Clothes to You

GLORY GUYS

中性的な雰囲気を持つ【Blu Bre/ブル ブレ】のモックネックセーター。合わせるアイテムで雰囲気は変わります!!

刻々と変わる天気。予報では、朝から降り続いている雨は午後には止み、夜には晴れるとなっていたのに、3時のおやつタイムが過ぎても一向に止む気配はありません。それどころか、一段落して、北側にある事務所の扉を開ければ、強風に煽られたみぞれ混じりの雪が舞い込んできます。これから一気に気温も下がり、寒さ厳しい週末を迎えることになりそうです。そんな悪天候の中、午前中から、お客様が途切れず、師走らしい忙しさです。ブログをご覧になられ、目的を持ってご来店される方がほとんどで、買うなら今!!  そんな思いで買い物を楽しんでいかれる姿に頭が下がります。日々、ブログを書き続けていたことが報われる瞬間です。

上の文章は、昨日の前置きです。この後、ブログを更新する時間がありませんでした。

今日の天気は予想通り、最高気温4°Cと真冬の寒さ。風もあり、撮影が終わってからも、体が凍えております。

本日のご案内は、クルーネックでは寒いけど、タートルネックが苦手と言われる方にお勧めのモックネック。どこのかといえば、日本のニットブランドVandori(ヴァンドリ)が展開するセカンドライン【Blu Bre/ブルブレ】。「Blue and Breeze/青い風」を意味します。実は、ある代理店さんから販売を依頼されたカシェート。英国ニットの横では馴染まず、グローリーガイに引き取ることにしました。

イタリアでは女性の着るアイテムと位置付けている節もあり、私の記憶では、モックネックを着たイタリア人はみたことがありません。ただ、日本ではなぜか人気があるようです。中性的なところが受けているのでしょうか。私が唯一、バイイングしているのは、PHIL PETTER/フィル ぺターですが、こちらはカットソーに近いデザインです。

グレージュは、まずは無難にチェック柄パンツとネイビージャケット(De Petrillo)を羽織ってみました。

レグホーンは、もっと雰囲気を出したいと、サファリジャケット(De Petrillo)を。昨日、お得意様と盛り上がったジャケットです。仕事で着ておられたのはフランネルのネイビージャケット、インにはネイビーのポロニットにグレイのバーズアイ柄パンツ。これから友人との食事会にいかれるようですが、どうも仕事の延長のようで気分が華やがない。ならば、私の出番です。ちょうど修理から戻ってきたグレイフランネルのパンツがあるなら、穿き替えていただき、ニットをチャコールグレイのハイゲージタートル(ZANONE)に合わせ、このジャケットを羽織っていただきました。「いかかでしょうか?」「いいね。そのまま着ていくよ」なんて、おかげさまで、とてもいい仕事をさせていただきました。T様、いつもありがとうございます。

調子に乗ってしまい、色違いのオリエンタルブルーも同じジャケットで。

ついでなら、アップで。「案外、いいじゃん!! モックネック、イケてるね」…でした。

寒さ堪えて、撮影続行です。ジャケットをブルゾン(VALSTAR)に変えてみました。

肝心の着心地ですが、寒すぎて…。改めて室内で着直せば、カシミア・シルクのとろけるような肌触り。程よくゆとりもあり、丸みのある優しいモックネックセーターでした。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズMを着用しております。

MODEL:カシミア・シルク モックネックセーター
SIZE: M・L
COLOR:グレージュ・レグホーン・オリエンタルブルー
MATERIAL:カシミア70%・シルク30%
PRICE:¥48,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

余談です。全体のコーディネートを考える際、もっとも重要なのが、ボトム。一般的にはパンツ。イタリアではパンタローニ、英国的にいえば、トラウザースです。特に膝からのシルエットは大きくイメージを変えます。ワタリはゆったりしていても膝からキュッと細くなった乗馬服や軍服などはその例で裾が邪魔にならないように細くなり、スポーティーな印象です。逆に渡り幅を取りながら、裾にかけてストレートに落としたシルエットはエレガントに見せます。かつての英国服を見れば、ワイドに近いストレートなシルエットは懐古趣味になりますが、イメージしやすい例です。今回、コーディネートで選んだパンツは、イタリア・サルト界の巨匠ルイジ・ダルクオーレ氏が立ち上げた【DALCUORE/ダルクオーレ】。ナポリスタイルを愛する人たちの憧れのブランドです。

今季、ウール素材でもオーダーしておりましたが、全てキャンセルになってしまいました。かろうじて入荷があったのが、コットンツイルのパンツ。ストレッチ素材を入れずに天然素材だけを使うのも魅力です。極端なテーパードではなく、どちらかといえばストレートに近いシルエットになります。ちょうどご紹介する際にも、ペトリロのサファリジャケットを合わせていました。偶然です。

なぜ、ここで【DALCUORE/ダルクオーレ】のパンツに注目するかといえば、2023年秋冬のオーダーが難しそうなんです。詳しくはいえませんが、イタリア側の事情です。仮にオーダーできたとしても、価格が全く合わず、今の値段ではご提供できません。特にウール素材の値上がりは、想像以上です。そこで、もし気になられる方が、あるいはすでにファンであられる方に、ぜひこの機会にお勧めしておかなければと、そんな思いで取り上げさせていただきました。

医療関係のお客様に人気の【MAJESTIC FILATURES/マジェスティックフィラチュール】。引き続き、ポップアップを継続していきますので、ご活用ください。

これからの寒さ。モックネックでは心もとない。そう思われる方には、Cachette MENS ブログをご覧ください。

※年末年始のご案内です。

年内の営業は30日(金)まで、年明けは3日(火)より通常通りと例年と変わりません。

年末年始ののセールは予定しておりませんが、現在、お買い上げの方に年末年始恒例の福引の抽選券をお渡ししております。抽選会の期間については、休みを除いた12月28日(水)から1月5日(木)となります。

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