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GLORY GUYS

「三色とも貰おうか」と言っていただければ嬉しい JACOB COHEN/ヤコブ・コーエンの細畝コーデュロイ5Pパンツのご案内です!!

車内温度は42度と今日も危険な暑さ。いつも以上に車の通りも少なく、道歩く人の姿もまばらです。外国人や若者で賑わう都内とは違う地方の風景。店頭も昼間のご来店は少なく、仕事が捗るはずなんですが、ブログ書きにとっては集中しずらい時間帯。昼食後、軽い睡眠をとって、夕方から一気に書き上げるが最も効率は上がるのですが…。本日は、夕方からカシェートに立つ予定です。眠気覚ましのストレッチ後、気合を入れてブログを書きます。

本日も引き続き【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】をご紹介します。お付き合いください。

まずは、私事から。日本上陸以来、展開している【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】。所有した本数は?数えきれません。ただ現在、手元にあるのは、10本ほど。その中にお気に入りのオフホワイトのコーデュロイパンツがあるのですが、フィットモデルがスキニータイプ。できれば、旧名「J688」の「BARD」ほどのゆとりのあるシルエットで揃えたい。実は昨年も同じ思いで探していましたが、価格も含め、納得のいくものが見つからず断念。そして、今回、ようやく満足のいくオフホワイトのコーデュロイを見つけてきました。

価格やモデルもそうですが、最も拘ったのは、白の色。象牙を意味するアイボリーでは黄色みが強すぎてしまい、スノウホワイトでは青みが強すぎる。ほんの少しの黄色みを残しながらグレイッシュなホワイト。言葉で表現するのは難しいのですが、生地サンプルをみて、これだって選んだのが、今回のオフホワイトなんです。モノ自体の信用度は抜群の【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】。数多くのコレクションから選んでいく手間のかかる作業ですが、その分、見つけた時の喜びはひとしおです。

オフホワイトもそうですが、生地自体に温もりのあるコーデュロイ。それだけに色合いはややクールなものをとグレイッシュなベージュをセレクト。日本名で言えば、灰茶です。全体のコーディネートをまろやかにする中和的な色合いになります。ワードローブにぜひ加えていただきたいパンツです。

スレートグレイのコーデュロイも新鮮です。「三色とも揃えておきたい」なんて言っていただけると嬉しい【JACOB COHEN/ヤコブ・コーエン】のコーデュロイシリーズ。ネイビーやブラック、ダークブラウンなどの濃色には出せない色気を醸し出してくれます。

コーデュロイ(Corduroy)の語源は、フランス語の「Corde du Roi」。フランス語で、”Corde”は”畝”、”du”は英語でいうところの”of”にあたり、”Roi”は”ルイ王朝”を意味します。ラフなイメージのコーデュロイですが、起源は、王様に献上された「王様の畝」にたどり着きます。その後、イギリスの上流階級の人々のカジュアルスタイルとして。1950年代のアメリカではアイビースタイルの定番素材として大人気。60年代になって、ようやくアイビールックとともに浸透していったコーデュロイでした。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ30を穿いております。

MODEL:「BARD」細畝コーデュロイ5Pパンツ
SIZE:29・30・31・32・33・34
COLOR:オフホワイト・グレイベージュ・スレートグレイ
MATERIAL:コットン98% ・ポリウレタン2%
PRICE:¥59,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

※Cachette MENS 情報

2024年春夏の展示会を駆け巡っているカシェートバイヤー。更新されたブログにて【JOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレー】について情報を提供しております。よろしければのぞいてみて下さい。

未公開のJOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーのなかでお気に入りの2モデル。ボーダーのクルーネックとスキッパーのサマーニットです。いつご紹介するのでしょうか、ジュニアはマイペースです。いや、バイヤーの仕事が忙しいのでしょう。もしかしたら、代わりに私が担当させていただくかもしれません。気になられる方はぜひお問い合わせください。

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涼しげな風に運ばれる爽やかな気分とともに、いつもとはちょっとだけ違う日常を過ごすのはいかがでしょう! Holliday&Brown/ホリデイ&ブラウンのニットタイ2色!!

