明日は、三連休後の定休日。先週の火曜日は東京出張でしたので、久しぶりにゆっくりします。ただ、終わらないのが、次の秋冬の仕入れ。水曜日にまた東京に出かけてきます。後半型のバイイングだけに三月前半までかかりそうです。インポートのセレクトショップに切り替えてからは、毎回のことですが、ただ、以前はよく「大変ですね」と言われましたが、最近は「元気ですね」に変わりました。
仕事をしながら遊ぶのが好きです。久しぶりに穿いてみようかと、取り出したのは【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】。春まで穿けるお得なパンツ特集ですので、この「BOBBY」スラントポケット コットンストレッチパンツも候補に上がります。マイサイズの30がなく、31を穿いてみましたが、ぴったりでした。そういえばとサイズ表を見れば、ブリックレッドの30と31がほとんど同じ77.0㎝のウエスト。そうなると、通常31を選ばれる方にとってはきつく感じるはずです。残る29も28サイズ相当になります。後染めのストレッチコットンにありがちなことですが、私たちが把握していないと、お客様に説明できないことになります。気をつけなければいけませんね。
もう一つ、「BOBBY」のカシミア混コットンストレッチデニスラパンツを穿いてみました。こちらはサイズ30でジャストです。カシミアブレンドだけに肌への当たりも優しく、温もりのある心地よさです。こちらは、本日より20%の割引をさせていただくことにしました。次がないだけに、いや私どもに限ってですが、よろしければ高嶺の花を手に入れてください。
また、【BERWICH/ベルウィッチ】の「Jmorello」コットンストレッチパンツについても、割引率を上げております。今回、春入荷はありませんが、秋にセレクトした生地とほとんど変わらないのが、このパンツです。よろしければご検討ください。
本日は、祝日関係なく月火休みのカシェートが臨時営業しており、どうなるやらと心配しておりましたが、おかげさまで店頭にお越し下さったお客様以外に、電話での対応に追われたようです。先ほど、カシェートバイヤーが顔を出し、満足げに語っていました。ありがたいことです。心よりお礼申し上げます。
※Cachette /カシェート情報
Cachette LIFEを更新しております。とりとめもない話ですので、お時間があるときにお立ち寄りください。
CATEGORY
日差しがあるとないとでは、随分と人出が変わるものです。昨日は時々、横殴りの雪が降る、まさに冬空。気温はさほど変わりませんが、日差しのある今日はカシェート共に多くの方にご来店いただきました。居眠りする時間がない?いや、店頭が落ち着いた頃にまたこくりこくりでしたが、熟睡までには至りません。
先ほど、Cachette LIFE ブログを更新しましたので、ぜひお立ち寄りください。居眠りをしながらでも、ちゃんと仕事はこなしております。いや、肝心のグローリーガイのブログがまだでしたね。
この寒波がされば、少し春めいてくるようです。いや、いきなり気温が上がるかもしれません。ただ、まだ2月です。そのあと、また寒くなることもあり、その繰り返しで季節が移り変わっていきます。
そんな時期、着るもの、特にボトムに何を選ぶかが、本日のテーマです。まずオススメしたいのが、
【PT TORINO/ピーティートリノ】の「Active」シリーズから登場したEPSILON FITの コットン・ナイロンストレッチパンツです。起毛のないクリアな綾織り生地は、シックな色合いと美しいハーモニーを描きます。
「Active」シリーズの中では、最もシンプルなデザインの「EPSILON]。出来るだけ無駄な部分は省き、腰回りに程よいゆとりを持たせながらも、脚長効果を計算したシルエットです。裾幅17.0㎝が一般的なPTのパンツですが、このモデルは17.5㎝(サイズ46)。この5㎜の差がすっきりしたラインを作り出すのです。
色違いでダークネイビーもあります。いかがでしょう。ついついモデルのポーズも軽快になります。
詳しくは、こちらのブログでご紹介しております。
本日、店頭でも動きのあった【INCOTEX SLACKS/インコテックス スラックス】の100番モデルのコットンストレッチ チノパンツ。やや起毛感はありますが、しばらくは活躍してくれるはずです。
例のサイズオーダーミスで32より上のオーダーができなかった今回の100番モデルです。いつもなら、展示会のその場でオーダーするのに、一旦、持ち帰ったのか失敗でした。深くお詫び申し上げます。
【INCOTEX SLACKS/インコテックス スラックス】のモデルの中でもダントツ人気の100番。その理由は、先にご提案させていただいたEPSILON FITと同じで、裾幅が17.5㎝のスリムストレートライン。膝から裾にかけて強く絞り込んだテーパードラインより、すっきりとした脚長効果が得られます。裾幅が広い分、丈も長くすることができ、安定感のある上品な見え方になるのです。
