久しぶりに出店してくれたマルココーヒーさん。ついついの長話です。話し相手は、マルコさんではなく、近所に住んで見える御夫婦。奥様から「足、長いね」なんて褒めていただいたものですから、「父親譲りです」なんて話から、この地域の昔話まで。そのうち、市長にでも立候補して岡崎を盛り上げてよなんてとんでもない話題に。活気を取り戻すには、点ではなく面で図るべきなんて持論はあっても、行政に関わることなどもっての他です。「幾つになるの？」と問われて答える前に、「私いくつに見える？」いやいや、女性に歳を聞くなんて…私、あなたより17歳上よ。ということは、82歳。服装にも気を使われ、背筋もピンとされていて、とても元気。色気さえも。見習うべき人生の先輩との楽しい時間でした。

本日のご案内です。

本日のメニューです。手前から【BOGLIOLI/ボリオリ】、【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】、【Finamore/フィナモレ】と三役揃い踏みです。

セレクトモデルは「COAT」。コットン・リネンのガーメントダイ(製品染め)シリーズです。色違いに見えますが、素材混率は異なります。ブラックはジャケット、ネイビーはスーツでオーダーしています。まずは、写真右のネイビースーツからご覧ください。

スニーカー合わせのできるスーツです。もちろん態度アップ、もといタイドアップも。

インに合せたのは、FEDELI/フェデーリのポロシャツ(未公開)。Tシャツ合わせより、襟のあるアイテムが理想です。とろんとした生地感に体も傾いてしまいました。柔らかで、優しい着心地です。

背筋を伸ばしましょう。シングル2つボタンのモダンなシルエット。胸は箱、ウエストはパッチポケットでジャケット単体でもきていただけます。昨年、代理店が古巣のアマンさんに戻り、ジャケットに修正が加えられました。基本ベースは「NEW DOVER」。ラペル幅がやや狭く、ゴージ位置が上がりました。着丈も1.5㎝ほど短くなり、より日本人の体型に合うように変更されています。

パンツはアウトのワンプリーツ。こちらも、以前のシルエットより全体に緩やかなテーパードフォルムに変更されました。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL：「COAT」リネン・コットン ガーメントダイ ネイビースーツ
SIZE：44・46・48・50
COLOR：ネイビー
MATERIAL：コットン88%・リネン12％　袖裏部分：キュプラ100％
PRICE：￥178,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

昨日ご案内のALESSANDRO GHERARDI/アレッサンドロ  ゲラルディのシャツに羽織っていたのが、【BOGLIOLI/ボリオリ】のブラックジャケットです。

フィナモレのシャツ、ヤコブコーエンのグレージュデニムに着替えて羽織ってみました。コーディネートによって様々なシーンで活躍するブラックジャケット。10年以上も前でしょう、似寄りのジャケットを持っていますが、いまだに現役。もちろん、ボリオリです。デスク横のシングル台にかけてあり、いざという時に活躍させます。

ガーメントダイ加工の魅力とは、製品を縫い上げてから染めることによるムラやアタリなど独特な風合いや色合いを作り出せることです。リネン混でもシワを気にすることなく、無造作に着ていただけます。この手法を先駆けて世に出したのが、【BOGLIOLI/ボリオリ】。今では当たり前の、パットや芯などの副資材を省いたアンコン仕立てのジャケットもこのブランドからでしたね。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL：「COAT」リネン・コットン ガーメントダイ ブラックジャケット
SIZE：44・46・48・50
COLOR：ブラック
MATERIAL：コットン52%・リネン48％　袖裏部分：キュプラ100％
PRICE：￥128,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