ここ数年の流れを見ている私共にとってはさほど”意外”なことではないのですが、皆さんにとって”意外”と思われるのが、最近のネクタイ需要の多さ。ここにきて、店頭在庫には不安を覚えるほどです。

そんなタイミングでご用意できたのが、ざっくりとした編み地が涼しげな【Holliday&Brown/ホリデイ&ブラウン】のニットタイ。本日は、タカイがご案内致します。

ニットタイをしたいのはどんな日かと言えば、ちょっと気分を変えたい時、でしょうか。

変化を出しつつも、肩肘張らず気取ることのないスタイリングにまとめることができるのがニットタイの良さ。涼しげな風に運ばれる爽やかな気分とともに、いつもとはちょっとだけ違う日常を過ごすことができるはずです。

カラーは、ブラウンとブラックの2色展開。

普段スーツを着用されている方なら、そのままニットタイに変えるだけでも良いのですが、折角なら、ジャケパンスタイルやコットン素材のセットアップに着替えてみるのもいかがでしょう。

コーディネートはこんなイメージです。

ブラウンに合わせたネイビージャケットはGabo。ホップサック織りのジャケットに対して、Maria Santangeloのシャツは織りで奥行きをつけたマイクロチェック柄。ラフな気分で着こなすニットタイには、質感のある生地で表情をつけるのが良いですね。ブラックに合わせたのも凹凸の表情があるMaria Santangeloのドビー織りシャツ。TAGLIATOREのスーツはウールコットンです。

ここで、ブランドの歴史をおさらいです。

【Holliday&Brown/ホリデイ&ブラウン】は、Aubrey Brown氏が、1919年にロンドンのバーリントン・アーケードでシルクネクタイを扱うショップをオープンしたのが始まり。その後、2000年にイタリアでシルク産業をリードするマンテロ・セタ社 (Mantero Seta)によってブランドの歴史は受け継がれることに。これまで守ってきた英国の伝統と、世界的に有名なイタリア・コモ湖のシルク産業の知識が融合し、今日の【Holliday&Brown/ホリデイ&ブラウン】があるのです。

ブランドタグには、創業地”London”の文字。生産はもちろん、”MADE IN ITALY”です。

素材はシルク100%。厚すぎず薄すぎず、程よいハリコシのある生地は締め心地良く、結び目には立体感のあるディンプルを作ることができます。

MODEL:シルクニットタイ
SIZE:全長…146㎝・大剣幅…6㎝
COLOR:ブラウン・ブラック
MATERIAL:シルク100%
PRICE:¥15,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

気温の上昇はさほどでも、不快な暑さを感じたのは、梅雨時期の湿度の高さ。そんな夏の一歩手前のジメジメした季節、爽やかな色合いでご案内するのがこちらのイベント。

6月15日(木)〜18日(日)の4日間限定で、春夏物を中心とした「一点ものフェア」をカシェートで開催中です。点数は限られますが、各ブランドから一点ものとなった優秀なアイテムを30%~50%(一部70%)OFFでご提案させていただきます。カシェートからも協賛があり、上記以外にもブランドはさらに増えました。サイズが合われる方には、縁起の良いイベントです。折良く、期間中は梅雨の晴れ間となりそうです。お誘い合わせの上、ぜひお越しください。

尚、対象商品につきましては、通販サイトSUGURU SHOPの「OUTLET」にてご覧になれます。一部、掲載されていない商品もございます。ご了承ください。

 

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テーマは”冬のリヴィエラ” ….. コートを除き、イタリア以外の国から集めたブランドを着て、冬の海岸沿いを歩きます。

いやはや、困ったものです。やはり我慢はいけません。疲れが溜まると痛み出す奥歯。疲れのバロメーターにもなっていたのですが、どうやら黄色から赤信号へと変わった昨日。慌てて、夜間歯科センターに行って来ましたが、案の定、抜歯宣告。バイイングシーズンだけにスケジュール調整をしなければなりませんが、歯は大切。この機会にしっかり治療するべきでしょうね。しばらくは、家康の”しかめ像”で仕事します。

