2020.12.19
ここはどこ?残念ながら、我が家でないことは確かです。こんな空間があったら、夜も楽しいだろうなと思わせてくれる名古屋・金山駅近くにある e oriental banquet(イーオリエンタルバンケット)さん。You Tube「SUGURU STORY by gloryguy」でお馴染みのデザインボックスの行方氏が、ここのオーナーさんと親しく、プチ忘年会を兼ねてご招待いただきました。店内の奥には、VIP専用のラウンジがあり、シガールームとしても利用できます。この日の出で立ちに選んだのは、モノクロのスーツにブラックのドルチェヴィータ(タートルネックセーター)。美しい女性をより美しく引き立てるためにも、オトコの服装は控えめが良いのです。
さらに色を減らした写真が、こちら。オトコは静かに存在を消す...が理想です。
そして本日のテーマです。季節は冬。オトコにとってもオンナにとってもコートは欠かせません。特にオトコの場合、シンプルで上質なだけでは役不足です。他に何が必要か、手繰りながら綴っていきます。
こんなキャメルのチェスター型コートはいかがでしょう。【PALTO/パルト】の「ソフトメルトン地チェスター型コート」です。カシミアやキャメルでないところが八丁味噌、いやミソです。例えば、同伴されている女性が酔っ払ってしまった場合、もしかすれば、肩に、あるいは背に負うことも考えなければなりません。店の外に出たら、雪になっていたということも考えられます。そんな時、ナイロン10%混紡のソフトメルトン地が威力を発揮します。上質なカシミアでは体力負けです。オトコに要求されるのは、やっぱりタフさなんですね(サイズ48を着用)。
タフさなら負けないと手を挙げたのが、【Luigi Bianchi Mantova/ルイジ ビアンキ マントヴァ】の「カシミア混ウール ポロコート」です。本来、ポロコートはキャメル素材ですので、ポロコート風といった方が正しいですね。もともとイギリスのポロ選手が競技の間などの待ち時間に着用したコートだけにクラシックでありながらスポーティー。カシミア10%の気楽さもあります(サイズ48を着用)。
オトコの夜の装いとして活躍するコート。ただ昼間でも存分に威力を発揮することを忘れてはいけません。
控えめなグレンチェック柄も幅広いシーンで活躍するはずです。【TITO ALLEGRETTO/ティト アレグレット】の「カシミア混ウール バックベルト付きテーラーコート」も、セーター(Drumohr)にジーンズ(JACOB COHEN)といった休日スタイルにさらっと羽織るだけで、遠くに出かけなくても、その日の気分を高めてくれます。オンオフ、昼夜問わず着たいコートです(サイズ46を着用)。
毎回、少量ですが続けていきたい【STILE LATINO/スティレ ラティーノ】。ネイビーのコートは持っているからと、かなり個人的な都合でセレクトした「カシミア混ウール ウィンドウペン柄オーバーコート」は、ややゆったり目なフォルムをもつ、セクシーな揺れ感が素敵なシンプルコートです(サイズ44を着用)。
本日、グローリーガイより賑やかなのは、隠れ場Cachette/カシェート。お得意様はもちろん、携帯で場所を探して来られる方など初めてご来店される方も多く、とても喜ばしいことです。
カシェート販売員のジュニアだけでは対応できず、本日はグローリーガイ古株のナグラさんが応援に駆けつけています。どちらかと言えば、この場所の方が似合っている...いや、勝手に決めつけてはいけません。彼の意見を聞いてみなければ。働く場所を選ぶのは、彼の方でした。
現在、カシェートスタジオで開催中の「LAST ONE FAIR」。サイズが残りラスト一点になってしまった洋服や小物などを集め、洋服(ラストワンサイズ)との出会いを楽しんでもらうフェアになります。明後日、21日月曜日までの催事となります。お時間があれば、是非、覗いてみてください。バイイングした私スグルに価格を決めさせてくれなかった理由がよくわかります。価格の設定に驚いたのは、私でした。
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