カミさん曰く、お尻のアザは随分と薄くなったとのこと。ただ、転倒した際に強打した膝がまだしっくりきません。特に階段。引きづるほどではありませんが、違和感は残ります。年内の展示会、年明け早々の海外、戻ればまた東京へと体力をつけないと辛いのは自分。ストレッチとスクワットを入念にし始めた今日この頃です。
ご案内の前に、
昨日、タカイからご紹介させていただいたHERNO/ヘルノのスエードサイドゴアスニーカー。フルサイズでご提案できないのが残念ですが、キャメルの41がマイサイズ(クロケットやパラブーツは7.0あるいは7.5)。本日のご案内で使うつもりでしたが、外での撮影。ホワイトソールですので、諦めました。
ご紹介させていただくのは、今期より展開することになった【CAMPLIN/カンプリン】。ピーコートに次いでダッフルコートをご覧ください。
ダッフルデビューは16歳。当時、妹が愛読していた少女漫画雑誌”りぼん”の看板作家として活躍されていた陸奥A子さん。彼女の代表作「たそがれ時にみつけたの」。登場する” アイビー・ルックを着こなした背の高いメガネ男子” に憧れた少年スグル。ダッフルコートにチャッカーブーツ(デザートブーツ)は当時の私のユニフォームのようなもの。色はチャコールグレイでした。
少し大人になって影響を受けたのは、映画”愛の狩人”。ジャック・ニコルソンがネイビーで、アーサー・ガーファンクルがキャメルでした。カシェートは、INVERTERE/インバーティアのネイビーカラーのダッフルコートをご紹介しております。
そして、現在、大人になった私スグルがセレクトしたのが【CAMPLIN/カンプリン】のダッフルコートです。出自は英国でも、現在はイタリアブランド。ミラノから列車に乗って、終点サンタ・ルチーア駅へ。改札を出てみると、目の前には、まるで絵葉書のような美しい風景。イメージしたのはヴェネツィアの”空と海”です。エクリュとマリンブルーの二色をセレクトしました。
素朴さを大切にしながら、地味にならない、華やかな雰囲気を漂わせるエクリュのダッフルコート。コントラストをつけずに、同トーンのグレイパンツで合わせるとさらに優しいコーディネートが出来上がります。
アクセントになるチェック柄マフラーを外せば、のぞくのは、ケーブル編みのモックネック。潮騒の香りを漂わせるVゾーンです。
先にご案内のピーコート同様、軽さと滑りの良さ、そして保温性を高めてくれる中綿入り。フロントダブル仕様。トグルと内側についたジップ留めで冷たい風を遮断します。
ピーコートには青と赤のインパクトのある裏地がつきましたが、こちらは同色で控えめ。両胸サイドにジップ付きポケットが装備されています。
マリンブルー、ロイヤルブルーといっても良いかもしれません。鮮やかなブルーですが、質感のあるメルトン生地であれば、主張しすぎることはありません。
足元はいつものアレをと考えましたが、たまには違うチャッカブーツをと同色で合わせてみました。
横着をしました。決して怪しい人ではありません。ちゃんと人の目のないところで広げております。
ブラック合わせのできるマリンブルーですが、このニットの良さをお知らせしたく、ネイビーのタートルネックを合わせました。現在進行中の「カシミアオーダー会」のサンプルになっている7ゲージです。12ゲージのカシミア独特の柔らかさはありませんが、しっかり目の詰まった温かみのある、個人的にオーダーしたいと思っているニットです。
モデルは身長175㎝、体重61㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。
MODEL:ダッフルコート
SIZE:46・48・50
COLOR:エクリュ・マリンブルー
MATERIAL:表地:ウール70%・ナイロン30% 中綿入り:ポリエステル100% 裏地:ポリエステル100%
PRICE:¥135,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
カシミアならお任せください!! と企画した オーダー会。24日(日)までとなります。皆様の意見を聞きながら、継続していきたいイベントです。見て触るだけでも価値はあります。ぜひ気軽にご参加ください。
詳しくは、こちらからご覧ください。
予報通りの寒さです。これからさらに気温は下がり、明日の最低気温は4度。今夜は暖房を入れて寝ようかなんて、真剣に考えています。
本日のご案内です。
お気に入りのニットにジャケット。羽織ったのが、今期より展開することになった【CAMPLIN/カンプリン】。
“1800年代におけるCAMPLIN家はイギリス海軍に制服を供給する御用達メーカーでした。
当時、英国海軍の下士官は下級兵と同じ軍コートを着ていましたが、彼らは区別するための独自のコートを必要としていました。 そこで、CAMPLINはコートと同じ重要なスタイルを持ちながら、動きが実用的で簡単なオーバージャケットのアイデアを考案し制作を担う事になったのです。 そして、そのコートは「PETTY OFFICER(下士官)」の頭文字から「P-COAT」と呼ばれるようになりCAMPLINはP-COAT発祥のメーカーとして今日まで受け継がれて来たのです。 ボタンホールの裏側などに配されているグリーンとブルーのグログランテープは、貢献のあった民間企業として海軍総司令部から与えられた勲章に付いているリボンを象徴化したものです。 近年はイタリアの企業が経営を担い、よりモダンなコレクションを展開しています”
インナーをアランニットに着せ替えました。
“寒冷地の活動ではコートの下に何層もの衣類を重ね着して寒さを凌ぎます。そうするといわゆる着ぶくれでコートの前ボタンを留める事が困難になります。
