スグルシニアです。新しくなったCachette MENSのブログを担当するのは、これで2回目でしょうか。店頭での動きが早く、着用サイズがないからと任されたブランドは、フランスのカットソーブランド【Le minor/ルミノア】。セントジェームス、オーシバルと並んで、バスクシャツの御三家と呼ばれています。
フランスとスペインにまたがるバスク地方にて誕生したとされるバスクシャツ。もともとは漁師や船乗りの仕事服として生まれ、後にフランス海軍の制服としても採用される由緒正しきマリンアイテムです。ブランドについては、ジュニアが詳しくご案内させていただいた、こちらのブログを読んでみてください。
セレクトは生成りベースにネイビーの定番ボーダーと、ネイビーベースに生成りと一箇所のみレッドのボーダーを引いたパネルボーダーの2モデルです。バスクシャツ愛好家からすれば、「持っているよ」と言われるかもしれませんが、意外と持っておられない方が多いのが、私どものお客様。なんせ、ここしばらく、イタリア中心のセレクトだっただけに、私も含め、頷ける話ではないでしょうか。
ボートネックは濡れた際にも脱ぎやすく、短めの袖丈は袖口の水濡れや作業時の器具への引っ掛かりを防げる(このモデルはやや長め)。そして横縞のボーダー柄は、海に転落した際に目立ち発見しやすいため取り入れられたともいわれています。
右を向いても左を向いても、猫も杓子もボーダー柄ばかりと、かつては敬遠していたボーダー柄。しかし、きちんとしたルーツを知り、各ディテールにも意味があり、タフで実用的なワークウェアであり、ミリタリーウェアでもあることを理解すれば、ワードローブに入れたくなるのが、本音です。そして、どうせ所有するなら、数はいらないから本物が欲しい。そんな個人的な思いに添えば、この2モデルがさらに魅力的になってきます。
インナーのアクセントとしても使い勝手の良いボーダー柄。ただ、ここはシンプルにコーディネートしてみましょう。
ミリタリーの色を出すなら、やはりオリーブグリーンのパンツ(Borelio)。足元はスニーカーでなく、ヴァンプローファー(CROCKETT&JONES)で、ゆるすぎないように全体を整えました。
マリンスタイルを意識するなら、ホワイトのパンツ(Borelio)は欠かせません。足元はクラークスのワラビー(私物)で英国の香りをプラスしてみました。
モデルは身長175㎝、体重63kg、胸囲91㎝で、サイズ2を着用しております。
MODEL:ライトウエイトボーダー柄バスクシャツ
SIZE:1・2・3
COLOR:オフホワイトベース×ネイビーボーダー
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥14,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
MODEL:ライトウエイトボーダー柄バスクシャツ
SIZE:1・2・3
COLOR:ネイビーベース×オフホワイト×レッド
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥14,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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