カミさん曰く、お尻のアザは随分と薄くなったとのこと。ただ、転倒した際に強打した膝がまだしっくりきません。特に階段。引きづるほどではありませんが、違和感は残ります。年内の展示会、年明け早々の海外、戻ればまた東京へと体力をつけないと辛いのは自分。ストレッチとスクワットを入念にし始めた今日この頃です。
ご案内の前に、
昨日、タカイからご紹介させていただいたHERNO/ヘルノのスエードサイドゴアスニーカー。フルサイズでご提案できないのが残念ですが、キャメルの41がマイサイズ(クロケットやパラブーツは7.0あるいは7.5)。本日のご案内で使うつもりでしたが、外での撮影。ホワイトソールですので、諦めました。
ご紹介させていただくのは、今期より展開することになった【CAMPLIN/カンプリン】。ピーコートに次いでダッフルコートをご覧ください。
ダッフルデビューは16歳。当時、妹が愛読していた少女漫画雑誌”りぼん”の看板作家として活躍されていた陸奥A子さん。彼女の代表作「たそがれ時にみつけたの」。登場する” アイビー・ルックを着こなした背の高いメガネ男子” に憧れた少年スグル。ダッフルコートにチャッカーブーツ(デザートブーツ)は当時の私のユニフォームのようなもの。色はチャコールグレイでした。
少し大人になって影響を受けたのは、映画”愛の狩人”。ジャック・ニコルソンがネイビーで、アーサー・ガーファンクルがキャメルでした。カシェートは、INVERTERE/インバーティアのネイビーカラーのダッフルコートをご紹介しております。
そして、現在、大人になった私スグルがセレクトしたのが【CAMPLIN/カンプリン】のダッフルコートです。出自は英国でも、現在はイタリアブランド。ミラノから列車に乗って、終点サンタ・ルチーア駅へ。改札を出てみると、目の前には、まるで絵葉書のような美しい風景。イメージしたのはヴェネツィアの”空と海”です。エクリュとマリンブルーの二色をセレクトしました。
素朴さを大切にしながら、地味にならない、華やかな雰囲気を漂わせるエクリュのダッフルコート。コントラストをつけずに、同トーンのグレイパンツで合わせるとさらに優しいコーディネートが出来上がります。
アクセントになるチェック柄マフラーを外せば、のぞくのは、ケーブル編みのモックネック。潮騒の香りを漂わせるVゾーンです。
先にご案内のピーコート同様、軽さと滑りの良さ、そして保温性を高めてくれる中綿入り。フロントダブル仕様。トグルと内側についたジップ留めで冷たい風を遮断します。
ピーコートには青と赤のインパクトのある裏地がつきましたが、こちらは同色で控えめ。両胸サイドにジップ付きポケットが装備されています。
マリンブルー、ロイヤルブルーといっても良いかもしれません。鮮やかなブルーですが、質感のあるメルトン生地であれば、主張しすぎることはありません。
足元はいつものアレをと考えましたが、たまには違うチャッカブーツをと同色で合わせてみました。
横着をしました。決して怪しい人ではありません。ちゃんと人の目のないところで広げております。
ブラック合わせのできるマリンブルーですが、このニットの良さをお知らせしたく、ネイビーのタートルネックを合わせました。現在進行中の「カシミアオーダー会」のサンプルになっている7ゲージです。12ゲージのカシミア独特の柔らかさはありませんが、しっかり目の詰まった温かみのある、個人的にオーダーしたいと思っているニットです。
モデルは身長175㎝、体重61㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。
MODEL:ダッフルコート
SIZE:46・48・50
COLOR:エクリュ・マリンブルー
MATERIAL:表地:ウール70%・ナイロン30% 中綿入り:ポリエステル100% 裏地:ポリエステル100%
PRICE:¥135,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
カシミアならお任せください!! と企画した オーダー会。24日(日)までとなります。皆様の意見を聞きながら、継続していきたいイベントです。見て触るだけでも価値はあります。ぜひ気軽にご参加ください。
詳しくは、こちらからご覧ください。
予報通りの寒さです。これからさらに気温は下がり、明日の最低気温は4度。今夜は暖房を入れて寝ようかなんて、真剣に考えています。
本日のご案内です。
お気に入りのニットにジャケット。羽織ったのが、今期より展開することになった【CAMPLIN/カンプリン】。
“1800年代におけるCAMPLIN家はイギリス海軍に制服を供給する御用達メーカーでした。
