飛び入り参加のスグルシニアです。ジュニアが大物ニットの掲載準備をしている間、軽い口調でご紹介するのが【WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキー】のニットです。スコットランド南東部ボーダーズ州ホーウィックで1874年に創業した老舗のニットメーカーになります。140年以上ファミリー経営を続けており、私たちの34年の歴史なんて比べものになりません。

軽やかにいきたいと思う端から、色合いに問題が。オーソドックスな杢グレイの色がライトに。チャコールは良しとして、一番下のダークブラウンの色目がわからない。コーディネート写真とSUGURU SHOPで修正しますので、この場はお許しください。

ラムズウールの定番クルーネックラグランスリーブですが、日本には、いや世界にもない、唯一無二のニットかもしれません。というのは、カシェートの別注モデルだからです。

本来は、消耗の激しい肘部分を補強するために付けられたエルボーパッチ。狩猟用のシューティングジャケットについた胸当てのガンパッチと同じような役割を果たす布ですが、実際は機能的というよりデザインとして付けられています。アメリカのアイビーや英国調のカントリースタイルが気になる今、トレンドとして取り入れるのも面白いかもしれません。

ただ、私、シニアの年代になると、いや、クラシコイタリアの影響を受けている方々が受け入れるには、ややトラディショナルな匂いが強すぎるかもしれません。そこでデニムに合わせてスウェット感覚でさらりと着るコーディネートをお見せしようかと、上の写真に見るJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンのコーデュロイ5Pパンツに合わせてみました。

いかがですか。デニムにスニーカーを合わせ、Tシャツにさらりと被れば、今までの風景を見ながら、新たな世界に入り込むことができるはずです。

またモテようとしていませんか？の声が聞こえてきそうですが、このエルボーパッチ。かわいい!!なんて女性受けしそうです。ただ季節がさらに進めば、インにシャツを着たい。特にニットのシャツ合わせは、スリッポンから紐靴に流れがきているように意識しておいてほしい組み合わせです。

CORDINGS/コーディングスのチノパンツ(未公開)に穿き替え、インにJames Mortimer/ジェームズモルティマーのシャツ(未公開)を着て合わせると、雰囲気はずいぶん変わります。まさにトラディショナルな組み合わせです。

チノパンツはそのままにシャツをタッタソールに変えてみました。このシャツも未公開のCORDINGS/コーディングスとまだまだブログ紹介していないアイテムの多いカシェートです。

カシェートの世界です。手に持ったアウターは新入荷のBarbour/バブアー。やっと入荷してくれました。ジーンズにスニーカーとスポーティーなスタイルから、男の服飾のルーツである英国スタイルにと幅広く使っていただける【WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキー】の別注ニット。ずいぶん、価格も抑えさせていただきました。

いつもより早く冬の足音が聞こえてきそうな今季。新しい世界を見ながら、早めの冬支度を始めてください。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、杢グレイ、チャコールグレイはサイズ38を、ブラウンのみ40をややゆとりを持って着用しております。

MODEL：エルボーパッチ付きクルーネック別注ニット
SIZE：36・38 ・40・ 42
COLOR：杢グレイ・チャコールグレイ・ブラウン
MATERIAL：ウール100％
PRICE：￥28,000(本体価格)＋税

＊こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。