Clothes to You

GLORY GUYS

歴史に名を残すブランドです!!

グローリーガイからカシェートまで、直線距離で250メートル程。都会にお住いの方なら、なんてことはない距離。歩いてしまえばすぐなんですが、ここは車社会。ついつい車で移動してしまいます。半分ほど行ったところで、歩道を歩く女性。グレイヘリンボーンのコートの前を開けて見えるのは、白のタートルネック。ついつい見惚れてしまい、脇見運転。そんな熱い視線に気がついたのか、通り過ぎる私に微笑みをかけてくれたと思うのは、間違いなく勘違いでしょう。

にやけた後の私スグルでございます。店内のレイアウトの作業を終え、カシェートでコーヒータイム。インスタントコーヒーがうまい季節です。ブログで書いたように、本日はスーツスタイルです。良き時代のCARUSO/カルーゾを着て、インはドルチェヴィータ。タートルネックでは最もお気に入りのZANONE/ザノーネの「flex wool」。購入して7、8年になりますが、毛玉にもならず、伸びもなく、まだまだ現役です。今季、42,000円と取り扱っているハイゲージの中では高値ですが、展示会で提示された来季の価格は、48,000円。他のブランドにはない魅力を秘めたニット。バイイングに迷いはありません。

ブログ紹介は、9月10日。今季のセレクトカラーは、私が着ているダークブラウンよりやや明るいブラウンとチャコールグレイ、そして黒に近いダークネイビーの3色。来季は、

やはり価格は意識してのことです。ベージュとチャコールグレイの2色に絞り込みました。チャーコールを再度セレクトしたのは、個人的な理由です。個人購入を考えていたチャコール。サイズ46と48が完売なんです。相変わらずの独断セレクトで申し訳ございません。

昨日のCachette MENS ブログに登場した【P.H.DESIGNS/ピーエイチデザイン】のダウンジャケット。

ブランドの起こりが、MOUNTAIN EQUIPMENT/マウンテンイクイップメントの創設者ピーター・ハッチンソンと聞けば、気になるのは必然。というのも、愛犬がいる頃、冬の散歩用として私がずっと愛用していたのが、MOUNTAIN EQUIPMENT/マウンテンイクップメント。当時、カナダグースの代理店だったグリフィンさんから個人オーダーしていたのです。

1961年、イギリス・マンチェスター郊外の町で創業。当時自身もクライマーであったピーター・ハッチンソンとピート・クルーはそこで「The Mountaineer」というクライミングショップを営む傍ら、店の奥の部屋でシュラフとダウンスーツを作り始めたのがきっかけでした。

そんな、創設者でもあり、ダウンイスターとして世界的に有名なピーター・ハッチンソン氏が作るダウンジャケットと聞けば、大いに食指が動きます。HERNO/ヘルノやMooRER/ムーレーとは全く趣の異なるダウンブランドです。必見の価値ありです。

それにしても、よくぞ見つけてきたものと感心せざるを得ません。

 

※年末年始のご案内です。

年内の営業は30日(金)まで、年明けは3日(火)より通常通りと例年と変わりません。

年末年始ののセールは予定しておりませんが、現在、お買い上げの方に年末年始恒例の福引の抽選券をお渡ししております。抽選会の期間については、12月28日(水)から1月5日(木)となります。

CATEGORY

責任と義務の上に成り立つ”自由気ままに”の【Settefili Cashmere/セッテフィーリ・カシミア】。地味になりすぎない大人が着るシックなニットを提案しています!!

英国の冬は長い。”カシェートの冬も長い”とようやく公開となった【JOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレー】の24Gタートルネック「CONNELL」。説明にもありますが、グローリーガイが展開した頃からの定番モデルです。扱うニットブランドの中では最も古く、かれこれ25年ほどになるでしょうか。

ということで、本日、着て来ちゃいました。

多分、20年近い年月が経っているはずです。虫食いとほつれをごまかすために、インに黒のTシャツを着ております。修理に出そうとクリーニングに出し、戻ったばかり。あまり洗わないので、編み地の状態は良好です。毛玉もほとんどできていないのも、ZANONE/ザノーネの5Gと同じで優秀です。

問題はサイズ。着ているサイズはS。当時と体型はほとんど変わりませんが、お腹周りだけは、年の功です。気を許せば、ぽっこりお腹が愛らしい?

