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GLORY GUYS

セールのご案内です。

明日、明後日の東京出張。この時期、気になるのは、やはり天気。予報では、明日は晴れと曇りマークで気温34度、明後日はなんと晴れマークの色がオレンジではなく真っ赤に。35度超えの猛暑日になりそうです。バイイングの対象は、来年、2024年の春夏物。1ヶ月前のプレ展に比べれば、この春夏の結果が出ているだけにオーダーはしやすくなります。長年、バイイングをしていて、一番大切なのはコンディションを整えること。万全な状態で臨みたいものです。

そして、12日のセールに先駆けて、明日より通販サイト「SUGURU SHOP」にて対象品の割引価格が表示されます。継続商品やシーズンをまたぐアイテムに一部除外品がありますが、今と未来に向けて、今までセールにならなかったアイテムもあります。たとえば、

ANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレ】の「LEVANTE」スエードシームレススニーカーと「MARUZZELLA」スエード コインローファー。ご購入された方なら、体に響かないクッション性の高さに驚かれるはずです。加齢するとよくわかる靴選びの大切さ。私の出張には欠かせない靴です。デザインが良く、履きやすい靴を探されている方にはぜひ体感してほしいと、今回、特別に25%offでご提供させていただきます。

さらに、今回、特別に【SILENCE/サイレンス】のレザーを25%割引の対象品としました。次のシーズン価格(16万前後)を考えれば、かなりお値打ちになるはずです。まだレザージャケットをお持ちでないと言われる方、クセのないシンプルなデザインですので、ぜひお試しください。

Cachette MENS 情報

カシェートメンズ、初となる「OUTLET FAIR」。現在開催中ですが、グローリーガイのセールに合わせて、アイテムを増やしてご提案させていただきます。併せてご覧ください。

 

 

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時が刻んだ、美味しくも幸せな時間です。

嫌な暑さです。駐車場の誘導員さんも倒れるほどです。シルバーセンターから派遣されていて、年齢を聞けば、83歳。こんな日は無理をなさらずに休みにする、そんな人に優しいシステムを作っていただきたいものです。

本日は美味しい話題をお送りしましょう。31歳で独立する前からおつきあいしていただいているA氏。知り合った頃、私が27で彼が23。あれから38年の月日が流れれば、お互い還暦過ぎのいいオヤジになっています。恋愛から結婚、そして出産。数々の人生の節目に洋服屋の立場で関わらせていただいております。お二人の娘さん、小さい頃はいつもお父さんの買い物についてこられ、まるで親のように成長を見守っていた…は大げさでしょうが、お姉さんのみつきさんが料理人ということもあり、より身近な存在です。

そんな彼女が働いているのが、パエリアが自慢のスペインバル「Jugem ジュゲム」さん。2018年の「第58回国際パエリアコンクール 日本予選」で優勝するほど、パエリアに情熱を注いでいるオーナーの料理と人柄に人が集まってくる、そんな家庭的お店です。上の写真は、ミックスパリエ。皆さんが想像する定番的な料理ですが、予約していたのは、鶏肉とウサギ肉、野菜を入れ、塩のみで味付けしたパエリアの起源「バレンシアパリエ」。もともと山側の水田近くで採れるものが主でしたが、その後のアレンジで、地中海で採れる魚介や、コメを使わずにパスタで作るパエリアなどバリエーションが広がったようです。この日、ウサギ肉が手に入らず、一番オーソドックスなパエリアになりました。

このケーキ、只者ではありません。先月、スペインのバレンシア近郊で行われたパエリア世界大会に出場し、見事、スィーツ部門で優勝したみつきさん。大会の優勝者コールがスペイン語でまさか自分が優勝するとは思っていなかった彼女。現地でお世話になった人から教えてもらうまで、ぼっとしていた様子。なんて、嬉しそうに話してくれたのは、父親のA氏でした。昨夜、デザートとして、いやメインとして出された上のケーキの他に、彼女が5年かけて完成させたチーズケーキ。美味しそうに食べる私を見て嬉しそうにしていたのは、彼女ではなく、父親の方。どこの親も親バカなんですね。

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休日に着るスーツから、仕事で着るスーツへ、そして再び、休日に着るスーツがあってもいい!!

