太陽の日差しのないどんよりとした天気。風の音だけ聞いていると、まるで真冬の木枯らしのようです。少し前のあの暑さが嘘のような急展開の季節。どんどん秋が短くなってしまい、春夏秋冬の四季が春夏冬の三季に。いや、さらに夏と冬だけになってしまわないかと心配しています。
バッグ難民でした。お気に入りのCHAMBORD SELLIER/シャンボール・セリエのショルダートート。10年ほど使っていましたが、2年ほど前から内側が破れ、直し直し使っていましたが、諦めることにしました。代わりに使っていたイントレチャートのバッグは夏向き。そろそろ新しいパートナーを見つけようかと、悩んだ末に選んだのが、同じCHAMBORD SELLIER/シャンボール・セリエの「BUSSE」シュリンクレザーLAGUNトートバッグ。ブラウンに決めました。
決め手は過去のブログ。時々、振り返りながら手落ちはないかと確認するのが習慣。この二つの写真を見て、今のライフスタイルに合うのはどっちのバッグ? 出張用は別にあるだけに、日常使い。上の2WAYショルダーも考えましたが、左肩の筋を痛めており、重いのはダメ、入れるものはメガネケースと長財布、小銭入れ、名刺&カードケースなどの小物が中心。そうなれば、自ずと選択肢は限られてきます。先日の休み。バッグの整理をしていたら、ボストンの山ができるほど。以前は大きめなバッグが好みでしたが、今は実用的なものをと思うのは、年齢のせいもあるのでしょうか。大型犬から小型犬になったような、そんなバッグ選びでした。
撮影をしたのに、すっかり忘れていたのが、この写真。ご紹介は【PT TORINO/ピーティートリノ】のパンツです。合わせたジャケットはCIRCOLO/チルコロ、ニットはDrumohr/ドルモア、靴はDOUCAL’S(デュカルス)です。
ブラウンとブラックのハウンドトゥース柄ストレッチウールパンツです。ハリコシのある毛羽のないクリーンな表情を持ちます。
昨年の秋冬シーズンから登場した「MASTER FIT」は定番モデルの「SUPER SLIM FIT」をアップデートさせたモデル。安定感のある股上にプリーツの入ったやや余裕ある腰廻りと膝付近からしっかりとテーパード感あるシルエットが特徴です。また、裾はアンフィニッシュではなくダブル仕様。好みによってシングルに変更もできます。
先日、ご案内させていただいたコーデュロイパンツとフィットモデルは同じ、ただ、ノープリーツと裾の仕上げについては異なります。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:「MASTER FIT」ストレッチウールハウンドトゥース柄パンツ
SIZE: 44・ 46 ・48 ・50
COLOR:ブラウン×ブラック
MATRIAL:ウール95%・ポリウレタン5% 裏地:アセテート100%
PRICE:¥55,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
撮影したことを忘れていたことで、コーディネート写真が余ってしまいました。せっかくですので、このパンツを使った他のコーディネートをご覧ください。
撮影場所はカシェートテラス。カメラマンはジュニアです。合わせたジャケットとニットはTAGLIATORE/タリアトーレ、靴はジュニアの私物JOSEPH CHEANEY/ ジョセフチーニーの「WALTER」スエードシングルモンクストラップ。足のサイズは私の方がほんの少し大きいのですが、馴染んでいるせいでしょうか、ジャストサイズで気持ちの良い履き心地。そのまま履いて帰ろうかと思うほどです。同ブランドのローファーも履き馴染んだ後のフィット感は心地よく、どうも私の足に合うようです。
もうワンコーデ。合わせたレザージャケットはEMMETI/エンメティ 、ニットはDrumohr/ドルモアを使っています。
ニットのインに私物のシャツを着ていますが、注目していただきたいのが、カシェートで展開しているA Piece of Chic/ ア ピース オブ シックのスカーフ。Stefano Cau/ステファノカウのネッカチーフが品薄だけに気になる存在です。
ハウンドトゥースのブラウン、ブラックの色を拾っての基本コーデ。ただ、このボルドーとの組み合わせも素敵です。他にベージュ、グレイ、オフホワイト、ネイビーでもと、柄の奥行きがあるだけに無地よりも使いやすいパンツと言えます。また遠目には無地に見え、柄の大きさや組み合わせによってはパターンオンパターンの組み合わせも可能です。さらに毛羽の無さも魅力。春先まで使えるパンツとして重宝するはずです。
天気が悪かったせいもありますが、室内で撮る写真とは、ずいぶん見え方が変わります。幸い、今日は太陽の日差しもなく、服の質感が綺麗に出ています。今後、外での撮影が増えそうですが、さらに季節が進めば、寒くて震えながら…になるでしょうね。
© GLORY GUY