当時、英国海軍の下士官は下級兵と同じ軍コートを着ていましたが、彼らは区別するための独自のコートを必要としていました。 そこで、CAMPLINはコートと同じ重要なスタイルを持ちながら、動きが実用的で簡単なオーバージャケットのアイデアを考案し制作を担う事になったのです。 そして、そのコートは「PETTY OFFICER(下士官)」の頭文字から「P-COAT」と呼ばれるようになりCAMPLINはP-COAT発祥のメーカーとして今日まで受け継がれて来たのです。 ボタンホールの裏側などに配されているグリーンとブルーのグログランテープは、貢献のあった民間企業として海軍総司令部から与えられた勲章に付いているリボンを象徴化したものです。 近年はイタリアの企業が経営を担い、よりモダンなコレクションを展開しています”
インナーをアランニットに着せ替えました。
“寒冷地の活動ではコートの下に何層もの衣類を重ね着して寒さを凌ぎます。そうするといわゆる着ぶくれでコートの前ボタンを留める事が困難になります。
そんな時はヒモをロープ状に編んだ物を写真の様に使用して前の開きを留めていました。これを「CORDAGE(コーデージ)」と呼び、下士官達は永い航海の間に自分のコーデージを編んで各々が使っていたと言われています。今でもCAMPLINのアイコンとして製品に配されています”
早速、試着してみましょう。
出自は英国でも、現在はイタリアブランド。ディテールは本格的でも予想通り、軽い着心地です。オヤジが、いやタウンユースで着るには、保温性も大切ですが、軽さも重要なポイントになります。
軽さと滑りの良さ、そして保温性を高めてくれる中綿入り。青と赤の切り替えも愛嬌があります。右胸、左腰にジップ付きポケットが装備されています。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。
MODEL:「P-COURT」ピーコート
SIZE:46・48・50
COLOR:ネイビー
MATERIAL:表地:ウール70%・ナイロン30% 中綿入り:ポリエステル100% 裏地:ポリエステル100%
PRICE:¥120,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
こんな着方はいかがでしょう。参考ままでに、合わせたニットはDRUMOHR/ドルモア、カットソーはMAISON CORNICHON/メゾンコルニションです。穿いたパンツは、この後、カシェートメンズ情報でご紹介いたします。
同じ数だけオーダーしましたが、ブラックベースの方が先に完売してしまいました。冬に向かう秋展開だけに濃色が人気。ただ、12月になると不思議と明るい色合いに目がいきます。これは、クリスマスやお正月の華やかなイベントのせいでしょうか。インナーを明るくしたい、そんな気分に変わります。
私スグルの気分なんでしょう。この冬はアランセーター に注目しています。編み柄が空気を含み、無地より保温性が高く、表情豊か。編む人の工夫によって個性的な柄を生み出し、夫や恋人が大切な人への想いを込めて編んだフィッシャーマンセーター。11月11日のブログで取り上げたのも、そんなロマンティックへの憧れがあってのことです。
ここからは、Cachette MENS 情報として、ワンブランドご紹介させていただきます。
ブランド名は【Au Vrai Chic Britain/オーブライシック】。2017年にスコットランドのファクトリーブランドとしてスタート。エージェントのS氏のリクエストで作られたボトムコレクションです。本来なら、カシェートメンズブログでご紹介させていただくのですが、参考になる着用モデルがいない。問題は股下が短いのです。そこで最もイメージしていただきやすい私スグルシニアの登場となったわけです。
デザインモデルは前回と同じ、フロントはスナップボタン留めのジップフライ。内側ドローコードのバックシャーリングタイプ。ドローコードを仕舞えば、ワンプリーツのトラウザースになります。バックは両サイドにフラップ付きパッチポケット。両サイド、スナップボタン付きと変わりません。セレクトカラーは分かりやすく、オレンジ、オフホワイト、オリーブ、ブラウンの4色です。どの色も写真の色調よりワントーン低い渋めな色合いになります。
合わせたアイテムは?やや無精をいたしました。
オフホワイトで合わせたのは?こちらも無精をしております。
11月15日のブログ、カシェートメンズ情報に載せた【Barbour/バブアー】の「LIDDESDALE」30周年限定モデルキルティングジャケット。この後、店頭と通販でネイビーのご注文をいただきました。賛同していただき、ありがとうございます。
オリーブでも緑みの少ない色合いです。こちらは肌触り抜群のジョン・スメドレーの30Gシーアイランドコットン タートルネックニット に贅沢にも同じスメドレーの30Gメリノウール ジップアップニットパーカーを羽織っております。自宅から持ち出したのは、足元。随分年季の入ったブーツはParaboot/パラブーツのものです。
