もう20年以上のお付き合いでしょうか。私が独立する前からですので、本当に長い間、お世話になっている方です。ブログの話になって、「モデルがいいねぇ」なんて褒めていただけるものですから、ついつい誇らしげにポーズをとってモデル立ち。でも、私のほうではなく、他の若いスタッフを見渡すものですから、「モデルは私」と自己申告。驚いた彼の口から出た言葉は、「首から下は20代だね」。嬉しいお言葉ですが、なんかギャップがあり過ぎて、人前に出にくくなりますね。そんなモデルの仕事をいつまで続けられるか分かりませんが、今日も元気にモデル立ちです。

　本日のご紹介は、毎年、新しいブランドがデビューする中、不動の地位をしめている【BOGLIOLI/ボリオリ】。まずは、ガーメントダイ（製品染め＆製品洗い）の「COAT」から、ご覧ください。

　無地のコレクションの多い「COAT」ライン。当然、セレクトも無地に集中しがちです。展示会で絶妙な抜け感のあるチェック柄を発見し、即オーダーしたのが、このジャケットです。

　薄手のコットンポプリンは、見た目以上の軽さです。ガーメントダイ加工による抜け感が、大柄なチェック柄を柔らかでヴィンテージ感ある雰囲気に見せてくれます。オフベージュをベースに柳の葉のような柔らかなウィローグリーンのチェック。そして清々しいアクアブルーと赤土のようなテラカッタの2色がアクセントカラーになった、まるで"the Earth"と呼べるジャケットです。

　モデルは身長175cm、体重63K、胸囲91㎝でサイズ44を着用しております。合わせたシャツはFinamore、ニットはJOHN SMEDLEY（未公開）、パンツはPT01（未公開）、ベルトはAnderson's（未公開）、靴はFERRANTE、手に持ったバッグは、もちろんCISEIです。

MODEL：「COAT」 コットンポプリンチェックジャケット
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48
COLOR：オフベージュ
MATERIAL:コットン100％
PRICE：￥112,000（本体価格）＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 ノータイで着るには、やはりダブルブレストが似合います。「COAT」シリーズのコットン・リネンジャケットは、3月1日にご紹介させていただきましたが、今回、異なるのはポケットの仕様。前回がパッポケットに対して、チェンジポケットでのセレクトです。【BOGLIOLI/ボリオリ】が提案する英国スタイルは、エレガントだけではありません。成熟したオトナの色気が自ずとあふれ出てきます。

　サテン地のような光沢もリネンの風合いとガーメントダイ加工によって、素朴な抜け感のある表情です。アンティック調のメタルボタンが更に雰囲気を高めてくれます。

　モデルは身長175cm、体重63K、胸囲91㎝でサイズ42を着用しております。合わせたシャツはBARBA（未公開）、パンツはentre amis（未公開）、靴はFERRANTE、手に持ったバッグは、もちろん CISEIです。

MODEL：「COAT」 コットン・リネン6B-DB チェンジポケットジャケット
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48
COLOR：オーカーブラウン
MATERIAL:コットン52％  リネン48％
PRICE：￥109,000（本体価格）＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

　本日は、高校を卒業する息子に贈る言葉を考えないといけません。式の際にスライドと共に流れるみたいです。頭の中は、そちらの方へ。余談なしのご紹介です。

　今季よりCARUSO(カルーゾ)がなくなったことで、取り扱い暦が最も長くなった【BOGLIOLI/ボリオリ】。もう10年以上のお付き合いですが、その歴史は100年。2009年にボリオリ一族が経営から身を引き、新たにCEOに就任したのは、プラダやマルニ、ディオールオムなどに携わってきたロベルト・ファルキ氏。彼の持つネットワークを最大限に使いながら、ニューモデルの開発など新しい【BOGLIOLI/ボリオリ】の世界を作り出しています。