“ローマの休日”ではありません。東山動物園(名古屋)の休日です。1958年生まれの私が3歳ぐらいですので、父は30代前半。1960年ごろの写真です。ローマの休日が公開されたのが、1953年。タイタニックを題材にした”タイタニックの最後”もちょうど同じ年の公開でした。当時は、休日でもスーツを着ていたんですね。

こちらが、本物の”ローマの休日”です。スペイン広場の有名なシーンです。私もイタリアでの最初の訪問地は、ローマ。もちろん、映画の影響です。残念ながら、こんな素敵な出会いはありませんでしたが、トレビの泉や真実の口、そしてこのスペイン広場では近くにあるカフェでグレゴリーペックを演じておりました。

スーツのスタイルを見ると、30年代にアメリカに上陸したイングリッシュ・ドレープスーツを継承したボールドルック。肩幅は広く、全体にゆったりとした、字のごとく大胆で力強いフォルムを持ちます。ただ、写真を見る限り、肩幅はあるものの肩パットはさほどで、ラペル幅も幅広とはいえません。このスタイルをハリウッド・スーツと呼んだ方が良いかもしれません。そして同時に注目されてきたアイビールックの影響で、この後、全体に細身になったアメリカン・ナチュラルルックにトレンドが移り変わっていきます。

その後、ジョルジオ・アルマーニなど新進気鋭のデザイナーによるミラノ・ファッションやラルフローレンを筆頭にアメリカデザイナーによるブリティッシュ・アメリカンを経て、たどり着いたのが、イタリアンスタイルです。

イタリアスーツといっても北と南では随分趣は変わります。もっと具体的にいえば、ミラノ、フィレンツェ、ローマ、ナポリと都市ごとのブランドの特徴があり、それぞれ魅力も異なります。前述のBOGLIOLI/ボリオリ はミラノです。日本でなじみが深いのは、柔らかな仕立てはもちろん、襟のダブルステッチやバルカポケット、そして雨降り袖といわれるマニカ・カミーチャなどに象徴されるナポリのスーツです。キートン、サルトリオは未だ袖を通したことはありませんが、かつて展開していたイザイアやスティレ・ラティーノ、ご提案はしていませんが還暦祝いにオーダーしたアルフォンソ・シリカなど、ナポリスーツの魅力は存分に感じている私です。ただ、これらのブランドは価格を考えると現実的では無い。そこで白羽の矢を立てたのが、【Gabo/ガボ】。セレクト動機など、4月1日のブログにて詳しく語っておりますので、ぜひ巻き戻してご覧ください。

※Cachette/カシェート情報

やや腰穿きになってしまったのは、ベルギー発のBorelio/ボレリオのパンツ。ブレイシーズでも吊ろうかと思いきや、ドローコード付きのシャーリング仕様でした。バラクータ の中でもG9以前のモデルやデニムジャケットに相性の良いブレイシーズと、ここでもアピールしておきます。

20代後半のラルフローレンのデニムジャケット以来、たとえ大好きなJACOB COHEN/ヤコブコーエンでさえ手を出さなかったデニムジャケット。そんな私が惚れ込んだのが、なんと無名だった【Jeanik/ジーニック】。仕立ての良いテーラードジャケットのような着心地に感動です。購入したのは、インディゴ「3rd」ベース。この春にもよく着ていました。着るものに困った時はレザーかデニムジャケットというほど季節を繋ぐには便利なアイテムです。この秋に色違いで揃えようかと思っていた矢先、なんと、

カシェートの「OUTLET FAIR」に参加しているではないですか。このホワイトのデニムジャケット、季節のタイミングが合えば、完売アイテム。納期が遅れ、タイミングがずれると、人気アイテムでも動きが鈍る、洋服にも旬があるんですね。

色違いのブラックは、見事なウォッシュド加工でいい色合いのグレイに。サイズはどちらも着用サイズのS有り。せっかくなら皆さんにご提案してからと、ご案内させていただきました。吸引力のある「OUTLET FAIR」です。

インに着ているのは、LACOSTE/ラコステのTシャツ。税込6,050円は良心的です。本日、着ているのはZANONE/ザノーネのアイスコットンのTシャツですが、カシェート情報ということもあり、上から重ね着してのアピールです。

本日、レディースのカットソーをご紹介しております。Cachette LIFEからご覧ください。

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夏のイベントは盛り沢山です!!

