すっかり忘れていた"母の日"。昨日、ワークスタジオ内にある行きつけのカフェ。隣接する花屋さんに置かれたカーネーションに気持ちが実家の母に向います。わざわざ"母の日"の為だけに出向くのは照れくさく、同じ敷地内にある倉庫に保管された手提げ袋を取りに来たついでと言って渡した贈り物。喜んでもらえるのは、花より団子、いや花より"おこづかい"。いつまでも若々しく、元気でいてほしい、かけがえのない人です。

　本日は、再入荷のご案内をさせていただきます。

　お馴染みの【Paraboot/パラブーツ】の「LULLY/ルリー」です。

　代理店のシノさんからは、"異色のバイニング"と言われているグローリーガイ。確かに、ブランドを代表する「CHAMBORD/シャンボード」や「MICHAEL/ミカエル」は殆どセレクトしません。カジュアルに履けるモデルより、チャッカーブーツやサイドゴアブーツなど、クラシックでエレガントな雰囲気を楽しみながら、全天候型の気楽さを求めているせいかもしれません。

　チャッカーブーツは、ポロ競技後に選手たちが履いていたことが始まりで、当時、ファッションアイコンであったウィンザー公が愛用していたことから、世に広まった由緒ある靴でもあります。ただ秋冬のイメージが強いモデルだけに、「この時季になぜ?」の疑問もおありかと。実は、昨年、12月3、4日の2日間、開催させていただいた「Paraboot　TRANKSHOW」にて、最も引き合いの多かったのが、この「LULLY/ルリー」。それもブラック。当時、店頭在庫も代理店さんの在庫も殆どなく、急遽、本国フランスに生産要請。5月入荷でも、ぜひ手に入れたい、そんな熱い要望にお応えさせていただいたのです。

　摩擦に強い丈夫なラバーソールは、【Paraboot/パラブーツ】のオリジナル。また独自のノルヴェイジャン・ウエルト製法によって、オールウェザーで履くこともできます。

　チャッカーブーツから派生した靴にデザートブーツがあります。もともと砂漠を歩く兵士のために考案されたもので、クラークス社のものが、あまりにも有名ですよね。クレープソールとラバーソールの違いはありますが、チャッカーブーツを秋冬物と決めつけるのは早合点でしょう。春夏でも服装スタイルによっては、大いに役に立つ靴といえるはずです。参考までに、コーディネートしてみました。

　合わせたジレはeleventy(マガジーノ)、シャツは未公開のFinamore、パンツはBERWICH(マガジーノ)、バッグはTIBERIO FERRETTIです。

MODEL：「LULLY」 スウェード チャッカブーツ
SIZE：5.5 ・6 ・ 6.5 ・7 ・ 7.5 ・ 8
COLOR：ブラック（NOIR）
MATERIAL：牛革
PRICE:￥62,000（本体価格）＋税

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