「全ての物語には始まりがあります。それは語り継がれることで私たちの心の中で生き続けます」
そんな言葉が、ふと浮かんできたのは、昨日のカシェートメンズブログ。物にも全て始まりがあり、原点と言い換えても良いかもしれませんが、受け継がれることで、一つの物語が出来上がります。洋服の歴史を紐解けば、その時代の社会情勢や思想などを垣間見ることができ、物語として楽しむことができます。たかが服、されど服の境地ですね。
本日、ご紹介させていただく【Paraboot/パラブーツ】。このブランドにも物語があります。ご紹介の前に少しだけお話しします。
“フランス南西部のイゾーで生を受けた農家の倅だったレミー・リシャール・ボンヴェール。1878年に生まれ、のちに革の裁断を生業としたレミーに最初の転機が訪れたのは1908年、30歳の時です。当時、イゾーに集まっていたアルピニストや軍関係者に向けて、オリジナルシューズを作る工房を設立し、顧客の層を広げながら事業を拡大。
1910年に結婚。そして、リシャール ポンヴェール社を設立。裕福な家庭に育った妻ジュリエッタの協力もあり、事業は次第に拡大する。1920年には山岳労働者労働者をターゲットとしたレースアップブーツ「Galibier ガリビエ」を発売するなど、確かなモノづくりの基盤を固めた。
1926年になると、英語が一切喋れないままアメリカへと渡ってトレードショーを開催。その際に現地で出会ったラバーブーツに感銘を受けた彼は、翌年の帰国後にある試みを始める。それまで一般的だった、履き心地が悪くて劣化速度も早いレザーソールに代わり、ラバーソールの実用化を模索。その実現のため、ブルジルのPARA(パラ)港からアマゾン産の天然ゴムラテックスを輸入することとなった。そう、この港の名にちなんでつけられたブランドこそ〈Paraboot パラブーツ〉なのである”
名品「BARTH/バース」のご紹介です。
フランス海軍潜水艦部隊に納入されていたデッキシューズをベースに作られた「BARTH(バース)」。ヨットやボートなど船の甲板(デッキ)で使用するため、デッキまたはボートシューズと呼ばれることもあります。
私がこのシューズに出会ったのは、今から37年前。まだ、日本に代理店がなかった頃です。ブランドの背景もも知らずに購入したのが最初の出会い。そこから物語が始まりました。
アッパーは、優れた耐久性と軽さを持つディアスキンを採用。しなやかさと手触りの良さから「レザーのカシミア」とも呼ばれる最高級レザーです。人肌に最も近いといわれる柔らかさを持ち、牛革よりも軽くて通気性に優れていて、湿度の高いこの季節にぴったり。革自体にたっぷりの油分を含んでいるため、牛革のように頻繁なオイルケアをしなくても乾燥しにくく、馴染みの良さもこの革の特徴です。
ソールには BARTH/バースお馴染みの、トレッドパターンの マリーンソール(ラグソール)。耐久性に優れ、濡れた場所でも滑りにくい のが特徴です。
くたっと革の表情とダークグリーン「CERF KAKI」がとても新鮮です。グリーンとネイビー好きの私スグルシニア。ネイビーのボトムに合わせるつもりです。
身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ7を履いております。
CROCKETT&JONESは7.5、ANTONIO PIO MELEは42、Spring Courtは410r42、GORALは8を履きます。
MODEL:「BARTH/MARINE」ディアスキンシボ革デッキシューズ
SIZE:5.5・6.0・6.5・7.0・7.5
COLOR:カーキグリーン
MATERIAL:ディアスキン(鹿革)
PRICE:¥52,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
人気の「CORAUX/コロー」です。
昨年の7月に開催させていただいた【Paraboot/パラブーツ】のトランクショー。三日間で最もご要望が多かったのが、モカシンコインローファー「CORAUX/コロー」。厚底タイプ「RAID SOLE」のラグソールです。
マットな表情を持つシボの「FOUL」レザーを採用。スニーカーのようなスポーティさで足元を軽やかに演出しつつ、レザーシューズの佇まいを残した一足です。
凹凸のあるソールは濡れた路面でもしっかりと地面と捉える高いグリップ性能を発揮します。