そんなわけで、昨日ご提案するはずだったコーディネートがこちら。1日遅れで登場です。テーマは”冬のリヴィエラ”。イタリアで海岸を意味する”リヴィエラ”。一般的には、イタリア北西の海岸沿いを指します。コートを除き、イタリア以外の国から集めたブランドを着て、冬の海岸沿いを歩きます。

羽織ったコートは、今季初の登場となる【Solleciti/ソレシティ】。1945年イタリアミラノで創業の老舗毛皮メーカーです。ラグジュアリー過ぎるコレクションにスルーを決め込んでおりましたが、このモデルだけは見逃せませんでした。メルトンのPコートの顔をしながらも、佇まいはダブルのコート。海の男臭さを漂わせながら、エレガントで知的な表情を持つリーファーコートです。こちらのブログでご紹介しております。

人気者のカットソーブランド【FILLITS/フィリッツ】。ニューヨークに在住し、約30年、アメリカでカットソー作りに携わったデザイナーが立ち上げ、この2021年秋冬からスタートした新しいブランドです。

ご紹介ブログではサイズMを着ていますが、完売のため、ワンサイズ下のSを。Tシャツ一枚で着るなら、このサイズでも。ゆとりを持つなら、やはりMでしょうか。

デザイン違いのハーフジップのスレートグレイです。こちらはサイズSとMがご用意できます。

こんな感じで、遠くの女性を見ながら…寛いでいました。インに着ている白のカットソータートルネックは【MAJESTIC FILATURES/マジェスティックフィラチュール】のもの。

部屋着にこだわるパリジェンヌ。そんなイメージからか、リラックスウェアを探すとフランスブランドにたどり着きます。ご案内ブログは、こちらからご覧になれます。

フランスブランドからもう一つ、フランス南西部ドルドーニュ地方で誕生した【MAISON CORNICHON/メゾンコルニション】。先週、4枚目を購入してしまったロングスリーブTシャツ。この季節は、ミドルからローゲージのニットのインに着ています。フランスでは4台しか残っていないドイツ製のヴィンテージ編み機によって伸縮性のある柔らかい生地は、現代の機械では作れない特別なものなんです。

そして、ボトム。リラックスしながらもエレガントに休日を過ごすなら、やはり【Borelio/ボレリオ】のドローコード付きシャーリングパンツ「CARL」。さらに温もりも求めるなら、ローデンクロスです。

ローデンクロスの専業といえば、Leichtfried woolen mill/ライヒトフリート。1884年創業のオーストリアのファブリック・ファクトリーです。ここのローデンは、オーストリア産のファインメリノウールを原料にすることで、軽くて動きやすくそれでいて保温性の高い生地に仕上がっています。

白のステッチを入れるだけで、ワークやマリンのテーストを含んだ、こなれたパンツに仕上がっています。生地の高騰により次の仕入れを諦めただけに、バイヤーとして、ぜひお勧めしておきたいパンツです。

同じローデンクロスでキャメルもセレクト。ただ、色合いから合うモデルを選ぶと、こちらはワンプリーツのドレスライン「DANNO」でしょうか。同じ生地でも、色やデザインが変われば、雰囲気も変わります。

「CARL」のモデルでお勧めしたかったのが、こちらのコーデュロイ。寒がりな私。出かけるときは必ずズボン下を穿くので、休日なら緩めのパンツを選びます。最近では、仕事用としても、緩いパンツに足が向かうのは、この寒さのせいでしょう。

さりげなく穿いている【Borelio/ボレリオ】のパンツですが、使っている生地はどれも一流。このコーデュロイもイタリアでコーデュロイの名門とされるDUCA VISCONTI DI MODRONE/ドゥカ・ヴィスコンティのもの。「VELLUTO」とはベルベットのことです。ストレッチ性のある美しいコーデュロイです。イージーなパンツをお選びになるようでしたら、来年も再来年も、5年後も穿くことのできる生地のしっかりしたものを選ばれた方が良いでしょう。新品のうちは良くても、穿き込んでいくうちに、ましてや洗濯したら、別物になっていたなんてこともありますからね。