短くないですか?良く気がつかれました。他の色目はサイズ32をややゆとりを持って、こちらは32がすでになくサイズ30を穿いております。ウエストはジャストですが、短丈になってしまいます。夏に購入したリネン素材も同じで、サイズ32を選びました。
アランセーター と同様、今季、いや、昨年から気になっているのが、メランジのニット。個人的な気分かもしれませんが、この時期に気になるアイテムが次のバイイングに活かされるわけです。ファッションについては全くと言って良いほど、情報を入れない私スグル。グローリーガイのバイヤーとして、自分にとって心地よいスタイルとは何かを常に考えてのバイイング作業です。そういう意味では共感していただける方だけのメンズショップと言い切っても良いかもしれません。最近は、そんな心地よい服がカシェートに多いのが、悩みの種です。
いかがしたでしょう。素朴で温もりのあるコーデュロイ。気楽に楽しんでいただくには最適なアイテムといえませんか。
モデルは身長175㎝、体重61kgで、ブラウンはサイズ30、それ以外は32をゆとりを持って穿いております。
MODEL:ドローコード付き1P コーデュロイトラウザーズ
SIZE:28・ 30・ 32・34
COLOR:オレンジ・オフホワイト・オリーブベージュ・ブラウン
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥22,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、後日、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
康生通から一歩入った煉瓦造りの建物。かつて岡崎の中心だった康生界隈は、私の第二の青春時代を過ごした場所。今は何回めの青春、いや、ずっと青春ですので、20代の頃と言った方が良さそうです。この場所には、バンボリーネという洒落た喫茶店があり、よく通いました。よくある話で、改装してからは今ひとつ雰囲気が合わず、自然と遠のいてしまいましたが、他にも雑貨屋さんがあったりと人気のスポットでした。その半地下に2018年にできたビストロAoさんに初めてお邪魔しました。オーナーさんは、東京で修行。モデルも経験されていたというように8頭身の背の高い方でした。お会いした瞬間、「どこかでお会いしましたか?」なんて聞いてしまったほど、かつて一緒に働いていた増山君に似ている。そう感じたのは、私だけではなく、明日からの「カシミアニットオーダー会」をご提案してくださった大先輩のH氏。年恰好も佇まいも似ており、そのせいか親しみやすく、くつろいだ雰囲気の中、美味しい料理を堪能してきました。
本日は、昨日、中途半端のご案内となってしまった【ZANONE/ザノーネ】の5ゲージ モックネックセーターをご覧ください。
写真上は、昨年のブログから、パールグレイのサイズ48を。下は、今季入荷した同じパールグレイのサイズ46を着用しております。5ゲージシリーズについては、ワンサイズ上げてのご提案をしておりましたが、今季より身頃が広がり、サイズそのまま選んでいただけます。
今回、加えたのは、オフホワイト。モックネックのもつ優しい雰囲気によく合う色合いです。
つい袖を通してしまったのは、JAMES GROSE/ジェームスグロースの「DOVER JACKET」ニューシープスキン シングルライダース。これさえあれば、あとは要らないと、シングルライダースを一切オーダーしなかったグローリーガイ。「飾り気の無いミニマルなデザインですが、存在感のあるラグジュアリーなムードが堪らなく格好良くて、惹かれます」とカシェートバイヤーが賞賛するように、もともとモーターバイクに特化した歴史のある英国ブランドだけに、うわべのかっこよさだけではなく、中身のある熟練したライダースジャケットに仕上がっています。
ホワイトブラックのモノトーン合わせですが、ウールのボトムを選べば、モードになりすぎない、温かみのある優しいコーディネートが楽しめます。
ブラックです。上の写真は昨年、サイズ48を。今季はサイズ46でジャストサイズです。ローゲージのモックネックの使い方は、アンダーシャツに一枚で着ても、写真のようにシャツを合わせても様になります。一時期、タートルの下にシャツを合わせ。襟を出す組み合わせが流行りましたが、やや襟元がうるさく感じます。ニットだけでは不安という寒がりな方には、このモックネックは重ね着しやすく、襟元もスッキリします。
いかがでしょう。私のようにモックネックに慣れていない世代の方でも、インにシャツを合わせると抵抗なく着ていただけるはずです。クルーネックより上品に見え、タートルネックより襟元を軽く見せることから人気の出たモックネック。個人的にはハイゲージよりローゲージで揃えたいニットです。Drumohr/ドルモアでご提案しているアラン柄のモックネックも同じように使えますので、ぜひ見直してみてください。合わせたコットンパンツは同じスローウェアグループのINCOTEX SLACKSから選んでおります。
