2021.12.11
ちょっぴり懐かしい写真です。レディース店Cachette/カシェートをメンズ化していこうと2年前に立ち上げたコンセプトショップ。テーマは"親から子へ"または"親子で着るトラディショナルスタイル" と曖昧でしたが、子供の成長は早いものです。いつの間にか、私の手を離れて、彼自身がバイイングも含め、全てのことに関わって運営しております。寂しくもあり、頼もしくもありの親心と、負けてなるもんかという業界人同士の競争心。GLORY GUY/グローリーガイのライバルは、Cachete/カシェート。さらに刺激しあって、お互いに成長できればと思っております。
どちらも【CROCKETT&JONES/クロケット&ジョーンズ】ですが、バイヤーは違います。私が選んだのは、チャッカーブーツの「CHILTERN」。高校時代から、このデザインが大好きで、スリムのカラージーンズや詰襟の学生服にも履いていました。ただ、履いていたのは、チャッカブーツの一種で、ステッチダウン製法のクレープソールが特徴のデザートブーツ。Clarks(クラークス)のものです。不思議と大人になっても好みは変わらず、今も同じです。
話が長くなりますね。「CHILTERN」のセレクト動機は、こちらのブログをお読みください。
ジュニアがセレクトした「BOSTON2」。大熊康夫氏のイラストを飾りながら紹介しておりました。大熊さんとは、同世代。かつて、車も愛犬も英国趣味と。そのスタイルに憧れていた頃、出会ったイラストレーターさん。まさか、ジュニアと接点があるなんて驚きです。たまたまカシェートで出た電話の相手が大熊さん。ついつい昔話で、盛り上がったのは、数週間前。先日、ジュニアが千葉にある氏のアトリエを訪ねると聞いて、これはかなりの熱の入れようです。不思議な縁を感じます。話を戻します。
彼がローファー好きなのは知っていましたが、実はこの「BOSTON2」。私の知らないところで、オーダーしていたのです。昨日の彼のブログを見て納得でしたが、さて、これからどうしようかです。英国ブランドについては、グローリーガイではなく、カシェート。あのBAUDOIN&LANGE(ボードイン&ランジ)も、そして長年親しんできたJOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)も、少し前からWhitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)も移動になりました。Joshua Ellis(ジョシュアエリス)だけは取り戻しましたが、いずれかは...かもしれません。現在、グローリーガイにおけるCROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)の在庫も少なく、チャッカブーツ「CHILTERN」もカシェートに移動させることにしました。さて、今後、どのブランドの靴を展開しましょうか。課題がひとつ増えました。
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