※Cachette MENS 情報

例年にない寒さのせいでしょう。HERNO/ヘルノやMooRER/ムーレーのダウンジャケットが売り場から飛び立っていっている今日。カシェートでは【PYRENEX/ピレネックス】が人気です。

気になっているのが、「IPARLA/イパルラ」と呼ばれる新型モデル。何度も袖を通していて、その度にカミさんから「買ったら」なんて言われておりますが、いざ買うとなると躊躇するのは、在庫の問題。需要の多いこの季節、売り場からなくなってしまうのは、バイヤー、いやオーナーとして申し訳ない。そんな気持ちでいる時に、グレイッシュカーキのSをお求めにご来店されたK様。どうやら、終電を逃してしまい、寒空の下を歩かれたようで、迷わずにご購入です。この寒さ、飲みに出かける機会の多い方にとってはかなり堪えているようです。

フレンチダウンの着こなしの代表例でしょう。シンプルなデザインが魅力です。

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カシェートからグローリーガイを横見しながらご提案させていただく冬のアイテムです!!

目が覚めて聞こえてくるのは雪の降る音。いや、そんな情緒のある耳は持っていません。それに、実家の古い木造の家ならともかく、外の音を遮断する現代の建物となれば、自然界の音を聞くことは難しいでしょう。目覚めて、最初にするのは携帯での時間とメールチェック。その後、天気予報を見れば、この時間帯は雪マーク。外を見れば、見慣れた風景は雪化粧でした。慌てて、グループラインでスタッフへの”無理するなメール”です。

出勤前には降り止んだ雪。風のあった昨日の方が寒いくらいです。横見をしながら、写真に収まる私スグル。眺めているのは、ここから250メートル程離れたグローリーガイでしょうか。本日の出で立ちは、PHIL PETTER/フィルペターのニットにBERNARD ZINS/ベルナールザンスのパンツ。この上にダウンベストを間に挟み、オーバーコートを羽織っています。

雪が止んでも、雪雲でどんよりとした今日のような冷たい日なら、つい袖を通したくなってしまうのが、PHIL PETTER/フィルペターが提案しているアルパカ混のタートルネック。昨年は「シェットランド風タートルネック」と名付けましたが、同じものです。他にも色違いでセレクトしておりましたが、残念ながら入荷したのは、このフレッシュベージュのみでした。このシリーズ、昨年ご購入された方からのリピートが多く、その気持ちはよくわかります。とにかく、軽くて暖かい。毛玉はできますが、そのことが短所にならないほど着心地が良いのです。

寒いので、マフラー(Joshua Ellis)を巻いておりますが、クルーネックもご用意しております。いや、しておりました。先ほど、誕生日プレゼントとして素敵な女性の元に贈られていきました。

残り少なくなりましたが、インクブルーのタートルネックなら、私の着ているサイズMと一つ上のLはご用意できます。

もし自分が購入したのなら、合わせるパンツは、BERNARD ZINS/ベルナールザンスのマイクロチェック柄パンツ。モデルは「H8」と上で穿いている私物の「BAC J」より股上は深めでワタリから裾にかけても広いワイドパンツです。ところで、不思議な日です。本日、ご案内予定のアイテムが、掲載前に次から次へと売り場からなくなってしまうのです。まるで私の心を見透かすかのように…。先ほどお得意様の元へ旅立ったのは、このパンツのサイズ38。私のサイズでなくてよかった…は、心の声です。

カシェートに向かえば、ジュニアの通称、兄御前がPYRENEX/ピレネックスのBRUCE SC/ブルースをご購入。早々に着用されており、私が着ていた昨年モデルの襟無しダウンベストとお揃い気分で盛り上がってまいりました。他にも自分へのクリスマスプレゼントとしてご来店される方も多く、賑やかなイブとなりました。明日は、クリスマス。皆様は誰と過ごされるのでしょう。私たちでお手伝いできることがあれば、何なりとお申し付けください。

