ジャケット、スーツ、シャツ、ネクタイと続いたドレスシリーズの流れでドレスベルト1型と、さらにカジュアルベルトを1型ご紹介します。
ここ最近、パンツスタイルの変化によってベルトレスやシャーリングパンツが台頭し、ベルト不況が続いていましたが、ここにきて少し風上が変わってきたようです。単純にベルトなしの姿に違和感を覚えたり、やっぱり見慣れないというお声もありますが、ベルトをしない時の、腰回りの間が抜けたような寂しさは、特に細身のパンツを穿いた時に顕著です。そして今季は、これまでの反動からかノープリーツの細身パンツも提案を増やしていることもあり、ベルト復権の道も遠くはなさそうです。
体の中心で要となり、装いのバランスをきっちり整えてくれるのがベルト。本日は、【ORCIANI/オルチアーニ】のベルト2型をタカイがご案内します。
まずご紹介するのは、スムースレザーのドレスタイプ。
【ORCIANI/オルチアーニ】と言えば、表面にツヤのあるシームレスベルトを展開し続けていましたが、今季は、縁にシーム(縫い目)が入ったシンプルなデザインでご提案です。
まず、ベルトの顔とも言われるバックル。革の加工や装飾に大きな注目を集める【ORCIANI/オルチアーニ】のベルトですが、バックルの美しさにも目を惹きます。
直線と曲線で作られた造形美、鏡のように磨かれた表面は、覗き込めば自分の顔がキレイに映り込みます。シンプルなデザインの中にも、体の中心で確かな存在感を放ちます。
表面の形は、山なりではなくフラット。キメ細やかなスムースレザーに、整然と打ち込まれたミシン目からも、技術力の高さが伺えます。
二連の定革(ループ)、やや細く鋭角に突き出した剣先が特徴です。
MODEL:「8117」プレーンカーフベルト
SIZE:85・90・95 ベルト幅…3.0㎝
COLOR:ダークブラウン・ブラック
MATERIAL:牛革 バックル…真鍮
PRICE:¥24,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
【ORCIANI/オルチアーニ】は、1979年、当時23歳のクラウディオ・オルチアーニ氏が立ち上げたベルトブランド。
自身がしたいと思うベルトがなかったことから、自分のためのベルト作りをスタートしたのがブランドの始まり…というオルチアーニ氏が拘るのが、革の加工デザイン。様々なエキゾチック系レザーを使用することもありますが、それに飽き足らず、アンティークやヴィンテージ風の加工により、唯一無二のベルトを生み出しています。
その中でも、特徴的なのがステッチワーク。革にステッチデザインを入れることで遊び心に富んだ表情を作り出します。
中央に太めのステッチを入れ、表面は、色ムラの表情を持たせたヴィンテージ風仕上げ。ウォッシュのかかったデニムとは好相性です。
重厚感のある正方形のバックル。着用時、上部に見えるのが”ORCIANI”の刻印。こちらも、美しく磨き上げられています。
MODEL:「8123」センターステッチ入りアンティークベルト
SIZE:85・90・95 ベルト幅…3.0㎝
COLOR:アンティークブラウン
MATERIAL:牛革 バックル…真鍮
PRICE:¥23,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
☆Cachette MENS 情報
本日のCachette MENS blogでは、数々のモデルが勢揃いしているJOHN SMEDLEY/ジョンスメドレーから、ジップアップニットとウエストコートに続き、ブランドが誇る30Gシリーズの新作アイテムをご紹介しています。ぜひ、こちらからご覧ください。
© GLORY GUY