンでのコーディネートを近日中にご紹介しようかと思っております。ご期待ください。

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 これもセットアップ?確かにそうですが、くつろぎすぎです。念のために、eleventy(イレブンティ)のものとだけご説明して通り過ぎましょう。

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 セットアップでお勧めしたいのが、こちら【BARENA/バレナ】のウールジャージ オーバーシャツと共地のシャーリングパンツ。ファブリックファーストの精神を大切に、まずは興味深い素材を探すことから始めて、見つけた生地に基づいてデザインを作成。多くの場合、現在、豊富なブランドアーカイブの20世紀初頭のオリジナルパターンを使用して、各コレクションをゼロから構築しているのです。パンツの入荷が遅れてしまい、同時にご案内できなかったことが悔やまれます。サイズ46と48はセットアップでご用意することができますので、揃えてみてはいかがでしょう。

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 駆け足の東京出張。イルミネーションの写真を撮り忘れておりました。こちらでお許し下さい。

 ギフトシーズンです。本日、レディースのカシェートブログに女性に人気のJohnstons of Elgin(ジョンストンズ)のリストウォーマーをご紹介しております。何を贈ろうか迷われている諸兄にお勧めです。自分用として、或いは、さりげなくお揃いにしたいなら、SUGURU blogをご覧ください。

ZANONE/ザノーネのドルチェヴィータの魅力を語りながら、ご提案するのは着丈の長さです!!

 スタッフが掃除しているのは、風に舞い落とされた枯れ葉。昨夜遅くから吹き出した強い風のせいです。初冬にみる美しい風景と、そのままにしておいてもいいのですが、枯れ葉に足を滑らせてはいけません。木々に囲まれたカシェートの朝の光景です。グローリーガイに戻れば、昨日で終了した無印良品の改装店じまいセールのおかげで、ようやく静けさが戻ってきました。これで落ち着いて商いができるというのが、本音です。

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 本日は、この出で立ちから。今季、着るのが2回目となったのが、ZANONE(ザノーネ)のドルチェヴィータ。ミドルゲージのタートルネックです。JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)と並んで、取り扱いが最も長いブランドです。着ているのは、扱い始めた頃のものですので、15年ほど経っています。未だにほつれることなく、毛玉もほとんどできておらず、まるで新品のようと言っても過言でないほど良好な状態です。代理店の担当者に、ザノーネは他のブランドと比べて、小さめだからと勧めてくれたサイズは48。その後、ネイビーの出番は多いのと、タイトフィットが流行ったこともあり、同じ色でサイズ46を購入しましたが、ここ数年着るのはもっぱら古い方なんです。

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 さぁ、明日から出張です。いつもなら、ミドルゲージが活躍するのは、年明けの展示会から。ただ明日の東京の気温を見ていると、最高気温が7度とかなり低い。何を着て行こうかと考えながら、選んだのが、TAGLIATORE(タリアトーレ)のボアPコートです。表面に毛羽のないコットンのような表情を持つザノーネのニットと、このほっこりとした温かみのあるボアがいいコンビなるのです。軽さも魅力です。

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 色違いのグレイで合わせたインはブラック。合わせ方の異なるネイビーとブラック。この2色は、まず押さえておきたいものです。

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 ここ岡崎も車社会。よく見かけるスタイルは、ナイロンのフーデットブルゾン(ほとんど黒)にブラックデニムかジャージパンツ、足元にスニーカーでしょうか。ブランドは違えど、だいたい似寄りなスポーティースタイル。私も休みにマッサージに行く際によく着ます。でも、買い物や食事に出かける際は、少し長め丈のコートに。同じコーディネートでも随分と雰囲気が変わり、お店側の対応や、すれ違う女性の目も柔らかくなるはずです。

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 ネイビー、ブラックが揃ったら、優しいグレージュが気になります。同じザノーネの立ち襟型カーディガン「CHIOTO」でも人気の色目です。対抗馬を探すとすれば、MAURO OTTAVIANI(マウロ・オッタヴィアーニ)のドルチェヴィータでしょうか。羽織ったコートは、T-JACKET(ティージャケット)のボア生地チェスターコート。軽快さと可愛さが魅力の軽量コートです。軽快で愛らしいといえば、

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 初の展開ながら、店頭で人気のマウレル社によるニットブランドです。同素材のクルーネックは完売。こちらも残すところ48のみ。カシミアブレンドの優しい着心地の甘い生活にふさわしいニットです。

 忘れていました。羽織ったコートは、T-JACKET(ティージャケット)のボア生地チェスターコート。軽快さと可愛さが魅力の軽量コートです。軽くて愛らしいといえば、こちらの

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 カウチン柄ボアジャケットですが、欲張ってはいけません。今日のテーマとかけ離れてしまいます。

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 提案色としてセレクトしたボトルグリーン。もともとグローリーガイのイメージカラー。個人的にも今季、手に入れたい色目です。

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 この色目を気にしているのは、私だけではありません。上の写真は、彼が提案させていただいている"あのコーディネートをもう一度"の「Re CHECK」。ここにも登場しておりました。写真はありませんが、現在、正面入り口すぐのディスプレイにも飾ってありました。先に購入されないようにツバはつけませんが、このブログで牽制しておきましょう。

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 グリーンは苦手という方には、こちらのグレイとブラウンはいかがでしょう。昨年のセレクトですが、なぜか48のみが未だ手元にあります。数を積みすぎたせいもあるのですが...サイズが合われるようでしたら、ぜひお勧めします。