色違いのスノウホワイト。防寒対策をしながら、春の装いにいかがでしょう。
セールを上手く使いながら、春のワードローブを充実させるのも賢い選択です。今回、35周年を心に置き、少しでも皆様のお役に立てることができるようにと、期間を長くしてご提案しております。
本日、Cachette MENS ブログも更新しております。ぜひご覧ください。
いつもは祝日休みのカシェートですが、明日の24日(月)は営業します!!!是非、ご来店をお待ちしております。
CATEGORY
昨日のブログをご覧になられて、早速、PT/ピーティーのパンツにご注文を入れていただいた浜松のS様。前回、店頭でご購入していただいたValstar/バルスターの「スリーウェイ ヴァルスタリーノブルゾン」ともよく合うはずです。いつもありがとうございます。
予想通り、寒い日となりました。寒いというより痛いと感じるほどの冷たさです。午後からは横殴りの雪。こんな日は静かに過ごすのが一番と入荷作業を終え、早めの昼食。どうやら、寒いと冬眠に入るようで、椅子に座るなり、こくりこくりです。店頭も相変わらず静かだけに、熟睡?いや、そんなことではいかんと目覚ましに車のガソリンを入れついでに、創業場所であり、大家さんでもあった喫茶店ラピュタさんへ。当時のオーナーさんはなくなり、現在は娘さんと長男さんのお嫁さんが切り盛りされています。悩んだり、迷ったり、行き詰ったりと何かあると自然に足が向いてしまう場所です。私の原点だからでしょうか。にここへくると落ち着くのです。おかげで、車だけではなく、私にもガソリンが入ったように元気になるから不思議ですね。
新作のGabo/ガボです。こうしてオリジナルのガーメントバックに入って入荷してきます。中にはビニールがかぶせてあり、丁寧な扱いにファクトリーの商品に対する愛情を感じます。
入荷したのは、手前のジャケットとスーツ2型です。実はスーツ1型、ジャケット2型がキャンセルになってしまいました。代替えの生地を提示されましたが、今回はこのセレクト内容でご提案していきます。近日中にコーディネートでご案内させていただきます。
待望の【XACUS/ザッカス】も入荷しております。1956年に北イタリア ヴィチェンツァに設立されたシャツファクトリーです。ピュアコットンではないシャツを展開するのは初めてだけに皆さんの反応はどうかと心配しましたが、全くの杞憂でした。お得意様の評判も上々でした。
そこで新色ブラウンの登場です。
さらにシャンブレーも追加セレクトです。なるべく早くご紹介していきますね。ブランドについては、こちらをご覧ください。
現在のJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンの在庫状況です。価格は、もちろん据え置きです。
店頭で評価を得ているのが、【ROTA/ロータ】のデニムシリーズ。長年、ヤコブファンのA様にも気に入っていただきました。
トラウザースに近い、立体的で上品なシルエットが特徴です。
ガソリンを入れたせいか、頭も体もスッキリです。店頭も名古屋からの常連T様の後、お得意様のご来店が続きました。悪天候の中のご来店は、とても嬉しいものです。連休中は寒い日が続きます。雪が積もることはありませんが、暖かい服装で、道中、お気をつけてお越しください。
※Cachette MENS 情報
雪の止んだ後に差し込んだ日差し。その束の間に撮影した新作の【JOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレー】。シャッターチャンスを逃さないカシェートバイヤーでした。今が、購入チャンスかもしれません。
バイイングから店頭の管理、ブログ発信からオンライン作業まですべて一人でこなしているだけに、入荷後すぐにご案内できないカシェートメンズ。ご紹介に少し時間をいただくことになります。ご了承ください。
こちらもご紹介前にサイズ36のみとなっているコットン素材のタータンチェックバブアーです。
すでに多くの方からお問い合わせをいただいている【Whiteley&Green/ホワイトリーアンドグリーン】からは、新型ドライビングジャケット。個別にてご対応させていただきますので、気になられる方がございましたら、遠慮なくお申し付けください。
数、サイズに限りがございますが【BELSTAFF/ベルスタッフ】のDeadstock品もご用意しております。
CATEGORY
