2021.09.25
3回目の車検です。愛車はボルボのV70。8年ほど前まで乗っていたのは、同じくボルボのXC90。こちらも7年ほど乗っており、手放すのを躊躇いましたが、三店舗目のマガジーノ ができたことで、小回りのきくV60に。ただ、ワゴンスペースが狭すぎて、荷物が載らないのです。結局、一年で今のV70に乗り換えです。ディラーさんは、車検や点検のための代車として、新型のモデルを持ってきて、これでもかあれでもかと口説いてくれますが、比べると荷が乗らない。それに変えない、いや買えない最大の理由は、予算がない...といえば夢も希望もない。1番の理由は、今のデザインが気に入っていることです。今回、代車となったのは新型のV60。エンジンは静かだし、スムーズな走り、小回りのきく快適な車なんですが、やはり馴染んでいるものは手放し難い。それに、よく喋るし、なんとなくロボットに操られているような...。乗ってしまえば馴染んでいくのは、分かっているのですがね。
馴染んでいるといえば、このガチガチのコットンスーツ。ネクタイは25年ほど前のもの。懐かしいのは、手にしている中牟田久敬氏の「TRADITIONAL FASHION タータンチェックからボタンダウンまで」。昭和58年に刊行された私にとっては、バイブル的存在。氏の功績は大きく、日本に欧米の服飾文化を伝えた方の一人でもあるんです。
蔵庫・マガジーノ に持っていく本を整理していたら、奥の方から出てきました。洋服に携わる方には、ぜひオススメしたい本。まずはジュニアに読ませなければですね。
三日間に渡って、タカイがご案内させていただいたTAGLIATORE(タリアトーレ)、FEDELI(フェデーリ)。いかがでしたでしょうか。ある大手のセレクトショップをやめて、グローリーガイに迷い込んで?きたのが、15年前。ひょろひょろの青二才だった彼も40歳になり、ようやく貫禄がついてきました。ちょうど洋服を語るにはふさわしい年齢です。そして、この後、ご紹介する【BAGUTTA/バグッタ】については、彼より一回りほど年長?はナグラさん、そのナグラさんより一回り上の私スグルがお届けします。
ご紹介するのは、【BAGUTTA/バグッタ】のシャツジャケット。正式に言えば、シャツジャケットですが、より立体的なテーラードに近い作り。生産しているイタリアの工場はシャツを専門としながら、3人のマスターテーラーを擁する仕立て部門を備えています。
写真は、JACOB COHEN(ヤコブ コーエン)のご案内の際のもの。季節が進むと、少し物足りないし、寒々しい。ということで、撮り直したのが、こちら。
背景ともども賑やかくなりました。挿したのは、FEDELI(フェデーリ)のVネックセーターです。
モデル名は「RICK」。シングル二つボタンのサイドベンツ。ポケットは胸にはなく、腰のみの2パッチポケット。左内側、ウエスト部分にチケットポケットがつきます。ストレッチの効いたコーデュロイでセレクトです。
セレクトカラーはモスグリーンとブラックの2色です。
こちらも9月18日のJACOB COHEN(ヤコブ・コーエン)のご案内の際に羽織っておりました。インにはFEDELI(フェデーリ)のタートルニットを合わせ、絶妙なニュアンスでVゾーンを作り出します。
ネクタイをするというより、カットソーやニットに合わせて、気軽に羽織っていただきたいシャツジャケット。街にジャケットスタイルが戻ると、もっと秋の街並みが美しく見えるはずです。手軽な旅ジャケットとしても使っていただけます。
身長175cm、体重63kg、胸囲91cmのモデルで、サイズ46を着用しております。
MODEL:「RICK」ストレッチコーデュロイジャケット
SIZE:44 ・46 ・ 48 ・50
COLOR:モスグリーン・ブラック
MATERIAL:コットン97%・ポリウレタン3%
PRICE:¥45,000(本体価格)+税
こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
インにご注目ください。最近は、シャツジャケットに目がいきがちですが、本来はミラノのシャツ専業ファクトリー。ここ数年、カジュアルシャツも含め、シャツの重要が落ち込んでいましたが、ここへきて俄然、ご要望が増えているのが、従来のシャツなんです。特にニットのインに合わせられるドレス寄りのシャツ人気は高まるばかりです。そんな中、【BAGUTTA/バグッタ】に求めたのは、ネクタイもできるラフなシャツでした。
サックスブルーは定番色ですが、あえてこの秋、ロマンティックなVゾーンを演出するために、このホワイトとピンクをセレクト。生地はしなやかなオックスフォードクロス。ショートポイントのセミワイドで抜け感のある襟元と、前立てのステッチでさらにラフな印象を与えています。
クルーネックのニットを着た場合、カラーステイを外せば、綺麗な襟のロールが出ます。季節を問わず、シーズンを通して活躍するシャツ。新たに揃えるなら、襟越しの高いカッタウェイではなく、襟越しはやや低めで襟の開きの穏やかなものを選ぶといいでしょうね。今期より、展開しているunrole(アンロール)もオススメです。
身長175cm、体重63kg、胸囲91cmのモデルで、サイズ39を着用しております。
MODEL:「BERLINO」オックスフォード地セミワイドカラーシャツ
SIZE:38・39 ・ 40 ・41
COLOR:ホワイト・ピンク
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥24,000(本体価格)+税
こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
場所をカシェートテラスに移動しての撮影です。問題は、足元。合わせる靴を忘れてしまい、やや役不足でした。
好きな生地感です。コットンツイルの堅実な生地は、ワークスタイルに欠かせません。ビッグシルエットの男っぽいシャツジャケットに仕上がりました。
男らしさの条件は、タフさと優しさ。大胆に見せて、細部には繊細な配慮。まさに【BAGUTTA/バグッタ】ならではの作品です。
シャツというより、使い方はデニムジャケットと同じですが、ゆったりとしたシルエットだけに、スエットシャツやミドルゲージのニットに大らかに羽織っていただきたいワークシャツジャケットです。
身長175cm、体重63kg、胸囲91cmのモデルで、サイズ46を着用しております。
MODEL:「LATINO」コットンツィル地ワークシャツジャケット
SIZE:44 ・46 ・ 48 ・50
COLOR:オリーブドラブ・ネイビー
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥28,000(本体価格)+税
こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
隠れ場Cashette/カシェートで昨日より開催の【JOHN SMEDLEY/ジョン スメドレー】の「MORE BASIC COLLECTION FAIR」。本日、ずいぶん盛り上がっているようで、助っ人に向かったナグラさんがなかなか戻ってきません。羨ましい?状況です。詳しくは、SUGURU blogでご案内しております。