2014年秋冬展示会報告です!

 「相変わらず、学ばないわねぇ」とは、家内の言葉。朝が余りにも寒かった(マイナス1度)ので、昨年購入したクルチアーニのタートルネックに、ヘルノのダウンを着て出掛けた東京出張。岡崎のある三河地方と比べて、東京は暖かく、特に昨日は春の日差しに気温も上昇。電車や建物の中の暖房の暑さに閉口です。昨年、12月に行われたプレコレクションの時期にも、帰ってから、着ていくものを間違えた! なんて、愚痴をこぼしたばかりなのに…。

 今週からから来月にかけて行われる2014年秋冬のメインコレクションがスタートです。日程が合わずに諦めたイタリア出張。行けなかった分、じっくり日本でのセレクトです。BOGLIOLI(ボリオリ)を皮切りに4件のブランドを見てきました。早速、ご報告させていただきます。

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 テーマ別、カラー別に陳列されたサンプルの数々。ネイビーやグレイのベーシックカラーの中に、ベリー系やグリーンの深みのある色合いが目に付きます。ディスプレイしてあるVespaのボディカラーを見ても分かりますね。

 今回の展示会で最も気になるのが価格。当然、値上がりするのは覚悟の上ですが、それぞれエージェントの皆さんの努力が所々に垣間見ることができます。

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 見るからに良質なコットンのシングルコートは、139000円から128000円に変更されていました。

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 一目惚れした大柄のチェックジャケットは、125000円+税。

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 ダブルのチェスターコートも、この価格です。中には、価格が合わず、断念した物もありますが、いつも以上に物と価格のバランスを意識することで、まずまずのセレクトになったんではないでしょうか、と自画自賛です。

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 three dots(スリードッツ)は、定番のカットソーに加え、今季大人気のショールカラーカーディガンの「Kenny」をセレクト。衿元と肩の部分にマイナーチェンジが施されて、2000円UPの30000円+税です。

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 WOOLRICH(ウールリッチ)のアークティックパーカは定番のネイビーと新色のブルーを追加。価格は90000円から98000円と1割ほどの値上がりです。この価格に抑えれたのは、まずは、良しと考えないといけませんね。ただ今季より展開のロロ・ピアーナのレインシステムは、次回展開するとなると20万を超えてしまうということで、キャンセルになってしまったようです。その代わり、展示会中に届いた大人顔のニューモデルをセレクト。価格は未定です。

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 久しぶりに懐かしい顔が登場です。しばらく休んでいたCANADA GOOSE(カナダグース)を検討中です。暫く見ないうちに、シルエットもモダナイズされていました。写真の2型は、どちらも来期のニューモデルです。

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 自分用にもちゃっかりと仕入れしてきました。愛犬シェリーの冬の散歩用として愛用しているモンティンのフーデットパーカブルゾン。もう既に10年以上が経過です。そろそろ新しい物をと探したモデルが、上の写真なんです。もちろん店頭分も仕入れるつもりですから、安心?してください。

 本日は、展示会報告になりましたが、明日からまた新着情報をお伝えします。ご期待ください。

 

 

元祖英国ニットブランド Drumohr / ドルモアはイタリアで開花!

 今日の札幌の気温は、最高でも-1℃。そして雪マークです。北海道らしいと言えば、そうなんでしょうが、実際には凍えてしまう寒さ。私たちが滞在した時に感じた空気や見た風景も、ほんの少しの差で変わってしまっているはずです。旅行前から始めた軽いジョッキング。今朝も愛犬シェリーを連れて、寒さに負けない体つくりの為、走っております。

 寒さが厳しくなればなるほど、需要が増えるニット。ハイゲージからローゲージまで、様々なデザインやカラーで心と体をホットにしてくれるニットは、冬には不可欠なアイテムです。ハイゲージに特化したJOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)やエアージャンパーのSCAGLIONE(スカリオーネ)、「KYOTO」に代表されるZANONE(ザノーネ)。また昨年に比べるてバリエーションを増やしたALTEA(アルテア)や今季より仲間入りしたCruciani(クルチアーニ)。どれもが主張しすぎないシンプルなデザインで私たちを楽しませてくれます。そして忘れてはならないニットブランドがDrumohr(ドルモア)。2014年秋冬プレコレクションの内容と共に、今季のお勧めをご紹介いたします。