昨夜、またやってしまいました。目の前が真っ暗は大げさですが、自分の情けなさに腹が立ちます。自宅の駐車場にバックで入れる際、柱にぶつけること、今回で3度目。左側のサイドミラーです。幸い、今回は外れただけで、なんとか元に戻りましたが、取り替えるとなるとそれなりの金額。念のためにテープで補強しておきましたが、多分、大丈夫でしょう。注意散漫は大きな事故につながります。慌てると碌(ろく)な事がありません。
黒と白のコントラストで思いついたのが、この写真。いやはや、なんでも洋服に結びつける悪い癖ですが、これも職業柄なんでしょう。
JAMES GROSE/ジェームスグロースの「DOVER JACKET」ニューシープスキン シングルライダースのインナーは、ZANONE/ザノーネのモックネックです。このホワイトの44のみと他の色目は完売ですが、サイズが合われる方には是非おすすめです。
モックネック人気の陰に隠れていますが、ドルチェヴィータことタートルネックの存在を忘れてはいけません。モックネックの展開は実は日本だけ。イタリアはもちろん英国でもほとんど見かけません。古い人間なのでしょう。私も一枚も持っていない。いや、一枚だけJOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーで半袖のモックネックを持っていました。あれば便利ですが、セクシーかといえば?です。ゴルフなどのスポーツウェアとしてのイメージが強いせいでしょうね。
冬はインナーとして、春はブルゾンとして羽織ることのできる立ち襟カーディガンです。季節にメリハリをつけるためにコットン素材でも提案されていますが、まだ寒い春なら、温度調整のできるウール素材の特質を考えても、この毛羽のない生地感であれば十分なんて、合理的な考えです。さらに、ナチュラルなキャメルベージュとオリーブであれば、自然の風景の中に優しく溶け込んでいけそうです。
サイズが合えば揃えておきたのが、PT TORINO/ピーティートリノの「ストレッチウールハウンドトゥース柄パンツ」です。
2年前のセレクト当時でも55,000円とウール混率の高いストレッチパンツは手が出しずらい状況でしたが、魅力的な柄行きが多く、一柄だけと選んだのが、このブラウン×ブラックのハウンドトゥースでした。打ち込みのしっかりした良い生地です。毛羽がないため、保温性を確保しながら、表面のクリアさがまだ寒い春には最適です。個人的にも購入したかったボトムですが、すでにカシェートバイヤーが穿いておりました。
カシェートに移動します。
オリーブといえば、こちら、CORDINGS/コーディングスの定番アイテムのハンティングシャツが気になります。採用している生地は、1858年に創業した英国で最も有名なコットン素材の名門生地メーカーBrisbane Moss/ブリスベンモスのモールスキンです。ご案内する前にサイズ39のみとなってしまい、未公開、いや、今回初の登場です。
ご用意できるサイズは39のみ。サイズが合えば、直しに出しているガンクラブチェック のトラウザースに合いそうと羽織りましたが…サイズ38があればでしたね。残念です。
2025-26年のバイイングをしていると、チャコールグレイも含め、オリーブやブラウンのカラー提案に気がつきます。現状に立ちながら、一年先の作業をしていると見えてくることは多くあるのです。自由気ままに書かせていただいているブログですが、何をご提案すれば、皆様のお役に立てるかなんてことも考えておりますので、少しだけ耳を傾けてくださいね。
※セール終了時期と新作入荷の状況案内
2月も後半。そろそろセールも終盤です。この三連休までと考えていましたが、この寒さ。少し伸ばしていきたいと考えております。また、入荷につきましては、明日、Gabo/ガボのスーツとジャケット、Maria Santangelo/マリアサンタンジェロのシャツが一部入荷します。ただ、全体に遅れ気味となっており、その理由は様々です。
「マリアサンタンジェロですが、メーカー全社的に生地納期の遅延に伴い生産が後ろ倒しになっております。またオーストラリア風邪が蔓延し生産人員が減るなどして生産コントロールに苦戦しているそうでございます」
こんなメールも入ってきています。ただ、以前と違い、納期を早める為のプレコレクションより一ヶ月ほど後に行われるメイン展でのオーダーが多い私たちにとって、キャンセルは困りものですが、さほど納期の遅れは気にしていないのが現状です。
ただ、英国ものを扱うカシェートは順調に入荷があり、ご案内が追いつかない状況です。本日のカシェートブログでお知らせしておりますが、明日、JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレーのシーアイランドコットンのニットが全て到着する予定です。いつもは100枚ほどですが、今回は厳選した60枚と聞いております。寒い三連休になりますので、暖かくしてご来店くださいますようお願い申し上げます。