35度を超える猛暑日の今日。出かけることを戸惑うような暑さですが、浜松からはブレイシーズ、岐阜からはジョセフチーニーのスリッポンを目的に東西からお客様がご来店されました。暑い中、ありがとうございます。ただ、ちょっぴり悔しいのは、どちらもカシェートバイイング。私スグルではありません。いやいや、そんな度量の狭いことを言っていてはいけません。GLORY GUY & Cachette を合わせてのSUGURU SHOPです。

照りつける太陽の下、レディースの撮影です。ご案内は明日を予定しておりますが、どこのかといえば、グローリーガイでも展開しているドイツ発の新ブランド 【Merz b. Schwanen/メルツベーシュヴァーネン】。そういえば、このブランドをセレクトしたのもカシェート。つまりジュニアでした。このままいくと、メインバイヤーの地位を奪われてしまう…なんて、ライバル心を燃やしてどうする、ですね。クラシコファンにとって知名度の低いブランドながらも健闘しているカットソーブランド。詳しくは、6月5日のブログでご紹介しております。是非ご覧ください。

夏を快適に過ごすカットソーのポップアップです。

古巣アマンさんに代理店が戻ることで、よりバイイングしやすくなった BOGLIOLI/ボリオリ 。グローリーガイにとっては、JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン同様、欠かすことのできないブランドです。先日も、「やっぱり、いいよね」なんて話で盛り上がったほど、古くからのお馴染みさんに支持されています。今季、セレクトしたジャケットも残り少なくなり、もっとオーダーしておけばよかった反省。先月のプレ展でオーダーしていますが、さらにメイン展でバリエーションを増やそうかと企んでおります。ご期待ください。

夕方、またブレイシーズがお客様の元へ。ブログ効果でしょうか。そうであれば、”ポロシャツの襟立て”と”ズボン吊り”を流行らせるという私の魂胆はうまくいくかもしれません。

 

グローリーガイの夏のセールが、7月12日(水)より始まります。春夏の商品が20%〜50%offになります。一部、夏の定番品、継続品につきましては除外となりますのでご了承ください。尚、10日(月)に通販サイトSUGURU SHOPに価格を反映させていただきます。

セールをしないカシェート。ただ、今回、日頃の感謝の気持ちを込めて、「OUTLET FAIR」と題して特別コーナーを設けさせていただいております。お気軽にお立ち寄りください。掘り出し物が見つかるかもしれません。

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リネン素材の魅力をお話しします。

創業以来、続けていることがあります。何かといえば、DM(ダイレクトメール)の手書きによる宛名書きです。いや、一度だけ、シールにプリントアウトして貼ったことがありますが、意外と手間もかかるし、味気ない。多い時には1200枚以上もあり、父親が健在の時は手分けして書いてもらいました。よく言われたのが、「スグルさん、達筆ですね」。「いやいや、それはオヤジの字」なんて会話も多かった懐かしい時代です。インポートのセレクトショップと間口を狭くしてしまってからは、一気に数は減りましたが、昨日の定休日、冷房の効いた書斎?で宛名書きです。思うことは、通販サイトSUGURU SHOPで長きにわたってご注文してくださる顔の見えないお馴染み様。中にはDMを嫌われる場合もあるので、控えておりますが、ブログにてお礼申し上げます。そんな最中、「ハガキ来たから来ちゃったよ」と店頭にお越しいただいたのは、服を通して人生を共に歩んでこられたO氏。独立前からですので、35年以上のお付き合いです。いつもありがとうございます。

この湿気のある蒸し暑さ。涼しさを再認識したのが、PHIL PETTER/フィルペターのリネンTシャツ。洗濯後の様子を見るために購入したパールグレイ。洗濯後の快適さをお伝えしたくて、再度ご提案させていただきます。

