忘れてたのに、いや、忘れようとしていたのに… 午前中、お越しのIさんから「ブログに載っていた、あの白のライン入りベスト、いいですね」のお褒めの言葉。思いがけない私の落胆に、驚かれたはずです。恐縮されておりましたが、大丈夫です。必ずや似たようなニットを探してきますから。その時は、ぜひお買い求めください。
なんのこと?と読まれておられない方のために。ブログ(6月5日)で自慢するために着てきた、お気に入りのベスト。たまたま、その夜、いつもの飲み屋さんに行くことになっており、たまたま赤ワインが溢れ、いや二度目です。それも同じ女性に。以前も白のコットンニットでした。多分、同席した他の女性と話が盛り上がってしまったため、愛のお仕置きだったかどうかはわかりませんが、何れにしても皆さん、もう褒めないでください。教訓です。赤ワインが好きな方と一緒の場合は、白いアイテムは避けること。白ワインであれば大丈夫…かもしれません。
昨日のブログに補足です。GUY ROVER/ギ・ローバーの「コットンワッフルシャツ」。タックアウトでラフな写真があればと書きましたので、付け足させていただきました。ホワイトのワイドカラーはすでに着用サイズ範囲内のSとMが完売しており、ブルーのボタンダウンカラーのみの写真です。
ワンサイズ落としてSで着てみました。伸縮性のある生地だけに、このサイズでも全く問題はありません。私の場合、ラフに着るなら、サイズSの方が良いようです。合わせたパンツはINCOTEX/インコテックス、肩にかけたニットはZANONE/ザノーネ、靴はSUPERGA/スペルガを履いております。
創業者は、Gian Gaetano Orian/ジャン・ガエターノ・オリアン。GUY ROVER/ギ・ローバーを独立後、1990年に北イタリア・ ヴェネト州にあったシャツ工場を買い取り、自身の名を冠したブランドを立ち上げました。1990年といえば、グローリーガイと同じ創業年。32年とまだまだ歴史の浅いブランドですが、シャツ職人の手仕事と近代的なマシーンの融合を目指した、バランスの良いシャツ作りで、一躍、その名を馳せたのでした。特に12年前に発表された「DENIM DIVISION」。着丈を短くし、裾をスクエアにするなど、古き良きアメリカンテースト溢れるデニム中心のコレクションには見応えがありました。当時のPITTI 会場のブースに人だかりができていたことを思い出します。現在の社長は、Federico Orian/フェデリコ・オリアン。陽気かつ繊細なイタリア人です。
個人的に愛用している【ORIAN/オリアン】の「Vintage」ヘンプ スキッパーシャツです。三年前のものになります。現在、セレクトしているのは、このモデルのみ。ただ、この雰囲気を出せるシャツは他にないだけに、オーダーを続けて4年目になります。詳しくは、5月4日のブログをご覧ください。
身長175㎝、体重63㎏、胸囲92㎝での私で、サイズMを着用しております。このサイズがあるのは、カーキのみ。これからの季節、出番の多いシャツだけに、色違いで揃えようか、迷うところです。展示会には今週も出かけていきます。それからでも遅くありませんね。再び、脚光を浴びているシャツ。バリエーションを増やすには、良いタイミングかもしれません。
今季のセレクトではありませんが、個人的見解として、名作の一つと思っている「鹿の子ワンピースカラーポロシャツ」。継続モデルであれば、来季に向けて検討中です。
※Cachette/カシェート 情報
ついに、登場です。古物商の認可を取りに警察署まで行ってしまったアンティーク時計展開のご報告です。すでに多くの方から反響をいただいている英国ブランドの【SMITHS/スミス】。満を辞してのご案内となりました。こちらのブログからご覧いただけますので、ぜひお立ち寄りください。
還暦過ぎのオヤジが頑張って踊っているのをご覧になられて、厚情票をいただきました。アロハシャツではなく、PT/ピーティーのホワイトパンツのご注文でしたが、仙台のO様。いつもありがとうございます。
県外からのお客様が多いだけに、行動制限が出された昨年は、大いに青ざめたものですが、ようやくかつての賑わいを見せているゴールデンウィーク。懐かしい方との再会もあり、心踊る、まさに光り輝いている連休です。
