恋愛でいうなら、別れを言い出したのは私の方から。なんのことかといえば、MONCLER/モンクレールのこと。かつてグローリーガイのダウンの品揃えといえば、このブランドでした。いつの間にかブランドが一人歩きしてしまい、中国・韓国を交えたアジア戦略なんて、意味のわからないこと言って、クオリティを上げずに価格だけを上げました。ハイブランド化したことに愛想をつかし、認可店になっていたにも関わらず、惜しむことなく手放したブランドです。逆に振られたのが、当時、勢いのあったMACKINTOSH / マッキントッシュ。こちらもショップの集約を図り、ブランド名を押し上げようという戦略です。展示会場で「実は…」と申し訳なさそうに頭を下げている担当者。他のテーブル席では代理店さんの方がショップの方に詰め寄られている光景を見ながら、「仕方ないね」とあっさり。去るものは追わずの、ある意味、淡白な性格です。
そんな失恋の【MACKINTOSH/マッキントッシュ】ですが、現在、カシェートに並んでおります。なぜか白黒写真ですが、JAMES GROSE/ジェームスグロースのレザージャケットを挟んで、両脇に飾られています。多分、ジュニアの熱意に負けたのでしょう。2年前から、再び、取り扱いが始まりました。グローリーガイではなく、カシェートにです。
昨日、カシェートブログで紹介させていただいたダウンジャケットの「BOLTON」。以前もダウンジャケットを提案していましたが、さらに進化。素材もウール100%でフランネルのブレザーのようです。いかにもダウン然としていないのが魅力です。
時間がないのに、余談でした。
本日のご案内は【Drumohr/ドルモア】です。1770年、スコットランドで創業した世界最古のニットブランド。 王室献上ブランドとして有名なドルモアは、ジョージ5世やウインザー公、チャールズ皇太子も愛用。 現在は生産がイタリアに移され、クラシックなテイストを崩すことなく今のトレンドを取り入れた新鮮なスタイルを提案しています。
GTA/ジーティーアのイージーパンツに合わせ、ライトグレイのワントーンでコーディネートしてみました。リラックス感のある組み合わせです。
ラムズウールを使ったアラン柄のモックネックです。アラン柄といっても様々な編み柄があり、こちらは蜂の巣を意味するハニーコーム。蜜蜂のように働いて少しでも豊かな生活になるようにとの願いが込めらられているのです。早速、着なければですね。
アラン柄はフロントのみ。袖や背は畔編みの穏やかな編み地になります。働いてばかりではいけません。休息も必要です。
木枯らしの吹く頃、ニットだけでは心もとなければ、シャツ合わせで温度調整してください。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48をゆとりを持って着用しております。
MODEL:ラムズウールアラン柄モックネックセーター
SIZE:46・48・50
COLOR:ライトグレイ
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥50,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
定番の8Gメリノは今年も健在です。スポーティーに着るなら、Tシャツ合わせ。エレガントに見せるなら、シャツ合わせと使い勝手の良いクルーネック。重ね着しやすいのも魅力の8Gニットです。上はGTA/ジーティーアのイージパンツ、下はMassimo Corrado/マッシモ・コラードのホームスパンを穿いています。
今回のセレクトカラーは三色。オイスターベージュとチョコブラウン、そしてブラックです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48をゆとりを持って着用しております。
MODEL:8ゲージメリノウールクルーネックセーター
SIZE:46・48・50
COLOR:オイスターベージュ・チョコブラウン・ブラック
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥40,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
クルーネックと同じ8Gメリノのタートルネック。タートルネックのことを、イタリア語で「ドルチェヴィータ(甘い生活)」。ただ、映画の中で主演のマルチェロ・マストロヤンニは一度もタートルネックを着ていません。スーツスタイルの堅苦しさと対極に自由で活動的なタートルネックスタイルを甘い生活になぞらえているのかもしれません。
そんな自由で活動的なタートルネックに最適なボトムが、ベルトレスのトラウザース でしょうか。今季、甘い生活を目指すならMassimo Corrado/マッシモ・コラードとGTA/ジーティーアの「HERRICK」が欠かせないかもしれません。
