まだまだ続く名品との出会い。ANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレのスニーカーは、ワクワクドキドキです!!

 世の中には、まだまだ知らない名品があるんだなぁ~なんて妙に感心している私スグル。この業界に携わって40年近く経つのに...です。特に、今まで苦手としていたスニーカー。現在、我が家の下駄箱にあるスニーカーと言えば、かなり前から愛用しているParaboot(パラブーツ)とSpring Court(スプリングコート)の「G2」レザースニーカーの新旧2足。それに、イタリア出張の際、履いていた靴が壊れて、急遽、ミラノで購入したTOD'S(トッズ)。後は、Diadora(ディアドラ)もどこかで埃をかぶっているはず。その程度でしょうか。ただ、時代が求めているのは、スニーカー。ここ数年、意識的にスニーカーブランドを増やしています。この週末も、隠れ場Cachette/カシェートで展開している英国のWALSH/ウォルシュやHERNO(ヘルノ)から提案されたランニングシューズに注目が集まりました。そして、まだご案内していない名品スニーカーがあるのです。

c4e7cf73814a981977fb0403b6d7233f7477f708ddb9ad2ec657385ab58bf68c.0.jpg

 実は、今週中に公開されるYouTube「SUGURU STORY by gloryguy」の中でご提案。公開を前に、担当したマスヤマから一足早くご紹介させていただきます。

 皆さん、こんにちは。恐らく(?)、グローリーガイで最もスニーカー着用率の高いマスヤマです。本日は秘密兵器のお披露目という大役を預かりましたので、是非最後までお付き合いください。

fullsizeoutput_586a.jpeg

 そのスニーカーが、こちら。パッと見、ダークブラウンとブラックのプレーンなスニーカーに見えるかもしれません。ですが、手に取っていただくと、足を入れていただくと、「このスニーカー、只者じゃないな...!!」 そんな風に唸る方が続出することと密かに予想しています。

fullsizeoutput_586c.jpeg

 ブランド名は、【ANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレ】。ミラノに店舗とショールームを構えるビスポークシューズ店が手掛ける、本格派のレザースニーカーです。ビスポークと言えば、服好きや靴好きの憧れ。最高品質のアッパー素材とソール素材のみを使用し、丁寧に作り込まれたスニーカーは、まさに名品という形容が相応しい...特別なスニーカーです。今まではニューヨークとボストンのお店に生産してしたのみで、日本での販売は初となることも、注目です。

fullsizeoutput_5874.jpeg

 アッパーには、イタリア語でCERVO、鹿革(ディアスキン)を採用しています。軽量で柔軟性のある鹿革は、レザーのカシミアと喩える声もあるほどです。その上心憎いのは、グレインレザー(シボ革)で仕上げていること。この細かなシボの表情があることで、より一層エレガントな足元を演出できるはずです。

fullsizeoutput_5875.jpeg

 触ってみると、本当に柔らかいです。購入したその時から、自分の足に吸い付くような感触を味わえるでしょう。それにこの大人っぽさ。ビジネスでも問題なく使えそう、そんな方も少ないくないのではないでしょうか。

fullsizeoutput_586f.jpeg

 足に吸い付くような履き心地には、靴の内側の作りも大いに関係しています。フルレザーのライニング(裏地)は、場所によって膨らみが作ってあり、フィット感を高める意図を感じます。特にタンのライニングは膨らみが多めで、足の甲に優し〜くフィット。「これ履きやすい!!」と声が漏れるはずですので、是非一度、足を入れに来てください。

fullsizeoutput_5870.jpeg

 凄いのはアッパーだけではありません。ソールにも、秘密が隠されています。

fullsizeoutput_5877.jpeg

 「LACTAE HEVEA」。読み方が分かる方は、かなりのフランス通かスニーカー通。フランス・RELTEX社の天然ゴムソールで、「LACTAE HEVEA/ラクト・エビア」というソールです。本ソールは、パラゴムの木から採取される貴重な100%天然ヴァージンミルク(乳液)を素材とし、手作業による50以上の工程を経て、手間を惜しまず生産されたもの。しなやかさと弾力性に富み、究極のラバーソールと呼ぶ声もある程です。ちなみに、100%天然素材ですので、もちろんリサイクルも可能。地球にも優しい、ということも忘れずに付け加えておきますね。

fullsizeoutput_5872.jpeg

 最後に、色について。革靴では一般的なブラウンも、スポーティなスニーカーでは中々見掛けることがありません。そんなこともあってか、店頭では好調な動き出しを見せています。

fullsizeoutput_5876.jpeg

 そして、万能型のブラック。やはり、グレインレザーによる表情が良いですね。合わせやすくて、大人感に溢れているのは、ダークブラウン・ブラック共に共通です。

 サイズ感については、普段革靴は8、スニーカーは42サイズを履くことの多いマスヤマで、やはり42がジャストでした。足には個人差が大きい為、一概には言えませんが、普段と同じサイズから足を入れてみると良いのではないでしょうか。

MODEL:「Libeccio」ディアスキン グレインレザースニーカー
SIZE:39 ・ 40 ・ 41 ・ 42
COLOR:ダークブラウン・ブラック
MATERIAL:鹿革 ソール:ゴム(LACTAE HEVEA)
PRICE:¥58,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 いかがでしたでしょうか。予想以上の売れ行きに驚く、いや驚いていてはいけないのですが、足入れされた方の評価はかなり高いものがあります。そのまま履いて帰りたい...なんて方もあり、もっと仕入しておけばよかったの、毎回の後悔です。STAN SMITH(スタンスミス)に似たデザインも馴染みやすく、飽きのこないシンプルなデザインも魅力です。

 そして、出番の少なかった私。空いた時間で何をしていたかと言いますと、こちらの撮影です。

IMG_6793 (2).JPG

IMG_6800 (2).JPG

 この土日に賑わいをみせた蔵庫/マガジーノ。営業を週末だけと決めているため、本日は一人ぼっちの作業です。休み明けの水曜日にご案内を予定している新作の【MooRER/ムーレー】。どちらも20万円を超える大作ですが、バイヤーとしてはかなりのお勧めです。水曜日に...「えっ、もう少し見せて」の声にお応えして、

IMG_6875 (2).JPG

IMG_6886 (2).JPG

 こんな感じです。ここまで載せるなら、ついでにですが、ガソリンと時間切れです。明日は定休日ですので、水曜日にお会いしましょう!!

 

GLORY GUY

カテゴリー

TWITTER

ARCHIVES

  • feed
  • Facebook
  • instagram

MOBILE QR

QRコード

ページ先頭へ戻る