帰宅途中のラジオから流れてきたのは、映画”ゴジラ” の挿入曲。前夜、テレビ放映されていた”ゴジラ−1.0″を観たばかりで、余韻が残ります。「ゴジラのメインテーマ」を作曲したのは、近代日本を代表する作曲家、伊福部 昭氏。第1作が1954年ですので、生まれる前。初めて観たのは、小学生の時でしょうか。印象に残るのは、1964 年の”モスラ対ゴジラ”。ゴジラはモスラに対する悪役です。その後の第5作”三大怪獣 地球最大の決戦”では、シリーズ最大の悪役キングギドラが登場し、ゴジラ、ラドン、モスラの地球三大怪獣が力を合わせて地球を守るというストーリー。1967年の8作”怪獣島の決戦”では、ゴジラの息子ミニラが初登場したりと、新作が出るたびに映画館に通っていました。こうやってゴジラ映画の歴史をたどってみると、つい夢中になり、またしても前置きが長くなっています。興味深いのは、ゴジラがただの怪獣映画ではなく、その時代の世相を反映しているということ。”ゴジラ−1.0″は、繰り返してはいけない戦争。その虚しさを語るために、当時、生きた様々な人間のドラマを描いています。伊福部 昭氏の生い立ちや思いを知ることで、何気なく聴いていた”ゴジラのメインテーマ”が、こんなにも感慨深いものになっていきます。”知る”ということの大切さを改めて考えさせられたゴジラでした。
パンツ以外は私物です。背中を押してくれたのは、昨日の雨。着ていたのが、長年、愛用しているBOGLIOLI/ボリオリのコーデュロイジャケットでしたが、湿気のせいもあり、気分は今ひとつ。ジャケットのせいにするわけではありませんが、新作に着替えた途端、モチベーションは急上昇。そうなると不思議です。続けざまのご来店。接客にも熱が入ります。雨のおかげで、売上と新しい服が手に入りました。
購入したものは、とにかく着る。”着て、早く自分のものにする” が信条の私スグル。昨日はデニスラ。本日はウォッシャブルのデニムに合わせて着ております。
チャコールグレイのトラウザース でドレスアップ。あるいは、ボトムを明るくして軽快に。そうなると、気になるのが、HERNO/ヘルノの「ドローコード付きシャーリングカーゴパンツ」。PTのホワイトデニムやインコのオフホワイトのチノパンツとも相性の良いジャケットですが、そこはへそ曲がり。少し捻りを効かせたいと、選んだのが、このパンツでした。
またまた、前置きが長くなりました。「スグルさん、暇ですか?」いやいや、そうではありません。新調したせいか、筆の流れが滑らかなんです。
昨日、ご案内させていただいたニューフェイスの【ferrante/フェランテ】「ウール・カシミア 立ち襟ボタンカーディガン」のインのニットも同ブランドのものです。
メリノウールを中心にしたベーシックライン「ESSENTIAL」から、12ゲージのタートルネックセーターをご用意しました。前回、ご紹介させていただいたTAGLIATORE/タリアトーレと似寄りです。比べてみてください。
セレクトカラーは杢ベージュ、ローシェンナ、ブラウン、ネイビー、ブラックの5色です。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
合わせたパンツはINCOTEX SLACKS/インコテックス スラックスです。
MODEL:メリノウール12ゲージタートルネックセーター
SIZE:46・48・50
COLOR:杢ベージュ・ローシェンナ・ブラウン・ネイビー・ブラック
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥28,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
11月最初のテーマは、”秋から初冬に役立つ旅するヘルノ”。紅葉シーズンを前に、程よく保温性のある軽快なアイテムをご提案しています。旅だけではなく、日常に取り入れやすい【HERNO/ヘルノ】のコレクションです。ご案内ブログは、こちらからご覧になれます。
※Cachette MENS 情報
明日の月曜日、祝日ですがお休みをいただきます。グローリーガイは営業しておりますので、気になられる物がございましたら、遠慮なく申しつけください。
カシェートからも、日常だけではなく、旅を快適にするアイテムが紹介されていました。英国屈指のニット専業メーカー【JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレー】のウールではなく、シーアイランドコットンの タートルネックなどは、肌触りはもちろん、温度調整にも最高です。「今まで、どうしてなかったんだろう」と思わせるほどの重宝アイテムです。また紹介後、気になるのが、30Gメリノウール ジップアップニットパーカー。実際に見てきましたが、かなりの優れもの。今までとは一味違うセレクトでご提案する【JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレー】。痒い所に手が届く、そんなセレクト内容です。ブログは、こちらからご覧ください。
