2013年秋冬展示会も今がたけなわ。今週の木・金曜日と東京に行ってきましたが、人気ブランドの年々加速するコレクションの広がりに悪戦苦闘しております。例えば、リデアさんの展示会では、HERNO（ヘルノ）をセレクトし始めたのが10時半。その後、BARBA（バルバ）とLARDINI（ラルディーニ）。昼食抜きで、5時間を予定していたのですが、LARDINI（ラルディーニ）にたどり着けませんでした。その理由は冒頭でも述べたように内容が充実していることですが、それにしても時間がかかります。特に、これからセレクトを予定しているLARDINI（ラルディーニ）は、全体をざっと見ただけで、いつも以上に時間がかかることは間違いありません。スーツやジャケット、コートなどの他に、ニットや雑貨など、かなりアイテムが増えていましたね。

　さて、本日は新しいブランドを、と思っておりますが、着用写真がありません。展示会場で撮った写真を元にご紹介させていただきますので、ご了承ください。

　この写真だけで、ピンと来られた方は、よほどのクラシコ好きか、LEONの愛読者でしょう。昨年より話題の【TAGLIATORE（タリアトーレ）】。LEON3月号の150、151ページにも大きく紹介されていました。既にご存知の方も多いかと思いますが、敢えて説明させていただきますと、【TAGLIATORE（タリアトーレ）】は「リバイバル・プロジェクト」のドレス部門を手がけたピーノ・レラリオ氏がオーナー兼デザイナーを務める今最も注目されるブランドなのです。先日も2013年秋冬の展示会にお邪魔してきましたが、コレクションされている生地に釘付けです。あの懐かしい「ハリス・ツイード」を使ったクラシックジャケットやオッドベストが新鮮で、モダンに見えてしまうのは不思議です。

　こちらの生地は雑誌媒体などのプロモーションに使っている【TAGLIATORE（タリアトーレ）】を象徴するリネン・コットンのホップサック。ネイビーをダブルブレスト（入荷済み）、オフベージュをシングルでセレクトしております。

　モデルの他に釦を選ぶことが出来るのも、楽しみの一つです。同じ生地でも釦一つで、雰囲気が変わるほど重要なパーツです。

　ジャケットは、他にも4柄（赤シール）を選んでおりますが、まだ未入荷です。現在入荷しているのは、リネン・コットンのホップサック、ネイビーダブルのみです。明日、この場所で、コーディネートをして、ご紹介をさせていただきます。