平日にもかかわらず、いつも以上に賑わいを見せた昨日。皆さん、ボーナスを握りしめてお目当の商品に一目散。30歳前後の方が多く、久しぶりに新旧のファッション事情を語らせていただきました。
昨日のブログに載せるために撮った写真です。HERNO/ヘルノのジャケットのインに着ているのは、現在スポットを当てているドルチェヴィータ。ZANONE/ザノーネの5Gタートルネックです。参考までにパンツですが、来季は高嶺の花になりそうなウールパンツ。予算があれば、ぜひこの機会に。穿いているのは、INCOTEX/インコテックスのチェック柄パンツです。
15年以上、毎回セレクトを繰り返していると、次に何色を選ぼうかと大いに悩みます。ただ、私が持っている色目がブラックとダークネイビー。上の写真でいえば、左端のブラックのみなんです。そうなると、もう少し色を足したい、そんな自分都合でのバイイングです。
個人的に気になるのが、少し明るめのネイビー。
今季、「CHIOTO/キョート」でセレクトしているネイビーと比べてください。ただ、写真は光の当たり具合で、どちらも実際より、白っぽくなっています。
蛍光灯の下ですと、色調の違いはこんな感じです。私が所有しているドルチェヴィータは、今季「CHIOTO」でご提案している左のダークネイビー。パンツやアウターなどブラックと合わせた際、ダークネイビーでは色が重すぎますが、このぐらいのネイビーになると不思議と馴染んでくれます。同じ青系でも色調によって合わせ方の幅が広がるのです。
昼間ご来店されたI様。グリーンが気になるねと話が盛り上がり、Rencontrant/レンコントラントのクルーネックをお持ちになられました。余裕があれば、手に入れたいグリーン。かつてはネイビー以上に好きなカラーでした。
CINQUANTA/チンクアンタのムートンジャケットにも合わせておりました。モノの良さを知っているだけに色違いで揃えたいドルチェヴィータです。
渋さを出そうと思つたら、こんな顔になってしまいました。まだ目覚めぬ開店前です。
本日、私のドルチェヴィータはスーツ合わせです。実は一大決心をしまして、これからはもっと売り場に出ることにしたのです。ある方からのアドバイスなんですが、なるほどと共感することが多く、心を入れ替えた次第です。ということで、フラフラできないスーツかジャケットスタイルで仕事をすることにしました。
着ているのは、FILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティスのウール・シルク・カシミア 。現在の代理店ではなく、代官山のマンションの個室でひっそり女性からバイイングしていた頃のモノですので、色違い共々、5年ほど着ているでしょうか。ウールオンリーと違い、シルクが入ることでしなやかな着心地です。
そして一押しのZANONE/ザノーネの「flex wool 」。来季、さらに値上がりしますが、価値のあるニットだけにセレクトは諦めません。狙っているのは、こちらは右のダークネイビー。ブラックに近い色です。
左は、本日、私が着ているものと同じFILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティスのブラック。かすかに青みがかかっているのがお分かりになるかと思います。寒がりな私は、これからの寒い時期に必要なドルチェヴィータ。ただ、自由気ままではなく、皆様のワードローブの充実に役立てるよう、黒子に徹しなければいけません。そうなるとダーク系のハイゲージニットは必要に。なんて、言い訳しながら、購入理由を探しているスグルシニアでした。
彼は、どんな思いでドルチェヴィータ、いや、彼が着ているのはイタリアブランドではなく、英国ブランドなのでタートルネックです。TAGLIATORE/タリアトーレのダブルブレストスーツを粋に着こなして、何を思うのでしょう。
ナグラさんの着ているJOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーの24Gタートルネックにつきましては、近日中にCachette MENS ブログにてご案内させていただきます。もうしばらく、お待ちください。
師走とはよく言ったもので、何かと忙しない日々が続きます。穏やかな天気だけが、「慌てることないよ。のんびりやれば」なんて慰めてくれます。
お言葉に甘えて、開店前のサボり風景です。週に一度、金曜日だけ出店しているマルココーヒーさん。フォルクスワーゲンのタイプⅡ(1980年式)を使った移動カフェです。オーナーさんの淹れる珈琲は、大柄な体型からは想像できないほどの繊細で優しい味。できれば毎日出店してくれると嬉しいのですが、自由気ままな方だけに、そうはいきません。今度、山手にある本店に行ってみるつもりです。
自慢したいのは、本日、着ているアウター。25年ほど前に購入したFraizzoli/フライツォーリというミラノのユニフォームやさんのもので、当時のお巡りさんが着用していたものです。当時の私は40歳。英国調のものからイタリアのファクトリーブランドへ移行するタイミングでした。そんなモテる服に目覚めた私が、ミラノのポリスマンの制服に憧れたのは必然的なことでした。今でも大切に着ている、お宝のような服です。
そして、もう一つ、自慢したかったのが、インに着ているZANONE/ザノーネの5Gタートルネック。まさにドルチェヴィータを象徴するアイテムですが、これもまた15年以上愛用しています。ほとんど毛玉にならない、そんな状態の良さを自慢したかったのですが、時間がありません。昨日のコーディネートもできないまま既に閉店時間を過ぎてしまいました。ついにボーナスの日が来たんですね。忙しい1日となりました。