 

クリスマスやお正月など休日をゆったり過ごすためのアイテムを揃えてみました。MAJESTIC FILATURES/マジェスティックフィラチュールのメンズは全てグローリーガイ、レディースはカシェートスタジオでご覧になれます。

※Cachette/カシェート情報

店頭のみになりますが、カシェートでは紅茶も販売しております。【Brew Tea Co./ブリューティーカンパニー】は英国のリバプールで2012年にスタートしました。社名は「A brew」という英国北部のスラング「1杯のティー」に由来しています。Brewにはティーを淹れるというプロセスだけでなく、温かさや居心地の良さといったティー1杯でも誰かと楽しむことによって人生が豊かになる、そんな思いが込められています。

新たに加わったのが【Traditional Weatherwear/トラディショナルウェザーウェア】のマグカップ。ゴム引きコートで有名な『マッキントッシュ』のデイリーウェアブランドとして2007年に誕生。正確には、マッキントッシュ社の旧社名でもあり往年のブランドレーベルとして存在していた同ブランドを復刻させた形になります。

ブランド名は【HEATH/ヒース】。2017年に父と息子によって開発された英国生まれのメンズコスメブランドです。大企業ではなく、ファミリーブランドとしてスタート。 天然成分と新世代の活性剤(天然物由来)を配合しているため、全ての処方は即効性があり、効率よく注意深く考えられています。肌なじみも良く、良い香りのする手間のかからない優れたスキンケアを求める男性にとって最高の製品を提供しています。

※年末年始のご案内です。

年内の営業は30日(金) 20時まで、年明けは3日(火)より通常通り11時オープンと例年と同じです。尚、27日の火曜日は、今年最後の定休日としてお休みさせていただきます。

年末年始のイベントとして、現在、お買い上げの方に恒例の福引の抽選券をお渡ししております。抽選会の期間につきましては、年内 12月28日(水)〜30日(金)、年明け 1月3日(火)〜5日(木)とさせていただきます。

 

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中性的な雰囲気を持つ【Blu Bre/ブル ブレ】のモックネックセーター。合わせるアイテムで雰囲気は変わります!!

刻々と変わる天気。予報では、朝から降り続いている雨は午後には止み、夜には晴れるとなっていたのに、3時のおやつタイムが過ぎても一向に止む気配はありません。それどころか、一段落して、北側にある事務所の扉を開ければ、強風に煽られたみぞれ混じりの雪が舞い込んできます。これから一気に気温も下がり、寒さ厳しい週末を迎えることになりそうです。そんな悪天候の中、午前中から、お客様が途切れず、師走らしい忙しさです。ブログをご覧になられ、目的を持ってご来店される方がほとんどで、買うなら今!!  そんな思いで買い物を楽しんでいかれる姿に頭が下がります。日々、ブログを書き続けていたことが報われる瞬間です。

上の文章は、昨日の前置きです。この後、ブログを更新する時間がありませんでした。

今日の天気は予想通り、最高気温4°Cと真冬の寒さ。風もあり、撮影が終わってからも、体が凍えております。

本日のご案内は、クルーネックでは寒いけど、タートルネックが苦手と言われる方にお勧めのモックネック。どこのかといえば、日本のニットブランドVandori(ヴァンドリ)が展開するセカンドライン【Blu Bre/ブルブレ】。「Blue and Breeze/青い風」を意味します。実は、ある代理店さんから販売を依頼されたカシェート。英国ニットの横では馴染まず、グローリーガイに引き取ることにしました。

イタリアでは女性の着るアイテムと位置付けている節もあり、私の記憶では、モックネックを着たイタリア人はみたことがありません。ただ、日本ではなぜか人気があるようです。中性的なところが受けているのでしょうか。私が唯一、バイイングしているのは、PHIL PETTER/フィル ぺターですが、こちらはカットソーに近いデザインです。

