2016.07.30
外に出れば、鳴き響く蝉の声と茹だるような暑さに思わず後ずさりしてしまいそうな...。そう、夏本番です。ここ暫くは、この騒音と暑さに慣れていかなければなりません。温度計が40度近くを示す車内。「えいっ」と上着を着たまま乗り込むのを、いつまで我慢できるのか。毎年迎える我慢大会の幕開けです。
まだまだ夏物中心の売り場に、少しずつですが秋の新作が入り込んできました。本日は、春夏物の横に並べても違和感のないアイテム、レザーをご紹介します。
ダブルライダースなのに無骨さが皆無。シングルライダースより華やかで洗練された美しさ。どこのブランドかと言えば、【Radice/ラディーチェ】。Made in Italyに拘った至高のレザーブランドです。
吸い付くような滑らかな質感は、最高級のラムスキンならでは。優れているのは素材だけではありません。繊細かつ計算しつくされたパターン設計は、まるで自身の皮膚のように体に馴染み、タイトながら動きの邪魔をすることはありません。レザーアイテムのセレクトは控えめにの声を忘れてしまうほど、心ときめいたライダース。1色だけにしてしまったことを後悔してしまうほどの出来栄えです。
色合いは、蛍光灯、スポット、そして自然光など、環境によって微妙に異なります。蛍光灯の下ではややオリーブがかって見え、自然光であれば、シナモンのようなライトブラウンに。なんとも優しく柔らか色・風合いに思わず、頬ずりしたくなるような...そんな魅惑的なレザーに仕上がっています。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
コーディネートで合わせたカットソーはTHREE DOTS(未公開)、パンツはPT01、靴はParabootです。
MODEL: ラムナッパレザーダブルライダースジャケット
SIZE:44 ・46 ・48 ・50
COLOR:シナモン
MATERIAL:羊皮
PRICE:¥185,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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2016.05.11
春夏物の入荷が一段落した頃、新たに始まるのが来シーズンのバイイング。今回のバイイングの対象は秋冬物ではなく、2017年の春夏物です。
ご存知、イタリア・フィレンツェで6月に開催されるPITTI IMMAGINE UOMOを前に、各エージェントさんからプレコレクションのご招待を頂いております。昨日から本格的にスタートし、これから毎週のように東京へ出向いて、各ブランドを回っていきます。その模様は、随時ご紹介して参りますので、そちらもお楽しみ下さい。
定休日を挟んで、本日もタカイが【TRAMONTANO/トラモンターノ】をご紹介していきます。
格好は決まっているけれど、バッグが決まらずコーディネートが台無しになってしまったり、合うバッグが手持ちになかったり、意外に難しいバッグ選び。バッグ好きが多い女性であればいざ知らず、購入計画の順位が下になってしまいがちなバッグは、どうしてもバリエーションが乏しくなってしまいます。
汎用性が広くて、何でも合わせることができるバッグがいいなぁ〜なんて欲張っていると、なかなか見つからないですね。
なかなか見つからないのは、薄マチでペラッとしているから、と言う訳ではありませんが、ひっそりと店頭の片隅に置いてあったこんな良いバッグがあります。今まで良いバッグに出合う事がなかった方には、ぜひお勧めです。
クローム鞣しを施したシュリンクレザーのように、表面にはシボがあり、丈夫でキズがつきにくく、汚れも落としやすいのが特徴。色移りもほとんどなく、表情の変化が少ないので、毎日の通勤や普段使いでヘビーローテが可能です。さらに、使い始めから既に柔らかく、すぐに馴染むので愛着も湧いてきます。
すっきりシャープなトートバッグは、ジャケットスタイルにも決まり、シュリンクレザーは、キャンバス地にはない大人の熟れ感を演出してくれます。
スタイル・オケージョン・天候...などなど、色んな場面で欲張って下さい。
カラーは、ベージュ(DESERT)・ブラウンカーキ(KIWI)・ブラック(NERO)の3色展開。革に鞣しが施されていて、それぞれに色ムラや風合いがあって、良い風合いに仕上がっています。
