何もかも高い。いいものは高いというより、全てが上がってしまって、バイイングも一苦労です。ただ譲れないのは、JACOB COHEN/ヤコブ・コーエンとMooRER/ムーレー。どちらも取り扱う際の秘話があり、意地でも継続していきたいブランドです。ただ、それ以上にセレクトしなければいけないのが、ブランドではなく、ネイビーの無地スーツというアイテム。唯一、男が漢であるための衣装であり、社会に自己を認めてもらうための道具。どんなに高級でラグジュアリーなデニムやアウターでさえ、その役割は果たせません。

ビギナーのワードローブとして、秋冬はチャコールグレイのフランネル素材でスリーピース、合い着でネイビーのサキソニー素材のツーピースかスリーピース、夏ものとしてネイビーあるいはグレイのトロピカル素材のツーピースと最低三着を揃えたい。ただ、これは私たちが20代の頃の話です。時代とともにビジネススタイルも大きく変わり、クールビズとかウォームビズなんて言葉も出てきました。ただ、ジャージのセットアップにみるイージースーツ以外にもきちんとしたネイビースーツは揃えておきたいものです。季節に合わせた二着のネイビースーツがあれば、どんなシーンでも気後れすることはありません。

端正な顔つきです。本日ご紹介させていただくスーツは【De Petrillo/デ・ペトリロ】。先日、ご案内のGabo/ガボのネイビースーツより青みのある色合いになります。今回、修正したのはドロップ寸。胸囲から胴囲を引き、2で割ったものです。今までは、より強いシェイプのドロップ8でしたが、皆さんのウエストに、いや私も含め、フロントの釦を閉めた際、禁断のクロスラインが出ておりました。もう少し自然なラインをとドロップ7に変更です。

薄手でシャリ感のあるウールトロピカル。ドライな風合いながらも、しっかり織られた丈夫な生地です。

パンツはアウトのワンプリーツ。ガボのスーツより肩線が広いことから、ノープリーツでなく、ワンプリーツで全体のシルエットのメリハリをつけます。

こちらが、グローリーガイオリジナルのGabo/ガボのスーツです。肩線の違いがお分かりになるかと思います。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL：ウールトロピカルネイビー無地スーツ
SIZE：44 ・46 ・48・50
COLOR：ネイビー
MATERIAL：表地：ウール100％   裏地：キュプラ100％
PRICE：￥228,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

今季最後の「ルナー・ニューイヤーセール」。季節が変われば、商品の見え方も変わる、現在過去進行形のイベントです。

本日より【ANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレ】もセールに参戦です。履かれた方から絶賛のクッション性。毎回、出張に履いていく私のパートナー。この靴のおかげで展示会巡りは快適です。是非お試しください。

1と17はスコアではありません。ここ岡崎の今日の最低気温と最高気温。その差、16度。この国の政治や経済政策に加え、自然までが意地悪です。惑わされないように自己防衛しなくてはいけませんね。

ある方の助言。本業は占い師。「スグルさん、これからは仕事のスケジュールを入れるのではなく、休む日を手帳に書き込んで。そして、それを守ってください」優しい言葉です。彼女のいうことを守れば、106歳までは元気？それはどうかはわかりませんが、体力、精神的とも大丈夫なようです

まだまだ、店内は秋に仕入れた冬春物が満載。先日、MooRER/ムーレーの修理にご来店された千葉のS様。今回の滞在は5日。修理を受けたのは、サーマルグレード”C(−12℃〜+8℃)”の「MARCO/マルコ」。ボリュームのあるダウンコートです。戻られる日に「PONTI/ポンティ」の軽さとスマートなデザインを気に入っていただき、これなら通勤にも便利と喜んでお持ちになられました。きっと満面の笑みで着用されていることでしょう。

いつもながらの長い前置きです。

本日のご案内のため、ご用意したのが、こちら。まずは【stefanobigi/ステファノビジ】のネクタイと【Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ】のシャツのご提案です。