モデルは身長175cm、体重61㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。
MODEL:「MN」5ゲージ モックネックセーター
SIZE:44・46・48・50
COLOR:オフホワイト・パールグレイ・ブラック
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥52,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
カシミアならお任せください。明日16日(土)より24日(日)まで開催させていただくオーダー会です。詳しくは、こちらからご覧ください。
羨ましいことに、日々、通販サイトSUGURU SHOPにお便りをいただいている【Barbour/バブアー】の「LIDDESDALE」30周年限定モデルキルティングジャケット。
トレンドは繰り返されるのでしょう。かつて、グローリーガイ内にレディースがあった頃、展開していたのが「LAVENHAM/ラベンハム」のキルティングジャケット。ショート、ミディアム、ロングと様々なモデルが女性に人気でした。メンズに関しては英国カントリースタイルを目指す洒落者の目にとまり、様々なブランドで提案されていました。中でも好きなブランドが「HUSKY/ハスキー」。英国で誕生したブランドですが、イタリア生産に移行。現在はどうなっているのでしょうね。
残念なことに、文化として服飾を捉えることのできない日本。トレンドには必ず終わりがあります。気楽でリーズナブルなこともあり、スーツやジャケットの上に羽織るビジネスマンが街に溢れ出した時には、商売としては魅力的でしたが、セレクトするのをやめてしまった経緯があります。流行り廃りのないものとして、ライフスタイルのふさわしいシーンに取り入れていただきたいアイテムですね。
ちゃっかりコーディネート。グラフチェックのシャツ(Maria Santangelo)以外、全てカシェート商材です。選んだのは、ネイビー。クラシコスタイルに取り入れやすい色として選びました。
トータル化を計るカシェート。最近ではネクタイもバイイングしております。カモがモチーフのクレストタイ。どこで選んでくるのでしょうね。
少し前までは、グローリーガイで展開していた英国テキスタイルの歴史のなかでも最古級のファクトリー「Joshua Ellis/ジョシュアエリス」。現在はカシェートバイヤーによるセレクトです。
カシェート別注、WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキーのエルボーパッチ付きクルーネックセーター。昨日、ご訪問いただいた代理店のS様。かつてサンヨーベイカーに勤務されていた方で、来春、BAKER STREET/ベイカー・ストリートの再始動の話を聞いて、驚いたばかりです。驚いたのは、そのことばかりではなく、来年秋冬の価格。かなり企業努力されている代理店さんですが、さすがの円安、ポンド高。次の入荷が可能かどうかは、カシェートバイヤーの悩みの種になりそうです。
そんな状況下、気にかけていただきたいニットですが、下半身も気になりませんか。
個人的に編み上げブーツに合わせたいコーデュロイパンツです。どこかといえば【Au Vrai Chic Britain/オーブライシック】。代理店さんのS氏の股下に合わせたせいか、181センチのカシェートバイヤーには寸足らず。ナグラさんは丈詰めになることから、身長175センチ弱の私がモデルを務めたパンツブランドです。今回も私が案内役を買って出ていますが、ご紹介はもう少し先になります。全部で確か4色。色欠け、サイズ欠けしていますが、秋冬のパンツとして揃えておきたいコーデュロイのイージーパンツ。価格も2万円台とリーズナブル。気になられる方はぜひ店頭でご覧ください。
思ったより、ダメージを受けていたお尻なんて、転倒したことを引き摺っていてはいけません。思ったより寒く、日差しがあるとないとではこんなにも違うのでしょうか。そのせいか、思ったより忙しい日です。
書き出している今、外は真っ暗。5時半を回ったところです。19時より会合?がありますので、どれほど書けるか分かりませんが。進行していきます。
本日、ご案内しようと思っていたのは、【ZANONE/ザノーネ】のモックネック。立ち襟カーディガン、あるいはブルゾン型ともいう「CHIOTO/キョート」に代表される5ゲージシリーズから、最近、打ち出されているモデルです。今回、セレクトしたカラーは昨年同様のパールグレイとブラック、そして追加をかけたのが、オフホワイトです。
そして追加をかけたのが、オフホワイトです。写真がなくて申し訳ありません。
