Clothes to You

GLORY GUYS

代理店アマンさんの2024年春夏展示会報告は、現在過去未来です!!

太陽光線に負けじと、ロングTシャツパイル地パンツで対抗します。まさに戦いの様を呈する、朝のゴミ出し。人の目も気にならないほど、この暑さは人の心にゆとりを与えてはくれません。

太陽光線は、紫外線、可視光線、赤外線の三つに分かれ、このうち、光老化に大きな影響を与えるのが、紫外線。ゴミ出しの短い間とはいえ、油断は大敵です。ここ数週間に及ぶ、東京出張、日傘を持っていけば良かったと後悔するほどの暑さ。行き交う人もうんざり顔。できればタクシーで移動と、待てどもなかなかやってこない。きたと思ったら、前の人が乗り込んでしまい、歩いた方が早いと、結局、展示会場に着いた時には、汗だく。その後の冷房の冷えが、さらに追い討ちをかけます。いやはや、夏の出張は命がけです。

そんな出張の疲れを癒してくれるのが、ホテル。7年ほど定宿にしていたホテルは、東京オリンピックを機に大幅に値上がり。出張に使うにはもったいないと、その後の三年間、ずっと使っていたのが、アクセスの良い有楽町にあるザ・ゲートホテル。4階のフロントロビーにはテラス席があり、銀座の街を映しますが、この暑さは夜になっても収まらず、誰もいませんでした。

いつもなら、旅行会社のT氏に任せてしまうのですが、今回、日帰り予定を急遽変更したことで、ジュニアに依頼。ネットでの予約はサービスが悪いなんて思っていたら、嬉しいサプライズ。ちゃんと誕生日を覚えていてくださり、メッセージカードとともに鶴のハートマークで出迎えてくれました。実は、ほとんど泊まり客がいなかった三年の間、展示会シーズンは毎週のように宿泊。2年前の誕生日少し前の滞在の際、フロントの女性スタッフと誕生日が同じことで大盛り上がり。その一週間後の宿泊で、このサプライズ。ここ最近は、インバウンドで満室になることも多く、先週も新橋のホテルでしたが、今回、偶然部屋が空いていたことで、このサービスを受けることができました。使うことで受けることのできるサービス。タダではないんですね。

ここからは、現在過去未来。来年の春夏を見据えながら、ご提案アイテムを紹介していきます。

今季より古巣の代理店さんに戻った【BOGLIOLI/ボリオリ 】。「やっぱ、いいよね」の声の多いボリオリ 。モデルの中でもファンの多いのは、クタッとしたガーメントダイ(製品染め&製品洗い)加工の「COAT」と「K.JACKET」。ボリオリ 一族が経営から離れた際、ラルフローレンやグッチのデザイナーを招聘してコレクションしていましたが、我々が求めるのは、かつてのボリオリ 。再び、代理店がアマンさんに戻ったことで、修正を加えながらも、当時の雰囲気を継承してくれています。

今季、第一弾でご紹介させていただいたのが、コットン素材のガーメントダイ(製品染め&製品洗い)加工の「COAT」。黄色味の少ないオイスターホワイトでセレクト。シルク混の美しい生地感とオイスターホワイトの爽やかさが魅力のジャケットです。現在、サイズ48がご用意できます。

多分、他店のバイヤーさんも同じ感動を受けたのではないでしょうか。展示会で最も目を引いたのが、ウール・シルクの「K.JACKET」。飾ってあるだけで存在感があり、羽織ってみて、さらにその着心地の良さに感動するはずです。残すところ、サイズ46が1点。まるで私のためにある?のかもしれません。

昨年のセレクトです。昨年までは、コットン素材についても「K.JACKET」と呼んでいましたが、本来は「COAT」。ウール素材のガーメントダイを「K.JACKET」と呼びます。昨年の価格が169,000円。来年は178,000円と他のブランドの値上がり幅と比べると、代理店さんの企業努力を感じます。現在、サイズ44のみ。30%offでご提供しております。

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ボリオリ といえば、【Finamore/フィナモレ】。ようやく、同じ並びで展示会が開催され、バイヤーとしては懐かしさと嬉しさで胸がいっぱい。大袈裟?いやいや、「やはり、ボリオリ はいいね」と同じ思いです。この春夏、シャツ復権の勢いです。昨年まで人気を独り占めしていたジャージのジャケット&パンツのセットアップに、インはハイゲージニットかカットソーの合わせ。そんなスタイルが、影を潜めつつあります。シャツの台頭によって、注目されるのは、テーラードのジャケット。イージージャケットをオーダーするつもりで、結局、サルトリアラインに惹かれてしまった来年春夏より復活のBARBA/バルバ。出かける機会が増え、自由に行く場所も選べる、そんな普通の生活に戻ることで、志向も変わっていくのです。

できれば、かつてのようにネック表示が理想。ただ、洗いのスポーツラインということで、S(38)、M(40)、L(42)の展開です。生産効率を上げる目的でしょうが、以前のようにネックサイズになるよう、粘り強く交渉していきます。

リネン素材は完売してしまいましたが、上のオックスフォードコーマデニムに少し在庫がございます。どちらもシーズンレスの定番生地でセール除外品でしたが、本日より、20%の割引をさせていただきます。よろしければ、ご利用ください。

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最後は【BERWICH/ベルウィッチ】です。かつての展開ブランドは、J.W.BRAIN/ジェイダブリューブライン。カーゴパンツで一世を風靡したGIACOMO RIZZO氏によるパンツブランドでした。今は、どうしているのでしょうか。一度、青山のイタリアンでご一緒させていただきましたが、大工の棟梁のような気さくで愛らしい(失礼)方でした。

話を戻しましょう。かつて、BERWICH/ベルウイッチでセレクトしていたモデルが「SAKE」と「SCOTCH」。特にシアサッカーで「SAKE」、リネン・コットンで「SCOTCH」と毎年変わらずにオーダーでした。ただ、世の中が太い方向に行くなら、細身で行こうなんて、相変わらずの天邪鬼。ドローコードの付かないバックシャーリングモデルの「berto/ベルト」とノープリーツの細身シルエットを持つニューモデル「morello/モレッロ」をセレクトしています。来年の春夏プレコレクションでも、その考えは同じ。ただ、昨日、訪問したメイン展で、気になる生地を発見。それが、

リネンの柄の立ちすぎないヘリンボーン。幸せのイエローシールがグローリーガイのセレクトカラーです。どのモデルに乗せるかなんて迷いはしません。久しぶりに「SCOTCH」の復活です。

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