そんな時はヒモをロープ状に編んだ物を写真の様に使用して前の開きを留めていました。これを「CORDAGE(コーデージ)」と呼び、下士官達は永い航海の間に自分のコーデージを編んで各々が使っていたと言われています。今でもCAMPLINのアイコンとして製品に配されています”
早速、試着してみましょう。
出自は英国でも、現在はイタリアブランド。ディテールは本格的でも予想通り、軽い着心地です。オヤジが、いやタウンユースで着るには、保温性も大切ですが、軽さも重要なポイントになります。
軽さと滑りの良さ、そして保温性を高めてくれる中綿入り。青と赤の切り替えも愛嬌があります。右胸、左腰にジップ付きポケットが装備されています。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。
MODEL:「P-COURT」ピーコート
SIZE:46・48・50
COLOR:ネイビー
MATERIAL:表地:ウール70%・ナイロン30% 中綿入り:ポリエステル100% 裏地:ポリエステル100%
PRICE:¥120,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
こんな着方はいかがでしょう。参考ままでに、合わせたニットはDRUMOHR/ドルモア、カットソーはMAISON CORNICHON/メゾンコルニションです。穿いたパンツは、この後、カシェートメンズ情報でご紹介いたします。
同じ数だけオーダーしましたが、ブラックベースの方が先に完売してしまいました。冬に向かう秋展開だけに濃色が人気。ただ、12月になると不思議と明るい色合いに目がいきます。これは、クリスマスやお正月の華やかなイベントのせいでしょうか。インナーを明るくしたい、そんな気分に変わります。
私スグルの気分なんでしょう。この冬はアランセーター に注目しています。編み柄が空気を含み、無地より保温性が高く、表情豊か。編む人の工夫によって個性的な柄を生み出し、夫や恋人が大切な人への想いを込めて編んだフィッシャーマンセーター。11月11日のブログで取り上げたのも、そんなロマンティックへの憧れがあってのことです。
ここからは、Cachette MENS 情報として、ワンブランドご紹介させていただきます。
ブランド名は【Au Vrai Chic Britain/オーブライシック】。2017年にスコットランドのファクトリーブランドとしてスタート。エージェントのS氏のリクエストで作られたボトムコレクションです。本来なら、カシェートメンズブログでご紹介させていただくのですが、参考になる着用モデルがいない。問題は股下が短いのです。そこで最もイメージしていただきやすい私スグルシニアの登場となったわけです。
デザインモデルは前回と同じ、フロントはスナップボタン留めのジップフライ。内側ドローコードのバックシャーリングタイプ。ドローコードを仕舞えば、ワンプリーツのトラウザースになります。バックは両サイドにフラップ付きパッチポケット。両サイド、スナップボタン付きと変わりません。セレクトカラーは分かりやすく、オレンジ、オフホワイト、オリーブ、ブラウンの4色です。どの色も写真の色調よりワントーン低い渋めな色合いになります。
合わせたアイテムは?やや無精をいたしました。
オフホワイトで合わせたのは?こちらも無精をしております。
11月15日のブログ、カシェートメンズ情報に載せた【Barbour/バブアー】の「LIDDESDALE」30周年限定モデルキルティングジャケット。この後、店頭と通販でネイビーのご注文をいただきました。賛同していただき、ありがとうございます。
オリーブでも緑みの少ない色合いです。こちらは肌触り抜群のジョン・スメドレーの30Gシーアイランドコットン タートルネックニット に贅沢にも同じスメドレーの30Gメリノウール ジップアップニットパーカーを羽織っております。自宅から持ち出したのは、足元。随分年季の入ったブーツはParaboot/パラブーツのものです。
短くないですか?良く気がつかれました。他の色目はサイズ32をややゆとりを持って、こちらは32がすでになくサイズ30を穿いております。ウエストはジャストですが、短丈になってしまいます。夏に購入したリネン素材も同じで、サイズ32を選びました。
アランセーター と同様、今季、いや、昨年から気になっているのが、メランジのニット。個人的な気分かもしれませんが、この時期に気になるアイテムが次のバイイングに活かされるわけです。ファッションについては全くと言って良いほど、情報を入れない私スグル。グローリーガイのバイヤーとして、自分にとって心地よいスタイルとは何かを常に考えてのバイイング作業です。そういう意味では共感していただける方だけのメンズショップと言い切っても良いかもしれません。最近は、そんな心地よい服がカシェートに多いのが、悩みの種です。
いかがしたでしょう。素朴で温もりのあるコーデュロイ。気楽に楽しんでいただくには最適なアイテムといえませんか。
モデルは身長175㎝、体重61kgで、ブラウンはサイズ30、それ以外は32をゆとりを持って穿いております。
MODEL:ドローコード付き1P コーデュロイトラウザーズ
SIZE:28・ 30・ 32・34
COLOR:オレンジ・オフホワイト・オリーブベージュ・ブラウン
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥22,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、後日、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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