CATEGORY
一年に二回お会いすることができる楽しい日です。
私の洋服の師匠と言っても過言ではないN.K氏。展示会を開かない為、わざわざ、ここ岡崎までご足労いただいております。
独立する前からのお付き合いですので、かれこれ40年近くなるでしょうか。元VANに在籍、1978年にVANが解散した後は、VANやKENTのシャツを作っていたスキャティ・オークで大阪の支店長を勤めた後、独立され、N.Kクラシックを創業。クラシコブームの前であり、私が独立して数年後のことでした。「スグル君、そろそろ時代は変わるからね」と紹介してくださったのは、数々のイタリアファクトリーブランド。
中でもJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンを紹介された際は衝撃的でした。当時、インコテックスのウールパンツが2万アンダーの時代です。それがジーンズなのに3万超え。当時の消費税は確か3%でしたが、税込みにすると4万円近かったはずです。それでも売れたのは、ジーンズという今までの概念とは明らかに違い、いや、魅力と言った方が良いでしょう。ジーンズを穿かなかった多くの方からも支持され、瞬く間にその名が広まっていったのです。その経過は皆さんもご存知でしょう。この秋冬のエントリーは、9万?という噂。実際、展示会には行きましたが、オーダーはしていません。昨年秋の入荷でオーダーストップです。
現在のJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンのラインナップは、こちらからご覧になれます。
ジャケットスタイルが最も様になるJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンのデニムパンツ。デビュー当時のコンセプトが、”ジャケットに合うジーンズ”でした。従来のジーンズに見るパターンではなく、トラウザースを基本に設計されています。床に置いていただくとよくわかります。
上の写真は、今週の出張スタイルと同じ。ボリオリのジャケットにヤコブのデニムは私の定番ブランド。そして足元も。このANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレもN.K氏からセレクト。もうすぐ入荷してくるはずです。全てイタリアものですが、ニットだけは英国ブランド。昨日、カシェートのブログにも紹介されていましたが、WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキーのタートルネックです。タートルで二枚、エルボーパッチ付きのクルーネックを二枚と、寒がりな私はこのブランドを冬の防寒用ニットとして活躍させています。
出張の際もウールコートを羽織っていますが、新たに気になるコートといえば、MACKINTOSH/マッキントッシュ。現在、ジャケットの上に羽織れるウールコートはブラックのセミチェスター、ネイビーダブルのベルテッド、ブラウンチェックのラグランバルマカーン。もう一着揃えるなら、この「BELFORD」チョークストライプバルマカーンコートがいいかなと思っております。これでキャスケットかぶったら、モテるでしょうね。デニムにコートの組み合わせは、最強のコンビなんです。
話をN.K氏に戻します。現在、氏からセレクトしているブランドは、MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリとSalvatore Piccolo/サルヴァトーレ・ピッコロです。どちらも表面的なわかりやすい服ではなく、通好みによって支持されている、You Tubeなどで軽く扱われることのない造詣深いブランドです。
この秋冬、ブランドを知らない方にも支持されたのが、このカセンティーノのクルーザージャケット。
次の秋冬は、全色と行きたいところですが、それではバイヤーの力量が疑われます。どれもがイメージできるカラーですが、白シールのインディゴとチェック柄を推していくことにしました。他にもモデルを選んでおりますが、入荷時のお楽しみとさせてください。
まとまりのないうちに時間が来てしまいました。本当はもっと多くのことを語りたかったのですが…
私の前職から、独立後、そして今日までずっと、ブランドは変われど、同じ方からバイイングしていると、サンプルがなくても安心してオーダーができるのです。今では多くの代理店さんがあり、様々なブランドを取り扱っていますが、共感しながら洋服の魅力を語り合える人はそんなに多くはありません。あえて年齢は聞きませんが、私より10は上のはずです。業界のためにもグローリーガイのためにも少しでも長く続けていただきたいものです。
CATEGORY
© GLORY GUY