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 昨日ご紹介させていただいたEMMETI(エンメティ)のムートンダウンの色違い、グレイのインに着ているのが、【Drumohr/ドルモア】。ジーロンラムの軽いタッチのケーブル編みタートルネックです。2色の糸で編まれるケーブル編みは、表情豊かです。

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 インナーにシャツを着て、衿のチラ見せも技ありの一つですね。寒い日には重ね着したくなります。

 モデルは身長175cm、体重63k、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

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 こちらのパーカー衿プルオーバーニットも今季お勧めです。グレイ、インディゴブルー、ブラウンの3色で、人気順で書き並べましたが、個人的にはデニムやシャンブレーシャツとの相性が良いブラウンが、一押しなんです。カシミア混の柔らかな肌触りは、カット&ソーの上にパーカーのように着てもいいでしょうね。衿元のまとまりが非常に良く、個性的で素敵なニットです。

 モデルは身長175cm、体重63k、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

 そして2014年秋冬プレコレクションでは、

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 と、こんな感じでしょうか。他にもセレクトしておりますので、ご期待ください。





 
 


 

 

素敵な出会いに感謝です!2014年秋冬プレコレクション【TAGLIATORE/タリアトーレ】の巻

 SUGURU BLOGは、6月の海外出張も途中、8月のイタリアンレストランでのミニパーティーの報告もせずにと、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。気が付けば、今年も月めくりのカレンダーは、残すところ2枚。本当に月日の流れの早さを感じます。今回の展示会報告は、本来、SUGURU BLOGに掲載するつもりでしたが、より多くの方に読んでいただきたく、敢えてNEWSでご報告させていただきます。

 昨日ご紹介させていただいたHERNO/ヘルノのダウンピーコートの撮影を終えて向かったのは、2014年秋冬プレコレクション。まずは、今季最も注目度の高いTAGLIATORE/タリアトーレ。いくら海外で話題になったとしても日本では受け入れられないブランドも数多くある中、ここの物は名前を知らなくても、見て羽織って納得される方の多いこと。柄行の良さはもちろんですが、着心地とシルエットの美しさにフィッティングルーム前の鏡に映った自分の姿に、しばし酔いしれてしまいます。次の春夏ももちろん力を入れているブランドですが、秋冬は更にTAGLIATORE/タリアトーレの世界が広がりそうです。

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 エージェントのトレメッツォさんを訪れると、なにやら賑やかそうです。

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 ショールームには、大きなテーブルが3つあります。奥のテーブルで撮影をしているのは、雑誌LEONの編集スタッフの方々。モデルは、もちろんTAGLIATORE/タリアトーレのオーナー兼デザイナーのピーノ・レラリオ氏。その隣のテーブルには、ビームスのバイヤーさんたちの姿もあります。

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 コレクションの前でも撮影。ポーズの取り方も様になっています。見習わないといけません。

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 ビームスの方々も撮影。最近、中村さんとは展示会場でよく会いますが、会釈する程度です。一度、ゆっくり話をしてみたいものです。

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 そして、私も。昨年、ス・ミズーラしたCARUSO/カルーゾのジャケットを(慌てて)脱いで、TAGLIATORE/タリアトーレのサンプルの中で、一番のお気に入りを羽織っての撮影です。オーラのせいでしょうか。とても大きな方だと思っていましたが、意外と小柄な方です。イタリア人は顔が小さく、私の顔の長さが強調されます。ただ、頭の方だけに、どうやら共通点があるようですね。笑顔の絶えないイタリア人らしいピーノ氏でした。

 6時頃まで仕事をしていると、外出から戻られたピーノ氏から、「遅くまで仕事するね。いい仕事、できた?」なんてイタリア語で声をかけてくれました。イタリア語が分からない私は、通訳された後、「Good Job」。でも、これはYesの意味ではないんですね。ピーノ氏に対して、素敵なプレコレクションの内容に敬意を込めての言葉です。Good job いい仕事してますね。そう、私も本日、いいコレクションに出会えて、いい仕事をさせていただきました。トレメッツォさん、ピーノ氏、いつもありがとうございます。

 

 

 

 

GLORY GUY

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