2020.03.21
ナグラさんは20歳、タカイちゃんは10歳、マスヤマくんは3歳、ジュニアは空の上、たぶんです。今から30年前の1990年3月21日に産声を上げたグローリーガイ。場所は、ここから東北に1㌔離れた欠町の東公園に隣接するマンション横。オープンの日は、今日のような青空の広がる晴天。開店と同時に多くの方にご来店いただき、21時の閉店時間を過ぎても店は閉まらずの嬉しいスタートとなりました。オープン前日は心配で心配で一睡もできず、その日は興奮してと、連日の寝不足状態でした。
今ある店舗の三分の一、いや、もっと狭く、丁度、現在のカシェート(スタジオを除く)と同じぐらいの広さでした。とにかく、狭い空間にぎっしりの商品。ネクタイの量も半端ではありません。当時はイタリアものの扱いはなく、インポートと言えば、英国製。後はドメスティックブランドが中心でした。
時代を感じるスタイルです。当時はDCブランド全盛時代。トラッドといえども、ずいぶん影響を受けていました。イラストレーター・わたせせいぞう氏の「ハートカクテル」がお手本の一つ。この頃、バブルははじけていましたが、物が世に溢れた時代でしたね。
アルバイトの女性...と思われていたようです。実は、ジュニアの母です。店の周年記念日は、素通りできますが、3月25日の彼女の誕生日を忘れるわけにはいきません。でも大丈夫です。記念日には、ちゃんと素敵な場所に予約を入れてありますので...と、30周年のご報告でしたね。これからもよろしくお付き合いください。
本日のご案内です。30年後の2020年春夏シーズン、グローリーガイのメインブランドの一つと言えば、【TAGLIATORE/タリアトーレ】です。
春夏の必須アイテム、コットンストレッチスーツ。昨年はネイビーを。今季は、ベージュでのご提案です。
外光のもとでは、やや黄味が和らぎ、柔らかな色合いをなすベージュ。白シャツに変え、明るめのネクタイを結べば、春らしい、華やかな雰囲気になります。モデルは「VESVIO」で、ジャケット仕様の「MONTECARLO」より構築されたフォルムは、スポーティーなコットンスーツをエレガントに見せます。
パンツはワンプリーツを採用。「VESVIO」には、プリーツ入りの方が似合います。
モデルは身長175㎝、体重65㎏、胸囲92㎝で、サイズ46を着用しております。
ネクタイ、シャツは以前のブログをご参照。靴はBaudoin&Lange(ボードインアンドランジ)を履いております。
MODEL:「VESVIO」コットンストレッチ ベージュスーツ
SIZE:44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR:ベージュ
MATERIAL:コットン97%・ポリウレタン3%
PRICE:¥105,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
秋冬より春夏に着たいネイビーのダブルブレストジャケット。なぜ、春夏かと言えば、ダブルブレストがどのような服から派生したかを知れば、納得されるはずです。諸説ありますが、有力なのは「海軍の制服」。そう、ピーコートやリーファージャケットを想像していただければ分かりやすいでしょうか。ただ、そのアイテムは冬の防寒着で、春夏には不向き。海のイメージとマリンスタイルが結びつくのは、日本の場合、夏になります。ビジネスで着るより、リゾート用として着るのにふさわしいネイビーのダブルブレスト。上の写真は、春に。夏なら、インナーにボーダーのカットソーやニットにホワイトパンツ。足元はデッキシューズが似合いそうです。
選んだ生地は、Super120'Sのウール100%。しなやかな質感と美しい光沢をもちます。やや明るめのネイビーが、リゾート気分をさらに盛り上げてくれるはず。ただ、現実的には、リゾートスタイルより、ホテルのバーやレストランなど、昼間の風景より夜の方が似合う場合もあります。サイズ46が売れない限り、様々なコーディネートでお見せするつもりの、そんな魅惑のネイビーダブルブレストジャケットです。
モデルは身長175㎝、体重65㎏、胸囲92㎝で、サイズ46を着用しております。
ネクタイ、シャツは直前のブログをご参照。パンツは未公開のPT TORINO、靴は私物のCROCKETT&JONESです。
MODEL:「MONTECARLO-DB」Super120'S ネイビーダブルブレストジャケット
SIZE:44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR:ネイビー
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥89,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで
姉妹店カシェートでは、現在、Spring Court/スプリングコートのモアバリエーションフェアを開催しております。展示場所が、私もフラやヨガを習っているスタジオ。靴を脱いで、ゆっくりご覧いただける、特別企画です。ぜひ、お立ち寄りいただきご覧ください。
同時開催は、"様(サメ)になるサメのTシャツフェア。こちらのブログでご案内しております。併せてご覧ください。
2020.03.18
BARACUTA(バラクータ)G9のダークネイビーを酷使している為、もう一色揃えようかと悩んでいる中、浮上している色がレッド。昔の赤と違って、ややくすんだ渋めな色合いだけに、やけに似合うのです。個人的な意見ですが...
