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GLORY GUYS

イタリアでも最も伝統のある老舗ファクトリーブランド【Valstar/ヴァルスター】が生み出す、美しいアウターです

本のことなら、オフィスソウイチのA氏に聞くのが一番。お互い、時代・歴史小説好きと共通の話題を持っており、会えば本の話題になります。そんな氏が勧めてくれたのが、こちら

垣根涼介さんの「涅槃」。上下のうち、上の途中から”官能小説”だから、なんて言われたら興味津々です。垣根氏の小説は、過去に「信長の原理」「光秀の原理」を読んでおり、男女の色事の描写はなかったはず。読み出せば、期待通りのハウツー本。いや、勉強になりました。いや、もっと前に知りたかった。いやいや、そうではなく、内容は斎藤道三・松永久秀と並んで悪名高き備前の戦国大名・宇喜多直家の生涯。「悪人」である宇喜多直家を、斬新かつ大胆に解釈しています。あと少しで読み終えます。

私の第二の書斎。蔵庫/マガジーノでの読書スタイルです。羽織っているのは、【Valstar/ヴァルスター】の「VALSTARINO/ヴァルスタリーノ」。本日のご案内です。

昨年セレクトのネイビーについては、サイズ44の在庫がありますので、今季は46からのバイイングです。ただ、素材は同じでも、昨年の中綿入りに対して、今季は入っていませんので、別のモデルとして捉えた方が良いでしょう。昨年の商品については、こちらのブログからご覧になれます。偶然にも、本の話題から入っていました。

表地はコットン・ナイロン。中綿が入らない分、裏地もスッキリです。1935年にドライビング用にと作られたのが、ブルゾンの定番モデルとなった「VALSTARINO/ヴァルスタリーノ」。ゴルフジャンパーの元祖となった英国のバラクータG9と同様、時代を超えた名作ブルゾンといえるでしょう。

ネイビーに映えるサックスブルーのタートルネック(FEDELI)にオフホワイトのパンツ(G.T.A)。同系色のチャッカブーツ(ANTONIO PIO MELE)を履き、ネイビー×ホワイトのストール(未公開のFRANCO BASSI)を巻けば、クリーン&エレガントな装いに仕上がります。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46をややタイトに着用しております。

MODEL:「VALSTARINO」 コットン・ナイロン ヴァルスターブルゾン
SIZE:46・48・50
COLOR:ネイビー(NAVY)
MATERIAL:表地:コットン64%・ナイロン36%     裏地:ポリエステル65%・コットン35%     袖裏:レーヨン100%         ニット部分:コットン95%・ポリウレタン5%
PRICE:¥73,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

50~60年代の古き良きアメリカを感じさせる短丈のカーコート。カージャケットと言った方がわかりやすいでしょう。ヒップが半分隠れるような着丈です。

バルカラーについた取り外し可能なチンストラップ。襟元から風が入らないように、襟を立てて首に沿って留めるためのベルトの事です。フロントはジップとボタン留めの二段構えで、こちらも防寒用として手抜きはありません。写真はありませんが、ウエストにはマチのある大きめのウエストポケット、内側両サイドにそれぞれポケットが付き、収納力にも不足はありません。中綿入りの軽さと保温性。ラグランスリーブの余裕のあるフォルムは、厚手のニットを着込めば、真冬でも対応できる、着用シーズンの長い便利なジャケットになるはずです。

大切なことを忘れておりました。筒袖の下に隠れていたのは、リブの袖口。風の侵入を防ぐと共に、袖の長さを一定の位置に保ってくれます。風の強い寒い日に大いに役立つはずです。

裏地のオレンジとスウェットシャツ(FILLITS)のロゴカラーを合わせてみました。デニム(JACOB COHEN)と相性の良いジャケットです。靴はスニーカーと迷いましたが、足元を固めるためにブーツ(Paraboot)を履きました。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL: 中綿入りラグラン カージャケット
SIZE:44・46・48・50
COLOR:カーキ
MATERIAL:表地:コットン64%・ナイロン36%     裏地:ナイロン100%     中綿:ポリエステル100%      ニット部分:コットン98%・ポリウレタン2%
PRICE:¥79,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

