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GLORY GUYS

孤独な群れない男を微笑ます【l’impermeabile/リンペルメアビレ】の「TONY +1」ソフトトレンチコートをご紹介します!!

北青山三丁目の交差点から見る表参道。シャンパンゴールドのイルミネーションが華やかです。帰りの新幹線の時間にはまだ余裕があり、少し歩いてみようかと信号待ちしていましたが、シャッターだけ押して、地下鉄の駅に引き返した昨夜。街が賑やかになればなるほど、一人の寂しさを感じてしまう都会。一年だけですが、東京に住んでいた経験がそうさせてしまうようです。

一夜明けて、温もりを感じる朝。アラジンのトースターで焼くパンの香ばしい香りに癒されます。一週間に一度、モーニングで立ち寄る小料理屋エキュメさんでは、サラダ、オムレツ、ソーセージ、ヨーグルトにトースト、そしてコーヒーとオーダーはいつも同じ。かつては夜の営業でしたが、今はモーニングとランチの気軽に使えるビストロです。近くにほっとできる店があることは幸せなことですね。

本日、ご案内させていただくのは、【l’impermeabile/リンペルメアビレ】です。

“1948年イタリア・フィレンツェに創業したコートを得意とするファクトリー<LANDI(ランディ)>社が1960年代に作られていたコートを当時の素材を含め復刻しアップデートを加えノスタルジックな雰囲気の中にモダンさをプラスするコンセプトで立ち上げたブランド。ブランド名はレインコートを意味し、ファブリックのすべてに撥水加工をかけることでレインコートとしての機能を加えています。

孤独な群れない男に似合うトレンチコート。ただ、時には温もりは必要。クールなネイビーのニットと温かみのあるブラウンのパンツのとの組み合わせでバランスをとります。さらにカシミアのマフラーで協調性をもたせました。足元もサンドベージュのチャッカブーツで柔和な組み合わせです。

よく見ていただくと、エポレット(肩章)とアンブレラヨークが付かないことに気づかれるはずです。その分、印象はソフト。近寄り難い空気をまろやかにしています。着丈のバランスもよく、オンオフ、どちらにも活用できる、懐の深いトレンチコートになります。

トラディショナルな裏地に目がいきます。ツィーディなガンクラブチェック柄の裏地は取り外し可能。インナーは身頃だけではなく、袖と一体になります。袖部分はナイロンに切り替わり、薄い中綿が入ることで、真冬でも暖かさを十分に保つことができます。着用シーズンの長い、男の美しい道具として活躍してくれるはずです。

モデルは、身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48をジャストで着用しております。コンパクトな作りになります。

MODEL:「TONY +1」ソフトトレンチコート
SIZE:46・48 ・50
COLOR:ネイビー
MATERIAL:表地:コットン100%   裏地:アセテート64%・レーヨン36%   身頃インナー:ウール100%   袖裏中綿:ポリエステル100%
PRICE:¥129,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

 

 

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毎年、再入荷するZANONE/ザノーネの「flex wool」タートルネックセーターと「CHIOTO」5G 立ち襟ボタン留めカーディガンのご案内です!!

この週末、多くの方にご来店いただきました。最も驚いたのは、当人のマスヤマではないでしょうか。かなり感激しておりました。閉店後、最初のジュニアの挨拶で、彼は涙。初めて見る姿でした。一緒にいる時間が最も長かった二人です。次にナグラさん、そしてタカイに続いて最後は私。思いがけず、涙で言葉を詰まらせてしまったのは、想定外でした。いつも当たり前にいたスタッフがいなくなるのは寂しいものです。

翌朝、いつものようにナグラさんをカメラマンに撮影していると、「すぐるさ〜ん」の声。同じ敷地内で働くTさん。このガーデンプレイスができた当初からの付き合いです。広報の仕事をしている彼女は、いつもカメラを持って走り回っています。彼女の笑顔が素敵すぎて思わずシャッターを切ってしまいました。写真掲載の承諾を得ると、「楽しみ~」なんて、元気をもらえるひと時でした。

さぁ、仕事です。羽織っているのは、CINQUANTA/チンクアンタのレザージャケット。注目していただきたいのは、インに着ている赤のニットです。

どこのブランドかといえば、本日、ご案内させていただく【ZANONE/ザノーネ】。中でも個人的に愛用している「flex wool/フレックスウール」です。展開初期のものですので、15年は経っているでしょうか。毛玉はもちろん、変形や劣化もほとんどありません。5ゲージのニットとともに【ZANONE/ザノーネ】でなくては手に入れることのできない逸品です。かつてユーチューバーだった?グローリーガイの「SUGURU STORY」でも特集を組んでおります。よろしければ、こちらからご覧ください。

【ZANONE/ザノーネ】から「flex wool」のタートルネックと5ゲージの立ち襟ボタンカーディガン「CHIOTO/キョート」を合わせてご案内させていただきます。

コーディネートしたパンツはINCOTEX SLACKS/インコテックス スラックスのコーデュロイです。ヴェネチアに拠点を置くスローウェアグループ。相性が良いのは当然です。足元は、ボーナス月でしょうか。ここへ来て、需要が高まってるDOUCAL’S/デュカルスのチャッカブーツとANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレのシングルモンクストラップブーツです。

毎年の再入荷。タートルネック同様、変わらないことが魅力の「CHIOTO/キョート」。あえて触れれば、価格の上昇でしょうか。これは仕方のないことですね。代理店さんも苦慮されています。

今季セレクトしたカラーは、オフホワイト、パールグレイ、ブラックの三色。売れるからといってむやみに色を増やしたり、量を積み込むことはしません。毎年、コツコツとご提案していきます。