新作のDe Petrillo/デ・ペトリロのネイビースーツにブラウンの組み合わせです。色合わせの為、靴はDOUCAL’S/デュカルス、バッグはCHAMBORD SELLIER/シャンボール セリエです。

一般的なロンドンストライプより間隔を狭くしたミニロンドンスロライプ。幅が狭い分、控えめな印象です。セレクトカラーはブラウンとネイビー。どちらもVゾーンを飾る欠かせない定番カラー。もっとビジネスに取り入れていただきたいシャツです。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ39を着用しております。

MODEL：「FRANCO」ミニロンドンストライプ柄シャツ
SIZE：37・38・39・40・41
COLOR：ブラウン・ネイビー
MATERIAL：コットン100％
PRICE：￥28,000(本体価格)＋税

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ハリコシのあるシルクのフレスコ？フレスコと言い切れないのは、透け感が少なく、目の詰まった織り地。ジャケットで言うホップサック調と表現した方が正しいかもしれません。ザラッとした自然な風合いを持つストライプ柄。清涼感のあるブラウンとグリーンをセレクトしました。

同じネイビーのスーツです。ブラウンは同系色のシャツに、グリーンはネイビーのミニロンストに合わせています。

MODEL：ホップサック調ストライプ柄タイ
SIZE：全長…146㎝・大剣幅…8㎝
COLOR：ブラウン・グリーン
MATERIAL：シルク100%
PRICE：￥24,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

同じネイビーのミニロンストシャツでも組み合わせによって、様々なVゾーンを演出します。合わせたスーツは春まで着用可能なTAGLIATORE/タリアトーレのグレイスーツ。靴も黒(私物)、バッグも黒(未公開のCHAMBORD SELLIER)とモノトーンのシックなコーディネートです。

先のストライプ柄と同じ組織のドット柄です。コーディネートの際、モノトーンと書いてしまいましたが、ブラックに近いダークネービーです。前回ご紹介させていただいた50ozシルクプリント のドット柄とは趣は異なり、ラフな印象になります。

MODEL：ホップサック調ドット柄タイ
SIZE：全長…146㎝・大剣幅…8㎝
COLOR：ダークネイビー
MATERIAL：シルク100%
PRICE：￥24,000(本体価格)＋税

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TAGLIATORE/タリアトーレのスリーシーズン用ウール・コットンライトギャバ スーツ。これからが出番です。

合わせたシャツはブルーのグラフチェック柄。前回、ご紹介させていただいた「ツイル地ミニチェック柄ドレスシャツ」と色合い、柄行きともよく似ていますが、生地感が随分異なります。ストライプ柄同様、ブロードクロスの凹凸感のないさらっとした生地になります。どちらも通年使っていただけますが、入荷の季節に合わせて、生地を変えております。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ39を着用しております。

MODEL：「FRANCO」グラフチェック柄シャツ
SIZE：37・38・39・40・41
COLOR：ブルー
MATERIAL：コットン100％
PRICE：￥28,000(本体価格)＋税

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紺色より藍色に近い趣のある青です。やや緑がかっているようにも見える、とても素敵な色合いです。そんなティールブルーにゴールデンイエローのダブルバー・ストライプ。ノスタルジックな雰囲気を持つネクタイです。

MODEL：ダブルバーストライプ柄タイ
SIZE：全長…146㎝・大剣幅…8㎝
COLOR：ティールブルー
MATERIAL：シルク100%
PRICE：￥22,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

すでに割引率を上げているアイテムや、これから見直していくものもございます。できるだけブログにてご提案していくつもりです。今季最後の「ルナー・ニューイヤーセール」。季節が変われば、商品の見え方も変わる、現在過去進行形のイベントです、ぜひご参加ください。

あっちでペチャクチャ、こっちでペチャクチャとオンではおしゃべりの私スグルです。最近こそ別々で行動していますが、以前の展示会巡りはジュニアも一緒。いく先々で同じ話ばかりしている私の横で、うんざり顔のジュニア。さすがに4軒目ともなれば、隣の席にはいません。翌日には「よくもまぁ喋るわ」と叱られております。そんな喋ることが仕事と思い込んでいる私でもオフとなると無口。いや、無口になるのは一人の時でした。先ほども出店しているカフェの方と、そして同じ敷地内で働いている知人と談話タイム。日差しのもとまたまた長話になるかと思いきや、冷たい風が話を打ち切らせてくれました。春の日差しにつられて薄着で出かけてはいけません。風はまだまだ冷たい。気温が上がったとしても、また下がる。油断大敵な春です。