カツカレーにオムライス、そしてゴジラ。昨日のお気に入りメニューです。スタッフが揃う金曜日。他の日より、ゆっくり食事のとれる日です。向かったのは、洋食の”菊や”さん。いつものメンチカツをやめて、カツカレーに。閉店作業を任せて、早帰りして立ち寄ったのは、昔ながらの喫茶店”ドルチェ”さん。喫茶といっても、メニューは豊富。様々な定食から軽食、デザートまで、よくこれだけのメニューをこなせるなと感心してしまいますが、オーダーするのは決まってオムライスと食後のコーヒー。お店の方もわかっておられ、「いつものですね」。ただ、夕方、三杯目のコーヒーを飲んだばかり。オムライス単品で頼んだのですが、マスターの、なんとなく寂しいそうな横顔を見て「やっぱり、アイスティーも」と追加注文。一瞬の笑みを見逃さず、これで気兼ねすることなく、ゆっくりできるなんて、案外、気の小さい、いや、気遣いのできる私スグルでした。
本日は、久しぶりに新しいブランドのご紹介をしていきます。
皆さんがよくご存知のFILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティス。時々、触れさせていただいておりますが、かつては、代官山のエレベータのないアパートの一室でバイイング。このブランドの前は、Gran Sasso/グランサッソを取り扱っておられました。両ブランドとも今は大手の代理店さんに移行し、取引先も広がり、大々的なコマーシャルとともに多くの方に認知されたニットブランドです。そうなると、また例の”天邪鬼”な性格が出てしまうんですね。
話が長くなりました。早速、ご案内です。
カメラマンのナグラさんに、「なんか、変な操作したか?」と尋ねてしまうほど、細長く映った写真。そんな、スリムに見せる魔法のニットです。
申し遅れました。【ferrante/フェランテ】と言います。靴ブランドに同じ名前ありましたね。
1970年、Amedeo Ferrante氏により創業。3世代に渡りニットの生産を手掛けるファクトリーブランドです。イタリア・ペスカーラに自社工場を持ち、国内にて一貫して生産を行っている。有名ブランドのOEMも手掛けており、クオリティには定評があります。 コレクションはメリノウールなど定番商品のESSENTIAL、デザイン重視のMAIN COLLECTION、カシミヤやシルクなど高品質ラインのROYAL REDの3ラインで構成されています。 上品かつ、洗練されたデザインで、上手くトレンドを取り入れたコレクションに仕上がっています。ミラノのセレクトショップから百貨店「リナシェンテ」などではコーナー展開で販売されているほど、信頼性の高いブランドになります。
付け加えるなら、現オーナーの父親の兄弟が”フェランテ社”から独立して、2012年に立ち上げたのが、FILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティスになります。
カシミアブレンドの「ROYAL RED」からは、軽いタッチ、快適な着心地のフルジップ仕様のカーディガンをセレクト。
カラーはブラック一択。重ね着してもかさばらないモダンなシルエットです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
合わせたカットソーはMAISON CORNICHON/メゾンコルニション、パンツはINCOTEX SLACKS/インコテックス スラックスです。
MODEL:ウール・カシミア フルジップカーディガン
SIZE:46・48・50
COLOR:ブラック
MATERIAL:ウール90%・カシミア10%
PRICE:¥54,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ZANONE/ザノーネの「CHIOTO」に対抗してみました。ただ、雰囲気は全く違う、ロマンティックタイプ。同じく「ROYAL RED」からカシミアブレンドのケーブル編み。ライトグレイにパールグレイ、ネイビーにインディゴと、色の濃淡で魅せる奥行きと優しさを表現したニットです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
ライトグレイで合わせたニットは未公開のferrante、パンツはBERWICH(未公開)、ネイビーで合わせたニットはDrumohr、パンツはINCOTEX SLACKSです。
MODEL:ウール・カシミア 立ち襟ボタンカーディガン
SIZE:46・48・50
COLOR:ライトグレイ×パールグレイ・ネイビー×インディゴブルー
MATERIAL:ウール90%・カシミア10%
PRICE:¥69,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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