40年後のジェームス・ディーン...なわけありません。それに彼が「理由なき反抗」で着ていたのは、BARACUTA(バラクータ)のG9ではなく、マックレガー社のナイロン・アンチフリーズ。実は、日本で公開された時、同じマックレガー社のドリズラー(スウィングトップ)と勘違いされていたようで、私も若き頃(19歳)、騙されてマックレガーの赤のスウィングトップを着て、その気になっていたわけです。若気の至りですね。
ただ展示会で、「バラクーターのG9があるから、これは要らない」とジュニアに諭されたにもかかわらず、セレクトを押し切ってしまったGRENFELL(グレンフェル)のハリントンジャケット。その責任をどうとるかです。若々しいバラクータか、それともシックなグレンフェルか、大いに迷うところであります。
いつのまにか、日が暮れて、いや、もう既に閉店30分前。店頭での接客は、時の過ぎるのを忘れさせてしまうようです。本日のご案内を急ぎます。【De Petrillo/デ ペトリロ】のジャケットを2型ご覧ください。
You Tube「SUGURU STORY by gloryguy」の第11弾"ナポリブランド特集"。ご覧いただけたでしょうか。2020年秋冬のバイイングが大詰めの中での収録。いろんなことで頭の中がいっぱいいっぱいで、ずいぶん噛んでしまっておりますが...なんて言い訳です。深く反省しております。
このブランドの詳細は、3月12日のブログを見ていただくことにして、まずは生地です。リネン100%やリネン・コットンの他に、最近よく提案されているのが、リネンとウールの混紡素材。ウールが入ることで、しなやかな質感と上品な趣を醸し出します。シワになりにくいのも魅力かもしれません。
ハーフキャンバス仕立て「NAPOLI」。その肩の仕立てを軽くした3つ釦、2パッチポケット仕様の「Posillipo」でセレクトです。ナポリらしいギャザーの入ったナチュラルショルダーが優しい大人の色気を演出します。
モデルは身長175㎝、体重65㎏、胸囲92㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:「Posillipo」リネン・ウール グレンチェック&オーバーペン柄ジャケット
SIZE:44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR:ブラウン
MATERIAL:リネン60% ウール40%
PRICE:¥132,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ネイビーの無地は、スーツ同様、多くの生地が用意されています。その中で、これぞという色合いと風合いの良い織地を探します。今回は、清涼感のある、やや明るめのジャケットらしいネイビーを選んでいます。
モデルは身長175㎝、体重65㎏、胸囲92㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:「Posillipo」ウールホップサック ジャケット
SIZE:44・46・48・50・52
COLOR:ネイビー
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥124,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
コーディネートで合わせているシャツは明日、ネクタイ、パンツも随時ご案内していきますので、少しお待ちください。
2020.03.05
本日は、タカイの"再会シリーズ"パート2です。以前のblogでもご案内しましたが、久しぶりの再会を果たしたORCIANIに続き、今回も懐かしい名前を聞くこととなりました。
本日ご紹介するのは【T-JACKET/ティージャケット】。既にご存知という方も多くいらっしゃるかと思いますが、GLORY GUYでは今季が初登場となる新ブランドです。
イタリアの重衣料ブランド「TONELLO/トネッロ」が2014年に発表した新ラインで、ジャケットをTシャツ感覚で手軽に楽しめるようにと生み出したカジュアルラインが、この【T-JACKET/ティージャケット】。モードとクラシックを融合させたコレクションで、ジャケットの新境地を切り開いています。