久しぶりに濃いインディゴブルーに惹かれてセレクトしたのが、鮮やかなブルーのバックパッチと。ブランドを主張するバンダナ付きのモデル「BARD」です。

BOGLIOLI/ボリオリのネイビースーツのジャケットを使ってのコーディネートです。

パチョリ系の香りと共に存在感を放つ【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】。いつかはヤコブ・コーエン。二本買うのを我慢してヤコブ・コーエン。そんな価値のあるデニムブランドです。価格はと聞かれれば、本体価格59,000円、税込で64,900円と意外や意外。ただ、この秋より、本体価格で7万円アンダーがほとんどなく、今季がチャンス?かもしれません。今一度、ブログを見直していただければ、ヤコブに特別な思いを持つ私スグルバイヤーとしては、とても嬉しく思います。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ30を穿いております。

MODEL：「BARD」コットン・ポリストレッチ インディゴブルー5Pパンツ
SIZE：29・30・31・32・33・34
COLOR：インディゴブルー
MATERIAL：コットン92％ ・ポリエステル6%・ポリウレタン2%
PRICE：￥59,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

ボリオリ、ヤコブ・コーエンと共に体に馴染んでいる【Finamore/フィナモレ】。目隠しされて着せられたとしても、着た瞬間、フィナモレであることは分かります。このことは、三ブランド全てに共通する私の感覚です。

サイズ表記がSMLになってしまつたことは残念です。できれば、ネックサイズで刻んで欲しいものです。

他のオックスフォードクロスに比べ、ややガーゼのような柔らかな質感を持ちます。洗い込んでいくうちに少し硬くなるのは、コットンの特質。最初に袖を通した際の着心地は【Finamore/フィナモレ】ならではの特別感です。襟型はかつての「SERGIO」ではなく、上に合わせるアイテムを選ばないセミワイドの「LUIGI」を選んでいます。

モデルは、身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズSを着用しております。

MODEL：「LUIGI」オックスフォード ホワイト無地シャツ
SIZE：S(38)・M(40)・L(42）
COLOR：ホワイト
MATERIAL：コットン100%
PRICE：￥33,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

個人的に所有している柄物の中で最も合わせやすく、気に入っているのが、ベージュのロンドンストライプ柄。今回、オックスフォードクロスで見つけてきました。ワードローブに入れて置かれると便利です。

ドレス顔のセミワイド「LUIGI」なら、職種によっては、ビジネスシーンでも使うことができる、控えめでいてエレガントな襟型と言えるでしょう。

モデルは、身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズSを着用しております。

MODEL：「LUIGI」オックスフォード ロンドンストライプ柄シャツ
SIZE：S(38)・M(40)・L(42）
COLOR：ベージュ
MATERIAL：コットン100%
PRICE：￥33,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

本日のご案内で使いたかったのが、こちら。CROCKETT＆JONES/クロケット＆ジョーンズの「Waterford」スエードプレーントゥシューズ。まだマイサイズの7ハーフの在庫があると、心揺さぶられる靴です。

※ゴールデンウィークの営業案内です

ゴールデンウィークといっても特別な変更はありません。グローリーガイは火曜日(４月30日)休み、カシェートは月(４月29日)、火曜日(30日)が定休日の為、お休みさせていただきます。

夏生まれの暑さに強い私ですが、流石にこの夏は厳しい。自分の顔を見るだけでも暑い。台風の影響でしょうか。熱風がさらに不快さを増しているようです。

撮影を終えた後のコーヒータイムは、冷房の効いた室内でのんびり…。ではありません。

フォルクスワーゲンのタイプⅡで出店しているマルココーヒーさん。毎週、金曜日の出店ですが、時々、日曜日にも営業してくれます。ワークスタジオ内にあった、行きつけのコーヒー屋さんは、昨年、無印良品の改装のため、撤退。コーヒー難民にとって、この出店はありがたいものです。夏でもホットしか飲まない私。オーナーさんと話しながら、街の情報交換。ただ、飲み終える頃には汗びっしょりになっています。振り向いてくれたのは、新しくできた5ファクトリーの店長。彼女もコーヒー好きです。