洗濯後、身頃は殆ど変わらず、着丈が2センチほど縮んだとご報告させていただいたのは、6月25日のブログでした。

白い玉砂利がソールにつくからと、自前のジョセフチーニーのスリッポンを履き、これを合わせたら素敵かなと手に持ったのはParaboot/パラブーツのグルカサンダル「PACIFIC」。グリーンスエードの色に惹かれてセレクトしました。

羽織ったのは、ZANONE/ザノーネのリネン・コットンのサマーカーディガン。身頃にゆとりを持たせ、着丈を短く取った軽快でコンパクトなデザインが魅力です。

合わせたパンツは、Borelio/ボレリオのイージーパンツの中では比較的スッキリしたフォルムを持つカーゴタイプの「CALLEN」。実は…は、このあとご説明します。

昨年、人気の「CALLEN」。私も、この穿いているネイビーを購入。素材の似た生地で再オーダーしたのですが、比較してみると、全体に太いのがわかりませんか? 展示会は10ヶ月前。オーダー時の意図をすっかり忘れてしまい、てっきり、ニューモデルかと思いきや。モデル名は同じ「CALLEN」。今更ですが、一度確認しなけれないけません。ただ、太すぎないことに評価をいただき、このぐらいのゆとりなら抵抗なく穿けるとお選びいただく方が多いのも事実なんです。

話が逸れました。冷房の効いた部屋では、思わず羽織ものを探してしまうほどの涼しさ。羽織ったのは、スグル愛用のFILLITS/フィリッツのパイル地ジップパーカーです。

タックインしたスタイルも悪くありません。羽織ったのは、ついに、今季限りでブートニエール(花をモチーフにしたラペルピン)がなくなってしまうLARDINI/ラルディーニのシャツジャケット。このデザインも今季限りとなる貴重なモデルです。

話が逸れました。冷房の効いた部屋では、思わず羽織ものを探してしまうほどの涼しさ。省エネ対策には最適なPHIL PETTER/フィルペターのリネンTシャツのお話でした。

 

リネン素材の洗濯後のシワ感が苦手と言われる方には、このZANONE/ザノーネの「ICE COTTON」がオススメです。写真のミッドナイトブルーは、私物。今季で4年目ですが、かなりハードに使い込んでいますが、あの冬の5ゲージ同様、購入時とほとんど変わらない状態を保ちます。できれば、両方とも揃えて欲しいが、本日のお願いブログとなりました。ご拝読、ありがとうございます。

Cachette MENS 情報

カシェート初となる「OUTLET FAIR」から引っ張り出してきたのは。リネン×マドラスチェック柄シャツ。クラシコブランドにはない、英国ブランドならではの発色の良さと質実剛健な作り。シャツ単体として着るだけではもったいないと、夏の紫外線対策に一役買ってもらうことにしました。

ご購入された方が、その日のうちに色違いをお買い求めていただいたほど、お持ちでない方にとっては新鮮。私たち世代にとっては、インディアン・マドラスといってインドのマドラス地方を発祥とする黄やオレンジ、グリーンなどを草木染めで染めたチェック柄のことを指します。見かけなくなって、そろそろ新鮮だなと思っていたところ、カシェートのセレクトで店頭に並びました。

35度を越える猛暑日。夏の太陽が照りつける車内はエアコンを効かせていてもうんざりです。特に肌に当たる日差しには、つい日陰を探してしまうほど。そんな時にドライ感と通気性のあるリネン素材の長袖が重宝します。曲げるなら、第二ボタンを閉じて折り返してみてください。肘近くまで曲げるより、エレガントな表情を見せます。曲げた袖がずり落ちにくい、そんな気もします。

この日の出で立ちは、ラコステのポロシャツにヤコブコーエンのシャーリングパンツ。Tシャツ以外に、ポロシャツに合わせてみてはいかがでしょう。できれば、台襟の無いフレンチポロが理想です。着込むほどに味わいを増すリネン素材。マドラスチェック柄のシャツなら尚更です。是非お試しください。

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