　新しい【BOGLIOLI/ボリオリ】になっても、やはり好きなコレクションは、ボリオリ一族の3兄弟の三男、通称ジジことPieluigi氏が作り出したアンコン仕立ての「DOVER」やガーメントダイを施した「K.JACKET」、「COAT」。それに以前から展開していたモデル「HAMPTON」。その中でも、個人的着用率の最も大きい「COAT」から、ご紹介いたします。

　リネン64％・コットン34％・ポリウレタン2％のガーメントダイです。コットンが多ければ、「COAT」。コットン以外の素材が多ければ、「K.JACKET」。と、昨年ご説明させていただいただけに、今回？と思いましたが、モデル名は「COAT」です。最近の基準は、よく分かりませんが…。ここでは、さらっと流します。

　灰みがかった青のスモークブルーとインディゴのような掠れ感のあるネイビーの2色展開です。

　モデルは身長175cm、体重63K、胸囲91㎝でサイズ44を着用しております。合わせたシャツは、どちらもBARBAの「DANDY LIFE」、パンツは、どちらもJACOB COHEN、靴は、どちらもDOUCAL'S、手に持ったバッグは、どちらもTRAMONTANOです。

MODEL：「COAT」 コットン・リネン 6Bダブルブレストジャケット
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48
COLOR：スモークブルー ・ ネイビー
MATERIAL:リネン64％　リネン34%  ポリウレタン2%
PRICE：￥97,000（本体価格）＋税

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　ただでさえ軽い着心地を提供してくれる「DOVER」。春夏の生地になれば、尚更です。夏の定番素材でありながら、ここ数年は意外と提案されていなかったような気がします。今季は、様々なブランドの生地コレクションから見い出すことができ、夏の王道素材復活！。控えめなネイビーでセレクトです。

　遠めには無地に見えるコードレーン。近くに寄れば、凹凸感のある素朴な涼感を楽しむことができます。

　モデルは身長175cm、体重63K、胸囲91㎝でサイズ44を着用しております。合わせたシャツはBARBA、ネクタイはLuigi Borrelli、パンツはPT01（未公開）、靴はDOUCAL'Sです。

MODEL：「DOVER」 コードレーンジャケット
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR：ネイビー
MATERIAL:コットン99%  ポリウレタン1%
PRICE：￥93,000（本体価格）＋税

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　リネン・シルクのジャケットは、いくつもの顔を作り出します。一見、グレイに見えるネップ入りジャケットも蛍光灯の下では青みが。角度によっては、緑がかってるような。最近、パソコンの見すぎで、目が…ということも考えられますので、オンラインショップを制作しているタカイに後は任せます。

　リネン・シルクのジャケットは、さりげなく上品です。モノトーンでまとめてみましたが、モード過ぎないのは良質な天然素材と【BOGLIOLI/ボリオリ】のエレガントなシルエットによるものでしょう。大人が着るにふさわしいジャケットです。

　モデルは身長175cm、体重63K、胸囲91㎝でサイズ44を着用しております。合わせたシャツはMario Muscariello、パンツはPT01の「Bahia」、バッグはZANELLATO、靴はDOUCAL'Sです。

MODEL：「DOVER」 リネン・シルク ネップ入りジャケット
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48
COLOR：グレイ
MATERIAL:リネン81%  シルク191%
PRICE：￥105,000（本体価格）＋税

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　色違いのネイビーは、既に紹介させていただきましたが、生地を見た瞬間、ときめいてしまったウインドウペン柄。よく見ると、チャコールグレイに暗い紫のマルベリーカラーが。大好きすぎる配色に、大きすぎない格子も好印象で、今季の自信昨の一つです。モデルは、薄い肩パットに半毛芯仕様の「HAMPTON」でセレクトです。

　モデルは身長175cm、体重63K、胸囲91㎝でサイズ44を着用しております。合わせたシャツはBARBA、ネクタイはLuigi Borrelli、ベルトはFAUSTO COLLATO、靴はFERRANTE（未公開）、手に持ったバッグは、もちろんCISEIです。

MODEL：「HAMPTON」 SB-3B ウインドウペンスーツ
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR： チャコールグレイ
MATERIAL：ウール100%   部分裏-コットン50％　キュプラ50％
PRICE：￥135,000（本体価格）＋税