ご案内ブログで唯一私が着ている写真は、サイズMを程よくゆとりを持って着ていました。イタリアニットと比べると、やはり編み地の打ち込みは強く安定感はあります。”質実剛健”という言葉がぴったりの【JOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレー】です。

さぁ、ここからが本日のドルチェヴィータです。本日、私が着ているジャケット同様、長年愛してやまないBOGLIOLI/ボリオリのコートを羽織り、ジャージのような伸縮性を持つPT DENIM/ピーティーデニムを穿いてご提案させていただくのは、

2009年、ミケーレ・パリエーロによってイタリア・フェラーラにて従業員7人(ブランドの由来です)と小さな工房にてスタートした【Settefili Cashmere/セッテフィーリ・カシミア】。”今季、意識したのは、地味になりすぎない大人が着るシックなニット。もう没個性とは言わせません” をテーマにバイイング。その中の一つが「ウール・カシミア・ビスコース ケーブル編みタールネックセーター」。

カラーサンプルから桑の実色のマルベリーが目に飛び込んできたのです。ただ、この色を選んだきっかけが、

このシーンなんです。BARENA/バレナの展示会で、やろうか、やらまいかと悩んでいたCINI venezia/チニー ベネチア。この日の出張でジュニアが着ていたパープルのニット。あまりにもよく似合っていたので、同じ血を引く父と子なら、きっと似合うはず。そんな対抗心?から、セレクト。ただ、後で思えば、彼は母親譲りの色白顔でした。

ご案内ブログは、10月2日。MooRER/ムーレーとの二部作でご紹介していました。その時の写真が、こちらですが、案外似合っておりました。本日も確認済み。「お似合いですよ」の一押しで購入してしまいます。

同じ日のブログです。色違いのブラックもご用意しています。

マルベリーより一足早く入荷したブラック。9月7日のブログでした。”自由気まま”とはいえ、責任と義務を伴う自由です。”気まま”とは、他人が関係する”わがまま”と違い、自分の気持ちを大切にすることです。社会生活同様、モノも同じで、安易なものではなく、きちんと裏付けられた質の高いものでなければなりません。

最高級の素材を使って、熟練した職人と稀有なスイス製ヴィンテージ編立て機で生み出された【Settefili Cashmere/セッテフィーリ・カシミア】のニット。いつのまに本物を知る人々の手によって、大切に提案されるようになりました。知名度の広がりを推し進めた背景には「良い商品を適正価格で提供したい」。そんな基本理念が提案する側、求める側に伝わったからでしょうか。自由気ままな甘い生活を送るのにふさわしいニットと言えます。

 

※Cachette MENS 情報

JOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーのタートルネックはご案内済み。あとはSUGURU SHOPへの掲載作業を待つのみです。

積み上げられたタートルネックはWILLIAM LOCKIE/ウイリアム・ロッキー。ジュニアが着ていたパープルのタートルも同ブランドです。今季、どうやらセレクトしていないようです。まだまだご紹介していないアイテムが沢山あり。羨ましい限りです。例年以上に寒くて長い冬の防寒対策にお役立てください。

 

 

 

CATEGORY

本日のお勧めドルチェヴィータは、ZANONE/ザノーネの5ゲージとフレックスウール。どちらも日持ちいたします!!

平日にもかかわらず、いつも以上に賑わいを見せた昨日。皆さん、ボーナスを握りしめてお目当の商品に一目散。30歳前後の方が多く、久しぶりに新旧のファッション事情を語らせていただきました。

昨日のブログに載せるために撮った写真です。HERNO/ヘルノのジャケットのインに着ているのは、現在スポットを当てているドルチェヴィータ。ZANONE/ザノーネの5Gタートルネックです。参考までにパンツですが、来季は高嶺の花になりそうなウールパンツ。予算があれば、ぜひこの機会に。穿いているのは、INCOTEX/インコテックスのチェック柄パンツです。

15年以上、毎回セレクトを繰り返していると、次に何色を選ぼうかと大いに悩みます。ただ、私が持っている色目がブラックとダークネイビー。上の写真でいえば、左端のブラックのみなんです。そうなると、もう少し色を足したい、そんな自分都合でのバイイングです。

個人的に気になるのが、少し明るめのネイビー。

今季、「CHIOTO/キョート」でセレクトしているネイビーと比べてください。ただ、写真は光の当たり具合で、どちらも実際より、白っぽくなっています。

蛍光灯の下ですと、色調の違いはこんな感じです。私が所有しているドルチェヴィータは、今季「CHIOTO」でご提案している左のダークネイビー。パンツやアウターなどブラックと合わせた際、ダークネイビーでは色が重すぎますが、このぐらいのネイビーになると不思議と馴染んでくれます。同じ青系でも色調によって合わせ方の幅が広がるのです。