昨日はスーツスタイル。本日は、この熱いコーヒータイムに合わせてラフなスタイルで出勤しております。

気温もさることながら湿度の高いこの時期。少しでも体に近づかない素材といえば、リネン。私が着ているのは、この夏で最後の展開となる【PHIL PETTER/フィルペター】のリネン半袖Tシャツ。色違いで欲しくなる涼感のあるカットソーです。

35度超えの暑さに対抗するには、下半身が重要。やはり少しでも体から離れていてほしい。デニムを横目に選んだのが、Borelio/ボレリオ。モデルは「CALLEN」。リネン・コットンストレッチシャーリングカーゴパンツです。昨年、購入したネイビーを穿いていますが、かなり酷使しているため、もう一本揃えたい。ちょうど、マイサイズ46が2色ともあるなんて、目の毒ですね。カットソー、パンツともこちらのブログでご案内しております。よろしければのぞいてみてください。

カーゴタイプの「CALLEN」。来季は、リネンでご用意します。素材を生かしたナチュラルなグレージュと粋なブラックの2色をセレクトしています。

現在過去未来。過去は忘れて、現在。そして未来に向けたご案内です。

暑そうでしょう、実際、暑いですが、このスタイルを必要とされている方もあります。本日はスーツのご紹介です。

【BOGLIOLI/ボリオリ 】のスーツは、久しぶりのセレクトです。

こちらは、既にご提案済みの「DOVER」ウーステッドネイビージャケット。似ていると思いませんか。そうなんです。同じ生地、色で選んでおります。しまった!!ではないですよ。意図的です。

この後、TAGLIATORE/タリアトーレやGabo/ガボでネイビーを含め、他の色のスーツをご用意していますが、シーズンに入って必ず足らなくなるのが、ネイビーのスーツなんです。この春夏も肝心なネイビースーツがキャンセルとなり、後半、全く対応できませんでした。そんな理由から、本来、ジャケットのみセレクトするつもりでしたが、ネイビーのみとスーツもご用意させていただきました。

せっかくなら、【BOGLIOLI/ボリオリ 】らしさのあるスーツをと選んだモデルは「DOVER」。生地もフォーマルなものではなく、柔らかで丸みのあるものをと辿り着いた生地が、ジャケットでセレクトした生地と同じだったのです。

ジャケットはパッチ、スーツはフラップ付きとポケットの仕様は異なりますが、この生地であれば、スーツの上着をジャケット単体として使っていただけます。

組下のパンツは、アウトのワンプリーツで、ほどよくゆとりを持ったテーパードラインを描きます。

最初の写真と比べてみてください。ネクタイ(未公開)を結び、足元を英国靴のストレートチップ(CROCKETT＆JONES)で固め、ブリーフケース(CHAMBORD SELLIER)を持ったエリートビジネスマン。仕事を終えれば、タイとシャツ(Maria Santangelo)の第一ボタンを外し、スリッポンに履き替えて向かうのは、宿泊先のホテルのバー。そんなビジネスマンになりたかった私スグルの妄想を叶えてくれるのが、この【BOGLIOLI/ボリオリ】の「DOVER」スーツなんです。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL：「DOVER」ウーステッドネイビースーツ
SIZE：44・46・48・50
COLOR：ネイビー
MATERIAL：ウール100％　袖裏部分：キュプラ100％
PRICE：￥168,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

※Cachette MENS 情報

現在のカシェート売り場。靴や鞄などの品揃えは見応えがあります。まだ未公開のものもありますので、店頭でチェックしてみてください。

☆お盆期間の営業について

グローリーガイとカシェートはお盆期間中も通常通りの営業です。グローリーガイは15日の火曜日、カシェートは、14日、15日の月火と定休日のためお休みさせていただきます。