昨年、人気のあったのは、オイスターベージュ。オススメしていたのは、チャコールグレイ。今季はネイビー推しでしょうか。根拠はありませんので、気になさらないでください。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48をゆとりを持って着用しております。
MODEL:8ゲージメリノウールタートルネックセーター
SIZE:46・48・50
COLOR:オイスターベージュ・チャコール・ネイビー
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥41,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
行く先々の笑顔に助けられています。そう思うと、自分のしかめっ面がどれだけ周りの人に迷惑をかけているのか、そんな笑顔の大切さを感じながらも、我が身を反省する通勤時間となりました。
本日のご案内です。昨日に続き、【Drumohr/ドルモア】の30ゲージコレクション「Drumohr MODERN」からタートルネックをご覧ください。
左からネイビー、ガンメタルグレイ、ブラックとビジネスシーンにも使いやすいダーク色をセレクトしました。スーツでのコーディネートは、後日、予定しております。
イタリア人が最も基本としている色の組み合わせが、アズーロ・エ・マローネ。寒色の青と暖色の茶と正反対な色を組み合わせることによってメリハリのある抜け感が生まれるのです。例えば、ネイビーのスーツにネイビーのタイはグッとドレッシーな雰囲気に。ブラウンのネクタイに変えれば、お互いの色がが引き立ち、立体感のある組み合わせになります。ネイビーをうまく使う人はおしゃれ上手とも言えるかもしれません。
アズーロ・エ・マローネの組み合わせがあるなら、グリジオ・エ・マローネなんて言葉があっても良さそうです。グレイとブラウンの組み合わせです。多くのブランドで提案されていた今季注目の配色です。ただグレイといっても様々。30ゲージというフォーマル性のあるタートルネックなら、クルーネックでもセレクトしたガンメタルグレイがモダンな表情を見せてくれます。
着るだけでクールな大人気分になれるブラックのタートルネック。ネイビーとは全く異なる雰囲気を持つブラックですが、合わせ方一つで野暮ったくもなります。色を使わないモノトーンでの組み合わせは素材の持つ質感で奥行きをつけたいもの。無難にならないように、ちょっとした工夫が必要です。まずは、素材と作り、デザインの良いものを選んでください。
ブラックは持っているけど、もう一枚足したい。そう思っておられる方にはぜひおすすめしたい【Drumohr/ドルモア】の30ゲージコレクション「Drumohr MODERN」です。
モデルは身長175㎝、体重63kg、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しています。
MODEL: 「Drumohr MODERN」30ゲージタートルネックセーター
SIZE: 44・46 ・48・50
COLOR:ネイビー・ガンメタルグレイ・ブラック
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥40,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
世界最古のニットブランドといえば、1784年創業のJOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)?いや、違います。1773年創業のDrumohr/ドルモアです。ジョンスメはイングランドのリーミルズ、ドルモアはスコットランドのダムフリースと、この二つのブランドはニット製造に欠かせない水の恵みを得て大きく成長を遂げます。ドルモアがイタリアブランドとなったのは、2001年、イタリアの老舗ニット会社Cioccaグループが「ドルモア」ブランドを買い取ったのです。
デザイン拠点をイタリアに移したドルモアは、2009年にはラムやジル・サンダーで活躍したピエランジェロ・ダゴスティン夫妻をクリエイティブディレクターに迎え入れ、伝統と現代性を融合した新鮮なコレクションを展開。ブランドイメージを再定義し、一流のファッションブランドとしてのポジションを確立。そんな【Drumohr/ドルモア】が本日のご案内です。8月31日のブログでご紹介した8ゲージシリーズと併せてご覧ください。
襟元についたブランドタグ”Drumohr MODERN”は、上質なエクストラファインウールを使用した30ゲージのコレクションです。ミドルゲージやローゲージと違い、重ね着しやすい汎用性の高いニットになります。
カジュアルシーンにおいては、タイトなレザーのライダースジャケット(EMMETI)のインに。保温性を確保しながら、嵩張らないのが、ハイゲージニットの魅力です。
しっとりとした手触り。触れただけで着心地の良さを感じる上質なニット。クルーネックで三色。手前からセイジグリーン、ガンメタルグレイ、ブラックをセレクトしました。