さすが、名作といわれる「VALSTARINO」。どんな素材を乗せても様になります。かつてはレザーでオーダーしておりましたが、世に多く出ているだけに、あえて他の素材でと思っていた矢先、ヘリンボーン柄のソフトツィードを見つけてしまいました。中綿入りの見た目も着心地も暖かいヴァルスターブルゾンです。

表地もさることながら、裏地はまた素敵です。 イタリアでも最も伝統のある老舗ファクトリーにロイヤルワラント?いや、聞いたことはありません。多分、一つのデザインだと思うのですが、確かではありません。ただ、脱ぎ着した際に誇らしげな心持ちにさせてくれるヴァルスタリーノです。

上の写真は、Borelio(ボレリオ)のパンツの撮影時。今回、ブラックよりは柔らかな表情を持つチャコールグレイのタートル(ZANONE)にオフホワイトのパンツ(G.T.A)を合わせて、ブラックのサイドゴアブーツ(Paraboot)を履いております。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL:「VALSTARINO」ツィード 風ヘリンボーン柄ヴァルスターブルゾン
SIZE:44・46・48・50
COLOR:白黒
MATERIAL:表地:ウール100%     裏地:ポリエステル65%・コットン35%     中綿:ポリエステル100%  ニット部分:アクリル48%・ウール48%・ポリウレタン4%
PRICE:¥89,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

本日、全国からオーダーを頂いたのは、昨日ご案内の【BRESCIANI/ブレシアーニ】のソックス。ほとんどの方がフルネームでお呼びすることの出来るお得意様です。いつもありがとうございます。これからも共感していただけるものを発信していきますので、末長くお付き合いください。

※Cachette MENS 情報

昨日のブログでご紹介させていただいた【JOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレー】のグレイ杢のタートルネック。こちらでも使っております。

レディースでは、PYRENEX/ピレネックスのダウンベストに

グローリーガイでは、ASPESI/アスペジのご案内の際に合わせております。寒がりな私にとっては、体に毒、いや目に毒な、暖かいタートルネックです。足首を温めたなら、次は首元。例年以上に秋が短く、冬の到来は早そうです。そろそろ、冬支度をしなければいけません。

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季節の隙間を埋めるのが上手な人ほど、オシャレになっていきます!!

独立する前の話です。私が勤めていたのは、地元岡崎にあるファッションビルの一店舗。かつてはVAN を中心に扱っていた神戸の老舗トラッドショップです。ちょうどバブル期で、外部から専門家を招く余裕もあったんですね。各テナントの店長が参加したファッションレクチャーの後は、ショップウィンドウを飾るディスプレーのコーディネートコンテスト。テーマに基づいたコンセプトは、文章にしなければなりません。私が選んだのは、”炎のランナー”でした。1981年公開のイギリスのドラマ映画で、アカデミー賞作品賞を受賞。衣装デザイン賞も受賞しており、英国ファッション好きにはたまらなく魅力的な映画です。ドラマのワンシーンを切り取って、ディスプレーを仕上げていきます。結果は?聞いてください。なんと優勝したんです。売り場にモニターまで運び込んで、音楽も流して…そう、初めて、この曲を聴いた時は思わず胸が熱くなり、その記憶は今でも強く残っています。作曲したのは、ギリシャの音楽家、ヴァンゲリスさん。”ブレードランナー”や邦画の”南極物語”の音楽も担当していましたね。そのヴァンゲリスさん、17日、パリの病院で亡くなられました。79歳。心からお悔やみ申し上げます。

翌年、退職して、自分の店を構える直前に出かけたイギリス。”炎のランナー”の舞台にもなった、念願の地、ケンブリッジ。広大すぎる敷地に、カミさんはしゃがみこんでしまいました。どうやら、歩き疲れたようです。

思い出に浸るには、1日は短い。現実に戻りましょう。

気温急降下です。最高気温20度に届かない肌寒い日です。明日になれば、また気温は上がり、気温差の激しいジグザク気候。体調管理が難しい今の世です。

雨が降ったり止んだりの肌寒い今日。振り返ったのは、HERNO/ヘルノ。タカイがご案内させていただいた薄手のナイロンブルゾンはいかがでしょう。嵩張らないアウターだけに秋までクローゼットにしまい込むことなく、必要な時に取り出せば、急な天気の変化にも対応できます。

