2021.12.25
この冬は寒くなる...と予想したわけではありませんが、冬の品揃えは充実しております。大雪の風景は、東北や北海道にみるもので、この岡崎あたりでは滅多に降らないだけに、雪マークがつくとつい心配してしまいます。特に出張や旅行の日程にかかってしまうと慣れていないだけに大騒ぎ。ともあれ、備えあれば憂いなしの構えだけはしておかなければいけませんね。
クリスマスだけにホワイトで備えてみました。どこのかと言えば、
【Bark/バーク】の「Bark編み×ナイロンダッフルコート」です。昨年、納期が遅れてしまい、今年になってのご案内となってしまいましたが、鮮度は全く失われておりません。それに来年の価格上昇を考えれば、この価格は魅力でしょう。詳しくは、こちらのブログをご覧ください。
それにしてもナグラさん。マスクが大き過ぎはしませんか?メガネの半分までで、かろうじて目が出ている状態でした。クリスマスだからではありませんが、彼はジャケットスタイル。隣にいるジュニアは、昨夜、奥様とイブの食事を楽しんだことから、スーツではなくジャケット。グローリーガイのタカイとマスヤマの二人は、きちんとスーツを着込んでましたので、仕事が終わってから何かあるのかも。私はと言えば、いつもはクリスマスの夜の集いに出かけるのですが、今日は大人しく出張とフラの疲れを癒すつもりです。
年が明ければ、また東京へ。年内以上に寒くなるとすれば、これが欲しい。少し前のブログでBARENA(バレナ)のセットアップに合わせて着ていたAHIRAIN(アーリーン)の、なんて書き出していたら、不思議です。店頭でサイズXSが飛び立ちました。マイサイズのSではなくて、ほっとしております。
ここからが、本題です。昨年、年明け早々に始まった騒動の中、萎縮することなく、積極的にバイイングしてきた新しいブランドが、このシーズンの品揃えに華を添えています。例えば、季節がら最もお問い合わせの多いのが、【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】。
1998年にイタリア人デザイナー・ジュリアーノ氏が、世界中で見てきた"男の中の男"の洋服を追求したブランドとして誕生しました。その後、アメリカのブランド「FILSON」と契約し、「FILSON ITALY」としてイタリアの工場ならではのクオリティーと着心地を活かした、素晴らしい洋服を発信し、世界中のファンを魅了。2013年フィルソンとの契約終了を機に、【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】を復活させました。
グローリーガイの新しい定番アウターとして、来シーズンもオーダーしたい代表モデル「FISHERMAN PARKA/フィッシャーマン パーカ」。今回のセレクトカラーは、コバルトブルーとダークタン。店頭に並ぶや、皆さんの目にとまり、早い時期にサイズ切れを起こしておりました。特にサイズ36と38の動きは早く、現在、どちらの色もご用意できません。そこで紹介してくださった洋服の師匠でもあるK氏にお願いしたところ、
ネイビーの36、38を譲ってもらうことになりました。セールにはなりませんが、これからの時代、価値のあるダウンジャケットになるはずです。ぜひ、この冬の備えとして揃えておかれることをお勧めします。きっと人生の良い相棒になるはずです。
【MASSIMO PIOMBO/マッシモ・ピオンボ】。イタリアらしい存在感のあるコートです。それもそのはず、ブランド背景を知れば、なるほどと頷けるはずです。
「1989年、マッシモ ピオンボ氏によって創立された、素材にこだわった独特な世界観が魅力のイタリアメンズブランドPIOMBO。2012年、最高級素材と伝統的縫製技術を融合させた「世界で最も美しい服」を掲げる、クラシコイタリアを代表するブランドKiton(キートン)と連携し、新ブランドMP di Massimo Piomboのコレクションをスタート。極限までこだわった、最高峰の技術と最高峰の素材を使用したコレクションを展開しています」
ジャケットやスーツのシックな装いに、ハイゲージからローゲージのニットに軽く羽織ったり、時にはパーカーのフードを出してスポーティーに着流すことのできる自由で、気ままなコート。Stile Latino/スティレ ラティーノとは、また異なる色気を醸し出しています。こちらも大切にご提案していきたいブランドです。