開店と同時にご来店いただいた南アルプス市のS様。珍しく、いや、初めて奥様とご一緒にお越しくださいました。以前、ご紹介させていただいた岡崎で最も古いカフェで、今は洋食屋の「菊や」さん。一人でご来店された際にお立ち寄りいただき、大変、気に入っていただいたご様子。昨日、予約され、先ほど出かけて行かれました。奥様にも気に入っていただけると良いのですが…。歴史文化のある岡崎市。街つくりは決してうまいとは言えませんが、若い方、特に岡崎にゆかりのない人までが、この街の魅力を発信してくれている、そんな姿に私も頑張らねばと、鉢巻、たすき掛けの気分で発信していきます。

【BOGLIOLI/ボリオリ 】のご紹介です。

ウール素材の製品染めを「K.JACKET」、コットン素材のコーデュロイは「COAT」になります。セレクトカラーはカーキベージュとブラックの2色。ファンの方なら、「持っているよ」と言われるベーシックカラーです。

私たちが大好物のコーデュロイ。ただ、時々、苦手という声も聞きます。シワになるから麻素材が苦手という方に共通しているようです。滑りが悪いからという方、それはシャツに限ってのことです。コーデュロイシャツに重ね着する場合、滑りが悪くて着にくいというのは事実、ですから、コーデュロイのシャツは仕入れしません。ただ、インにニットを合わせるようなシャツジャケットは例外です。

ボトムを選ぶ際、コーデュロイを含め、別珍やベルベットなどの同じパイル織物は外していただきたい。できればモールスキンなどの起毛感のあるコットン素材も全体に野暮ったくなりお勧めしません。最も相性の良いのは、コットンならデニム。ウールであれば、フランネル。フランネルも起毛感はありますが、異素材のウールですので、質感や風合いが全く異なり、バランスの良い組み合わせになります。

言葉で説明しても、なかなか伝わりにくいかもしれません。こんな時こそ、You Tube があれば、なんて思ったりもしますが…。喰わず嫌いをやめて、まずは手元に。試行錯誤することが、着こなし上手になる近道です。

まずは揃えたいカーキベージュ。カーキというとグリーン系をイメージされる方もありますが、本来、くすんだ赤みのある黄をさします。ただ、わかりやすくするために、カーキベージュと呼んでいます。最もコーデュロイの特徴である凹凸感のある畝を楽しめる色合いです。

ブラックのコーデュロイです。ネイビーを選ぶ時もありますが、ウール素材のジャケットでご提案していますので、今回はブラック押しでいきます。特にクリスマスやお正月など冬のイベントにはロマンティックな気分で装いたいものです。そんな時に気軽にドレスアップできるのが、ブラックのコーデュロイジャケットなんです。

カーキコーデュロイにブルーデニム(JACOB COHEN)の組み合わせ。いつの時代にも色褪せることはありません。様々なコーディネートがよぎりますが、手持ちの在庫の中で合わせたのが、ボルドーのタートルネック(FEDELI)でした。

グレイのフランネルパンツがあれば使いたかったのですが、そのままタイドアップしてみました。フォーマル用のドレスシャツよりオックスフォードクロスがよく似合います。ボタンダウンに限る必要はありません。コーデュロイの縦のラインに＋ストライプ柄シャツ(GUY ROVER)、ネクタイ(未公開)は無地が綺麗に収まります。

【BOGLIOLI/ボリオリ 】のオールドファンから支持されたブラック。カーキ、ネイビーはすでにお持ち。持っているブラックがそろそろ痛んできたからと買い替えしていただきました、シンプルな白シャツ(unrole)に合わせるだけで様になってしまうのが、【BOGLIOLI/ボリオリ 】のコーデュロイ。製品染めの抜け感と柔らかでセクシーなフォルムがファンを飽きさせません。

ネクタイ(未公開)スタイルです。こちらもグレイフランネルのパンツを合わせたかったのですが、このデニム(JACOB COHEN)のブルーグレイの色合いが絶妙なハーモニーを奏でてくれました。ボリオリ × ヤコブコーエン。最強のコンビです。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL：「COAT」製品染めコーデュロイジャケット
SIZE：44・46・48・50
COLOR：カーキベージュ・ブラック
MATERIAL：コットン87％・レーヨン12%・ポリウレタン1%　袖裏部分：キュプラ100％
PRICE：￥128,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

