一度、寒さを感じてしまうと、ついつい厚着をしてしまいます。少し前まで着ていたコットンのニットをしまい込み、ひっぱり出してきたのは、カシミアのニット。今日、店頭は休みのため、ジーンズに半袖のTシャツ。その上にカシミアのセーターというラフな出で立ちで出勤です。昼間は少し汗ばみましたが、日が傾くと丁度よい感じ。陽にも当たらず、新鮮な空気にも触れず、狭い洋服ダンスの中で、じっと出番を待っていた冬のニット達。「やっと俺たちの季節!!」 と嬉しそう...です。

　昨日、一緒にご覧いただくはずでしたが、時間の都合で本日に延びてしまった【LARDINI/ラルディーニ】。今季最後のご案内となります。通販サイト「SUGURU SHOP」においては、明日の掲載予定になっております。

オトコが妄想する際に、欠かせないアイテムがあります。前置きで述べたニットもそうですが、やはりコートというアイテムは外せません。男の服の中で最もロマンティックでいてセクシーな表情を見せるコート。その中でもPコートとトレンチコートは、年齢を重ねていくほどに、その艶を増していく男の永遠のテーマ。まずは、Pコートのご紹介です。

　【LARDINI/ラルディーニ】が提案する今季のPコートは、荒海を想像させないエレガントな佇まいです。敢えてネイビーを外し、シックでモダンなキャメルとブラックをセレクトしました。合わせているパンツは、どちらも昨日ご案内の【LARDINI/ラルディーニ】のパンツです。

　キャメルとブラックでは素材が異なります。キャメルはウール・ナイロンの編地のある柔らかなニット風地。対して、ブラックはウール・コットンのややハリコシのあるメルトン地を使用しています。

　モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ44をややタイトに着用しております。

　キャメルで合わせたニットはDrumohr、パンツはLARDINI、靴はParaboot、手に持ったバッグはZANELLATO。ブラックで合わせたニットはGran Sasso、シャツはFinamore（私物）、パンツはLARDINI、靴はFERRANTE、手に持ったマフラーはALTEA（未公開）です。

MODEL：ショールカラーPコート
SIZE：42 ・44 ・ 46 ・ 48 ・ 50
COLOR:キャメル ・ ブラック
MATERIAL：キャメル：ウール72％ ナイロン28％　胴裏地：キュプラ50％ コットン50％ 袖裏地：ポリ100％
　　　　　　　　ブラック：ウール65％ コットン35％　胴裏地：キュプラ50％ コットン50％ 袖裏地：ポリ100％
PRICE：￥118,000（本体価格）＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

　軍服に始まり、英国の伝統を受け継ぐトレンチコート。今年こそ、...そう思いながらも、なかなか手が出しづらいアイテムです。個人的にもショート丈のトレンチは持ってはいますが、やはり本格的（例えば、アクアスキュータムなど）なトレンチは、ちょっと苦手。ただ、日本人と背丈の近いイタリア的解釈によって、更にラルディーニが提案すともなれば、放っておく手はありません。

　ウエストをベルトできつく縛って表情を出す英国流トレンチに対し、フロントを開けて着ても、様になるのも魅力です。

　あれもこれもの機能性重視ではありません。トレンドを意識しながら粋に見せること、つまりスタイリッシュさが売りのトレンチコートです。そして、気になる保温性は、ポリエステルの中綿入りですので、極寒地以外のタウンユースならば、十分です。

　ウールのきちんと感とコットンの抜け感を上手くミックスさせたウール・コットン素材のギャバジンを使用。また、このブレンドによって、ヴィンテージ感が漂い、使い込んでいけばいくほど、懐かしい表情のトレンチコートに仕上がっていきます。洋服は新品のうちは未完成品。所有し使っていくうちに、美しい完成品に近づいていきます。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ44をややタイトに着用しております。

　ベージュ、ブラック共に合わせたニットはDrumohr、パンツはLARDINI、靴はベージュがCROCKETT＆JONES、ブラックがKEPTです。

MODEL：ウール・コットンギャバジン トレンチコート
SIZE：42 ・44 ・ 46 ・ 48 ・ 50
COLOR:ベージュ ・ ブラック
MATERIAL：ウール62％・コットン38％　裏地：レーヨン100％　中綿：ポリエステル100％
PRICE：￥108,000（本体価格）＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。