ニッパチは暇”にしたい。でも暇は困る。なんて我儘に思う2月です。昔から「ニッパチ景気」と言い、2月と8月は閑散期でした。暇を利用して、旅したり、好きなことに没頭したりと、ゆっくり過ごすには良い時でした。ところが、イタリアのファクトリーブランドが世のトレンドになるにつれて、ゆっくり休んではいられなくなったのは、ここ15年ほどでしょうか。入荷は毎日で、積み上げられるダンボールの山。検品後の品出し。季節の入れ替えに、撮影に、紹介にと、業務に追われる日々。展示会シーズンも重なり、全く休めない状態が続いていました。そこへ、コロナ禍。繋げていくことの難しさを痛感させられた、大きな転換期になりました。健全に商いしていくためにまず意識したのは、旧暦で物事を考え、早すぎる入荷に合わせるような、時期尚早なセールは止めること。そして、季節を細かく区切らず、大きく一年を見ることです。
明日は、旧暦でいう正月。となれば、今日は大晦日になります。一年の節目ですので、本日より、ファイナルに向けて価格を見直していきます。少しずつですが、内容をお知らせていきます。まずは、セール対象外のブランドから。
【LARDINI/ラルディーニ】の「ウールニットジャケット」。なんだ、10%しか割り引かないんだなんて言わないでくださいね。定番中のド定番。毎年提案されるラルディーニを代表するアイテムです。他のアイテムも含め、定価でご購入されている方へ配慮しての割引率です。
【HERNO/ヘルノ】の「LEGEND」シリーズとは、
「季節を問わず活躍し、長く愛顧できる伝説的なアウターウェアは、今日の人々のニーズに応える素材とディテール使いが際立ちます。絶えず移り変わるトレンドに左右されることのない、永遠のHERNO (ヘルノ)スタイルが昇華されています」
直営店でもセール対象外になっている定番モデルです。他のモデルも価格を見直しておりますので、ぜひご覧ください。
【ZANONE/ザノーネ】の全モデルが対象です。2024~25秋冬の展示会でもオーダーしている定番ばかり。モノは変わらなくても価格は変わります。
そして【MooRER/ムーレー】。先日、ブログでご報告したように、値上がり幅はダントツ。気にされている方なら、春夏の予算を削ってでも購入を考えても良いかもしれません。展示会では、シーズン長く着ていただけるモデルをあえて選んでおります。この機会にぜひご検討ください。
すでに割引率を上げているアイテムや、これから見直していくものもございます。できるだけブログにてご提案していくつもりです。今季最後の「ルナー・ニューイヤーセール」にご参加くださいますようお願い申し上げます。
CATEGORY
最近よく耳にする”タクシー配車アプリ”について、雪の日のタクシードライバーと私スグルのボヤキです。駅のタクシー乗り場で待つこと15分。いつもなら5分もすれば来るのに…は、私のボヤキ。「またキャンセルですよ。指定場所に行ってもいない場合もあるんですよ。もう呼ばれないようにアプリを切ってます」は、運転手さんのボヤキ。利便性を求めると、混乱するのは現場とそれを利用しない人。タクシーを手軽に呼べる配車アプリですが、マナーが問われているのが現状。迷惑するのは、誰かといえば、もうお分かりですよね。手軽さと安易さは同一線上にあるようです。
雪の影響というより、雪の日の余韻です。羽織っているのは、展示会場で見つけたレザージャケット。他はすべて私物です。ようやく出番がきたダウンジャケットとParaboot/パラブーツのトレッキングブーツ「AVORIAZ 」。冬の旅に欠かせない靴です。自慢ついでにご提案したいのですが、現在、この色は取り扱いがありません。一年で廃盤となってしまったサンドベージュのヌバック。フランス側の廃盤理由が、汚れるから。いやいや、汚れても履きたい色目ではないでしょうか。時々消しゴムで汚れを落とす他、何も手入れしてなくても、それは味わいというもの。購入して、10年以上。一生履くつもりで、毎年、出番を待たせている靴です。
もう一足、揃えるとすれば、同じParaboot/パラブーツから提案されている「MONTANA」スエードトレッキングシューズ。定番モデルの「YOSEMITE/ヨセミテ」をローカットにアレンジしたスニーカー顔したトレッキングシューズです。登山靴としてのスペックはそのままに、タウンユースにも適した軽快さが魅力です。
本日、TAGLIATORE/タリアトーレのスーツを使ってコーディネート。ご案内ブランドは、
【Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ】。久しぶりにカラード・シャツのご提案です。
ビジネスに艶を求めているわけではありません。オケージョンやビジネスにふさわしいスタイルとは別に、もっと自由にコーディネートできる方や、プライベートでネクタイをされる方にお勧めしたいコーディネートです。