で、何が再会なのかと言うと、この【T-JACKET/ティージャケット】を展開する大元の「TONELLO」は、僕が前職のセレクトショップで好んで着ていたブランドでして、この名前を聞いた時にテンションが上がったのを覚えています。
今度は、その感動を皆さまにもお伝えできるのが嬉しいですね。では、早速ご案内していきましょう。
まずご紹介するのは、【T-JACKET/ティージャケット】が得意とする超軽量ジャケット。
一見するとニットジャケットのような、柔らかく軽やかな表情を持つこちらは、"Tシャツ感覚で手軽に楽しむ"というコンセプトにぴったりのジャケットです。
ジャケットとは言え、いわゆるニット屋が作るジャケットは、あくまでニットでありカーディガンのような着心地ですが、「TONELLO」印のテーラード技術で作られたこちらは、軽やかさの中にも、構築されたジャケット然としたシルエットを描きます。
左ポケットにはブランドタグが付き、第1ボタンにはブランドネームが刻まれています。
生地は、表のニット生地に薄いポリエステル生地をボンディングさせた【T-JACKET/ティージャケット】の定番生地で、伸縮性と透湿性を兼ね備えることにより、夏場でも快適な着心地を提供してくれます。
背に裏地がないのは言うまでもなく、さらに袖の裏地もなくすことで、半袖での着用も汗でベタつくことがなく、袖まくりもサマになります。
モデルは身長180㎝、体重67㎏、胸囲94㎝で、サイズMを着用しております。コーディネートしたニットはSettefili Cashmere、パンツはINCOTEX、シューズはSpring Courtです。
MODEL:ニット地ジャージジャケット
SIZE:XS・S・M・L
COLOR:シルバーグレイ
MATERIAL:表面:コットン100% 裏面:ポリエステル100%
PRICE:¥59,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
こちらは、ダブルブレスト。
シングルよりも気楽に着れるのがダブル、というのが僕の持論で、すっきり&スマートなシングルよりも、着こなしに表情が出るダブルは、ブルゾンのような感覚でしょうか。
こちらの場合は、カーディガンでしょうか。柔らかな生地は、動きの中で揺れ動きドレープを描きます。
柔らかな生地は、持ち運びも簡単。軽量で副資材を省いた作りは嵩張ることがなく、軽くたたんでバッグにポイッもOK。旅行やご出張に重宝するはずです。
最後はバックショット。内側ではなく、あえて背側にループを付けているのが、ちょっとしたアイキャッチです。
モデルは身長180㎝、体重67㎏、胸囲94㎝で、サイズSを着用しております。コーディネートしたニットはPHIL PETTER、パンツはPT TORINO、バッグはDaniel&Bob、シューズはBaudoin&Langeです。
MODEL:ニット地ストライプ柄ダブルジャケット
SIZE:XS・S・M・L
COLOR:ネイビー
MATERIAL:表面:コットン100% 裏面:ポリエステル100%
PRICE:¥67,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
様々なシーンで活躍の場が広がる【T-JACKET/ティージャケット】。ビジネスシーンでは、こんなイメージでしょうか。
本日は、2本立てです。春物アウトレットのイベントが終わって、マガジーノからグローリーガイに戻ってきたマスヤマが、【SUPERGA/スペルガ】のスニーカーをご紹介。グローリーガイでは初登場です。
ほんとは、T-JACKET/ティージャケットにもコーディネートして欲しかったのですが、タカイの足元はなぜかSpring Courtですね...。
これ以上に使いやすい・合わせやすい物はない...と、つい言葉がこぼれてしまうのが、【SUPERGA/スペルガ】の白スニーカー。昨年の取り扱い開始時に購入したところ、仕事でも履いて、休みの日も履いて...と、最も靴箱から選んだ回数の多いスニーカーとなりました。気軽さというのも、大きかったですね。
ややざっくり目のコットンキャンバス地は、微かにラフな表情に。これが絶妙な塩梅でイイんです。加えて、やや細めの縦長なフォルムは、イタリアの洋服とよく合います。ジャケットや素材感のあるスーツまで、シンプルなこともあって、不思議とマッチしてくれます。
今季ご用意したのが、パーツやラバーソールまで真っ白のトータルホワイト。すべてが真っ白です。