アウターなど季節をつなぐアイテムについては、8月20日(日)でセールを終了させていただきます。尚、夏物については暫くセールを継続していきますので、ご利用ください。

＊　＊　＊

グローリーガイとカシェートはお盆期間中も通常通りの営業です。グローリーガイは15日の火曜日、カシェートは14日、15日の月火と定休日のためお休みさせていただきます。

祭りの後の静けさです。豊橋の祇園祭を皮切りに、海を背景に打ち上げられる蒲郡の花火大会。翌週のトヨタのお膝元で開催される豊田のおいでんまつり、先週の金曜日から日曜日の三日間にわたる安城七夕祭り、そして同じ週の土曜日に行われた岡崎城下家康公夏祭りと、ここ三河地方では毎週のようにお祭り騒ぎです。特別、出かけて行って見るわけではありませんが、なんとなく寂しく感じるのは周りの空気。祭りの後は、いよいよ盆休み。心静かにご先祖様をお迎えしてご供養しましょう。

盆が近づけば、意識するのは、秋。早すぎるセールの正常化と遅らせたこともあり、例年より秋の立ち上がりが遅くなってしまいました。各代理店さんからはせっつかれていますが、ここは動じず、マイペースで。グローリーガイらしさで季節を進めていきます。

バッグ(CHAMBORD SELLIER)と靴、モデル以外は全て新作です。まずご案内させていただくのは、【BOGLIOLI/ボリオリ 】。先日ご紹介させていただいたヤコブコーエン(JACOB COHEN)同様、ファンは多く、品揃えに欠かせないブランドです。

この春夏より、代理店が古巣のアマンさんに戻ったことで、モデル名が整理されました。コットンの製品染めが「COAT」、カシミアなどウールの製品染めが「K.JACKET」とデビュー当時に戻りました。ただ、唯一の変更点は、基本ベースをアンコンモデルの「DOVER」に統一したことです。ここは賛否両論ですが、より多くの方の体型に合いやすく、販売する側にとってもわかりやすくなったと言えます。

今回、セレクトしたのはウール80%、ポリエステル20%のフランネルタッチの生地です。甘い茶系ではなく、やや黒ずんだグレイッシュな焦茶です。今回のコーディネイトでは使っていませんが、ブラウン×グレイの組み合わせがシーズンテーマカラーの一つ。アズーロ・エ・マローネの組み合わせを習得したなら、ぜひ試してみてください。

今季、春夏でご提案していた「ウール・シルク 加工ホップサックジャケット」と同じサイジングになります。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL：「K.JACKET」ウール・ポリ製品染めフランネルタッチジャケット
SIZE：44・46・48・50
COLOR：ダークブラウン
MATERIAL：ウール80％・ポリエステル20％　袖裏部分：キュプラ100％
PRICE：￥138,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
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イタリア人から教えてもらったアズーロ・エ・マローネの組み合わせ。表現するのに最適な文章がありましたので、引用させていただきました。

“ノーブルな青(AZZURRO)と艶やかな茶(MARRONE)のコンビネーション、「アズーロ・エ・マローネ」。凛とした雰囲気を醸し清潔感のある寒色系の青と、エレガントでマイルドな雰囲気を醸す暖色系の茶の組み合わせは、しっかりメリハリを利かせながら絶妙なコントラストの中に上品さと奥ゆかしさ、落ち着きとリラックスしたイメージをシンクロさせ、洗練されたスタイルを表現力豊かに演出する”

現在のアンコン仕立てジャケットのパイオニア的なブランドが【BOGLIOLI/ボリオリ 】。裏地や肩パット、芯地などの副資材を省いて軽くソフトに仕立てる手法ですが、初めて袖を通した時の感動は今でも忘れることはできません。本来、構築するために用いられていた副資材。省いたからといって、自然に身体に沿う美しいシルエットは健在。いや、それ以上に感じたことは、さりげなく漂う色気。上品さの中の色っぽさが「DOVER」の、いや【BOGLIOLI/ボリオリ 】の魅力といってよいでしょう。