ぐるぐる巻きにして上部のストラップで留めれば、コンパクトに収納することができます。旅行の際、バッグの中に忍ばせておくのに便利な機能です。カモフラ柄をご紹介した際にご案内し忘れていましたので、ご案内を追加しております。巻き戻してご覧ください。
MODEL:「1554」レザー薄マチトートバッグ
SIZE:縦39×横33×マチ2.5㎝
COLOR:ベージュ(DESERT)・ブラウンカーキ(KIWI)・ブラック(NERO)
MATERIAL:牛革
PRICE:¥40,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
フォーマルな場面でも使えるブラックのミニクラッチバッグ。
いわゆるセカンドバッグと呼ばれ、お洒落とは切り離された存在とされてきたものを、クラッチバッグとしてファッションアイテムに昇華させた先駆けでもある【TRAMONTANO/トラモンターノ】。
その黎明期より、永く定番として展開し続けているクロコ型押しのミニクラッチバッグ。もう、何度となく追加でオーダーしてきましたが、今季は、手持ちがしやすくなったストラップ付きでご用意です。
【TRAMONTANO/トラモンターノ】の型押しレザーには、他のブランドにはない重厚感と高級感があります。ウロコの立体感や革の厚み、持った時の感触は、他にない特別さを感じて頂けるでしょう。
ライニングにも牛革を使った、贅沢な仕上がりです。
MODEL:「1450」クロコ型押しミニクラッチバッグ
SIZE:縦16.5×横30×マチ4.5㎝
COLOR:ブラック(NERO)
MATERIAL:牛革
PRICE:¥26,000(本体価格)+税
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尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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「開催中」になっておりますが、これからです。5月21(土)・22(日)の2日間に亘って開催される【Paraboot/パラブーツ】のトランクショー。
前回はマガジーノでしたが、今回はグローリーガイが会場です。新作を含め、春夏、秋冬のコレクションが勢ぞろい。普段では見ることのできないParabootの世界をご堪能ください。
当日、ご覧になりたいアイテムや、お探しのモデルやデザインなどございましたら、実際にご覧頂けるよう手配致しますので、ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
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SUGURU blog アップしました!!
是非ごご覧下さい。
2016.04.13
「同じ事をやっていたから負けた」とは、体操の白井選手の言葉。
2013年の世界選手権の"床"で金メダルを獲得し、連覇を期待されて臨んだ2014年大会、2位に破れた時の敗因をこう考えていたそうです。
金メダルを獲得した時と同じ演技構成で、大きなミスもなくこなした演技でしたが、結果は1位と僅差の2位。「失敗しないのが当たり前」、「どうせできてしまう」という慢心と、同じ内容で1年間やってきたが故に、向上心や目標を見失っていたと言います。
ただ、白井選手はその負けから多くを学び、むしろ、負けて良かったとも言い切っています。
その後の活躍はご存知の通りで、2015年大会では再び世界王者に返り咲き、最高難度の新技、H難度の「シライ3」を完成させるなど進化は止まりません。弱冠19歳にして、この自己分析力。リオオリンピックに向けてとても頼もしく、その後の東京オリンピックでは、エースとしての活躍を期待しています。
そして、1976年にイタリアのヴィツェンツァで創業した【ZANELLATO/ザネラート】。こちらは創業から40年を迎え、現デザイナー兼CEOのフランコ・ザネラート氏のもと、これまでの快進撃に慢心は一切無く、現状に甘んじる事なく新たな進化を続けています。
斬新なデザインに、驚きと不安を抱えたままスタートしたファーストシーズンから数年が経ち、今ではすっかり、世界中にファンを持つ定番アイテムとして定着した「POSTINA」。シーズン毎に様々な素材や生地を展開したり、レディースサイズとして誕生した「M」サイズに加え、今季から登場した「M+」は、多くの【ZANELLATO/ザネラート】ファンからの要望に応えるかたちで生まれた、待望の新作です。