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 ブラウンに関しては、こちらの方が現物に近い色目になります。

 店内にある二台のエアコンを稼働です。店内は寒がりな私とマスヤマ。お互い寒そうな顔で皆さんのご来店を待っています。ナグラさんは、現在、カシェート販売員。タカイちゃん、彼は休み。今頃、温かい鍋でもつついているのではないでしょうか。気温の変化はいつにも増して激しい今年の冬、体調管理には十分注意しましょう。

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 今からが本番のダウンフェア。ただ、PYRENEX(ピレネックス )は古巣カシェートに戻ります。尚、メンズとレディースを分けて展開している【SAVE THE DUCK/セイブ・ザ・ダック】につきましては、現在、どちらもグローリーガイでご覧いただけます。紛らわしくて申し訳ございません。

ミリタリーコートもクラシックなコートも脱いで魅せるのは、ホワイト+エクリュの甘くて清潔感のあるオトコの色気です!!

 ここ竜美丘ガーデンプレイスにオープンした"5 FACTORY"。午前中、撮影を終えた足でジュニアと見学?いや買い物に行ってきました。かつてのユニクロさんとは全くコンセプトの違う、趣味性の強い店内。特にガーデニングやリノベーション用品の品揃えに面白さがあります。ちょうど探していたものが見つかり、購入です。

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 レジでいただいた記念品が、こちらの軍手。かつて叔父が繊維工場を経営しており、海外のものに負けじと高品質の軍手を全国に卸していただけに、何かの縁?は、大げさな言い方でした。迫力のある建物ですが、店内は繊細なものが多い"5 FACTORY"。是非みなさんものぞいてみてください。もしかすれば、明日の中日新聞の三河版か県内版に店内の様子とともに私たち親子が登場するかもしれません。

 本日のテーマです。"コートの中は、白のシャツとニットがお勧め" 今、個人的に気にしている二つのコートを使って、ご提案していきます。

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 まずは、HERNO(ヘルノ)のオフセットオーバーコート。ブログではタカイがご案内しておりますが、展示会で一目惚れしたコートなんです。アクティブなモデルが多い中、ヘルノらしいコートです。ヘルノに期待しているのは、ダウンもいいけど、こんなクラシックにモダンさを加味したコレクションなんです。合わせたパンツもまさにモダンクラシックなチェック柄パンツ。ベルギー発のBorelio(ボレリオ)のものです。靴はParaboot(パラブーツ)の「AVIGNON」スウェード Uチップシューズ。ニュートラルな色目が魅力です。

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 上着を脱いだ際、「後光がさしているような眩しい人」なんて言われてみたいものです。言われないかもしれませんが、それに近い優しい印象を与えるのが、

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 ZANONE(ザノーネ)のアルパカ・ナイロン ラウンドネックセーターです。スノウホワイトの色合いとエアリーな素材の柔らかさが、柔らかで優しい印象を与えるはずです。

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 ミリタリー調のコートで男らしさを演出しても、自然と優しさが滲み出るのが、HERNO(ヘルノ)。レディースで人気があるからでしょうか。ならば、いっそさらにマフラーでフェミニンさを味付け。巻いたのは、JOHNSTONS OF ELGIN(ジョンストンズ)のカシミアマフラー。実は、このチェック柄の「Hessian Dress Stewart」。大判でカミさんが持っており、さりげなくペアルック...

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 靴以外はモノトーンでまとめたシックなコーディネートです。使ったコートはTAGLIATORE(タリアトーレ)のグレンチェック柄シングルベルテッドコート。気温に合わせて対応できたり、オンオフの表情が作りやすいベルト付きです。合わせたパンツはINCOTEX(インコテックス)のサキソニーグレイ無地シャーリングパンツ。控えめながらも美しいシルエットで存在感を示します。

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 ZANONE(ザノーネ)のスノウホワイトに比べてエクリュがかったアイボリーホワイト。今年はVネックが欲しいとDrumohr(ドルモア)の展示会で真っ先に選んだカシミアのVネックニットです。白のB.Dシャツとの組み合わせは、この上にバラクータのG9を羽織ったスティーブ・マックイーンに魅せられてのことです。ところで、どこの白のシャツかの説明がまだでしたね。本家ブルックスブラザーズを凌ぐ北イタリア・ヴィチェンツァのGUY ROVER(ギ・ローバー)のものです。着ているのは、私物。撮影のために着てきたら、お馴染みさんの目にも止まり、ご購入されて行かれました。確か、その方も白のニットを着ておられたかと。多分、彼もスティーブ・マックイーンに憧れていたりして...

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 コートを脱ぐまでは、クールな男でありたいと巻いたマフラーもモノトーン。PIACENZA(ピアチェンツァ)のシルクカシミア ダブルフェイス無地マフラーを選びました。いい車に乗っていても、降りてきた時の服装にがっかりすることってありませんか。化粧をとったらとか、マスクを外したらなんて...いやいや、口は災いの元です。要するにコートを脱いだ時こそが肝心なんです。脱いだ時にその人となりが分かるは言い過ぎかもしれません。でも、コートを着ているより、脱いでいる時間を少しでも長く保ちたいのが、男の助平心、いや本音でしょうか。

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 本日、レディースのカシェートブログにもホワイトとエクリュのコーディネートが見つかりました。撮影は少し前ですので、示し合わせた訳ではありませんが、良いタイミングです。よろしければ、覗いてみてください。

GLORY GUY

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