前回の展示会。つまり2023年〜24年の秋冬春の【Settefili Cashmere/セッテフィーリ・カシミア】のコレクションからセレクトしたニットです。

仕事の時は、ジャケットにネクタイを結ばれているA氏。以前は休日も出かける際はタイはしないまでもジャケットスタイルでした。もっと休日気分を満喫したいとオフの服探しでご来店。秋入荷ですが春にも着ていただけるとご提案させていただいたのが、こちらのショールカラーのカーディガン。実は私自身も気にかけていたニットなんです。

グローリーガイの品揃えに欠かせないニットブランドが、シンプルで飽きのこないデザインに編み地の変化や色で魅せる【Settefili Cashmere/せッテフィーリ・カシミア】。取り扱いを始めて、10年近くになるでしょうか。名前も知らなかったニットブランドでしたが、一目見て、只者ではないと感じたのは、先見の明があったと我褒めです。何枚か所有し、生活の中に入れてきましたが、そのモノつくりの良さは保証済みです。終活？いやまだ断捨離としましょう。昨年、所有している多くのにニットを整理しましたが、このブランドのニットに一つも無駄はありませんでした。最高級の素材を使って、熟練した職人と稀有なスイス製ヴィンテージ編立て機で生み出されたニット。長年使い込んで知る価値のある唯一無二のブランドです。

同じリブ編みの「後染めウール畔編みクルーネックセーター」もお勧めです。秋から冬を通して春にも最適なニットです。これからの季節であれば、秋入荷のチノパンツ(穿いているのBERWICHやPT TORINO)で、程よく防寒しながら、軽快にコーディネートしていただくと良いでしょう。

すでに割引率を上げているアイテムや、これから見直していくものもございます。できるだけブログにてご提案していくつもりです。今季最後の「ルナー・ニューイヤーセール」。季節が変われば、商品の見え方も変わる、現在過去進行形のイベントです、ぜひご参加ください。

おはようございます。スグルです。いつも大変お世話になっております。

眉間にシワが寄っていますが、怒っているわけではありません。眩しいだけです。持ち出したジャケットはボリオリ 。コットンにガーメントダイ加工を施した『COAT」です。本日のテーマに出番と颯爽と羽織ってまいりました。

合わせているニットはグレイのタートルネック。ボトムはグレイのホームスパンと、ジャケット以外はグレイ系です。年末から季節の変わり目に発行されるファッション誌。例えば、LEONもそうですが、グレイ特集をよく組んでいます。展示会巡りをしていてもグレイを前面に出しているブランドは多く、こちらのブランドも例外ではありません。

TAGLIATORE/タリアトーレです。他に明るめのブルーやエクルカラーの提案もされていましたが、今までより圧倒的に多いのがグレイカラー。かつての日本人のスーツ姿を”ドブネズミルック”といい、中高年の冴えないサラリーマンを揶揄する表現として使われていました。これは、戦前のダンディズムがあっての比較ですが、クールビズになってからの現代はさらにひどい状況と言えるかもしれません。不景気にはグレイが流行るとも言われますが、そこは我ら洒落者の世界。服好きとして、大いにトレンドを取り入れながら楽しむことにしましょう。

そんなグレイと相性の良いのは、黄味の少ないグレイッシュなオフホワイト。上からLARDINI/ラルディーニのイージージャケット、HERNO/ヘルノのGジャン型ダウンジャケット、同じくヘルノのリバーシブルパーカーをグレイのタートルネックに合わせてみました。グレイのタートルネックはTAGLIATORE/タリアトーレ。他にZANONE/ザノーネの「flex wool」もお勧めです。トレンドを意識しながら、春に使えるアイテムです。