今までの「L」サイズは、実物を前にすると意外に大きくて、体とバッグとのバランスが合わないという理由でご購入を断念される方が多くいらっしゃいました。新作の「M+」は、今までご案内していた「L」サイズを一回り小さくした事で、その問題が解消されたという訳です。
今季オーダーしたのは2型。まずご紹介するのは、ド定番のマルカプントレザー。繊細なレザーは、気品と男らしさを併せ持った人気定番です。カラーは、ブラックと茶がかったグレーのトープをオーダーしています。
サイズが小振りになった事で、スタイリッシュなジャケットスタイルも好バランスに。普段使いにも大袈裟な大きさではなく、ON/OFFで合わせることができる精悍な顔立ちです。
肩掛けでの収まり具合も良く、体とのサイズバランスに違和感は全くありません。柔らかなマルカプントレザーは、よく体に馴染み、フィット感をより良いものにしてくれます。
ブラック(NERO)で合わせたジャケットはTAGLIATORE、ジレもTAGLIATORE、シャツはBARBA「CULTO」、タイはLUIGI BORRELLI、パンツはPT01、靴はParaboot、コートはHERNOです。
トープ(TAUPE)に合わせたニットはCruciani、パンツはJACOB COHEN、靴はFERRANTEです。
普段使いでは十分すぎる程の収納力。タブレット型のPC(iPad miniを使用)や、A4型の書類やファイルなどは、余裕を持って収まります。マチは大きく取っているので、いろいろな荷物を沢山詰め込むことができます。
MODEL:「POSTINA M+」マルカプントレザーポストマンバッグ
SIZE:横38×マチ17×高さ24㎝
COLOR:ブラック(NERO)・トープ(TAUPE)
MATERIAL:牛革
PRICE:¥78,000(本体価格)+税
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こちらは、郵便スタンプの消印に使われる波型の模様をモチーフにしたブランディン。コットンに塩化ビニルを掛け合わせコーティングした素材は、強度があって軽く、色移りの心配もありません。
【ZANELLATO/ザネラート】を象徴するデザインとして登場。持ち手とショルダーベルトの色を切り替える事で、この時季に持つバッグとして嬉しい、軽快でカジュアルな面持ちを表現しています。
カラーは、ラテン語で鉄を意味するFERROと呼ばれるグレイと、昨シーズンも展開していたブラック(NERO)の2色展開です。
グレー(FERRO)で合わせたニットはDREW&CO.、パンツはPT05、靴はDOUCAL'S。トープに合わせたジャケットはTAGLIATORE、パンツはINCOTEX、靴はFERRANTEです。
こちらは昨シーズン展開していた「L」サイズ。大きさの違いは、「L」サイズをご案内しているこちらのblogと比較してみて下さい。
MODEL:「POSTINA M+」ブランディンポストマンバッグ
SIZE:横38×マチ17×高さ24㎝
COLOR:グレイ(FERRO)・ブラック(NERO)
MATERIAL:コットン×塩化ビニル
PRICE:¥78,000(本体価格)+税
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☆SUGURU blog☆
本日、SUGURU blogでイベントのご案内をしております。ぜひ、こちらからご覧下さい。
2016.04.06
レザー好きです。クローゼットのハンガーの大半を占めているのは、ジャケット。その横にスーツ以上に多いのが、レザーのブルゾンやコート。隙間なく掛けられ、特に出番の多いこの時期、クローゼット部屋の入り口に我が物顔で陣取っております。そんな大好きなレザー。仕入れにも力が入りますが、今季はぐっと我慢。EMMETI(エンメティ)以外は仕入れまいと心に誓って臨んだ展示会...が、しかし「もう限界、我慢できない!!」なんては大袈裟ですが、ワンブランド、それも1型のみオーダーをしてしまいました。
心を揺さぶったブランドとは、イタリア、ヴェネト州ヴィチェンツァの【MARCO REARDI/マルコ レアルディ】。現在、ルイヴィトンやボッテガヴェネタ、そしてマルニと、錚々たるブランドの生産を請け負っているレザーファクトリーです。そんな実力あるファクトリーが、今季より投入するオリジナルブランドが、【MARCO REARDI/マルコ レアルディ】。見逃せません!!