春まで着ることのできるストレッチウール ・ポリ混ギャバジンスーツ。ご案内の際のコーディネートが、
ストライプのシャツにニットタイで着崩していましたが、ブルーのカラード・シャツに変えると、また艶のある雰囲気に。ブルーのシャツにニットタイを合わせても素敵です。
TAGLIATORE/タリアトーレのストレッチウール シングルスーツを使ったコーディネートです。
グレイにブラウンの組み合わせは、昨年から人気の配色。シックな装いになります。
撮影時の環境によって、スーツの色合いがぶれていますが、同じグレイのスーツです。Vゾーンの組み合わせによって、同じスーツに見えず、何着か持っているかのように見せる技?でしょうか。スーツの数より圧等的に揃えておきたいのが、シャツとネクタイ。ネクタイは多くてもシャツのバリエーションは意外と少ないのではないでしょうか。
サックスでもベージュでもない白場の少ないツイル地のカラード・シャツ。ノータイはもちろん、ジャケットを着ないスタイルでも様になるシャツです。
白ではなく、グレーのボタンが付きます。シャツ生地とのコントラストをつけない為のセレクトです。ガゼットはホワイト。ここを見せるのは、特別な時だけです。
カラード・シャツのイメージは、アメリカンジゴロのリチャード・ギアかノッティングヒルの恋人など2000年前後のヒュー・グラント。映画通の方なら、他にも候補が上がるでしょうが、最近の映画を見ていない私。この程度の想像力です。何れにしても甘いマスクの男前に似合うカラード・シャツ。ぜひ挑戦してみてください。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ39を着用しております。
ブルーシャツで合わせたネクタイは未公開(stefanobigi)、ブラウンシャツはstefanobigi/ステファノビジのストライプ柄タイです。
MODEL:「FRANCO」ツイル地カラード・シャツ
SIZE:37・38・39・40・41
COLOR:ブルー・ブラウン
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥28,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
勢いでセールにしてしまったDOUCAL’S/ドゥーカルス/デュカルスのシューズ。セール終了はもう少し先。この機会にぜひ足入れしてください。
WINTERの後にSPRINGを加えて、新たにアイテムが加わった”2024 WINTER & SPRING SALE”。季節が変われば、商品の見え方も変わります。現在過去進行形のイベントです、ぜひご参加ください。
昨日、一人盛り上がったSpring Court/スプリング・コートの「G2」。今日も4代目を履いています。タカイはキャンバス派。私はレザー派です。好きすぎて、YouTubeで特集をしてしまったほどですので、おヒマでしたら、思い入れをご覧ください。
尚、この商品の取り扱いは、Cachette/カシェートになります。私のサイズ41のみ、グローリーガイでご覧になれますので、ご興味のある方は声をかけてください。
CATEGORY
出張報告です。
雪で混乱する東京。予定通り、展示会を終え、無事、ホテルに戻ることができました。写真はホテルからの景色です。
月曜日の朝、岡崎を出るときは雨。新幹線をおりた品川も移動した恵比寿も雨でした。雪に変わったのは、午後三時頃でしょうか。恵比寿から山手線で代々木へ。タクシーを待つこと15分。首都高速が早い時間から閉鎖されたことで、一般道が混みだしましたが、さほど遅れることなく西参道にある代理店さんに到着。雪のため、キャンセルが多いのでしょう、広い会場には担当者と私の二人だけ。ほとんどのスタッフも早退してしまったようで、なんとなく申し訳ない気持ちでした。早めに切り上げ、横殴りに降る雪の中、バスで渋谷駅へ向かいます。降りてからホテルにたどり着くまでが、大変。建物に入ってしまうと位置がわからなくなってしまう様変わりした渋谷駅周辺。ようやく記憶のある建物を見つけ、7時前にはホテル到着。迷子になっていたフードコートで購入した弁当を食べ、1970年公開のアメリカ映画「大空港」を観ながら、銀世界ではなく、銀幕のスターに酔いしれていました。
翌日、昼食が取れない為、ホテルでしっかり朝食をとります。ホテルを出れば、雪は雨に変わり、気をつけるのは足元。パラブーツのトレッキングシューズを履き、携帯用の傘を差さなくても良いようにフーデットのダウンジャケットにリュックスタイルです。渋谷から青山一丁目、表参道、そして渋谷へ。どこの展示会場も来客が少なく、仕事はスムーズ。新幹線に遅れもなく、予定より早く戻ることができました。