Drumohr/ドルモアのハイゲージニットにLARDINI/ラルディーニのニットジャケットを羽織り、グレイの濃淡で見せます。現在、入り口正面のディスプレイになります。

合わせる色を選ばない無彩色のグレイ。ただ、気をつけなければいけないのが、質感。一つ間違えると野暮ったくも地味にもなってしまいます。選ぶボトムも重要なポイント。その辺りの話はまた次回にでさせていただき、明日、祝日の営業案内です。

グローリーガイは通常通り11時から20時まで。月火定休のカシェートですが、明日の祝日は11時から18時まで営業いたします。

※Cachette MENS 情報

続々と入荷してくる魅力的な英国のアイテム。季節を区切らないカシェートですが、やはり新作に目が行きます。一部、お値打ち品もご用意しておりますの。併せてご覧ください。

繰り返しになりますが、明日の月曜日、カシェートは18時までの営業となります。

日差しは暖かく、柔らかです。季節は春へと移り変わろうとしています。ただ、午後からの風が冷たく、日陰に入るとまだまだ寒い。朝の冷え込みと夜の寒さに警戒が必要な時。油断大敵と、ザノーネの5Gタートルネックにジャケットと夜のお誘いに備えている私スグルシニアです。

本日も昨日に続き、セール対象外の商品からピックアップ。10%割引ですが、変わることのないデザインにシーズンレスで着用可能な便利なアイテム。右肩上がりの価格を考えれば、メリットは大きいはずです。

お馴染み【Giannetto/ジャンネット】の「VINCI FIT」。定番生地のデニムです。サイズ37と38のみとなりますが、こちらとあちらでご用意しております。

デニムつながりで、【PT  TORINO/ピーティートリノ】の「DENIM」シリーズ。デニム好きにとっては年間通して最も出番の多いボトムです。セール対象にするか迷いましたが、Lunar New Year Saleです。どうぞお買い求めください。

レザー入門編？かどうかはわかりませんが、メディアでの露出が多い【EMMETI/エンメティ 】の「JURI」。こちらはサイズ46のみ。少し前にセレクトした「JURI」はサイズ44のみで割引率は高くなっています。

レザージャケットのインに合わせるなら、嵩張らないハイゲージのニット。30ゲージといえば、JOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーの名が上がりますが、よりしなやかな着心地を求めるなら、【Drumohr/ドルモア】をお勧めします。次の秋冬春に向けて、継続を考えてはいるのですが、価格に問題があり、検討中です。というのも、今回の価格については代理店さんの企業努力。本来なら、４万の中ほどになるはず。日本で在庫を持つという条件で、かなり頑張った値付けになっていますが、来季は難しいようです。他にも、ZANONE/ザノーネの「flex wool」。本体価格4万円台は今回が最後になってしまいます。着用シーズンの長いハイゲージのニット。揃えておかれても良いかもしれません。

【INCOTEX SLACKS/インコテックス スラックス】の100番モデル中畝コーデュロイ。ガーメントダイ加工による素朴な風合いと抜け感のある軽やかな穿き心地が魅力です。今暫く活躍させた後、次の秋に出番を待つ。そう言われてご購入されて行かれました。賢い選択です。

その選択は、【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】の「BARD」細畝コーデュロイ5Pパンツにも当てはまります。細い畝だけに着用シーズンはさらに延びます。サマーコーデュロイのショーツがあるように、秋冬に限定する必要のないコーデュロイ。短く切ってしまえば別ですが、それはもったいない。真夏は別として、春や秋にもっと活躍させたいコーデュロイ。Tシャツに合わせて、シャツやニットをさらりと合わせる、そんな組み合わせで楽しんでみてください。

残念ながら、お誘いは今夜もなさそうです。風がさらに冷たく感じる一人飯の寂しさなり？です。

すでに割引率を上げているアイテムや、これから見直していくものもございます。できるだけブログにてご提案していくつもりです。今季最後の「ルナー・ニューイヤーセール」にご参加くださいますようお願い申し上げます。