2017.08.19
人それぞれに思い出の曲というのがあります。特に夏に多いのかもしれません。私の場合は、山本コウタローとウィークエンドの"岬めぐり"。♪あなたがいつか話してくれた 岬を僕は訪ねて来た...♪で始まる、ちょっぴり切ない歌です。当時、高校1年の16歳。交際していた中学の同級生にふられる予感のまま、出かけた北九州への一人旅。平戸から長崎に向うバスの中、車窓から見える美しい景色に、「二人で見れたら...」なんてセンチメンタルな想いを彼女に馳せたものでした。旅の帰り道、最終駅を降り、彼女の家に向う途中の公衆電話。電話口に出た彼女から、「もう電話しないで」なんて、もう完全に失恋です。いやはや懐かしい!! こんな前置きを書くなんて、季節が夏の終わりに近づいているからなんでしょうね。ただ。この内容、以前にも書いたような気もしております。
ところで、皆さん、足元は固まってきたでしょうか。まだ暑いし...とおしゃられる方も大丈夫です。まだまだ下半身強化は続きます。ただ、今回から、目線を上げていただき、上半身へと移行していきます。中でも体に最も近い部分。西欧では古くから下着と定義つけられているドレスシャツ。本日は、ナポリのシャツファクトリー【AVINO Laboratorio Napoletano/アヴィーノ ラボラトリオ・ナポレターノ】をご覧ください。
もともとは、2001年、Francesco Avino氏がイタリアンスタイルやナポリ仕立てに対する情熱からスタートしたシャツとスーツのファクトリー。2005年、よりお客様の満足度を高めたい、その思いから、シャツ一本に専念することを決断。これによりLaboratorio Napoletanoの信頼は、さらに強固なものとなっていきます。因みにLaboratorio Napoletanonoは、「ナポリの研究所」の意味です。
襟、ヨーク(肩から背中に当たる部分)、アームホール、釦ホール、釦付け、ガゼット(シャツの裾の前身頃と後身頃を縫い合わせる部分の補強布)、カンヌキ(剣ボロの補強)、前立ての8工程がハンド仕上げです。
今回,ご案内するのは、グレイのピンホールカラー「BRISTOL」とネイビーのラウンドタブカラー「KENT」。どちらもミニロンドンストライプのクレリックです。
ハンド工程の多いシャツは、広げてみれば、その作りの良さは、一目瞭然。全てが人間の体に沿った丸みのある裁断と温もりのある縫製です。
モデルは身長175cm、体重65㎏、胸囲92㎝で、サイズ38を着用しております。
グレイ(上段)で合わせたのは、TAGLIATORE(タリアトーレ)のSUPER110'S カルゼ織ブラックスーツ、ネイビー(下段)はTAGLIATORE(タリアトーレ)のウール・シルク ハウンドトゥース柄3ピーススーツ、ネクタイは未公開です。
MODEL:「BRISTOL」ミニロンスト ピンホールカラークレリックシャツ
SIZE:37・38 ・39 ・40 ・ 41
COLOR:グレイ
MATERIAL:COTTON100%
PRICE:¥36,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
MODEL:「KENT」ミニロンスト ラウンドタブカラークレリックシャツ
SIZE:37 ・38 ・39 ・40 ・ 41
COLOR:ネイビー
MATERIAL:COTTON100%
PRICE:¥35,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
TAGLIATORE FAIR 8/4(Fri)−20(Sun)
期間中、お買い上げの方に、本切羽の修理代サービスとオリジナルテーラーバックを進呈しております。
8月20日(日)をもちまして、一部の商品を除き、セールを終了させていただきます。
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