こちらもサイズ7でジャストです。
CROCKETT&JONESは7.5、ANTONIO PIO MELEは42、Spring Courtは410r42、GORALは8を履きます。
MODEL:「CORAUX/RAID」シボ革モカシンローファー
SIZE:5.5・6.0・6.5・7.0・7.5
COLOR:ブラック
MATERIAL:牛革
PRICE:¥48,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ホワイト、ローズピンク、オレンジ、グリーン、ネイビー、もう一色ありましたが、カシェートバイヤーが接客中で確認できませんでした。
フランス出張で戻られたT様。出張中に取れたボタン修理にご来店され、出会ってしまわれたフランスもの。
購入目的のものから変更されるほど、気に入っていただいたS様。予期せぬ出会いです。
好きな方にとっては、自ずと目に留まり、一度、袖を通してしまえば、鏡の前に釘付けになってしまう、そんな【Chato Lufsen/シャトールフセン】のカシェート別注「STOBAL」HARDY MINNIS製フレスコジャケットです。大いに語れるアイテムです。そして、購入された日から、その方とこのジャケットとの物語が始まります。
Coca-Cola/コカコーラとParaboot/パラブーツ。検索すれば、「CORAUX/コロー」と出てきます。嘘ではありません。本当です。なんて、どうでも良い話ですが、滅多に飲まないコーラ、どうしても飲みたくなったのは、この蒸し暑さ、あるいは喋りすぎのせい? 久しぶりのお客様とお互いの近況報告。なんせ、20年以上お会いしていなかっただけに積もる話は多いのです。結婚、転勤、離婚、病気…人生色々あります。大きな手術を前に元気をもらいにきましたと、身に余る光栄です。ショップ名のグローリーガイに恥じないよう、さらに励まなければいけません。
本日、入荷したのは【Paraboot/パラブーツ】の「CORAUX/RAID」と「BARTH/MARINE」です。
詳しくは、明日、ご案内していきます。しばらくお待ちください。
黄昏の風が心地よく、しばらく佇んでいたい気持ちになります。日没後の、この薄暗い時間帯が好きです。中学卒業と同時に付き合い出した彼女は名古屋の専門校へ、私スグルシニアは地元の公立高校へ。電車通勤の彼女と自転車通いの私。学校帰り、彼女を駅で待つのが私の日課。その後、自転車を引きながら彼女の家の近くで、黄昏時まで立ち話をしたものです。
♪改札口で君のこといつも待ったものでした
電車の中から降りてくる君を探すのが好きでした…♪
これは野口五郎さんの”私鉄沿線”。今でも口づさみます。そんな彼女にフラれたのは、夏休みが終わる頃。都会に出た彼女、都会の絵の具に染まってしまったのでしょうね。いつの間にか、太田裕美さんの”木綿のハンカチーフ”が頭にうかんできました。
そんなことを思い出す黄昏時。お得意様のご来店です。ついつい話が長くなってしまい、閉店時間に。新作のご案内は、明日、いや、休みでした。明後日にはご紹介させていただきます。
本日は、足元のみに注目してください。
ついに手にれた!! 英国のフットウェアブランド【GORAL/ゴラル】です。店頭、通販では、カシェート別注Horween Chromexcelレザースニーカーに人気が集まる中、私はホワイト狙いでしたが、ゴラルファンの方はすでにホワイトは所有済み。次はこの色、そして今度は…とリピートされる方ばかり。中には、スニーカーはゴラルしかいらないなんて言われる方も。
昨日の閉店後、カシェートバイヤーとのナイトミーティング。帰り際の「譲るよ」の一言に飛び上がって喜んでしまった私スグルシニアでした。父の日? 早速、定休日のカシェートまで取りに行き、午後から履いております。靴のコレクターでもあるカシェートバイヤー。私みたいに、これって決めたらとことんではありません。扱いも丁寧いです。その分、ほとんど傷んでおらず、程よく馴染んでいる状態と、まるでいいとこ取り。半日履いただけで、なるほど、これは凄い。スニーカーの領域を超えた逸品と言えそうです。
“200以上の複雑な工程をハンドメイドで作り上げており、クラシックな革靴を作る工程と似た丁寧な仕上げと手間と時間をかけた生産に拘っています。革靴の生産も手掛けており、革靴のノウハウもスニーカーに落とし込んでいる貴重なファクトリー”