MODEL:「2750」キャンバスクラシックスニーカー
SIZE:40・41・42・43
COLOR:トータルホワイト(TOTAL WHITE)
MATERIAL:コットンキャンバス ソール:ラバー
PRICE:¥6,300(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
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【SUPERGA/スペルガ】と言えば、1911年に、イタリア・トリノで創業。先の「2750」というモデルは、ブランドを代表するモデルでもあるのですが、誕生したのは1925年と、非常に長い歴史を持っています。初回のブログ記事で詳しく書いておりますので、気になる方はそちらをご参照ください。
さて。白と対でご用意したのは、スポーティなネイビースニーカー。ただ定番の「2750」とは、若干デザインが異なります。
こちらの「2390」は、昔のイタリア陸軍で採用されていたトレーニングシューズを、現代になって再現したモデルです。こんな提案があるのも、100年を越す歴史を持つスペルガだからこそ。素材は定番モデルと同じコットンキャンバスです。
トゥ(つま先)に、ラバーの補強があります。ちょっとした余談ですが、アッパーとソールの間に接着の糊が所々はみ出ているのも、当時のモデルをリアルに再現したデザインとなります。
MODEL:「2390」SPORT キャンバスクラシックスニーカー
SIZE:40・41・42・43
COLOR:ネイビー(NAVY)
MATERIAL:コットンキャンバス ソール:ラバー
PRICE:¥6,300(本体価格)+税
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スニーカーは、2月7日に【PHILLIPE MODEL/フィリップ モデル】をご案内済みです。凝ったデザインや本格感をスニーカーに求める方は、是非ご注目ください。スペルガのシンプルで・気軽なスニーカーと一緒に靴箱に備えておかれると憂いなしです。
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2020.03.04
近々、公開されるYou Tube「SUGURU STORY by gloryguy」。第11回目は、イタリアサルトの聖地"ナポリ"に焦点を当てて、私どもが扱うブランドをご紹介します。上の写真は、そのワンシーンですが、注目していただきたいのが、ナグラさんの得意なポーズではなく、黄色いハンガー。今春よりグローリーガイに仲間入りした【gabo/ガボ】というブランドです。
「1925年、ジュゼッペ・ニコーテラ氏がナポリのサルトの聖地 カサルヌオーヴォで創業。その祖父から大きな影響を受けた、現当主でいとこ同士のジャンフランコ氏とジュゼッペ氏が1994年に工場を設立。トップメゾンの下請けとして実績を積んだ後、2013年にプライベートブランドとしてデビューさせたのが【gabo/ガボ】です」
まずはスーツ。セレクトしたモデルは「NEW NAPOLI」。伝統的なナポリの服作りを世襲しながら、現代的なフォルムを作り出しています。ファーストシーズンということで、まずはベーシックな無地からと選んだのが、ミディアムグレイとネイビーの2色。
生地を選んでいると、面白いものが見つかりました。一見、サマーウールのトロピカルに見えますが、シルク混のストレッチ素材です。生地に記されていたのが、Loro Piana/ロロ・ピアーナの「MOOVING」。かつてオリジナルのパターンオーダーを手掛けているころには無かった生地コレクションです。時代が生んだコンフォートな生地は、ジャージのような着心地を体感できます。
ナポリのスーツ共通の柔らかさや軽さの秘密といえば、肩パットや芯地などの副資材を極力減らしたセンツァ・インテルノ。特に【gabo/ガボ】の肩ラインはシャツのように内側に入り、より丸みのあるナチュラルショルダーを実現。着心地に大きく関わるアームホールや襟付け、芯地付けなどのハンド工程によるものです。また細かなポケットの取り付けやボタンホールなど10箇所以上にハンドが施されており、温もりのある美しい表情を作り出しています。
上着のコンパクトさに対して、パンツは比較的ゆるやなテーパードライン。股上もやや深めにとってあり、ヒップのあられる方にも安心して穿いていただけます。