こちらの写真も昨年のものになります。改めて写真を撮りますので、本日はまずは入荷のお知らせです。
10月14日のブログ、Valstar/バルスターのヴィンテージレザージャケットをご案内させていただいた際に着ていました。
ご紹介が遅れた上に、すでに時間切れとなってしまいました。改めて、ご紹介していきますので、しばらくお待ちください。
11月16日(土)から24日(日)にかけてのイベントです。詳しくは、こちらからご覧ください。
こんにちは。GLORY GUYのタカイです。
8月に開催されたMaria Santangeloのパターンオーダー会。それから3ヶ月が経ち、皆さまからオーダーいただいたシャツがイタリアから届き始めたこのタイミングで、11月16日(土)からスタートする新たなオーダーイベントのご案内です。
今回の主役はカシミア。
世界でも一線級の最高峰クラスを誇るカシミアファブリックを使用した、様々なニットアイテムをオーダーいただけるイベントを開催します。
ご用意するのは、1887年創業、130年以上の永い歴史を紡いできた日本の老舗、「深喜(フカキ)毛織」のカシミア。深喜毛織は、カシミア製造業者の国際団体「CCMI」に加盟するカシミアの超名門テキスタイルメーカーです。
この団体は、極めて厳格な加盟資格を持ち、品質の高さはもとより企業の品格も重視されるとあって、加盟できているのは世界で20社にも満たず、そこに名を連ねているのも錚々たるメンバーでして、肩を並べるのは、皆さんもご存知のカシミアで有名なイタリアのL社やC社、そして英国T社など世界的テキスタイルメーカーたちです。
その団体に日本の毛織物メーカーとしては唯一加盟し、世界的な評価を得ているのが深喜毛織なのです。
そんな深喜毛織のカシミアは、良質な原料の産地である中国内蒙古(モンゴル)自治区に赴き現地で直接買い付けしたものを、自社の徹底した品質管理のもと、日本国内唯一の一貫生産工場によって生み出されています。実際にサンプルを手にしてみましたが、触れた瞬間にこれはモノが違うなと。柔らかさ、軽さ、編みの密度、正直驚きました。まさに繊維の宝石。原毛のクオリティの高さを感じていただけるはずです。
また、特筆すべきは圧巻のカラーバリエーション。その数、なんと157色。単色のキレイな発色から色をミックスしたメランジカラーまで、まさに宝石のようなカラフルな輝き。充実のラインナップでご用意しております。
そして、このカシミアを製品にするニッティング製法がまたスゴイんです。
5G(ゲージ)と7Gは手横編機(手動式横編機/ハンドフレームマシン)によって生み出され、職人が常に掛かりきりとなり、キャリッジと呼ばれる機械を手動で左右に動かして、一枚一枚、さらにはパーツごとに編み目の詰まり方やテンションを調整することにより、時間をかけじっくりと、糸に無理をさせず原料の良さを最大限に引き出しています。
世界的な評価を受けるカシミアと、そのポテンシャルを最大限に生かしたニット製品を作り出す職人技術。その二つが合わさったメイドインジャパンの最高峰を、ぜひ体感してください。
今回のイベントでは、オーダーいただけるモデルの種類も豊富です。
クルーネック・Vネック・モックネック・タートルネック・ポロカラー・Vネックカーディガン・丸首カーディガン・バルスターモデルブルゾン(ZANONEのCHIOTOのイメージ)・ジャケット(レディース)・バルスターモデルベスト・マフラー(3型)
編み地の厚みは、12G(ゲージ)・7 G・5Gからお選びいただきますが、モデルそれぞれに指定があるので、例えば、クルーネックは12Gと7Gから選ぶことができ、カーディガンは12Gのみと、その範囲内でお選びいただくことになります。素材はもちろん、全てピュアカシミア100%です。
サイズは基本的にS・M・L・LLのベースがあり、それぞれに袖丈・着丈の±を調整できます。
開催期間は11/16(土)〜24(日)。納期は、受注よりおよそ1ヶ月間を見込んでおります。
皆さんが気になるのがプライスですよね。
このご時世、価格高騰の波はもちろんアパレル業界にも吹き荒れ、特に世界的に争奪戦となっているカシミアなどの高級素材には高波が押し寄せているのが実情です。ただ、そんな中でサンプルを手にした際の驚きは、クオリティの高さはもちろん、プライスを知っていたからなんです。このクオリティでこのプライスには、本当に驚きだったのです。
クルーネック・Vネック・モックネック・タートルネック・ポロカラーは12Gで75,000円(税別)、7Gが90,000円(税別)。カーディガン(12G)は85,000円(税別)、バルスターモデル(5G)は150,000円(税別)、37×180cmのマフラー(12G)は38,000円(税別)です。
と、blogを作成中、Maria Santangeloのオーダーシャツを引き取りにいらっしゃったK様。様々なブランドのカシミアを知る御仁の目にもとまり、そして、触れた瞬間に素通りすることはできなかったようです。フライングでしたが、早速、2着をご注文です。K様、ありがとうございました。