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 遂にやりました!　フィギュア男子で羽生結弦選手が日本人男子初の金メダルです。フリーでは、ヒヤッとする場面もありましたが、前日のショートプログラムでは、史上初の100点超えを挙げるなど会心の演技でした。フィギュアスケート好きの家内の影響で2年前に出掛けたアイスショー。村上佳菜子選手とふざけあっている、あどけない笑顔が印象的でした。そんな彼も19歳。顔つきもずいぶんと大人になって、急成長した彼の演技に驚かされます。今後は、追う立場から追われる立場。さらなる活躍に大いに期待しましょう。

　本日のご紹介は、【BOGLIOLI/ボリオリ】。近代オリンピックの歴史が、1896年に行われたアテネ大会。ちょうど同時期に伝統的なサルトリアとして創業した、言わばイタリア、ドレスクロージングの生き証人。そして現在、ファクトリーブランドからメゾンブランドと大きく成長を続けています。

　薄い肩パット、肩から胸にかけての半毛芯を施したモデル「HAMPTON」。アンコン仕立ての「DOVER」より構築的で男らしいフォルムを描きます。

　細縞のバンカーストライプは、ストライプが強調しすぎずに上品です。軽やかなブライトネイビーで、ぐっとモダンに。

　遠めで見れば、無地。よく見るとウインドウペンの柄が。無地に比べ、奥行きが出るのも格子が同色だからでしょうか。ありそうでなかった、新鮮なスーツです。

　モデルは身長175cm、体重63K、胸囲91㎝でサイズ44をややタイトに着用しております。合わせたシャツはBARBA、ネクタイはFRANCO BASSI(未公開)、靴はDOUCAL'Sです。

MODEL：「HAMPTON」 SB-3B クラシックパターンスーツ
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR： バンカーストライプ(ブライトネイビー) ・ ウインドウペン(ネイビー)
MATERIAL：ウール100%   部分裏-コットン50％　キュプラ50％
PRICE：￥141,750

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

　【BOGLIOLI/ボリオリ】の代名詞になりました。アンコン仕立てのホップサックジャケットは、もちろん「DOVER」です。

　黒に見えますが、濃紺です。いつもなら、もう少し明るいネイビーを選びますが、くどいと言われそうですが、ブラックが気になる年頃です。ただ、黒では重いかなと判断して、ダークネイビーをセレクトしました。おかげで、コーディネートしたブラウンがかったPT01のパンツ(未公開)との相性は、絶妙です。

　モデルは身長175cm、体重63K、胸囲91㎝でサイズ46を着用しております。合わせたシャツはBARBA、ネクタイはFRANCO BASSI(未公開)、靴はDOUCAL'S、手に持ったコートはHERNOです。

MODEL：「DOVER」 SB-3B ホップサックジャケット
SIZE：42 ・ 44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR： ダークネイビー
MATERIAL：ウール100%   部分裏-コットン50％　キュプラ50％
PRICE：￥92,400

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

　いきなりトイレの話で恐縮ですが、自宅のトイレに置いてある息子の愛読誌「サファリ」。あまりファッション誌は読まない私ですが、何気なく開いてみると、”冬の定番アウターは、やっぱりネイビーが基本!」なんて特集が組まれているではないですか。確かにネイビーは、グローリーガイのショップカラーでもあり、慣れ親しんできた色。でも最近は特に気に留めていませんでしたが、誌面のコーディネートを見ていると、なんか新鮮でカッコイイですね。「よしっ! 2013年最後のコーディネートは、ネイビーでいこう！」なんて、トイレで決定です。

　そんなわけでコーディネートしてみましたが、ほぼ私物です。最近、お気に入りで出番の多いSIVIGLIA（シヴィリア）のウールコットン1タックパンツにBARBA（バルバ）の「DANDY LIFE　ロイヤルOXキャンディストライプ」。それにSCAGLIONE（スカリオーネ）のローゲージケーブル編みタートルネックを着て、羽織ったのがBOGLIOLI(ボリオリ)のPコートです。雑誌ではデニムやチノパンツで合わせていましたが、細身のウールパンツの方が、年末年始らしい気分に浸れます。