バイイングの際、偶然に居合わせたMaria Santanngelo(マリア サンタンジェロ)の...名前が出てきません。オーナーさんです。お伝えしたかったのは、【gabo/ガボ】ととても親しい間柄。ということで、合わせたのは、Maria Santangeloのオックスフォードクロス無地シャツでした。
モデルは身長175㎝、体重65㎏、胸囲92㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:Lolo Piana「MOOVING」シルク混ストレッチスーツ
SIZE:44 ・46 ・48・50
COLOR:ミディアムグレイ・ネイビー
MATERIAL:表地:ウール93%・シルク5%・ポリウレタン2% 裏地:レーヨン100%
PRICE:¥160,000(本体価格)+税
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ジャケットもスーツ同様、モデル「NEW NAPOLI」でセレクト。オフホワイトとネイビーと捻りなしのセレクトカラーですが、こだわったのは素材。リネン100%ではなく、しなやか生地感を表現するリネン・ウールでのご提案です。入荷したばかりのMara Santangelo(マリア サンタンジェロ)のカジュアルシャツとPT TORINO(ピーティートリノ)、Baudoin&Lange(ボードインアンドランジ)の靴に秘密のベルトと、新作ばかりでコーディネートしてみました。
雨の為、室内での撮影です。襟のステッチに関しては、スーツはエレガントに見せるため、コバ(端)ステッチを選択。ジャケットはダブルステッチを採用し、よりスポーティーでナポリらしい顔つきになりました。
モデルは身長175㎝、体重65㎏、胸囲92㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:リネン・ウール 織無地ジャケット
SIZE:44 ・46 ・48・50
COLOR:オフホワイト・ネイビー
MATERIAL:リネン57%・ウール43% 裏地:レーヨン100%
PRICE:¥93,000(本体価格)+税
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2020.02.12
本日の朝の出で立ちです。少し前の真冬の寒さから一変して、穏やかな春の陽気です。それでも寒がりで用心深い私。念のためにタートルネックで出勤しましたが、すぐに脱いでしまいました。着替えたのは、Drumohr(ドルモア)のポロニット。スーパーファイン140'Sの極細メリノウールは、まるでシルクのような肌触りと毛羽のなさが、この気温に最適です。ただ撮影を終えて、売り場に帰れば、自宅のベッドからほとんど離れなかった昨日の休息日のおかげで、心も体も元気。元気な時に浮気者になるのは男の性でしょうか。
勢いよく購入したのは、Settefili Cashemere(セッテフィーリ カシミア)のクルーネック。結局、今日はこのニットと一緒に過ごすことになりました。気温が上がったといっても、まだまだ10度台。春らしさを求めるあまり、油断しては元も子もありません。ウールの温もりはそのままにコットンのような風合い。伸縮性もあり、ノンストレスな着心地に色違いのネイビーも欲しくなります。以前から気にしていたニット。元気な時は、購買意欲も前向きです。
久しぶりのブログだけに前置きも長い...本日のご案内にいきます。
マガジーノでの撮影も久しぶりです。もしかして、今年初めてかも、いやかもではなく、初めてです。そのせいかポーズが固い...なんてことはどうでもいいですね。ご紹介するのは、こちらも今春より取り扱うことになった【TITO ALLEGRETTO/ティト アレグレット】。ブランド自体はまだ歴史が浅く、2012年春夏から。日本での展開も2016年頃でしょうか。設立者のティト アレグレット氏と初めてお会いしたのは、ちょうどその頃で、来日された日に偶然お会いして、夜に一緒に食事をすることになったのです。長旅で疲れているにもかかわらず、サービス精神は旺盛。家族の写真をこれでもかというほど見せられた(失礼)、フレンドリーで陽気なナポリ人。イタリアで名だたるブランドのディレクターやVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)。わかりやすく言えば、売り場を見やすく、選びやすく、買いやすいように総合的に演出していくプロです。過去にラルフローレン ヨーロッパのディスプレイを手掛けていた人物としても知られており、彼の作品には、どことなくアメリカンの香りが漂うのも、そんな経歴を持つからでしょうか。
