美しく舞う青の着物。引き立たせているのは、柔らかな自然な茶です。

本題に入る前に、訂正があります。7月16日のSUGURU blogにて、ご来店くださった方々をご紹介する際、ご夫婦と書いてしまいました。ご夫妻が正しい表現です。何気なく書いてしまいましたが、受け取り方が大きく変わりますので、気をつけなくてはなりません。

 暑い日が続きます。今週の火曜日も展示会のため、東京に出掛けてきました。3週連続でもあり、この暑さ。体力的にも精神的にも疲労が...なんてことはありません。息抜きといいましょうか、サボりの達人である私には、無縁の言葉です。出張の前夜にヨガで体をほぐし、昨夜は久しぶりに芸者さんたちの日本伝統の日本舞踊を見て、心から和んできました。突然のパソコンの不具合で、最終章まで辿り着いたのに消えてしまった、真っ白な画面にもめげず、再度、書き直しております。

20180718_181942.jpg

 本日は、色合いについてのご提案です。イタリア人が好むといわれているアズーロ・エ・マローネ。もう何度も耳にしている言葉ですが、改めてご説明するなれば、青と茶との組み合わせです。柔らかな茶系の日本家屋の中、可憐に舞う青の着物が引き立ちます。

008.JPG

 鮮やかな青のシャツは、Finamore(フィナモレ)。寂れた抜け感のあるパンツは、リネン素材のBERWICH(ベルウィッチ)。この2色のまとめ役は、新登場のBoldrini SELLERIA(ボルドリーニ セレリア)のバッグDOUCAL'S(デュカルス)の靴。アズーロ・エ・マローネ・エ・ビアンコの最強の組み合わせです。

016.JPG

 シャツの柄が無地でないことが、大きなポイントです。パンツと同系色のオフベージュの格子柄がが、全体の雰囲気を優しくまとめ上げます。

033.JPG

 茶で使ったのは、TAGLIATORE(タリアトーレ)のジャケット。サイズ46がジャストですが、完売の為、44を着ております。爽やかな青は、PT01(ピーティーゼロウーノ)。このコーディネートでも、Boldrini SELLERIA(ボルドリーニ セレリア)のバッグやFERRANTE(フェランテ)の靴が、革の魔力を発揮。ベジタブルタンニンなめしの堅牢な表情とスウェードの柔らかさが、絶妙なハーモニーを醸しだしてくれます。

040.JPG

 中に着たBAGUTTA(バグッタ)のシャツの格子柄を構成するブルーが、無地×無地の強さを和らげてくれます。

054.JPG

 そして遂に購入を決意。今季、最初に手に入れたのが、THE GIGI(ザ・ジジ)のスーツ。2着目としてワードローブに加わるのが、このDe Petrillo(デ・ペトリロ)。ウール素材に比べ、リネン混は、やや緩めな作り(その理由は、後日です)。その抜け感が、決め手となりました。ジジが青、ペトリロが茶と、セレクトもアズーロ・エ・マローネ...なんて話はさておき、組合わせたのが、ブルーのFinamore(フィナモレ)のシャツに、FRANCO BASSI(フランコ・バッシ)のネクタイ。ベージュにブルーを配したオールオーバー柄で上下を優しく繋ぎます。靴は、ブルーではなく、パンツと同系色のFERRANTE(フェランテ)のローファーを履き、軽やかで、安定感のあるコーディネートを作り出しました。

GLORY GUY

カテゴリー

TWITTER

ARCHIVES

  • feed
  • Facebook
  • instagram

MOBILE QR

QRコード

ページ先頭へ戻る