2020.08.24
秋の気配を含んだ本日の青空。2,3度とはいえ、一時のことを思えば、ずいぶん過ごしやすくなりました。
3本のマストはありませんが、シップ(帆船)をイメージして作られたグローリーガイの建物。25年の月日を経て、外壁の汚れが目立ち、シンボルマークの白頭鷲もがWORN OUTしてしまっています。PT TORINO(ピーティートリノ)のように計算されておればよいのですが、経年変化の損耗は美しくありません。思い切って、外観の美を取り戻すついでに看板も変えてしまおうということで、本日より足場が組まれました。完成予定は、9月12日。その間、お見苦しく、またご不便をおかけするかもしれませんが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
さて、本日の商品紹介は、実はタカイちゃん。ただ、彼は本日より夏休みに入ったため、私スグルが補足させていただきます。まずは、彼のご案内をご覧ください。
まずは、バックショットから。
これまでのスタイリングは、専ら細身信者。そして、クラシコイタリアのボディコンシャスな世界観にどっぷりと浸かってきた僕たちからすると、肩を落として背中がたっぷりと膨らんだシルエットは、とても新鮮に映ります。
2020年春夏より、LUIGI BORRELLIやLARDINIに携わってきたピエトロ・ディ・マテオ氏をデザイナーに迎え、再出発を果たした【BAGUTTA/バグッタ】。クラシックかつモダンなスタイルは、新鮮というか懐かしいととる方もいるでしょうか。どちらにしても、他のブランドと一線を画すクリエイティブな提案が、現在進行形の新しさを感じさせてくれるコレクションです。
本日は、秋を目前に入荷してきた2型(1型は後日になります)を、タカイがご紹介します。
まだまだ暑さの残る中、アンテナを高く張ったI様が選ばれたのが、こちら。他のシャツブランドが作るシャツアウターとは明らかに違う雰囲気に、センサーが反応。ついつい惹きつけられたようです。
秋から冬にかけて微妙な端境期に活躍するのが、シャツ屋が作るアウター。シャツアウターやシャツブルゾンと言いますが、このカテゴリーのアイテムを、今一番上手に作るのが【BAGUTTA/バグッタ】ではないでしょうか。
その魅力を感じさせるひとつが、生地のセレクト。
厚みがあって、ここまで重厚なコーデュロイは、なかなかお目にかかれません。この厚みが、シャツをアウターにしてくれます。そして、さらに目を惹きつけるのが色。ホワイトにややクリームかかった柔らかな色合いが、レトロとモダンをクロスオーバーさせています。
襟は小ぶりのショートポイント。襟裏には、アメリカントラッドの某ブランドを思わせるボタンが付き、ストレート気味の裾には、少し深めのスリットが入ります。
ボタンを全て留めた、こんなスタイルも新鮮です。意外に(?)、嫌いじゃありません。
モデルは身長180㎝、体重67㎏、胸囲94㎝で、サイズ38をやや余裕を持って着用しております。コーディネートしたニットはJOHN SMEDLEY、パンツはPT TORINO、シューズはBAUDOIN&LANGEです。
MODEL:太畝コーデュロイシャツブルゾン
SIZE: 38 ・ 40 ・ 42
COLOR:クリームホワイト
MATERIAL:コットン97%・ポリウレタン3%
PRICE:¥24,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
もう1型が、こちらのチェック柄。金曜日にご案内予定です。
「できれば、この靴を履いてほしかった...」の続きです。
後半、私スグルがご提案するのが【Paraboot/パラブーツ】のチロリアンシューズ「MICHAEL/MARCHE Ⅱ」。久々の登場です。
オーストリアとイタリアにまたがるアルプス山脈の一部である"チロル地方"の伝統的な「チロリアンブーツ」がルーツ。当初はチロル地方の貴族の狩猟用の靴として使われていたのが、チロリアンシューズです。
なぜ、今、チロリアンなのか? 休憩中にナノユニバースのI君から、「スグルさん、パラブーツ扱ってましたよね。チロリアンのブラックが欲しんだけど...」が、きっかけ。話を聞いていたら、自分までが欲しくなってしまったという単純動機です。
ここで、コーディネート写真が欲しいところですが、撮影時間がなく、とても残念。ほっこり、ふっくらがトレンドの今、丸みのあるチロリアンシューズがしっくりくるのは当然でしょうか。アウトドアから生まれた靴だけに、ミリタリー、ワーク、カントリーはもちろん、キレイめなスタイルに無骨さを加えたいとき等々、いろんなシーンに合わせることのできる万能な靴が、チロリアンシューズと言えます。そしてチロリアンと言えば、やはり【PARABOOT/パラブーツ】ですね。
サイズ感です。パラブーツの「ADONIS」やクロケット&ジョーンズの「Cavendish」などスリッポン系でで7.0を。パラブーツの「CHAMBORD」など紐で締めることのできる靴は、7ハーフ。スプリングコートで41、ボードイン&ランジは41の私で、やや肉厚の靴下を履くことを考慮すれば、サイズ41.5がジャスト(後日の記事にて、サイズ感について修正をしてご案内しております。併せてご参照ください。)でしょうか。まずは足入れをお勧めします。サイズ切れに関しましたは、スタッフまでお申し付けください。
MODEL:「MICHAEL/MARCHE Ⅱ」チロリアンシューズ
SIZE:39・39.5・40・40.5・41・41.5・42
COLOR:ブラック
MATERIAL:レザー/ラバーソール
PRICE:¥65,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
第22弾でご案内するYouTube「SUGURU STORY by gloryguy」は、"【PT TPRINO/ピーティートリノ】で検証するキャロットフィット」"。今季、PT TORINOで最も注目しているキャロットフィットのパンツをご提案しております。冒頭の茶番劇(?)にもご注目ください。
代理店さんの協力を得て、開催中の【PT TORINO/ピーティートリノ】の「DENIM」ポップアップフェア。8月31日(月)までご覧いただけます!!
SUGURU blogにPT TORINO(ピーティートリノ)を穿いた鮫が出没しております。ぜひ、こちらもご覧ください。