モデルは身長175㎝、体重63kg、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しています。
MODEL: 「Drumohr MODERN」30ゲージクルーネックセーター
SIZE: 44・46 ・48・50
COLOR:セイジグリーン・ガンメタルグレイ・ブラック
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥39,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
※Cachette MENS 情報
本日のブログで【BERNARD ZINS/ベルナールザンス】の美しいトラウザース が紹介されていました。ぜひ、ご覧ください。
1日に何度か足を運ぶ蔵庫/マガジーノ 。倉庫を兼ねて、三番目のショップとしてスタートさせたのが、10年ほど前。三年前に閉めてしまってからは、撮影場所として使っています。最近、一人でぼんやりしていると、ふと「この場所、好きだったんだよね」「なくなるのは残念だな」そんなお客様からの言葉が蘇ります、足繁く通っていただいた方で閉めてからお顔を見ない方もあり、寂しい限りです。そんなことを思っていると、もう一度、再開しようかなんて気持ちになります。ただ、問題は人手。毎日は難しい。そうなると、やはりオープンできるのは、週末。ちょうど、明日から9月に入り、試験的にこの土日の二日間、蔵開きをしようと思います。詳しくは、明日のブログに、当時、蔵番長を勤めていたマスヤマから具体的にお知らせいたします。
本日のご案内です。
動と静のある生活は充実します。私の場合、休日の草取りが動で、読書が静。なんて、無理やりこじつけている筋肉痛の私スグルです。写真のコーディネートは8月26日のブログでGERMANO(ジェルマーノ)のパンツをご紹介させていただいた際のものです。
【Drumohr/ドルモア】の8ゲージシリーズからクルーネックのセーターをセレクトしました。秋冬のニットの楽しみといえば、編み目の大きさを表すゲージを使い分けてのコーディネート。ハイゲージは編み目が細かく、ローゲージは編み目が粗い。ミドルゲージはその両者の間になり、この8ゲージもミドルゲージになります。要するに薄くも厚くもないちょうど良い厚みのニットになります。
インにシャツを合わせる着方は我々世代にとっては、自然な合わせ方です。トレンドに敏感な若者にも受け入れられている着こなしですが、ここ数年のシャツ離れのジャージ世代にとっては慣れていないかもしれません。ただ確実にトレンド入りしているのが、ミドルゲージ。この厚みなら、シャツをインに着ても表面に響くことはありません。
レザージャケットなど、スポーティでタイトなアイテムと合わせる場合であれば、インにシャツを着ずにカットソー一枚にさらりと着る方がスマートでしょう。
一枚で着ても重ね着しても様になるミドルゲージのニット。シャツを合わせれば、”静”のイメージ。カットソーに一枚で着れば、”動”のイメージに。その時の気温やシチュエーションに合わせたり、その時の気分で着ることのできる便利なニットです。
前回、8月23日のブログでご紹介させていただいたTAGLIATORE/タリアトーレのニットは、ハイゲージとミドルゲージの中間になる12ゲージです。参考までに比較してみて下さい。
モデルは身長175㎝、体重63kg、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しています。
MODEL: 8ゲージラウンドネックセーター
SIZE: 46 ・48・50
COLOR:ボルドー・オフホワイト・ネイビー
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥36,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
同じ8ゲージのタートネックです。甘い生活のドルチェヴィータ。あぁ、もうそんな言葉を使う季節になっているんですね。季節がさらに進めば、ついつい頼ってしまうニットです。
エクルベージュの淡さ、レッドの情熱、ダークグレイの冷静さ。そんな三色をご用意しました。
スーツのインは難しくてもツィーディなジャケットやコート、ブルゾンなど冬のアイテムに最適な8ゲージのニットです。柔らかで滑らかな編み地、個人的には、畝のあるコーデュロイ(BOGLIOLI)に合わせたいと、展示会でも私的な動機でセレクト。全色が欲しい!! ドルチェヴィータでした。
モデルは身長175㎝、体重63kg、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しています。
MODEL: 8ゲージタートルネックセーター
SIZE: 46 ・48・50