展示会報告と書き出しながら、私ごとになってしまいました。
「や、や、やるな〜」のMooRER/ムーレーでした。モデルALBINI-PUMといえば、
2年連続でセレクトしたアノラックモデル「ALBINI/アルビニ」です。現在の価格は、本体価格200,000円(税込220,000円)ですが、なんと75,000円アップ。税込で302,500円に。デビュー時に見つけたサーマルグレード”B”の−5℃〜+12℃の環境下が最も快適に着ることができる便利なモデル。今回も色を変えてピックアップしましたが、さぁ、どうする?続けるか諦めるか? 大いに悩んでいます。参考までに、ベストの中では最も人気のある「FIRE-WK」フード取り外し可能ダウンベストが税込で20万超え。「PONTI-S3」ストレッチナイロン セミチェスター型ライトダウンコートも例外なく30万を超えていきます。
日常生活の中でも使いやすく、着用シーズンも長い三モデル。もう一度、見つめ直していただいても良いのかなと展示会を見て強く思った次第です。
本日のご案内は、2020年の春より取り扱いを始め、4年目になる【Gabo/ガボ】。展示会でお会いしたガボの方が、とても真面目で良い人でしたので、いいものが提案できるかもなんて、そんな直感で展開を決めたナポリのファクトリーブランドです。
ナポリの服の特徴として、肩パットや芯地などの副資材を極力減らしたセンツァ・インテルノ。特に【gabo/ガボ】の肩ラインはシャツのように内側に入り、より丸みのあるナチュラルショルダーを実現。着心地に大きく関わるアームホールや襟付け、芯地付けなどのハンド工程によるものです。また細かなポケットの取り付けやボタンホールなど10箇所以上にハンドが施されており、温もりのある美しい表情を作り出しています。
いかがでしょう。この美しいフォルム。でも最初からではありません。繰り返し修正を重ねた結果、出来上がったグローリーガイだけのオリジナルスーツなんです。
ネイビーではなく、ブルーのスーツが欲しい。そんなご要望を受け、選んだ生地がウール100%のネイビーとジェイブルーの配色を持つハンドトゥース(千鳥格子)です。ブルーの濃淡が奥行きを作り、控えめながら存在感のあるスーツに仕上がっています。
パンツのプリーツに関しては、ナチュラルショルダーにはノープリーツの方がスッキリ見えるのではと、昔の経験に基づいて選択しています。ただ、さほどこだわりがあるわけではありません。
stefanobigi/ステファノビジのご紹介ブログでのVゾーンです。同じスーツでもネクタイで雰囲気は変わります。無地ライクの控えめなハウンドトゥースのスーツであれば、ネクタイの柄を選ぶことなく、爽やかにもシックにも演出していただけるはずです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:ハウンドトゥース柄ブルースーツ
SIZE:44 ・46 ・48・50
COLOR:ジェイブルー×ネイビー
MATERIAL:表地:ウール100% 裏地:レーヨン100%
PRICE:¥186,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
欠かすことのできないネイビー無地のスーツ。日本の四季を考えた場合、大きく分けると二タイプの生地が必要になります。新作として入荷してくるスーツの着用シーズンは初夏から秋まで。最近の気候でいえば、おおよそ、4月末から10月末でしょうか。夏を通してのスリーシーズン用です。
我ながら、見事なセレクトです。なんて、自画自賛することで自信がついてくるタイプです。モヘアは入っていませんが、程よくハリとシャリ感のある上品なネイビーの生地です。
次にお祝いの席に招かれたなら、このコーディネートで出席したい。毎回のネイビーソリッドでは芸がないと。今回、stefanobigi/ステファノビジで選んだシルバーとブルーのナローストライプ柄タイ。これから行事の多い方なら、ビジネスに着ないからと言わず、まずは持っていたいネイビー無地のスーツです。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:サマーウールネイビー無地スーツ
SIZE:44 ・46 ・48・50
COLOR:ネイビー
MATERIAL:表地:ウール100% 裏地:レーヨン100%
PRICE:¥178,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