手軽さは必要だけど、もう少しハードなシーンにも使いたい。ならば、ASPESI/アスペジの「MINI FIELD VENTO」はいかがでしょう。ミリタリーの名作「M-65」ジャケットを、ナイロンタフタを用いてより機能的で軽量、 かつコンパクトに進化させた、アスペジのロングセラーモデルです。

私スグルが一押しするのは、VALSTAR/ヴァルスターのドリズラー似のシャツ襟ジップジャケット。個人的にはカージャケットと呼んでおります。レトロな佇まいと、真夏以外の合いシーズンに使える便利さがオススメの理由です。

明日は、また気温が上がって夏日になるそうですが、いざという時のためにワードローブを見直してみてください。季節の隙間を埋めるのが上手な人ほど、オシャレになっていきます。

この後、私はCachette MENS に移動します。ほんと、人使いの荒いスタッフの面々です。いや、出たがりなだけに、売り場に出ない分をブログでカバーしているのでしょう。

 

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カーコートのように颯爽と風を切りたい Valstar/ヴァルスターのナイロンコットンジップジャケット。思わず振り向きたくなります!!

”女心と秋の空”というなら、”男心と春の天気”でしょうか。気温の変化も含め、めまぐるしく変わる天気。20度超えの季節外れの暖かい日があると思えば、しまい込んだ冬物を取り出して着る寒い日も。午前中、穏やかであっても、突然の雨や風に翻弄される時もあります。そんな時、必要な道具として、男心をくすぐるのは、歴史に裏付けられたアウターやジャケット。思いつくだけでも、様々なブランドの名が出てきます。

ハリントンジャケットならBARACUTA/バラクータのG9、カントリージャケットならBarbour/バブアー、ミリタリージャケット「M-65」ならASPESI/アスペジという風に。例えば、ほとんどの車がオープントップだった時代、寒さや汚れなどから保護するために開発されたのが、カーコート。いわゆるショート丈のステンカラータイプですが、現代の車にはやや懐古趣味になり、なんとなく不釣り合いです。そこで、カーコート、言い換えてドライビングブルゾンとして発表されたのが、ブルゾンの定番モデルとなったValstar/ヴァルスターの「VALSTARINO/ヴァルスタリーノ」。この秋冬、久しぶりに展開を試みました。

昨年の秋、ブログでご案内したのが、コットンナイロンの中綿入りヴァルスターでした。そして、この春、私たちが選んだのは、こちらです。

いかがでしょう。立ち襟ボタン留めフロントのヴァルスタリーノがメインの展示会で見つけてしまった、ドリズラーに似たシャツ襟のジップジャケット。レトロ感を漂わせながら、使い勝手の良いブルゾン。久しぶりに一目惚れです。コーディネートもその雰囲気に合わせて、ネクタイを結んでみました。タン(BEAN)で合わせたネクタイはF.Marino、シャツは未公開のMaria Santangelo、パンツはDALCUORE。ネイビーで合わせたネクタイはF.Marino、シャツは未公開のMaria Santangelo、パンツは昨日ご案内のBERWICHです。靴下は私物のBRESCIANIを履いております。

コットン・ナイロン地は、撥水加工された、自然なコットンの風合いを楽しんでいただけます。フロントのフラップ付きポケットに加え、内側左下にボタン留めのポケットが付きます。袖口の写真がありませんが、アジャストのカフス仕様になり、シャツのように袖まくりができるのも、この季節ならではのありがたい仕様となっています。

タン(BEAN)は、ネクタイを外し、代わりにニット(FEDELI)を着てみました。程よくゆとりを持つジャケットは、温度調整の必要なこの時期には重宝するはずです。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL: コットン・ナイロン ジップジャケット
SIZE:44・46・48・50
COLOR:タン(BEAN) ・ ネイビー(NAVY)
MATERIAL:コットン63%・ナイロン37%
PRICE:¥76,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

シンプルなデザインだけに、T.P.Oに応じて、コーディネートをお楽しみください。参考までに、タンで合わせたニットはSettefili Cashmere/セッテフィーリカシミア、ネイビーはPHIL PETTER/フィルペター。パンツはどちらもBorelio/ボレリオ、スニーカーはSUPERGA/スペルガです。

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レトロな雰囲気にモダンさを加え【Jeanik/ジーニック】のカバーオール。こちらも見逃せません。

 

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