数多くのニットブランドがある中、通り過ぎることのできなかったのが、【MAURO OTTAVIANI/マウロ・オッタヴィアーニ】。シンプルが故に美しい表情です。
「マウレル社は、ペルージャのフォリーニョで、地域の遺産である職人技術を集結し、1993年ニットブランドのマウロ・オッタヴィアーニの生産を始めました。商品は技術と弛まない研鑽の成果であり、 偉大な才能と経験を持つマスターたちによって、全てイタリア国内で生産されています。マウロ・オッタヴィアーニは、カリアッジ、ゼニア・バルッファ、モデスト・ビアジョーリ、ロロ・ピアーナなどの最高級の糸を駆使した、マウエル社の製品の中でも厳選されたコレクション 」
クオリティの高さの割にお値打ち。ならば、カシミア100%でやれば良いのですが、最近、販売力に自信がなくて...。いやいや、ウール・カシミアでも十分な魅力があります。このドルチェヴィータで37,000円なら絶対に完売してしまう、そんな自信を持ってお勧めするニットブランドです...は、ご案内の際に書いた文。完売とまではいきませんが、ブランドを知らない方でも、自然と手が伸びてしまい、発色の良さと手触り、そしてたぶん価格を見てご購入される方の多いニットです。このタートルネックセーター、モノと季節が一致した今、さらに力を入れてお勧めさせていただきます。
ウール70%・カシミア30%とタートルと同素材のジップアップのプルオーバーセーター。来年は、さらに色を増やして展開したいと強く思うのですが、来年のことはまだ分かりません。ただ確実に価格が上がるので、このニットも大切にご提案していきたいアイテムです。
ファッションに敏感な女性に人気のジップアップ。ということは、これを着ていれば、モテる?そんな思惑ありで揃えておかれたいデザインのニットです。シンプルなチャコールグレイとネイビーなら、モテなくても満足度は高いはずです。
ボトムの初登場となったのが、あのイタリア・サルト界の巨匠ルイジ・ダルクオーレ氏が立ち上げた【DALCUORE/ダルクオーレ】。初登場となったブランドの中では、最も知名度が高い、ナポリスタイルを愛する人たちの憧れのブランドです。スーツの組下のパンツに絶賛の声が上がっていたのは、知る人ぞ知る話ですが、それは手に入れたことのある人だけの感動です。昨年、急逝されたルイジの実弟でありパンツ職人兼パンツのプロダクトマネージャーでもある、PASQUALE DALCUORE氏両者の監修の元で生まれました。
渾身のは大袈裟。好きなコーディネートがこちらです。皆様のお好みも同じなのでしょうか。おかげで今回セレクトした中では、最も高価でありながら、消化率は一番です。ただ、このクラスの生地でこれだけ丁寧に作り込まれたパンツの価格としては、安すぎでは?なんて展示会で確認してしまったほどの良心的なプライス。来季も期待したいのですが、たぶん確実に上がるでしょうね。年明け早々に生地を選びにいきます。
参考までに、羽織ったコートは、MASSIMO PIOMBO(マッシモ・ピオンボ)、ニットはMAURO OTTAVIANI(マウロ・オッタヴィアーニ)、靴はANTONIO PIO MELE(アントニオ・ピオ・メーレ)、マフラーはPIACENZA(ピアチェンツァ)です。
セレクトのラインナップが、こちらの4パターン。細かくご説明するとなると、長くなりますので、この辺りで切り上げますね。詳しくは、こちらからご案内しております。
いかがでしたでしょうか。騒動の中、例年以上にバイイングに力を入れた2021年秋冬。自信を持ってお勧めできるものばかりです。ぜひ価値のあるニューフェイスに投資してみてはいかがでしょう。お好きな方であれば、満足度は高いはずです。
尚、タカイが担当している"あのコーディネートをもう一度"の「Re CHEK」。グローリーガイの、今の店内をご紹介しております。こちらもぜひ覗いてみてください。
「えっ、今年もやるの?もう景品に出すものがないよぉ」と言いながらも、「まぁ、いいっか」と大判振る舞いの年末年始恒例イベント「福引抽選会」。詳しくは、SUGURU blogにてご案内しておりますので、ぜひご覧ください。