セレクトとした生地は、ウール100%のウーステッド。エントリープライスとして提案される定番ホップサックではありません。達人にも、これならと納得いただける上質な生地のネイビージャケットです。

ネイビーのジャケットは持っている、そんな方にもお勧めしたい【BOGLIOLI/ボリオリ 】の「DOVER」です。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL：「DOVER」ウーステッドネイビージャケット
SIZE：44・46・48・50
COLOR：ネイビー
MATERIAL：ウール100％　袖裏部分：キュプラ100％
PRICE：￥120,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

今後、入荷する【BOGLIOLI/ボリオリ 】のジャケットは、コーデュロイの製品染め「COAT」です。黄色いシールではなく、青のシールで示しているベージュとブラックをセレクト。価格は128,000円(税抜き)になります。

コーディネートで着用している【Finamore/フィナモレ】のシャツと【BERWICH/ベルウィッチ】のパンツ。ご案内は水曜日に予定しております。しばらくお待ちください。

今すぐ着ることのできて、来季も鮮度の落ちないお得な【BOGLIOLI/ボリオリ 】です。サイズが合われる方がございましたら、ぜひワードローブに。

太陽光線に負けじと、ロングTシャツにパイル地パンツで対抗します。まさに戦いの様を呈する、朝のゴミ出し。人の目も気にならないほど、この暑さは人の心にゆとりを与えてはくれません。

太陽光線は、紫外線、可視光線、赤外線の三つに分かれ、このうち、光老化に大きな影響を与えるのが、紫外線。ゴミ出しの短い間とはいえ、油断は大敵です。ここ数週間に及ぶ、東京出張、日傘を持っていけば良かったと後悔するほどの暑さ。行き交う人もうんざり顔。できればタクシーで移動と、待てどもなかなかやってこない。きたと思ったら、前の人が乗り込んでしまい、歩いた方が早いと、結局、展示会場に着いた時には、汗だく。その後の冷房の冷えが、さらに追い討ちをかけます。いやはや、夏の出張は命がけです。

そんな出張の疲れを癒してくれるのが、ホテル。7年ほど定宿にしていたホテルは、東京オリンピックを機に大幅に値上がり。出張に使うにはもったいないと、その後の三年間、ずっと使っていたのが、アクセスの良い有楽町にあるザ・ゲートホテル。4階のフロントロビーにはテラス席があり、銀座の街を映しますが、この暑さは夜になっても収まらず、誰もいませんでした。

いつもなら、旅行会社のT氏に任せてしまうのですが、今回、日帰り予定を急遽変更したことで、ジュニアに依頼。ネットでの予約はサービスが悪いなんて思っていたら、嬉しいサプライズ。ちゃんと誕生日を覚えていてくださり、メッセージカードとともに鶴のハートマークで出迎えてくれました。実は、ほとんど泊まり客がいなかった三年の間、展示会シーズンは毎週のように宿泊。２年前の誕生日少し前の滞在の際、フロントの女性スタッフと誕生日が同じことで大盛り上がり。その一週間後の宿泊で、このサプライズ。ここ最近は、インバウンドで満室になることも多く、先週も新橋のホテルでしたが、今回、偶然部屋が空いていたことで、このサービスを受けることができました。使うことで受けることのできるサービス。タダではないんですね。

ここからは、現在過去未来。来年の春夏を見据えながら、ご提案アイテムを紹介していきます。

今季より古巣の代理店さんに戻った【BOGLIOLI/ボリオリ 】。「やっぱ、いいよね」の声の多いボリオリ 。モデルの中でもファンの多いのは、クタッとしたガーメントダイ(製品染め＆製品洗い)加工の「COAT」と「K.JACKET」。ボリオリ 一族が経営から離れた際、ラルフローレンやグッチのデザイナーを招聘してコレクションしていましたが、我々が求めるのは、かつてのボリオリ 。再び、代理店がアマンさんに戻ったことで、修正を加えながらも、当時の雰囲気を継承してくれています。

