明けそうで明けないのは、梅雨。平年で言えば、私の誕生日には明けているはずなのに...。たぶん、来週ぐらいでしょうか。さほど気温も湿度も上がらず、比較的過ごしやすいのが、救いです。

　今読んでいる本です。二股で読んでいるわけではありません。勢い良く読み始めた「翔ぶが如く」。薩摩藩士として明治維新の立役者となった西郷隆盛と大久保利通。この二人の友情と対立を軸に征韓論・明治６年政変などを経て、各地で起こった不平士族の反乱、やがて西南戦争へと向かってゆく...そんな内容の長編歴史小説です。くじけたのは、第４巻。話の内容が、二人の友情が対立に変わっていく重い空気に包まれていく中、遂に読むのをやめてしまいました。代わりに読み始めたのは、「項羽と劉邦」。司馬氏と交流のあった宮城谷昌光氏の古代中国の作品(香乱記など)はずいぶん読んでいたので、この時代背景もよく分かります。鬼人のごとき武勇で秦を滅ぼした楚の項羽と、余人にない人柄で人々に推載された漢帝国を興した劉邦。そんな二人の英雄を描いているとあれば、気持ちも高揚します。読む本の選択は、その時の気分。重い空気が漂う今、やはり気分は盛り上げていきたいものです。

　世界で最も美しいペルージャンシューズと言われている【BAUDOIN＆LANGE/ボードインアンドランジ】は、Allan BaudoinとBo van Langevsldによってイギリス ロンドンで生み出されています。彼らの作り出すシューズはイギリスとフランスのビスポークシューズからインスパイアを受け、オールハンドメイドで仕上げられています。全ての工程を元EDWARD GREENの職人が手掛け、ビスポークシューズに見られるピッチドヒールや飾り釘、かかとにフィットさせる大きなカーブなど高度な技術を用いて実現されており、全てのシューズがアンライニングで驚くほどしなやかで軽く、どれだけ履いても疲れない履き心地が特徴...

　そんな凄い靴ですが、残念ながらグローリーガイではあまり売れておりません。その理由は、明々白々。情熱をもってお勧めしていないこと。唯一、タカイが一足持っているぐらいで、語ることのできるスタッフがおりません。折角、素晴らしいものをセレクトしても、その感動を共感できなければ意味はありません。

　そんな状態を見かねたのが、現在、3足を所有しているジュニア。昨年の展開より、愛着を持って履いている【BAUDOIN＆LANGE/ボードインアンドランジ】。コンセプトショップ CACHETTE/カシェートに持ってきてよいかと打診がありました。そこで昨日より、展開をグローリーガイからカシェートに移動。熱い接客で皆様にご提案していくことになりました。近日中に、SUGURU blogに改めて掲載されるはずです。

　BAGUTTA(バグッタ)のシャツをご紹介した際に履いていたのが、この夏、お勧めの【BAUDOIN＆LANGE/ボードインアンドランジ】のスエードシリーズ。ソールが柔らかく、下敷きをしなければならない為、コーディネートでの出番が多くはありませんでした。現在、セールにてお値打ちにご提案しておりますので、ぜひこの機会に揃えてみてはいかがでしょう。

　ブランドやアイテムを広げてMORE SALEを開催中です!! この機会を是非ご活用ください。

　継続中の"SALE for the Future" は、 8月10日(月)で終了させていただきます。

　新着の「SUGURU STORY by glory guy」の第19弾【親子対談】洋服のプロが今、"リアル"に欲しい一押し商品とは!　公開されました。

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