2013.12.25
イブに休みを取ったのは、何年ぶりでしょうか。思い返してみると、この仕事に就いてから、そんな日があったのか、なかったのか、まったく記憶がないのです。例年はプレゼント選びのお手伝いやラッピングと忙しい日。休みを取ったのは、おそらく初めての事かもしれません。そんな貴重なイブの夜は、素敵な女性ではなく、なぜか息子のシルバーアクセサリー選び。そういえば、イブイブの夜も男3人と色気なしの、いつものメンバーでいつものイタリアンで酔いどれ天使。健全と言えば、そうなんですけど…ね。よろしければ、メニューだけですが、ご覧ください。
クリスマス、お正月そして新年会など特別な日には、やはりいつもとは違った服装でイベントを盛り上げたいもの。そんな時にダブルブレストのジャケットやコートは気分を高めてくれるはずです。本日は、今季、ご紹介させていただいた中から、優れものをピックアップしてみました。
ここ1.2年、圧倒的な人気を誇るLRRDINI(ラルディーニ)のブラウンのミックス調ソフトフランネルジャケットと今春、初登場以来、人気急上昇中のTAGLIATORE(タリアトーレ)が打ち出すブークレジャケット。両者とも目の離せないブランドです。
そして、色気では負けていません。BOGLIOLI(ボリオリ)のDOVERモデルは 「Quality understatement and easy to wear - 控えめで味わい深いクオリティと着やすさ」というコンセプトのもと、前者とは異なる着心地を提案してくれます。
独断と偏見で選んだ今季のエレガント大賞が、こちら。やはりBOGLIOLI(ボリオリ)の「K.JACKET ベルベットダブルジャケット」です。しっとりとした艶やかな光沢がとても美しく、なめらかな着心地は、他の追随を許しません。
ダブルというカテゴリーに敢えて入れるなら、このMACKINTOSH(マッキントッシュ)の「MONKTON」も候補に上げたい逸品です。イタリア名門生地ファクトリーLoro Piana/ロロ・ピアーナの「ストームシステム」とのコラポは、もうお馴染みになりました。
BOGLIOLI(ボリオリ)のヘリンボーン柄とL.B.M.1911(エルビーエム1911)のソフトメルトン。どちらも持っていたいコートです。男のワードローブの中で、コートは寒さから身を護る以外に、最も品格とか知性が表れるもの。疎かにはできません。
品格と知性といえば、ISAIA(イザイア)のダブルチェスターコート、名作「PORTOFINO/ポルトフィーノ」は外せません。存在感のある大きめなラペルとシャープなシルエットは優雅で洗練された逸品です。
そして今季、MVPに輝いたコートと言えば、こちら LARDINI(ラルディーニ)のカセンティーノ風アルスターコート。トレンチコートの原型ともなったクラシツクなコートは、いつの時代にも輝いています。ラルディーニならではの色合いと生地感です。
いかがですか。クリスマスらしい特集となりましたでしょうか。クリスマスが過ぎれば、今年も残りわずか。グローリーガイは30日まで営業しておりますので、ぜひ、今年最後の服飾談義にお立ち寄り下さい。