いかがでしょう。光り輝いていませんか。「頭髪が?」なんて自虐ネタはやめて、
こっちの写真にしましょう。全て私物です。本日のために着てきました。ご案内させていただくのは、【ORIAN/オリアン】のシャツです。昨年は、タカイがご案内しておりました。最初にご提案させていただいたのが、2019年4月。途中、マイナーチェンジを加えましたが、今期で4回目のセレクトです。
となると、このシャツの購入も3年前。今季、初の出番になりますが、これで4シーズン目に入るわけです。無造作に家庭の洗濯機でジャブジャブ洗っているだけに、生地の縮みや当たりが出てきて、もう体の一部のような、そんなエイジングされた、いい時を経てきたシャツになりました。クリーニングでは、この味は出ません。
今季、リネン・コットンからヘンプへと素材の変更がありました。ヘンプとは大麻のこと。と、聞くと「えっ?」と驚かれる方もあるかと思いますが、確かに同じ「カンナビス・サティバ」というアサ科アサ属の植物から作られますが、陶酔作用のあるTHC成分をほとんど含んでいません。リネン同様、太古の昔からある聖なる繊維として使われてきたのが、ヘンプなんです。
勝手にスキッパーシャツと名付けておりますが、もう一度、詳しく説明させていただきます。ワンピースカラーとは違い、台襟は付きます。ただ第一、第二ボタンを付けず、Vネックに襟を付けたスキッパーのような襟元になります。
フロント中心部分につく剣ボロが、一見、プルオーバーに見せてはいますが、実は全開のシャツ仕様になります。そして昨年、剣ボロ下からのボタンを見えないようにと袋留めに仕様変更。ボタンホールや閉じた際のボタンが見えなくなりました。
セレクトカラーは3色。人気のオリーブの他にオレンジを追加。昨年、外していたネイビーは今回、リクエストが多くご用意しました。早速、着る前、後のビフォーアフターでご覧ください。
微塵ボーダーのTシャツ(LARDINI)、ライトチノパンツ(INCOTEX)。ともに柔らかな色合いに、オレンジを挿すだけで華やかな雰囲気になります。ヘンプの持つナチュラル感が、ビタミンカラーのオレンジを使っても浮き出しすぎることはありません。コットンとヘンプの組み合わせに足元はブラウンスウェードでアクセントをつけてみました。
白のTシャツ(FEDELI)にブラックに青みを加えたデニム(PT TORINO)と、シンプルなモノクロコーディに羽織ったのは、カーキのシャツ。カーキに合わせて、足元はナチュラルカラーのジュートサンダル(Of ORIGIN)で夏気分です。
ネイビーはどうしましょう。冒頭の私物コーディでは、ブラウンのパンツにブラウンスウェードと茶系に合わせていました。まだ夏に行けない私が穿いているパンツは三、四年前に購入したINCOTEX SLACKS。実は秋冬物なんです。足元もまだまだブーツ。これ以上気温が上がれば、そろそろと選んだのが、オレンジで使ったパンツの色違いにスニーカー(SUPERGA)。かつてはネイビーとブラックを合わせることはしませんでしたが、ここ最近、マイブームになっており、ここでもブラックのTシャツ(FEDELI)をセレクトしました。
やはりシーズンが変わってしまうと、色目も変わります。セレクトする際の小さな生地サンプルでは同じようでも、製品になると微妙な違いに。また、同じネイビーでも染めの環境で同じ色は出ないのです。今回のネイビーも少し藍色に近く、私が着ている色とは異なりますが、奥ゆかしさのある素敵な色目です。
夏に重宝する【ORIAN/オリアン】のスキッパーシャツ。洗う度に体に近づいてきて、ついには手放せなくなってしまう、そんなエイジングを楽しめるオススメのアイテムです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズMを着用しております。
MODEL:「Vintage」ヘンプ スキッパーシャツ
SIZE:S・M・L・XL
COLOR:オレンジ・カーキ・ネイビー
MATERIAL:ヘンプ100%
PRICE:¥28,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
☆Cachette/カシェート情報です。
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