※Cachette/カシェート情報
カシェートメンズブログにて、MACKINTOSH/マッキントッシュのご紹介後に、さりげなく掲載されているフランスのカットソーブランド【Armor lux/アルモリュクス】。この週末に合わせて、お披露目しております。気になられる方はぜひお立ち寄りください。
Cachette LIFEにてご案内させていただいたのは、MACKINTOSH/マッキントッシュのレディースコートに巻いている【Johnstons of Elgin/ジョンストンズ】のマフラー。今季も圧巻の品揃えで、選ぶ楽しさをご提供しております。大切な方や自分へのご褒美としてお役立てください。
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「プレセールしますか?」のお問い合わせに「今、プレコレクション中ですよ」なんて、会話にならないやり取り。来季のことで頭がいっぱいになっており、混同してしまいますが、今の所、年内のセールは考えていません。「年明けは?」「いや、それも考えていないんですよ」としかお答えできない状況です。お許しください。
昨日、ご紹介の【HERITAGE/ヘリテージ】。早速、ご注文をいただき、ありがとうございます。本日は同素材のクルーネックをご案内していきますので、お付き合いください。
タートルネックは5色でしたが、クルーネックはミディアムのブラウンとグレイの2色です。
まずは、私物の白シャツ(GUY ROVER)に合わせて着てみました。ゲージが高すぎると、インにきたシャツが表に響いてしまいますが、この厚さのニットなら問題はありません。着用シーズンが長いのも魅力です。
枯淡の美学とでもいうのでしょうか。中間色のブラウンとグレイの”わび・さび”を感じさせてくれる色合いは、派手さのない奥行きのある雰囲気を持ちます。
この後、この組み合わせで撮影を予定しておりましたが、相変わらず慌ただしいカシェート。ナグラさんは休みでジュニアに頼むつもりでしたが、接客が優先。明日、またコーディネートでご紹介します。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。
MODEL: メリノウールハイゲージクルーネックセーター
SIZE: 46 ・48・50・52
COLOR:ミディアムブラウン・ミディアムグレイ
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥22,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ドルチェ・ヴィータ特集するためのイメージ画像。頼んだ相手は、タカイ。さすが、見つけてきましたね。MP di Massimo Piombo/マッシモ・ピアンボのLOOLBOOKから拝借した上の写真。やはり女性でした。まさに彼もすけべ、いや失礼、ドルチェ・ヴィータでした。
ご案内ブログは、11月18日。タイトルも
でした。軽くて暖かいドルチェ・ヴィータです。巻き戻して、ぜひお読みください。
創業以来、最も多くのドルチェヴィータを揃えております。どうぞ”自由気ままに”お選びください。
寒かった東京。月火と向かったのは、2023年秋冬の展示会。いつもながら商品サンプルや生地見本との格闘ですが、今回、さらに価格との戦いです。値上がりはやむ得ないとして、その値上がり幅です。中にはオーダーできないブランドもあり、バイイング作業はスムーズにはいきません。展示会場を後にする私の背中の丸み。冷たい風のせいだけではありません。そんな丸まった背中を伸ばすため、出勤前に出かけた近場の温泉。天然ラドンの源泉でとりあえず体を伸ばしてまいりました。
温まったところで、本日のご案内です。今季、初の取り扱いになる【HERITAGE/ヘリテージ】。1960年にイタリア・ボローニャで創業。すべての生産工程を自社工場で一貫することで品質管理を徹底している数少ないファクトリー。ハイブランドからの信頼があつく、OEM生産も数多く行っていました。現在、Drumohr/ドルモアを有するCIOCCA社のブランドとしてコレクションされています。
“上質なハイゲージのタートルネックを、夏のTシャツやポロシャツのように気軽に楽しんでいただきたい” そんな思いでセレクトしたタートルネック。JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレーの24ゲージ(未公開)に似た質感です。
今季、人気のボトルグリーン。FEDELI/フェデーリのタートルネックもサイズ44が残り一点とグリーン系に人気が集まっています。色合いはフェデーリの後染めに対して、【HERITAGE/ヘリテージ】は糸染めと深みのあるグリーンです。
合わせたレザーはCINQUANTA/チンクアンタ、パンツはBorelio/ボレリオ、靴は横着して私物のスニーカーです。
コーディネートを明るく、華やかに魅せるオフホワイトのタートルネックです。コントラストをつけてもつけなくても、スポーツ、モード、クラシコとどんな雰囲気のものとも合います。ちょうどTAGLIATORE/タリアトーレのオフホワイトがサイズ欠けしていただけに良いタイミングでの入荷です。
合わせたアウターはmonção/モンサオ、パンツはBorelio/ボレリオです。