グレージュは、まずは無難にチェック柄パンツとネイビージャケット(De Petrillo)を羽織ってみました。

レグホーンは、もっと雰囲気を出したいと、サファリジャケット(De Petrillo)を。昨日、お得意様と盛り上がったジャケットです。仕事で着ておられたのはフランネルのネイビージャケット、インにはネイビーのポロニットにグレイのバーズアイ柄パンツ。これから友人との食事会にいかれるようですが、どうも仕事の延長のようで気分が華やがない。ならば、私の出番です。ちょうど修理から戻ってきたグレイフランネルのパンツがあるなら、穿き替えていただき、ニットをチャコールグレイのハイゲージタートル(ZANONE)に合わせ、このジャケットを羽織っていただきました。「いかかでしょうか?」「いいね。そのまま着ていくよ」なんて、おかげさまで、とてもいい仕事をさせていただきました。T様、いつもありがとうございます。

調子に乗ってしまい、色違いのオリエンタルブルーも同じジャケットで。

ついでなら、アップで。「案外、いいじゃん!! モックネック、イケてるね」…でした。

寒さ堪えて、撮影続行です。ジャケットをブルゾン(VALSTAR)に変えてみました。

肝心の着心地ですが、寒すぎて…。改めて室内で着直せば、カシミア・シルクのとろけるような肌触り。程よくゆとりもあり、丸みのある優しいモックネックセーターでした。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズMを着用しております。

MODEL:カシミア・シルク モックネックセーター
SIZE: M・L
COLOR:グレージュ・レグホーン・オリエンタルブルー
MATERIAL:カシミア70%・シルク30%
PRICE:¥48,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

余談です。全体のコーディネートを考える際、もっとも重要なのが、ボトム。一般的にはパンツ。イタリアではパンタローニ、英国的にいえば、トラウザースです。特に膝からのシルエットは大きくイメージを変えます。ワタリはゆったりしていても膝からキュッと細くなった乗馬服や軍服などはその例で裾が邪魔にならないように細くなり、スポーティーな印象です。逆に渡り幅を取りながら、裾にかけてストレートに落としたシルエットはエレガントに見せます。かつての英国服を見れば、ワイドに近いストレートなシルエットは懐古趣味になりますが、イメージしやすい例です。今回、コーディネートで選んだパンツは、イタリア・サルト界の巨匠ルイジ・ダルクオーレ氏が立ち上げた【DALCUORE/ダルクオーレ】。ナポリスタイルを愛する人たちの憧れのブランドです。

今季、ウール素材でもオーダーしておりましたが、全てキャンセルになってしまいました。かろうじて入荷があったのが、コットンツイルのパンツ。ストレッチ素材を入れずに天然素材だけを使うのも魅力です。極端なテーパードではなく、どちらかといえばストレートに近いシルエットになります。ちょうどご紹介する際にも、ペトリロのサファリジャケットを合わせていました。偶然です。

なぜ、ここで【DALCUORE/ダルクオーレ】のパンツに注目するかといえば、2023年秋冬のオーダーが難しそうなんです。詳しくはいえませんが、イタリア側の事情です。仮にオーダーできたとしても、価格が全く合わず、今の値段ではご提供できません。特にウール素材の値上がりは、想像以上です。そこで、もし気になられる方が、あるいはすでにファンであられる方に、ぜひこの機会にお勧めしておかなければと、そんな思いで取り上げさせていただきました。

医療関係のお客様に人気の【MAJESTIC FILATURES/マジェスティックフィラチュール】。引き続き、ポップアップを継続していきますので、ご活用ください。

これからの寒さ。モックネックでは心もとない。そう思われる方には、Cachette MENS ブログをご覧ください。

※年末年始のご案内です。

年内の営業は30日(金)まで、年明けは3日(火)より通常通りと例年と変わりません。

年末年始ののセールは予定しておりませんが、現在、お買い上げの方に年末年始恒例の福引の抽選券をお渡ししております。抽選会の期間については、休みを除いた12月28日(水)から1月5日(木)となります。

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