グローリーガイが店舗を構える、ここ竜美丘ガーデンプレス。もともと、この場所は牧場でした。西隣は繊維工場、東隣りは生コン屋さん。岡崎の玄関の一つである名鉄、東岡崎駅の通り沿いにあるにも関わらず、西側とは対照的に全く開発されていない通りでした。牧場主から、地域活性化の手伝いをしてくれないかの要請を受けて、この場所に移転。あれから26年。海外に見る、素敵な通りにしたいという理想からは大きくかけ離れてしまいましたが、いくつもの商業施設が立ち並び、賑わいを見せています。先週の金曜日から始まった無印良品を含むワークスタジオは改装の為の閉店セール。いつも以上の喧騒の中、店舗裏側にある専用駐車場は、静かに時を刻んでおります。よろしければ、裏口からそっと立ち寄っていただくと、静かな空間でお買い物ができるかと思います。

　現在、店頭でも最も動きのあるのは、パンツ。もともと下半身に自身のあるグローリーガイ。複数買いの方も多く、創業以来の「パンツに強いショップ」のコンセプトは守られております。通販サイトでは、カットソーのモックネック、タートルネックシャツの動きが活発です。気温が高いせいでしょうか。ようやく店頭ではハイゲージのニットが動き出していますが、そろそろミドルゲージに関心を寄せていただいても良い頃です。ということで、本日は、上の写真にあるMAURO OTTAVIANI(マウロ・オッタヴィアーニ)のカシミア混クルーネックとZANONE(ザノーネ)のドルチェヴィータに合わせて、ご案内していきます。参考までにオフホワイトのカーゴパンツはBARENA(バレナ)、コーヒーブラウンのコットンパンツはBorelio(ボレリオ)を穿いております。足元はParabootとANTONIO PIO MELEです。

　本日、ご案内させていただくブランドは、【T-JACKET/ティージャケット】。イタリアの重衣料ブランド「TONELLO/トネッロ」が2014年に発表した新ラインで、ジャケットをTシャツ感覚で手軽に楽しめるようにと生み出したカジュアルライン。モードとクラシックを融合させたコレクションで、ジャケットの新境地を切り開いています。

　一見、カナダのカウチンセーターを彷彿させるデザインですが、ボアフリースの軽さは別物です。かつて本物を展開していた時期もありましたが、今はその体力はありません。もともと、カナダ・バンクーバー島にある、カウチン湖という湖周辺に定住しているネイティブアメリカンの労働着として生まれた伝統的な防寒着。本来羊毛がもつ油脂成分を含んだ毛を使用して密度を詰めて編まれているため、撥水性と防寒性に優れていますが、とにかく重い。なかなか、この地方での冬に出番は少ないのです。

　背裏と袖裏がつくことで、ニットを着た際の袖の通りはスムーズです。

　フロントの開閉は、スナップボタンと着楽(気楽)。襟がつくことでシャツに近いデザインですが、サイドのウォームポケットはありがたい装備です。ちょいっと出かける際や、星空を眺めるときに羽織りたくなる、軽さと温もりのあるネイティブアウター。我が家にも欲しいアイテムです。

　モデルは身長175cm、体重64㎏、胸囲92㎝で、サイズMをややゆとりを持って着用しております。

MODEL：カウチン柄ボアフリースジャケット
SIZE：S ・ M ・ L
COLOR：コルク×ブラック
MATERIAL：表地：ポリエステル100%　袖裏：ポリエステル　裏地：コットン・その他
PRICE：￥64,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

　ブラックとネイビーを配したボックス型のPコートタイプ。【T-JACKET/ティージャケット】ならではの肩のこらない気楽さです。ハンドウォーマー・ポケット(マフポケット)に玉縁のポケットが付き、装備に不足はありません。

　軽さの要因は、ウール混のメルトンに似た表地とコットンジャージの裏地とのボンディング加工。見た目の作りこみとは異なり、軽い着心地を体感できます。表のポケットに比べ、少ないのは内側。左下にジャージの携帯入れポケットがつくだけとなります。

　モデルは身長175cm、体重64㎏、胸囲92㎝で、サイズMをややゆとりを持って着用しております。

MODEL：チェック柄ボンディングPコート風コート
SIZE：S ・ M ・ L
COLOR：ブラック×ネイビー
MATERIAL：表地：レーヨン45%・ポリエステル30%・ウール15%・アクリル8%・ポリウレタン2％　袖裏：ポリエステル　裏地：コットン・その他　
PRICE：￥83,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。