駆け足でご案内をしてまいりましたが、ご不明な点や気になる点などございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。
丁寧で、熱のこもったタカイちゃんのイベントへのご案内。同時に作り出していた私のブログは明日に延期する予定でしたが、今の思いは新鮮な方が良いと、いつもの私のウダウダ前置きと本日の商品案内です。
困っております。せっかく寒くなったのに、また気温が上がってしまった、そんなことではありません。いずれは寒くなります。それよりもウールコートの仕入れを抑えたグローリーガイ。代わりに充実のカシェート。そのせいか、お客様がカシェートに移動しているような、そんなことを思いながら着ているのは【MACKINTOSH / マッキントッシュ】の「DUNKELD」カシミアヘリンボーン柄バルマカーンコートです。店頭でも、そして昨日、古くからお付き合いいただいている仙台市の0様からもお便りをいただき、残すサイズ38のみ。入荷した時より、「ほぉ〜」と感心していたラグジュアリーなコートでしたが、早くも一点のみとなってしまいました。
久しぶりに古いスーツを持ち出して着ています。ドロップ9ですから、まぁまぁのタイトさ。それでも少しスリムになったせいか、全く問題ありません。このグレイのホームスパン調のスーツにぴったり合うから、困ったものです。
カシェートが英国クラシックのエレガンスを追求するなら、グローリーガイはアメリカンなワークテースト。世界中で見てきた”男の中の男”の洋服を追求したイタリア人デザイナー・ジュリアーノ氏によってコレクションされる【MANIFATTURA CECCARELLI/マニファッチュラ・チェッカレッリ】はワークといえどもエレガンスです。仕立ての良いテーラードジャケットのような拘りのある逸品。男の色気をふんだんに感じさせてくれるブランドです。
今回、取り上げるのは、モデル「CRULSER JACKET」。ベースになっているのは、FILSON/フィルソンの1897年創業当時から愛され続けた伝説のアウターと言われ、1914年に特許を取得した、アイコニックなMackinaw Cruiserジャケットを基本モデルとしています。
100%ヴァージンウールの打ち込みのしっかりした生地です。縮絨加工の折り目の目立たないメルトンより、圧縮されたツィードのような風合いのある表情です。
胸のポケットは、フラップ付きの二段構え。右のフラップを開ければ、
大小のポケットがつきます。右側と左側では仕様が異なり、
左には、大のポケットの他に4連のペンポケットがサブポケットとして付属されています。
アジャスト付きのカフスにサイドスリット。FILSON/フィルソンのクルーザージャケットは、胸ポケットと同じフラップ付きですが、このモデルはシンプルにスラントの切りポケットになります。また、狩をした際の獲物入れとして、あるいは地図や工具などを入れるための背面ポケットは省略されています。
トスカーナの製品と書いてあります。「PANNOSTIA」は生地屋の名前だと思うのですが…
もともとは太平洋岸北西部の林業家や森の調査人向けに設計されたのがはじまりですが、アラスカ州で発見された金鉱を求め、極寒の地へと渡航する炭鉱夫を支えるために、開発されたという話も有名です。正に、CRUISER”渡航者”を支えるためのジャケットであったわけです。いかがでしょう、頼もしいアイテムではありませんか。
まだ20代でしょうか、初めてご来店いただいた自動車関連の企業に勤める将来が楽しみな三人組。その一人のお眼鏡にかないサイズ40が旅立って行きました。
モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ38を着用しております。
MODEL:「CRULSER JACKET」ピュアウール クルーザージャケット
SIZE:36・38・40
COLOR:グレイ
MATERIAL:表地:ウール100% 裏地:コットン100% 袖裏地:キュプラ100%
PRICE:¥118,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
手に持ったバックです。
MODEL:ワックスコットン トートバッグ
SIZE:縦38×横35×マチ10㎝
COLOR:ミッドブルー
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥27,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで
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