昼間ご来店されたI様。グリーンが気になるねと話が盛り上がり、Rencontrant/レンコントラントのクルーネックをお持ちになられました。余裕があれば、手に入れたいグリーン。かつてはネイビー以上に好きなカラーでした。

CINQUANTA/チンクアンタのムートンジャケットにも合わせておりました。モノの良さを知っているだけに色違いで揃えたいドルチェヴィータです。

渋さを出そうと思つたら、こんな顔になってしまいました。まだ目覚めぬ開店前です。

本日、私のドルチェヴィータはスーツ合わせです。実は一大決心をしまして、これからはもっと売り場に出ることにしたのです。ある方からのアドバイスなんですが、なるほどと共感することが多く、心を入れ替えた次第です。ということで、フラフラできないスーツかジャケットスタイルで仕事をすることにしました。

着ているのは、FILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティスのウール・シルク・カシミア 。現在の代理店ではなく、代官山のマンションの個室でひっそり女性からバイイングしていた頃のモノですので、色違い共々、5年ほど着ているでしょうか。ウールオンリーと違い、シルクが入ることでしなやかな着心地です。

そして一押しのZANONE/ザノーネの「flex wool 」。来季、さらに値上がりしますが、価値のあるニットだけにセレクトは諦めません。狙っているのは、こちらは右のダークネイビー。ブラックに近い色です。

左は、本日、私が着ているものと同じFILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティスのブラック。かすかに青みがかかっているのがお分かりになるかと思います。寒がりな私は、これからの寒い時期に必要なドルチェヴィータ。ただ、自由気ままではなく、皆様のワードローブの充実に役立てるよう、黒子に徹しなければいけません。そうなるとダーク系のハイゲージニットは必要に。なんて、言い訳しながら、購入理由を探しているスグルシニアでした。

彼は、どんな思いでドルチェヴィータ、いや、彼が着ているのはイタリアブランドではなく、英国ブランドなのでタートルネックです。TAGLIATORE/タリアトーレのダブルブレストスーツを粋に着こなして、何を思うのでしょう。

ナグラさんの着ているJOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーの24Gタートルネックにつきましては、近日中にCachette MENS ブログにてご案内させていただきます。もうしばらく、お待ちください。

 

 

CATEGORY

継承の意味を持つヘリテージ。ただ、今回が最初で最後のHERITAGE/ヘリテージのご案内になるかもしれません!!

「プレセールしますか?」のお問い合わせに「今、プレコレクション中ですよ」なんて、会話にならないやり取り。来季のことで頭がいっぱいになっており、混同してしまいますが、今の所、年内のセールは考えていません。「年明けは?」「いや、それも考えていないんですよ」としかお答えできない状況です。お許しください。

昨日、ご紹介の【HERITAGE/ヘリテージ】。早速、ご注文をいただき、ありがとうございます。本日は同素材のクルーネックをご案内していきますので、お付き合いください。

タートルネックは5色でしたが、クルーネックはミディアムのブラウンとグレイの2色です。

まずは、私物の白シャツ(GUY ROVER)に合わせて着てみました。ゲージが高すぎると、インにきたシャツが表に響いてしまいますが、この厚さのニットなら問題はありません。着用シーズンが長いのも魅力です。

枯淡の美学とでもいうのでしょうか。中間色のブラウンとグレイの”わび・さび”を感じさせてくれる色合いは、派手さのない奥行きのある雰囲気を持ちます。

この後、この組み合わせで撮影を予定しておりましたが、相変わらず慌ただしいカシェート。ナグラさんは休みでジュニアに頼むつもりでしたが、接客が優先。明日、またコーディネートでご紹介します。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。

MODEL: メリノウールハイゲージクルーネックセーター
SIZE: 46 ・48・50・52
COLOR:ミディアムブラウン・ミディアムグレイ
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥22,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

ドルチェ・ヴィータ特集するためのイメージ画像。頼んだ相手は、タカイ。さすが、見つけてきましたね。MP di Massimo Piombo/マッシモ・ピアンボのLOOLBOOKから拝借した上の写真。やはり女性でした。まさに彼もすけべ、いや失礼、ドルチェ・ヴィータでした。

ご案内ブログは、11月18日。タイトルも

“気ままな自由な生活”がふんだんに編み込まれた【MP MASSIMO PIOMBO/マッシモ・ピオンボ】の「鹿の子編みタートルネックセーター」です!!