今季、第一弾でご紹介させていただいたのが、コットン素材のガーメントダイ(製品染め＆製品洗い)加工の「COAT」。黄色味の少ないオイスターホワイトでセレクト。シルク混の美しい生地感とオイスターホワイトの爽やかさが魅力のジャケットです。現在、サイズ48がご用意できます。

多分、他店のバイヤーさんも同じ感動を受けたのではないでしょうか。展示会で最も目を引いたのが、ウール・シルクの「K.JACKET」。飾ってあるだけで存在感があり、羽織ってみて、さらにその着心地の良さに感動するはずです。残すところ、サイズ46が1点。まるで私のためにある？のかもしれません。

昨年のセレクトです。昨年までは、コットン素材についても「K.JACKET」と呼んでいましたが、本来は「COAT」。ウール素材のガーメントダイを「K.JACKET」と呼びます。昨年の価格が169,000円。来年は178,000円と他のブランドの値上がり幅と比べると、代理店さんの企業努力を感じます。現在、サイズ44のみ。30%offでご提供しております。

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ボリオリ といえば、【Finamore/フィナモレ】。ようやく、同じ並びで展示会が開催され、バイヤーとしては懐かしさと嬉しさで胸がいっぱい。大袈裟？いやいや、「やはり、ボリオリ はいいね」と同じ思いです。この春夏、シャツ復権の勢いです。昨年まで人気を独り占めしていたジャージのジャケット＆パンツのセットアップに、インはハイゲージニットかカットソーの合わせ。そんなスタイルが、影を潜めつつあります。シャツの台頭によって、注目されるのは、テーラードのジャケット。イージージャケットをオーダーするつもりで、結局、サルトリアラインに惹かれてしまった来年春夏より復活のBARBA/バルバ。出かける機会が増え、自由に行く場所も選べる、そんな普通の生活に戻ることで、志向も変わっていくのです。

できれば、かつてのようにネック表示が理想。ただ、洗いのスポーツラインということで、S(38)、M(40)、L(42)の展開です。生産効率を上げる目的でしょうが、以前のようにネックサイズになるよう、粘り強く交渉していきます。

リネン素材は完売してしまいましたが、上のオックスフォードとコーマデニムに少し在庫がございます。どちらもシーズンレスの定番生地でセール除外品でしたが、本日より、20%の割引をさせていただきます。よろしければ、ご利用ください。

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最後は【BERWICH/ベルウィッチ】です。かつての展開ブランドは、J.W.BRAIN/ジェイダブリューブライン。カーゴパンツで一世を風靡したGIACOMO RIZZO氏によるパンツブランドでした。今は、どうしているのでしょうか。一度、青山のイタリアンでご一緒させていただきましたが、大工の棟梁のような気さくで愛らしい(失礼)方でした。

話を戻しましょう。かつて、BERWICH/ベルウイッチでセレクトしていたモデルが「SAKE」と「SCOTCH」。特にシアサッカーで「SAKE」、リネン・コットンで「SCOTCH」と毎年変わらずにオーダーでした。ただ、世の中が太い方向に行くなら、細身で行こうなんて、相変わらずの天邪鬼。ドローコードの付かないバックシャーリングモデルの「berto/ベルト」とノープリーツの細身シルエットを持つニューモデル「morello/モレッロ」をセレクトしています。来年の春夏プレコレクションでも、その考えは同じ。ただ、昨日、訪問したメイン展で、気になる生地を発見。それが、

リネンの柄の立ちすぎないヘリンボーン。幸せのイエローシールがグローリーガイのセレクトカラーです。どのモデルに乗せるかなんて迷いはしません。久しぶりに「SCOTCH」の復活です。

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