セールにしないなんて言いながら、割引させていただいたフランネルタッチネイビー無地スーツ。ブログをご覧になられて、早速、サイズ46が東京に。そして、同じO様からご注文をいただいたのが、HERNO/ヘルノの前立て付きヘリンボーン柄セミチェスターコートでした。こちらはサイズ48をお選びいただきました。やはり、この雪のせいでしょうか。愛情いっぱいのコートで寒い冬を乗り越えていただければ嬉しく存じます。いつもありがとうございます。
今回、すべて私のドレスシャツを使ってのコーディネートです。美しいVゾーンを作るには、美しいシャツが必要です。
選んだのは、Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロのシャツ。
ネクタイの結び目を綺麗に見せるのは、セミワイドモデルの「FRANCO」。このブランドを代表する襟型になります。
本日、新たに新作が入荷してきました。いつも入荷が遅く、大変お待たせしてしまうのですが、今回は早い。リピーターの多いシャツだけに、今年は幸先の良いスタートです。
WINTERの後にSPRINGを加えて、新たにアイテムが加わった”2024 WINTER & SPRING SALE”。季節が変われば、商品の見え方も変わります。現在過去進行形のイベントです、ぜひご参加ください。
※Cachette MENS 情報
待っていたのは、貴方だけではありません。いつ入るかと待ち遠しかった【Spring Court/スプリングコート】の「G2」レザースニーカー。本日、カシェートメンズブログで入荷のご案内をしております。先にサイズ41はいただくことにしました。ご了承ください。
洋服屋とはなんぞや?なんて真剣に考えているわけではありませんが、頭に浮かんだ言葉を拾えば、衣食住の一環として人が生活する上で欠かせないものを扱う仕事。人が他の動物と違い、裸では歩けないことから、寒さ暑さの自然環境から身を守る道具として。あるいはT(時).P(場所).O(場合)のある社会のルールに合わせるために。またまた自己表現の一つとしても洋服は欠かせないアイテムです。いくら便利な世の中にあっても、大きく変わらないのが洋服。お客様のお役に立ち、感動を共有することが仕事の面白さであり、喜びといっても過言ではありません。その積み重ねが、ささやかながらも社会貢献していることに繋がるのでしょう。
海外の出張先から一時帰国された方や、息子さんの帰省に合わせてのお買い物、ホテルでの食事会に着ていくための服選びなど、多くの方に必要とされている。そんなことを実感させていただいている週末。背筋の伸びる思いが、固い前置きになってしまったイニシャル”H.S” 訳せばエッチでスケベな私スグル、シニアでした。
季節を早送りすれば、春から初夏、夏の高原用、秋から初冬にかけて出番が多くなるSettefile Cashmere/セッテフィーリ・カシミアの「カシミア・シルク後染めVネックセーター」。購入したのは昨年の10月。11月9日のブログで触れていましたが、暖房の効いた部屋であれば、春夏秋冬のシーズン通して着ることのできる合理的なニットです。というのも、カシミアの温もりはもちろん、シルクの主成分は肌と同じアミノ酸18種類が結合したタンパク質。肌への馴染みが最も良い素材と言えます。ウールが苦手な方でもシルクが入ることで肌への刺激が軽減されます。また、多くの空気を含むため通気性が良く、汗ばむ季節もべたつきや不快感を抑制。さらに湿度や温度を一定に保つ機能があるため、乾燥が気になる季節や、寒さが厳しくなる冬場も暖かく、快適に過ごすことができるのです。
同じような素材を持つのが、PIACENZA/ピアチェンツァのシルク・カシミアのマフラー。上のニットに合わせて巻いてやれば、コーディネートも完璧です。
FILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティスのウール・シルク・カシミア 5Gラウンドネックセーターに合わせたのが、こちら。タートルネックと違い、温度調整はしやすいマフラー使い。効果的に使えるはずです。
アウターを羽織るまでもない時、活躍するのがマフラー。巻くだけで温度調整できる便利なアイテムです。
レザーとの相性も抜群なシルク・カシミアのリバーシブルマフラー。カシミアの柔らかさとシルクの美しい光沢がレザーの質感とよく合います。
個人的には、このスタイルを求めたのですが… 大人の雰囲気を醸し出すシングルベルテッドコート(Valstar)にタータンチェックの可愛いマフラー。こちらもPIACENZA/ピアチェンツァのシルク・カシミアのマフラーです。
季節が進めば、タートルネックからクルーやVネックニットの出番。ただ、相変わらずの気温差です。シルク・カシミアのマフラーで優しく調整してみてはいかがでしょう。
