昨日、掲載させていただいた写真です。止めてあるのは、10年乗っている愛車のボルボ。まじまじみていると、私を待っている白馬のように見えてくるから、耄碌(もうろく)?いやいや…まだまだ。大学は乗馬部。ただ、ほんの数ヶ月です。中学はバスケ、高校は弓道部ですが、どうも入部動機が不純。当時、バスケットは女子のテニス同様、最も人気のあるクラブ。練習中のコートにギャラリー。先輩たちがかっこよかったんですね。成績優秀でスポーツができて。練習後に女子から手紙をもらっている先輩もいたほどです。弓道部は女子の部員が男子より圧倒的に多かったこと。常にOBが来ていて、余計な指導をしておりました。大学の乗馬部も動機は同じ。颯爽と馬を操る姿がかっこいい!! 戦国ドラマの見過ぎでもありました。ただ、問題はお金がかかること。空いた時間は部活の運営資金を得るために部員が交代でバイト。ちょうど免許を取ったところで、車の購入資金が欲しいわけです。結局、乗馬部をやめ、白馬にたとえて白のカリーナーを購入。馬に乗ってモテるか、車を手に入れてモテるか?いずれにしろ、すけべ心は今も変わらないとうことですね。
本題です。シャツ回帰の中、オススメしているのが、イタリア、トスカーナ州のアレッツという美しい街に創業した【ALESSANDRO GHERARDI/アレッサンドロ ゲラルディ】。22,3年ほど前、グローリーガイがイタリアのファクトリーブランドに品揃えを切り替えた頃、最初に並んでいたシャツブランドです。代理店が変わったことや、その後のFinamore/フィナモレやBARBA/バルバの勢いに押されてか、暫く、セレクトをしておりませんでしたが、ある代理店さんのショールームで見かけたことで再開することになりました。
本日の出で立ちに、再度、サファリシャツにスポットを当てて、魅力をご紹介していきます。
展示会で見つけたサファリシャツ。コットン・ヘンプの顔料染めの生地感と色合いに一目惚れでした。惚れた分だけ、接客にも力が入り、残すところマイサイズの38のみとなってしまいました。
ご紹介ブログでは、リスタートのSIVIGLIA/シヴィリアのデニムに合わせていました。
色気のあるシャツは、色気あるボトムでと、ROTA/ロータのご紹介ブログでも使っています。
熱中症への警告が高まる中、目が向かうのが、リネン半袖サファリシャツ。洗いこまれた生地は、リネン特有のハリコシを保ちながらもしなやかです。イタリアブランドらしい色気とモテたい気分が満載です。
第一ボタンはなく、襟の形状にノスタルジックを感じる、開放感のあるシャツです。サイズ37を着てみましたが、丈夫なリネン生地はやや窮屈。ゆとりを持ってサイズ38がジャストサイズになります。洗濯後の縮みはなさそうですが、シワによる縮地を考えて、少し緩いぐらいで選ばれると良いでしょう。
BERWICH/ベルウィッチの「SCOTCH」リネンヘリンボーン柄パンツのご案内の際に合わせていました。タックインアウトのどちらでも。素肌でもTシャツでもとシュチュエーションに合わせて着こなしてください。
こちらは、カシェートで展開している【CORDINGS/コーディングス】の「Spence Bryson」アイリッシュリネンハンティングシャツ。店頭に並んだ時から気になっていたシャツです。カシェートの定休日をいいことに着てみることにしました。イタリアブランドの優しいリネンに慣れている方々には、なかなか手を出しずらいアイリッシュリネンですが、英国生地のスーツやジャケットに憧れるように通の業界人や服好きに取っては堪らなく魅力的な素材なんです。
カシェートバイヤーがブログで詳しく書いておりますが、生地はアイルランドで1891年創業の「Spence Bryson/スペンスブライソン」。現在では数少ないリネンメーカーでアイリッシュリネンの代名詞にもなっているほどです。
サイズ表を見て、37を着てみましたが、馴染むことを考えれば、サイズ38の方が良さそうです。最初は固くても、着込んでいくうちに馴染んでくるのがリネンの特徴です。洗濯回数が増えるほどにしなやかに自分自身の体型に寄り添ってくれる、そんなエイジングを楽しむことのできるアイリッシュリネン。先入観だけにとらわれず、ぜひ挑戦していただきたいシャツ。今季、例年以上に数を積んでいるようです。ならば、私も久しぶりに一枚。複数の在庫があれば、カーキベージュ(セージグリーン)を購入したいと思っています。なければネイビーでもと、来季、大幅な値上がりが見込まれているだけに、この機会に手に入れておくべきかもしれません。
6月は紫陽花のように色華やか。多くのイベントで皆様のご来店をお待ちしております。
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