今季、注目したのが、ボタン数の少ないアウター感覚で着ることのできるローゲージのカーディガン。若者には受けていますが、オジさんにはまだ早かったかも…なんて、だいたい一年遅れで要望されるのは、いつものこと。慣れっこです。パールグレイのタートルでコントラストをつけない柔らかなコーディネートです。
合わせたニットは FILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティス、パンツは最後のお値打ちパンツBolelio/ボレリオです。
ゼニスブルーというのでしょうか。やや紫がかったブルーは女性受けしそうな、いや綺麗な方がきているイメージの色です。他の色と比べると、少し大きさを感じます。サイズを下げても良さそうです。
合わせたジャケットはLARDINI/ラルディーニ。このシャツタイプは今季限りとなります。パンツはBorelio/ボレリオ。次に手の出せないパンツになりそうです。
どこまで上がるMooRER/ムーレー。若者にも人気のハイブランドに成長しました。余談です。毎年、どこかのブランドでご提案している定番カラーのブラック。大人のオトコを演出するには最適な色合いでしょうか。糸の太さや素材違いで持っていると便利です。
合わせたアウターはMooRER/ムーレー、パンツは私物のBorelio/ボレリオです。夢のような価格になりそうです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。
MODEL: メリノウールハイゲージタートルネックセーター
SIZE: 46 ・48・50・52
COLOR:ボトルグリーン・オフホワイト・パールグレイ・ゼニスブルー・ブラック
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥23,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
タートルネックのことをイタリアでは”ドルチェ・ヴィータ”と呼びます。映画『甘い生活』の原題に由来するとか諸説ありますが、直訳は「甘い生活」。その言葉から受ける印象は、自由で気ままなハッピーライフ。そんな生活に憧れる私としては、以前からセレクトに力を入れておりました。今季は特にです。カシェートのブランドを合わせますと、かなり見ごたえのある品揃えとなっています。寒さ厳しい師走。長く続く冬の時期に、一つの温もりアイテムとしてご提案させていただきます。
本日は、タカイがご案内する【Joshua Ellis/ジョシュアエリス】。先日ご案内した、中判タイプと柄ものマフラーに続く第三弾です。
1767年、イギリス・ヨークシャーで誕生した【Joshua Ellis/ジョシュアエリス】。英国テキスタイルの歴史のなかでも、最古級のファクトリーが手がけるカシミアファブリックには、高密度でウエイトのある生地をゆっくり時間をかけて縮絨した後、肌触りの良さと高い保温性を生み出すための起毛加工が施されています。カシミア製品の良し悪しに決定的な違いを生み出すとも言われる表面の起毛加工。長い時間と手間を掛け、丁寧に仕上げられた製品は、世界中から高い評価を得ています。
ご用意したのは、チェック柄のダブルフェイスタイプと2色の無地タイプです。
まずご紹介するのは、表と裏で異なるチェック柄を配したダブルフェイスマフラー。表面はライトグレイをベースにしたグレンチェック、そして、裏面はブラックをベースにしたウィンドウペン柄です。色の違いでも魅せ、装いにアクセントを加えることができるアイテムです。
TAGLIATORE/タリアトーレのセミチェスターコートで、シックな装いにまとめたコーディネート。柄があれど派手さはなし。モノクロトーンのチェック柄はビジネスシーンでも取り入れやすく、これ見よがしにならない自然なスタイリングに。
シャツとネクタイとは、柄行きと柄の大きさを変えれば良いのです。柄が渋滞することなく、バランス良くまとめることができます。
MODEL:カシミアダブルフェイスチェック柄マフラー
SIZE:30×180cm(フリンジ除く)
COLOR:グレンチェック×ウィンドウペン
MATERIAL:カシミア100%
PRICE:¥39,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
続いては、無地シリーズから2色。渋く深みのあるワインと、青みを抑えた濃いダークネイビーです。
ワインは、HERNO/ヘルノのダウンベストを合わせた身軽な休日スタイルに。DRUMOHR/ドルモアのニットとGTA/ジーティーアーのパンツを合わせたリラックススタイルも、深みのあるワインカラーのマフラーによって、スタイリングが上品に醸成されていきます。
ネイビーには、Valstar/ヴァルスターのヘリンボーン柄ブルゾンを。ウールの粗野な表情と、起毛加工が施されたカシミアの風合いが好相性。モノクロトーンの中にあって、重厚なネイビーが色の引き締め役になっています。
MODEL:カシミア無地マフラー
SIZE:35×190cm(フリンジ除く)
COLOR:ワイン・ダークネイビー
MATERIAL:カシミア100%
PRICE:¥36,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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