　タートルを一枚で着てもいいのでしょうが、中にシャツを着て、衿元と袖口のチラ見せは、もう定番になりつつありますね。



　今季よりダウンをコレクションに加えた英国を代表する老舗コートブランド、MACKINTOSH（マッキントッシュ）とイタリアクラシコ協会会長を務めるクラウディ・マレンツィ氏率いるHERNO（ヘルノ）。どちらも伊・ロロ・ピアーナのレインシステムを採用。お決まりのブルージーンズとホワイトデニムでコーディネートです。



　MACKINTOSH（マッキントッシュ）から、もう一つ。上の写真が ダッフルコート型ダウンジャケット「PADDOCK」。こちらはフード取り外し可能なダウンジャケット「AUCHAVAN」です。

　HERNO（ヘルノ）もネイビーのPコートを提案しています。ただBOGLIOLI（ボリオリ）とは趣の異なるダウン入りでレーザーカットを用いたモダンなフォルムが魅力です。

　男の定番アウターと言えば、M-65型。最後にASPESI（アスペジ）のネイビーをご覧頂き、2013年最後とさせていただきます。

　来年も寒さに負けず、夏の暑さにも負けず、新作をコーディネートでご紹介させていただきます。最近、やや太り気味の私。朝の軽～いランニングは欠かしておりませんが、お正月太りしないように気をつけます。皆さんも暴飲暴食に気をつけ、また風邪などひかないように健やかにお過ごしください。

　イブに休みを取ったのは、何年ぶりでしょうか。思い返してみると、この仕事に就いてから、そんな日があったのか、なかったのか、まったく記憶がないのです。例年はプレゼント選びのお手伝いやラッピングと忙しい日。休みを取ったのは、おそらく初めての事かもしれません。そんな貴重なイブの夜は、素敵な女性ではなく、なぜか息子のシルバーアクセサリー選び。そういえば、イブイブの夜も男3人と色気なしの、いつものメンバーでいつものイタリアンで酔いどれ天使。健全と言えば、そうなんですけど…ね。よろしければ、メニューだけですが、ご覧ください。

 　クリスマス、お正月そして新年会など特別な日には、やはりいつもとは違った服装でイベントを盛り上げたいもの。そんな時にダブルブレストのジャケットやコートは気分を高めてくれるはずです。本日は、今季、ご紹介させていただいた中から、優れものをピックアップしてみました。

　ここ1.2年、圧倒的な人気を誇るLRRDINI（ラルディーニ）のブラウンのミックス調ソフトフランネルジャケットと今春、初登場以来、人気急上昇中のTAGLIATORE（タリアトーレ）が打ち出すブークレジャケット。両者とも目の離せないブランドです。

　そして、色気では負けていません。BOGLIOLI（ボリオリ）のDOVERモデルは  「Quality understatement and easy to wear - 控えめで味わい深いクオリティと着やすさ」というコンセプトのもと、前者とは異なる着心地を提案してくれます。

」

　　独断と偏見で選んだ今季のエレガント大賞が、こちら。やはりBOGLIOLI（ボリオリ）の「K.JACKET　ベルベットダブルジャケット」です。しっとりとした艶やかな光沢がとても美しく、なめらかな着心地は、他の追随を許しません。

　ダブルというカテゴリーに敢えて入れるなら、このMACKINTOSH（マッキントッシュ）の「MONKTON」も候補に上げたい逸品です。イタリア名門生地ファクトリーLoro Piana/ロロ・ピアーナの「ストームシステム」とのコラポは、もうお馴染みになりました。

　BOGLIOLI（ボリオリ）のヘリンボーン柄とL.B.M.1911（エルビーエム1911）のソフトメルトン。どちらも持っていたいコートです。男のワードローブの中で、コートは寒さから身を護る以外に、最も品格とか知性が表れるもの。疎かにはできません。