COLOR:エクルベージュ・レッド・ダークグレイ
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥36,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
昨日のブログからTAGLIATORE/タリアトーレのスーツに合わせていたシャツとネクタイのご案内です。
シルクサテンの美しい光沢を放つブラック×シルバーホワイトのストライプ柄タイ。ダークグレイのスーツをオケージョン用として使う場合や、シックでクールなVゾーンを演出し、寡黙な男を演じる場合には効果的です。
MODEL:「Blue Label」シルクサテンモノクロストライプ柄タイ
SIZE:全長…146㎝・大剣幅…8㎝
COLOR:ブラック×シルバーホワイト
MATERIAL:シルク100%
PRICE:¥16,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ロイヤルオックスというより番手の細いオックスフォードといったほうがわかりやすいかもしれません。ピンオックスとも異なり、しなやかで美しい光沢が特徴です。やや長めのロングポイントカラーは、左右の襟を繋ぐタブの位置から襟先までの距離があるため、よりエレガントな襟元を作り出しています。タブのボタン留めもスムーズです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ39を着ております。
MODEL:「TAB」ソフトオックスフォードクロスタブカラーシャツ
SIZE:37・38・39・40・41
COLOR:ホワイト
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥25,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
久しぶりにご注文くださった豊橋のA様。若い頃から服好きで、クローゼットには人生を共に歩んできた洋服たちで溢れていることでしょう。言い換えれば、時代を共に刻んできた洋服の数々。そんな服選びの達人がセレクトしたアイテムが、こちら。
unrole/アンロールのオックスフォード白無地B.D.シャツ。Bevilacqua(べヴィラクア)のデザイナー、Alberto Paccini(アルベルト パッチーニ)氏が新たに立ち上げたシャツブランドです。私の記憶が正しければ、イタリア・ミラノのコルソコモにあるカリスマ的存在のショップ「エラル55」に在籍していたはずです。生地のスペシャリストで、特にオックスフォードクロスに関してはかなりのオタク、いや精通されている方です。
偶然にも、昨日、このシャツにストライプ柄のショーツを穿かれて、ご来店されたA氏からも絶賛のお言葉をいただいてます。このシャツの魅力は、生地の良さだけではありません。一見、プルオーバー風に見せて、実はフルボタン。さらにラウンドした裾のデザインがオヤジ心をくすぐるのです。
数々の服に袖を通した強者(つわもの)が選ぶアイテムは、シンプルでありながら、他に類のないもの。そんな方のお眼鏡にかなったアイテムです。
そして、もう一点。合わせてご注文いただいたのが、【Drumohr/ドルモア】のラウンドネックのサマーベスト。Vネックはあってもラウンドネックとなるとなかなか見つからないのです。ただ、このアイテムの魅力を知っているバイヤーなら、ニットブランドの展示会で必ず探してしまうことでしょう、ない場合は作ってしまおうと、かつてSettefili Cashmere/セッテフィーリ カシミアでオーダーしたほどです。そんな貴重なデザインのクルーベスト。今季、【Drumohr/ドルモア】で用意されていました。
セレクトカラーは、ライトネイビーにバニラホワイト、ブラックの三色。
ちょうど、ブラックのコーディネートで合わせたシャツが、unrole/アンロールのボタンダウンシャツ。A様が選ばれたベストはライトネイビーでした。
今季。本体価格 28,000円とグッドプライス。来季は、34,000円に上がりますが、今の状況下では仕方がないと、カラーを絞ってオーダー。ただ、先日、キャンセルリストにのってしまい、来季の展開はありません。もしご興味がおありでしたら、この機会に揃えておいてください。
暮らしに役立つ夏服のMore & Last セール。昨日より開始しております。
※Cachette MENS 情報
本日、グローリーガイとカシェートのダブルヘッターを予定しておりましたが、時間と体力不足です。エンゼルスの大谷翔平選手のようにはいきませんでした。ご提案したかったブランドは【LACOSTE/ラコステ】。明日、カシェートブログにてご案内していきます。
ユニークなポロシャツを私が着ると、さらにユニークに。
メインはポケット付きTシャツ。ショーツやキャップなど、日本の夏に役立つアイテムをご紹介していきます。ご期待ください。
© GLORY GUY