この説明に合点がいきます。何事も”百聞は一見にしかず”ですね。
正午から降り始めた雨。どうやら、まとまった雨になりそうです。これで少しは水不足が解消されるといいのですが…
昨日の休息日は、朝から洗濯三昧です。2回目を終え、3回目と思いきや、干す場所がなく、諦めて出かけたいつもの隠れ場。飲み慣れたコーヒーの味は自宅も同じ。豆を買い足しながら、一時間ほど寛ぎます。風もない穏やかな春日和。先週まで火が入っていたストーブも今日は休みです。代わりにいつもは近づいてこない野良のプーさん寄り添ってくれました。私が戌年と知ってのことでしょうか。
久しぶりに訪れた洋食屋”菊や”さん。かつては営業中にふらっと出かけていましたが、今は休日のみ。呼ばれたら3分で戻れる場所が原則です。いや、時々、遠出ありの例外付きです。
蔵庫/マガジーノで寛ぐ私?ではありません。本日も足元に注目していただきます。月曜日にご案内させていただいた【Paraboot/パラブーツ】の30周年記念限定モカシンシューズ「BRIAC/JANNU」は、おかげさまで7ハーフのみとなりました。ありがとうございます。
グローリーガイではもうお馴染み【Paraboot/パラブーツ】の「CORAUX/MARINE」。デッキシューズ「BARTH」を原型に作られたモカシンコインローファーです。
ソールは、デッキシューズと同じ「MARINE SOLE」。⽔に濡れた甲板(デッキ)でも滑らない様々な⼯夫がされています。
サンドベージュスエードに履き替えた瞬間、季節が一気に進みます。春なら桜の咲く小径を、夏は青と白とのコントラストが眩しい砂浜を歩きたくなるはずです。私の着用サイズは7.0になります。
コーディネートしたしたシャツはSalvatore Piccolo、ニットはferrante、ホワイトデニムは未公開のAteliers De Nimesです。
MODEL:「CORAUX/MARINE」スエードコインローファー
SIZE:6.0・6.5・7.0・7.5・8.0
COLOR:サンドベージュ(sand)
MATERIAL:牛革/ラバー
PRICE:¥44,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
同じポーズでご案内させていただくのは、【Paraboot/パラブーツ】の「MARIBU/MARINE」。新色のダークブラウンが登場しました。
「MALIBU/マリブ」は、デッキシューズの名作「BARTH/バース」をベースに、より街履き向けのモデルで2000年代後半から2010年頃に展開されていたモデルの復刻です。
甲の低いフォルムや、キッカーバックのディテール、一枚革のアンラインド仕様といったディテールは「バース」譲りで、濡れた甲板上でも滑りにくいうえ、あまり足音が出ないよう設計された「マリンソール」を縫い付けてあるのも同様です。
BARTHからの変更点は、履き口まわりのシューレースが廃され、アイレットの数も5アイレット仕様に。見た目がスニーカーライクになり、ホールド感が向上しております。
アッパーに採油されたのは、Taurillon nubuckchocolat/トリヨン ヌバックチョコレート。Taurillon(トリヨン)皮革は、フランス語で「若い雄牛」を意味する、フランスの歴史あるタンナー「Rémy Carriat(レミーキャリアット)社が作るシュリンクレザー(シボ革)です。柔らかくふっくらとした手触り、耐久性の高さ、発色の良さが特徴で、エルメスなどの高級ラグジュアリーブランドで主にバッグや財布に採用されています。
従来のホワイト(blanco)やブラック(noire)にはない雰囲気を漂わせます。新色のダークブラウン(marron)は、チョコレートのような深みと甘さのある、赤みを帯びた濃いブラウンで、落ち着いた上品さ、ナチュラルな温かみを表現しています。
私は少しゆとりを持たせて7.5を紐を閉めて履きます。
コーディネートで使ったアウターはSealup、ニットは未公開のBRAMANI CASHMERE、ボトムは私物のJACOB COHENです。
MODEL:「MALIBU/MARINE」トリヨンヌバックデッキスニーカー
SIZE:6.0・6.5・7.0・7.5・8.0
COLOR:ダークブラウン(marron)
MATERIAL:牛革/ラバー