いつもなら、勢いよくオーダーなんてことになるですが、羽織った際、サイズバランスに違和感ありでした。もちろんイタリア人と日本人との体型の違いもあり、また個人的な好みですので、作りに問題があるわけではありません。その後、何度か修正が入り、今回のセレクトにつながりました。本日、ご紹介前にブラックの50が売れてしまいました。羽織られた瞬間にご購入を決めていただいたT様、ありがとうございます。
今回セレクトしたのは、ジャケット2型。生地の説明の前に余談です。初めてナポリ風の服を着たのは、パルマの名門ファクトリーCARUSO/カルーゾ。今から15年ほど前でしょうか。当時、「ロータス」という英国調のモデルが主流だった時に好みだったのが、「ナポリ」というモデル。幅広のラペル、ふんわりとしたマニカ・カミーチャにダブルステッチなどのデティール、全体的に軽やかな着心地も魅力的でした。その後、本家ナポリのイザイアやラティーノ、アルフォンソシリカも着てみましたが、ナポリ仕立てと言っても様々なようです。【TITO ALLEGRETTO/ティト アレグレット】の服は、イザイアともラティーノとも違い、どちらかと言えばアルフォンソシリカに近いものがあります。もちろんハンドを駆使したシリカほど高価ではなく、入門編として私たち日本人が考えるナポリスタイルを体感できるブランドと言えるでしょう。
ウール100%のホップサックは、ブラックでセレクト。涼しげな生地感にブラックの艶っぽさを足し、色気のあるナポリスタイルが完成です。
合わせたシャツはナポリのBORRIELLO(ボリエッロ)、間隔の広いレジメンタルタイ(未公開)には少し大柄なチェック柄のシャツが気分でしょうか。無地のパンツ(INCOTEX)なら尚更です。
モデルは身長175㎝、体重65㎏、胸囲92㎝で、サイズ46をゆとりをもって着用しております。
MODEL:ホップサック ブラックジャケット
SIZE:44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR:ブラック
MATERIAL:ウール100% 裏地:キュプラ100%
PRICE:¥104,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
展示会に同行したジュニア。真っ先に走り寄ったサンプルがこのチェック柄。柄の配色と共にくぎ付けとなったのがファブリック名。あの英国フランネルの名門として世界中で愛され続けている「FOX BROTHERS」。私の世代では当然知っているミルですが、若いジュニアにとって...そう思うのは親の疎か。かなり勉強しているようで、もしかすれば私以上の知識かもしれません。憧れのミルはフランネルではなくウール・リネンですが、独特なオーラを放つ、このハリコシのある生地に首ったけ。彼はサイズ48でジャスト。当たり前のように着用分までオーダーを入れておりました。まったく、先を越された気分です。
合わせたニットは明日ご案内予定のSettefili Cashmere(セッテフィーリカシミア)、パンツはしばらくは穿けるINCOTEX(インコテックス)のホワイトデニム。ブログを書いている途中にも注文の入った人気ものです。
モデルは身長175㎝、体重65㎏、胸囲92㎝で、サイズ46をゆとりをもって着用しております。
MODEL:「FOX BROTHERS」チェック柄ジャケット
SIZE:44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR:ブラウン×グレイ
MATERIAL:ウール51%・リネン49% 裏地:キュプラ100%
PRICE:¥139,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
まだまだ続けます。寒さ対策に、そして来年の為にも、この機会をぜひご利用ください。
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