このクラスのレザーになれば、コーディネートを飾る必要がありません。ごくごくシンプルに着こなしても、醸し出すオーラは半端ないのです。合わせたのは、JOHN SMEDLEYの半袖ハイネックにPT05のカラーデニム、足元は未公開のdiadora HERITAGEです。
ラムナッパは、ふんわりとした柔らかな表情です。高級感のある質感にうっとり。10年後、いや20年後も楽しみなレザーブルゾンになりそうです。
コットン・ナイロンの裏地はストレッチの効いた、シルクのような美しさ。左内ポケットはスナップボタン、右はジップ付きのポケットが装備されています。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ44をややタイトに着用しております。
MODEL:「DIMER-TACK」 ラムナッパレザーブルゾン
SIZE:44 ・ 46 ・ 48
COLOR:ブラック
MATERIAL:羊革 裏地:コットン72% ナイロン24% ポリウレタン4%
PRICE:¥190,000(本体価格)+税
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2016.03.30
GLORY GUYが、この3月で26周年を迎えたことは、以前のblogでもご案内させて頂きましたが、スグルが掲げた「GLORY GUY100年構想」の中では、まだ4分の1を過ぎたばかり。私タカイと言えば、GLORY GUY26年の歴史の中では、8年間を勤めさせて頂いただけのまだまだ若造です。
100年というのは途方もない長い道のりで、それまで生きていられるかはかなり微妙な所ですが、スグルやGLORY GUYファミリーの思いが、100周年を迎えたころまで引き継がれている事を願っております。
そして、その思いがぎゅっと込められたのが、このエンブレムです。
今季からGLORY GUYに登場した【CHAMBORD SELLIER/シャンボール セリエ】。熟練の職人が丁寧な手仕事で生み出すバッグは、人と人との繋がりを大事にするGLORY GUYにとって、特別な思いを寄せて取り扱いさせて頂くブランドの一つ。
これから、様々な展開や次のステージへと向かっていく私たちにとっても、新しい世界観を見せてくれる存在として、共に歴史を刻み、高めてくれる良きパートナーとなることでしょう。
馬具産業が盛んな街としても知られるロアール地方の街・シャンボール。2004年、この街の皮革ファクトリーが、オリジナルコレクションとしてスタートしたのが、【CHAMBORD SELLIER/シャンボール セリエ】。ブランドとしての歴史は浅いながらも、元々は60年以上も前から一線級の技術力も持ち合わせた老舗ファクトリーで、これまでも、一流のビッグメゾンを手がけてきた事は、つとに有名です。
クオリティーを維持し、更に高め、60年以上の永きに渡って引き継がれた変わらないバッグ作りへの情熱や、品質に対する探究心。それは、生み出されたアイテム一つ一つの細部に宿っている事を感じることができます。恐れ多くも、100年続くお店を目指す僕たちにとっても、まだまだ学ぶべきことがある事を教えてくる大先輩です。
まずご紹介するのは、ブリーフバッグの「Rivau/リヴォー」。きめ細かな型押しカーフの「CALPE」は、重厚な佇まいを感じさせます。ただその一方で、四つ角のカーブラインなど、全体的に曲線が多く使われていることから、女性的な繊細さと流麗でエレガンスな面も持ち併せています。
いつも男のそばに寄り添って、長く大事に扱うバッグという存在は、時に女性になぞらえることもあります。
大人の男の傍らには、芯のしっかりとしたバッグを。【CHAMBORD SELLIER/シャンボール セリエ】は、いつでも素敵なパートナーとして寄り添ってくれるはずです。良き伴侶選びには、慎重且つ大胆に、そして、永く添い遂げるためには、時にはケアをして十分に注意しなければなりません。勿論、バッグのことですが...。
カラーは、ブラウンとブラックの2色展開。エンブレムに刻まれているのは、レオナルド・ダ・ヴィンチによって設計されたシャンボール城。世界遺産にも登録されているこのお城は、この地方の象徴でもあります。
MODEL:「Rivau」型押しブリーフバッグ
SIZE:縦30×横40×マチ12㎝
COLOR:ブラウン ・ ブラック
MATERIAL:牛革
PRICE:¥160,000(本体価格)+税
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こちらは、揉み革カーフを使用したトートバッグ「BORRE/ブーレ」。サイドにショルダーベルトを装着出来る2WAYタイプです。アウトドアバッグを起源とするトートバッグですが、【CHAMBORD SELLIER/シャンボール セリエ】が生み出す上品さや、肉厚なカーフが醸し出す重厚さは、周囲の目も惹き付けるでしょう。
縦長タイプのこちらは、スッキリとしたシルエットで上品な見た目をしていながら、揉み革のシボはやや大く、その表情は柔和。スーツからカジュアルまでスタイルを問わず、シチュエーションや服装も選ばず、いつでも側に置いておくことができます。
トートバッグとしては珍しく、上部にジッパーが付属されています。中が丸見えになってしまうからという理由で、トートバッグを敬遠されていた方にとっては、かなりのプラス要素となるのではないでしょうか。
MODEL:「BORRE」揉み革トートバッグ
SIZE:縦34×横32×マチ16㎝
COLOR:ブラック
MATERIAL:牛革
PRICE:¥160,000(本体価格)+税
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