WINTERの後にSPRINGを加えて、新たにアイテムが加わった”2024 WINTER & SPRING SALE”。季節が変われば、商品の見え方も変わります。現在過去進行形のイベントです、ぜひご参加ください。
「やめたらぁ〜」というのはカミさん。そうはいかないと私。バイイングの為、月曜日から東京に出かけるのですが、天気予報では雪マーク。どうやら、雪の天気を心配しているようです。東京で雪に降られたことは何回もありますが、大きなトラブルに巻き込まれたことは一度もありません。ただ、油断は大敵。用心するに越したことはありません。いつも以上に寒さ対策をして出かけていきます。
今週の木曜日、慌ただしく出かけたのは、HERNO/ヘルノの展示会。上の写真は、ほんの一部ですが、提案カラーに混じってホワイトの多いことに気がついていただけるはずです。汚れを気にすることなく着る、いわゆるラグジュアリーカラー。長く着ることより、汚れたら捨ててしまえる方用?は言い過ぎですが、アウターとして選ぶには勇気のいるカラーです。
例えば、このエコファー付きダウンジャケット。継続品番になり、今回のサンプルカラーはホワイト。本体価格は139,000円です。
前回、選んだオレンジのカラーはなく、シックな色合いが中心でした。上がり幅は許容範囲でしょうか。
いつもなら、その場で数をオーダー。今回は慎重です。モデルやカラーのピックアップはしましたが、まだ決めてはいません。今週中にオーダー入れますが、さすがにホワイトは外します。我々がご提案するのは、ラグジュアリーではなく、リアルクロージング。購入されたら、生活の道具として何年も愛用していただけるもの。もちろん、クオリティの高さやデザインの美しさは必要になります。
同じ日のブログでご案内させていただいたエコファー付きN-3B型ダウンコート。再度、ご提案したいモデルです。
かつては、レインコートブランド【HERNO】。そんな”ヘルノらしい”モデルを探しましたが、やはりダウンブランド【HERNO】のイメージが定着しつつあるようです。古典とモダンの融合モデルは見つからず、この中綿入りダイヤゴナルPコートが貴重に思えてきます。
そうなると、少しサイズに余裕が出るけど、買っておこうかと思わせるのが、前立て付きヘリンボーン柄セミチェスターコート。テーラードメイドのコートとは断然に保温性の勝る、まさにヘルノらしいコートです。ブログでは随分力を入れてご提案しております。再読いただければ嬉しく存じます。
10年後、いや20年後に「これ、実はヘルノなんだよ」と自慢したくなるウールカシミア中綿入りダッフルコート風フーデットコート。ご購入された方は、寒さに負けずにウインターライフを楽しんでおられるはずです。ウールカシミアの温もりのある風合いと保温性のある機能を持ったシンプルなコートです。
かつて扱ってきたブランドのHENRY COTTON/ヘンリーコットンやHACKETT/ハケット、そして現在進行形のHERNO/ヘルノ。スカーフをプレゼントしたことはあるけど、所有したことはないHERMES/エルメスもきっと素晴らしいだろうなんて想像しかできませんが、何れにしても”H”のつくブランドとの相性は良さそうです。私の名前の頭文字も”H”。性格に”H”が出るのは?いや、頭文字は”S/スケベ”。余談でした。
WINTERの後にSPRINGを加えて、新たにアイテムが加わった”2024 WINTER & SPRING SALE”。季節が変われば、商品の見え方も変わります。現在過去進行形のイベントです、ぜひご参加ください。
※Cachette MENS 情報
1796年創業のニット専業メーカー【PEREGRINE/ペレグリン】のフィッシャーマンセーター。紹介された時から気になっていたのが、このブラウンレッド。着用写真を撮りがてら、カシェートに向かえば、すでにサイズSは完売。着用できたのは、オリーブのみでした。
他に合わせるならと持ち出したのが、FORTELA/フォルテラのインディゴブルーデニム5Pパンツ。
「セルビッジ(耳)にも赤のラインを入れた赤耳など随所にヴィンテージ感を出しながら、大人がさりげなく穿くことのできる気楽さを持ち合わせたデニムパンツです」なんてご案内ブログに書いたように、馴染ませて穿くエイジングデニム。馴染んだ頃には手放せなくジーンズです。いやいや、カシェートのメンズ情報のコーナーでした。また、ジュニアに怒られます。
ご紹介後、店頭でも通販サイトSUGURU SHOPでも動きのある【CLARKS/クラークス】のスニーカー。「そりゃ、気になるわ」のオヤジ世代。34年前のグローリーガイ発足当時から展開していた英国靴。途中、生産国が変わることで休止していましたが、掘り起こしたのは、またまたカシェート。まさかのスニーカー登場です。
CATEGORY
© GLORY GUY