Clothes to You

GLORY GUYS

映画”タイタニック”を観た翌日のブログは、こんな感じです!!

テレビの前で息子と一緒になんてことは、めったにないことですが、そんな機会を作ったのが、昨夜、放映されていた映画”タイタニック”。皆さんご存知のジェームス・キャメロン監督、レオナルド・ディカプリオ主演の1997年のアメリカ映画です。ヒロイン役のケイト・ウインスレットのピュアセクシーな魅力とセリーヌ・ディオンの圧倒的な声量と卓越した歌唱力に多くの方が魅了されたはずです。映画館で観るスクリーンの迫力。後半の悲壮感漂うシーンに観客の感情がクライマックス。劇場を出た時の疲労感さえ記憶に残った、インパクトのある映画でした。そんな”タイタニック”。もう50回以上観ているよと豪語するのは、ジュニア。何が彼をそこまで惹き付けたかと言えば、衣装です。時代は 第一次世界大戦前の1912年、イギリスのサウサンプトン港からニューヨークへと向かう当時史上最大の豪華客船タイタニックの処女航海が舞台。上流階級の令嬢と新天地ニューヨークでの成功を夢見る青年とのロマンス映画。ティルコートやタキシードのフォーマルウェアからラウンジスーツ、労働者階級のワークウェアまでが、どれを見ても素敵です。言い換えれば、どのシーンを切り抜いても絵になるそんな映画。服を勉強する人間にとっては大いに勉強になります。衣装を手がけたのは、デボラ・リン・スコット。この映画でアカデミー衣装デザイン賞を受賞したのも頷けます。

話を現実に戻しましょう。

洗濯後のPHIL PETTER/フィルペターのリネンTシャツです。初回とあって、洗濯ネットに入れ、洗い終わった後に形を整えて、平干ししています。乾いた状態でそのままサイズを比べてみましたが、着丈が2㎝ほど縮んだだけで、他は殆ど変わっていません。

上が洗濯前、下が洗濯後のビフォーアフターです。リネン100%のシャツよりシワ感が少ないのは、私の洗濯後のフォローが良かったからかもしれません。濡れている状態で生地をパンパンと叩いてやるとシワがより伸びます。着る際にネックが引っかかる事もなく、スムーズ。あえて言えば、少しだけ首回りが広がることぐらいでしょうか。

コットン素材のTシャツとは違う肌触りをもつリネンTシャツ。吸水性、発汗性にも優れ、肌との接地面は少なく、快適な着心地です。ただ、皆さんが心配するのは手入れの手間と洗濯後の型崩れ。リネンの特質上、シワにはなりますが、少しだけ気を使って扱えば、快適な夏のアイテムとなることは間違いありません。

タイタニックを観た後だからでしょう。感化されやすい私スグルです。上流社会のフォーマルな衣装ではなく、当時の労働階級のワークウエアに魅せられてしまいます。青年ジャックや友人のイタリア青年ファブリッツィオの衣装に近い雰囲気のものと言えば、BARENA/バレナ。リネンの ガンクラブチェック柄カバーオールジャケットとリネン・コットン のカバーオールシャツをリネンTシャツを着たまま羽織ってみました。いかがでしょう。さらに気分を高めるために、時計をSMITHS/スミスのブラックダイヤルモデルに。これで完璧!!なんて満足してていてはいけません。ジュニアが休憩から帰る前にショーケースに戻しておかなければなりません。クワバラクワバラ?です。

 

GLORY GUY、Cachette共にTシャツのご提案をしております。今週末には、両店合同のポップアップを予定しております。ご期待ください。

※ Cachette MENS 情報

洋服以外に力を入れているのが、鞄や靴などの小物。さらにカシェートに仲間入りしたのが、

“お帰りなさい”の遂にカムバックさせた【ETTINGER/エッティンガー】です。現在、私もクラシックモデルの札入れを使っていますが、WhiteHouse Cox/ホワイトハウスコックスと並んで、英国を代表するレザーブランド。ホワイトハウスコックスが昨年の暮れをもって、140年の歴史に幕を閉じた事も大きな理由ですが、前々から取り扱いを望んでいたジュニア。満を持しての登場となります。

未だ、ご紹介ができていないJOHN SMEDLEY/ジョンスメドレーのポロニット。やきもきをしているのは私シニアの方ですが、「まずは小物を紹介してから。暑くなるのは、これから」と、余裕の発言をする現代っ子気質のジュニア。ごもっともです。もうしばらくお待ちください。

 

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