でした。軽くて暖かいドルチェ・ヴィータです。巻き戻して、ぜひお読みください。

創業以来、最も多くのドルチェヴィータを揃えております。どうぞ”自由気ままに”お選びください。

CATEGORY

HERITAGE/ヘリテージの自由気ままなドルチェヴィータ。初登場で最後になるかもしれません!!

寒かった東京。月火と向かったのは、2023年秋冬の展示会。いつもながら商品サンプルや生地見本との格闘ですが、今回、さらに価格との戦いです。値上がりはやむ得ないとして、その値上がり幅です。中にはオーダーできないブランドもあり、バイイング作業はスムーズにはいきません。展示会場を後にする私の背中の丸み。冷たい風のせいだけではありません。そんな丸まった背中を伸ばすため、出勤前に出かけた近場の温泉。天然ラドンの源泉でとりあえず体を伸ばしてまいりました。

温まったところで、本日のご案内です。今季、初の取り扱いになる【HERITAGE/ヘリテージ】。1960年にイタリア・ボローニャで創業。すべての生産工程を自社工場で一貫することで品質管理を徹底している数少ないファクトリー。ハイブランドからの信頼があつく、OEM生産も数多く行っていました。現在、Drumohr/ドルモアを有するCIOCCA社のブランドとしてコレクションされています。

“上質なハイゲージのタートルネックを、夏のTシャツやポロシャツのように気軽に楽しんでいただきたい” そんな思いでセレクトしたタートルネック。JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレーの24ゲージ(未公開)に似た質感です。

今季、人気のボトルグリーン。FEDELI/フェデーリのタートルネックもサイズ44が残り一点とグリーン系に人気が集まっています。色合いはフェデーリの後染めに対して、【HERITAGE/ヘリテージ】は糸染めと深みのあるグリーンです。

合わせたレザーはCINQUANTA/チンクアンタ、パンツはBorelio/ボレリオ、靴は横着して私物のスニーカーです。

コーディネートを明るく、華やかに魅せるオフホワイトのタートルネックです。コントラストをつけてもつけなくても、スポーツ、モード、クラシコとどんな雰囲気のものとも合います。ちょうどTAGLIATORE/タリアトーレのオフホワイトがサイズ欠けしていただけに良いタイミングでの入荷です。

合わせたアウターはmonção/モンサオ、パンツはBorelio/ボレリオです。

今季、注目したのが、ボタン数の少ないアウター感覚で着ることのできるローゲージのカーディガン。若者には受けていますが、オジさんにはまだ早かったかも…なんて、だいたい一年遅れで要望されるのは、いつものこと。慣れっこです。パールグレイのタートルでコントラストをつけない柔らかなコーディネートです。

合わせたニットは FILIPPO DE LAURENTIIS/フィリッポ デ ローレンティス、パンツは最後のお値打ちパンツBolelio/ボレリオです。

ゼニスブルーというのでしょうか。やや紫がかったブルーは女性受けしそうな、いや綺麗な方がきているイメージの色です。他の色と比べると、少し大きさを感じます。サイズを下げても良さそうです。

合わせたジャケットはLARDINI/ラルディーニ。このシャツタイプは今季限りとなります。パンツはBorelio/ボレリオ。次に手の出せないパンツになりそうです。

どこまで上がるMooRER/ムーレー。若者にも人気のハイブランドに成長しました。余談です。毎年、どこかのブランドでご提案している定番カラーのブラック。大人のオトコを演出するには最適な色合いでしょうか。糸の太さや素材違いで持っていると便利です。

合わせたアウターはMooRER/ムーレー、パンツは私物のBorelio/ボレリオです。夢のような価格になりそうです。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。

MODEL: メリノウールハイゲージタートルネックセーター
SIZE: 46 ・48・50・52
COLOR:ボトルグリーン・オフホワイト・パールグレイ・ゼニスブルー・ブラック
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥23,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

タートルネックのことをイタリアでは”ドルチェ・ヴィータ”と呼びます。映画『甘い生活』の原題に由来するとか諸説ありますが、直訳は「甘い生活」。その言葉から受ける印象は、自由で気ままなハッピーライフ。そんな生活に憧れる私としては、以前からセレクトに力を入れておりました。今季は特にです。カシェートのブランドを合わせますと、かなり見ごたえのある品揃えとなっています。寒さ厳しい師走。長く続く冬の時期に、一つの温もりアイテムとしてご提案させていただきます。

CATEGORY

PAGETOP