PRICE:¥52,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ご案内の前に、
経年美化と言いたいところですが、ずいぶん老朽化した店舗入り口です。店内と統一感を出すために、同じウッドの扉を取り付けましたが、31年間、雨、風、太陽光の自然環境に毎日さらされれば、塗膜の剥がれやひび割れ、色あせなどの劣化症状が目立ってきます。来年のこの時期には、この建物が取り壊されると思えば、哀愁漂う風景です。
さらに古いのが、この真鍮のショップ看板。36年前の創業時に取り付けたものです。当時はコンクリート打ちっぱなしの建物。外の天枠に取り付けられていましたが、この場所に移転してからは、入口の横に鎮座して店を守ってくれています。白頭鷲がシンボルですが、現在のロゴと比べると、鋭い顔つきです。10年以上は経つでしょうか。デザイナーのA氏が「スグル、もう少し丸くなれよ」と言ったか、「もっと若々しくあれ」と言われたかは記憶は定かではありませんが、デザイン変更をしたのでした。
多くの思い出をつくらせていただいたグローリーガイ。全てが皆様のおかげです。心よりお礼申し上げます。ありがとうございます。
こちらは30周年を記念した【Paraboot/パラブーツ】の「BRIAC/ブリアック」。アッパーは軽快なデッキシューズながらも、深く刻み込んだ強靭なソールが歩行を助けます。
限定230足の185番目。
インソールに刻まれた96-26。1996年〜2026年の月日を示します。
ソールには自社製の天然ラバーを使った JANNU(ジャンヌ)ソール。悪路も平気な全天候型シューズです。
限定モデルの奥行きのあるグリーンと、パラブーツを代表するリスレザー(オイルドレザー)。特別感のある絶妙なハーモニーを奏ます。
MODEL:「BRIAC/JANNU」30周年記念限定モカシンシューズ
SIZE:6.0・6.5・7.0・7.5・8.0
COLOR:グリーン
MATERIAL:牛革/ラバー
PRICE:¥62,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
フランスを代表する靴ブランド【Paraboot/パラブーツ】。デニムの語源となっている南フランス地方のニームで伝統的手法で生産されるAteliers De Nimes/アトリエ・ドゥ・ニームとの相性は抜群です。
現在、フランスブランドはカシェートに集めて展開しておりますが、【Paraboot/パラブーツ】につきましては、長年の付き合いから、グローリーガイにて取り扱っています。ただ、今後、店舗が統合することから、将来的にはカシェートでご提案することになります。
私のデッキシューズは、もちろんParaboot/パラブーツです。これが三代目。フランスブランドで最初に展開したのが、多少前後しますが、Spring Court/スプリングコートのスニーカーとParaboot/パラブーツのデッキシューズ。合わせるアウターといえば、MONCLER/モンクレールでしたね。パリっ子のようにフランスパンを齧りながら…そんな憧れがあった時代かもしれません。
時は経ち、今ではカシェートバイヤーが英国とフランスのものに魅力を感じているようです。そして、今の旬は【Chato Lufsen/シャトールフセン】。ARNYS /アルニスの銘品「FORESTIERE」に敬意を払いながらモダンに仕上げたカシェート別注「EASY BORES」です。
建築家であるル・コルビュジエ氏がオーダーした「FORESTIERE」。氏の作品「LC4 シェーズロング」を愛用(ほとんど布団や毛布置きになっていますが)しているだけに是非とも手に入れたいアイテムです。
着用しているブラウンは店頭に並ぶやナグラさんの元へ。彼はサイズ42です。手前のブルーはそれより早くカシェートバイヤーが着ておりました。彼はサイズ48を。そうなると私はパープルネイビーになるのか、いや、そうならないのが世の常。少し前に東京のS様の元へ旅立って行きました。
悔しいから、ブラウンを着てみました。インにニットを着ているだけに、裏地がないと滑りが悪いかなと思いきや、立体的な作りが動きを邪魔しません。生地が馴染めば、さらに問題はなくなりそうです。私はサイズは44でジャストでした。これを着てれば、性別に関係なくモテるはずです。どうしましょう。ナグラさんと被るか、カシェートバイヤーと被るか、大いに悩むところです。
© GLORY GUY