昨日の続きブログと月曜日限定のユニセックスブログです!!

 実は、昨日のブログに続きがあったのです。脇役といえども、さすがに日曜日。同じ隠居仲間も訪ねて来られるし、現役の方々にも挨拶をしなければなりません。いつの間にか時間切れとなってしまったのです。と言うことで、本日、まずは続きからご覧ください。

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 昨日、タリアトーレのジャケットに合わせたPT TORINO(ピーティートリノ)のワイドパンツを使ってのコーディネートです。羽織ったのは、ビジネスで使うネイビーとは別に持っていたい eleventy(イレブンティ)のメタルボタンのブレザージャケット

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 ウールのホップサックではありません。素材はコットン100%。ウールの光沢とは違い、コットンの素朴な表情がスポーティーでラフな雰囲気を醸し出しています。鹿の子織りのポロシャツのように気軽に羽織りたいジャケットです。

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 夏だからこそ取り入れたいビビットカラー。展示会で選んだのは、私スグルシニア。入荷案内のブログを書いたのは、カシェートの販売員ジュニア。再び、親元、グローリーガイに戻ってのご提案です。まるで油絵や水彩画のような奥行きのあるシャツに仕上がりました。

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 紺白のコントラストに映えるマルチストライプのシャツ。メタルボタンと絶妙なハーモニーを奏でます。

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色を使わない組み合わせなら、こんな感じはいかがでしょう。昨日と同じJOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)の30GウェルトスリーブニットポロMY CROFT」のエクリュを合わせてみました。

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 袖や裾がリブ仕様の多いモデルの中、こちらはカットソーに見るウェルト仕様です。撮影中、どっかでみたことあるな、なんて首を傾げている間に思い出しました。家に帰り、探してみれば、クローゼットの奥の方の引き出しに隠れておりました。

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 早速、本日着てきました。比較してみれば、若干色合いが異なりますが、経年変化というものかもしれません。なんせ、購入したのが10年以上も前で、所有しているのを忘れているぐらいですから。でもデザインは全く同じ。時代に流されない、敬意を払うべきJOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)のスタンダードモデルです。

 ここまでが、昨日、予定していたブログの内容です。ここから、本日のメインブログになります。

 挨拶が「暑いですね」に変わり、いよいよ私の季節です。夏生まれのせいか、滅法、暑さには強い。逆に冷房の風が苦手で、空調の温度や風向きを操作するのは私の、これも特権なんです。

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 本日の出で立ちにも合う、冷房対策アイテムを見つけました。フランス語の"出会い"を意味する【Rencontrant/レンコントラント】。ディレクションは、ニットと旅を愛するフランス人女性。長年、メゾンブランドでの生産やアート業界に携わっている彼女が提案する旅するニットです。その中から、カーディガンを羽織ってみました。

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 このニットを推す理由は、素材の良さ。シルクの肌触りを知ってしまうと、手放せなくなってしまうのが、怖い?植物から原料が採れるコットンと違い、シルクは蚕の繭を原料としている動物繊維だけに希少価値の高い素材と言えます。ある文献から引用してみると、

「シルク(絹)は古くから、最高の衣料素材として世界中の人々を魅了し、愛用されてきました。誰もが知っている古代の美女であるクレオパトラから卑弥呼まで、数々の歴史上の人物も愛用していたといわれています。優雅な光沢やしなやかな肌ざわりに加え、豊かな吸放湿性、保温性などに基づく着心地のよさがあり、他の繊維の追従を許さない固有の特性がシルクの魅力です。さらに、近年の科学技術の進歩により、絹タンパク質の機能の解明が進み、美容や健康にもよいことが明らかにされてきました」

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 月曜日限定のブログでした。このシルクの肌触りを未だ体感したことのないカシェートスタッフのマヤさんに素材のことを話さずに着てもらいました。彼女の身長は165㎝、身長175㎝の私と同じサイズSを着用です。色もデザインも気に入っていただきました。カットソーの上からでは肌触りが伝わりにくいかもしれません。ならば、

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 同じく【Rencontrant/レンコントラント】のcrew neckサマーニットを。サイズSを着用。もちろん、シルクです。その反応は、この後。「さすが、よくお分かりで」の発言でした。

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 着たのは、繊維の宝石と呼ばれるシーアイランドコットンを使ったJOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)の深Vネックニット。彼女もこのブランドの着心地の良さは、所有しているだけに心得てます。ただ、彼女の口から出た言葉は、「さっきのニットの方が気持ちいい」でした。その感想、同感です。なぜ、そう感じるのか。またまた引用文ですが、お読みください。

 「シルクは、蚕(カイコ)の繭から作られるタンパク質でできた天然繊維です。蚕から生まれる糸は、中央部の「フィブロイン」(約70~80%)と、その外側を包み込む「セリシン」(約20~30%)の2種類のタンパク質で構成されています。生糸を精錬すると、フィブロインが抽出され、絹糸がつくられます。また、アラニン・グリシン・チロシンなどの、お肌の成分に近い約20種のアミノ酸が結合した純粋なタンパク質繊維で、繊維素材としてだけではなく、ひとの皮膚や健康にもよい多くの機能を持ち合わせています。このアミノ酸が肌の成分に近い約20種のアミノ酸を含む「タンパク質繊維」であり、肌に近い成分のため、肌に優しいといわれています。このとき取れたセリシンは、天然保湿因子に似たアミノ酸組成をもち、肌のうるおいを保持する効果が期待されており、クリームや美容液などに活用されています。」

 いかがですか。これを体感し、所有したとしたら、彼女もクレオパトラや卑弥呼のような現代の美女になることは間違いありません。なんとなく遠い存在としてのイメージがあるシルク素材。少しでも身近に感じていただけたでしょうか。隠居スタイルにも欠かせない素材でもあり、少し力を入れてご案内させていただきました。

GLORY GUY

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