2016.01.29
冷たい雨が降っています。そういえば、フィレンツェでも終日、雨の日がありました。ちょうど今日のような天気で、傘を差さずに歩けば、ずぶ濡れになってしまいます。でも、ヨーロッパーの人たち、いやヨーロッパに限らず、確かカナダでもアメリカでもそうだったように欧米の人、もっと厳密に言えば、日本人以外の外国人は、あまり傘を使いません。ダウンなどのジャケットに付いたフードを被って、悠々と歩いていました。
18世紀中期のロンドンでは、傘といえば、もっぱら夫人の日除け傘。紳士は傘を差さないというより、持たないのが常識。ただ19世紀になると、細く巻いた傘が紳士の持ち物として流行しましたが、ただそれもステッキの代用として、腕に携えているだけで差すことは殆どありません。その名残が今でもあるのでしょうか。現代、傘を差さない理由が当時のイギリスにあるとは思いませんが、雨の質や湿度などの日本とは異なる環境が大きな要因となっているのは確かです。でも、案外、面倒臭いというのが、本当の理由...かもしれません。
本日のご案内は、そんな雨の話とは全く関係はなく、それに前置きほど、ご案内が多くないことをお許しください。昨日に引き続き、【TAGLIATORE/タリアトーレ】のジャケットをご覧ください。
まるでバッグの宣伝?のようなポーズになってしまいましたが、ジャケットがメインです。
春夏のビジネスシーンにおいて、ネイビーの次に持っていたいブルーのジャケット。ネイビーとホワイトの糸の間にロイヤルブルーを挿し込んだリネン100%の清涼感あるジャケットに仕上がりました。釦も同色のブルーを使い、爽やかさを演出です。
タイドアップのコーディネートで紹介させて頂きましたが、オフシーンでも活躍します。ホワイト、ネイビーの爽やかなコーディネートがまず頭に浮かびますが、ブラックのインナーにホワイトやベージュのパンツを合わせて、シックな装いを楽しむこともできます。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ44をややタイトに着用しております。
合わせたシャツはBARBA、ネクタイはHolliday&Brown(未公開)、パンツはSIVIGLIA、バッグはCISEI(未公開)、靴はFERRANTEです。
MODEL:「MONTECARLO」リネンメランジ調ジャケット
SIZE:42 ・ 44 ・ 46 ・ 48 ・ 50
COLOR:ブルー
MATERIAL:リネン100%
PRICE:¥82,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
毎シーズン欠かせないのが、ネイビーのジャケット。買い替え需要の最も高い春夏のジャケットとも言えるでしょう。また、ネイビーしか着ない代わりに、色柄の変化を楽しむ...なんて、頑固者も。
今回セレクトした生地は、ウールのジャカード織り。サークルを繋いで織り成す表情は、まろやか。釦もメタルにせず、同色で柔らかな印象に見せています。
今季、FRANCO BASSI/フランコ バッシが提案するベージュカラーを使ってコーディネート。全体の表情が、まろやかな印象になります。今季のテーマは、"クリーンなまろやかさ"と"クールなモード感"なんて、勝手に決めていますが、上手くコーディネートで伝わっているのでしょうか。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ44をややタイトに着用しております。
合わせたシャツはMario Muscariello、ネクタイはFRANCO BASSI(未公開)、パンツはSIVIGLIA、バッグはCISEI(未公開)、靴はFERRANTEです。
MODEL:「MONTECARLO」ジャカード織りネイビージャケット
SIZE:42 ・ 44 ・ 46 ・ 48 ・ 50
COLOR:ネイビー
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥82,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
この二日間、TAGLIATORE/タリアトーレのご紹介の際、コーディネートでも使っておりますが、Holliday&Brown/ホリデイ&ブラウンとFRANCO BASSI/フランコバッシの新作ネクタイ、CISEI/シセイの新作バッグが入荷してきています。随時、ご案内させて頂きますので、楽しみにしていてください。