双璧は?そんな問いもありそうですが、このデザインに関しては、トータルで考えて、やはり【ZANONE/ザノーネ】でしょうか。LARDINI/ラルディーニのニットジャケットに勝るものはないのと同じです。ただ、不思議なことに両方とも持っていない私。そろそろ、購入しようかなと考えております。

モデルは身長175cm、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。

MODEL:「CHIOTO」5ゲージ立ち襟ボタン留めカーディガン
SIZE:46・48・50・52
COLOR:オフホワイト・パールグレイ・ブラック
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥60,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

肌への当たりが優しく、高い伸縮性を持つ「flex wool」。ウール95%・ナイロン5%の魔法の混率です。イタリア本国では人気上位アイテムの一つになります。

今季セレクトしたのは、やや赤みのあるフレッシュベージュとチャコールグレイ、そして、メイン展で追加をかけたのが、ダークネイビーです。

モデルは身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、全てサイズ48を着用。淡色のフレッシュベージュは染めの関係上、ややゆとりがあります。濃色ほど編み地が締まるため、着用感が変わるのは、他のニットでも同じことです、特にハイゲージの場合、その差を大きく感じるはずです。ストレッチウールですので、タイトな着方を好まれるのであれば、ワンサイズ落とされてもいいでしょうね。

MODEL:「flex wool 」ストレッチウールタートルネックセーター
SIZE:44・46・48・50
COLOR:フレッシュベージュ・チャコール・ダークネイビー
MATERIAL:ウール95%・ナイロン5%
PRICE:¥48,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

こちらは昨年セレクトしたカラーです。着用サイズなど、こちらのブログも参考にしてください。チャコールグレイについては、同色になります。サイズ44のご用意がありますので、ご確認ください。

※Cachette MENS 情報

カシェートの定休日は週二回。月曜日と火曜日です。ご不便をおかけしますが、月曜日はカシェートサポーターのナグラさんがいます。先ほども、前回、カシェートでご覧にならた【INVERTERE/インバーティア】の「ツイード地ダブルポケットシャツアウター」をお求めにグローリーガイにご来店いただきました。カシェートを開けることはできませんが、商品を移動することはできます。気にされている商品がございましたら、何ありと申しつけください。

 

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グローリーガイのマスヤマより、皆様にご挨拶をさせていただきます。

いつもグローリーガイ、カシェートのblogをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。グローリーガイのマスヤマです。代表のスグルより案内をさせていただいておりましたが、本日12月10日をもって、私マスヤマはグローリーガイを退職することになりました。

2014年に縁あってグローリーガイの一員となり、蔵庫/Magazzinoを経て、現在はグローリーガイと、約10年間、皆様の洋服選びのお手伝いをさせていただきました。この一週間、本当に多くのお客様が「マスヤマ君の顔を見に来たよ」と、お店に足を運んでくださり、ただただ、感激をしている次第です。心温まるメールを頂戴した方もいらっしゃいました。今までお世話になった全ての方々に、この場をお借りして、厚く御礼を申し上げたいと思います。今まで誠に有難うございました。

皆様の洋服選びのお手伝いをさせていただいたこと、その時々の感動を共有させていただいた時間は、私の人生のかけがえのない財産となっております。どうか、今後ともグローリーガイ、カシェート共々、いつまでも変わらぬお付き合いを賜りますよう、お願い申し上げます。

簡潔ではございますが、私からの挨拶とさせていただきます。繰り返しになりますが、皆様には心より御礼を申し上げます。本当に、本当に、有難うございました。

2023年12月10日 グローリーガイ マスヤマ

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MooRER/ムーレーのバリューな「ALBINI-PUM」フード取り外し付きダウンジャケット、ネイビーで登場です!!

気分転換は読書です。ついつい仕事の事ばかり考えてしまう悪習。ほとんど酒を飲まない私は、小説に酔います。迷い込むなら、非現実な世界がいいと古代中国を彷徨います。出張シーズンの今、さらにページが進み、最近読んだ宮城谷さんの”孔丘”も完読。古代中国の偉人にスポットを当てた作品を得意とする宮城谷 さん。今は伍子胥を題材にした”湖底の城”を読み返しています。三国志より600年前の春秋戦国時代。紀元前の話です。宮城谷さんは、ここ岡崎から近い蒲郡市の出身。現在もこの場所で執筆活動をされています。ある時、カミさんに彼のサインが欲しいと言ったら笑われましたが、40代から読み始め、今でも大好きな作家さんの一人です。

INCOTEX SLACKS/インコテックス スラックスのコーデュロイパンツをご案内させていただいた際、羽織っていたアウターは【MooRER/ムーレ】。昨年デビューのシンプルなアノラックモデル「ALBINI/アルビニ」です。着用時の適正気温を示すサーマルグレードは、”B”。−5℃〜+12℃の環境下が最も快適に着ることができます。このグレードが最も日常生活において出番が多く、着用シーズンが長い。花見の時期まで使えるバリューなアイテムです。

サキソニーのようなウールライクな表地は撥水性の高いポリエステル・レーヨン。上品な質感とキルティングのないフラットなデザインは、まるで機能性のあるネイビージャケットのようです。

袖口には調整用のスナップボタン付き。腰にはジップポケットとスナップボタンのダブルのポケットが付き、手の入れやすいスラントポケット になっています。

内側両サイドのポケットを合わせれば、6個のポケットになり、収納力は抜群です。ドローコード付きの裾口は、袖口のフロッグ同様、冷たい風の侵入を防いでくれます。機能性の高さはもちろん、どの角度から見ても美しい【MooRER/ムーレー】です。

フードの脱着は、両サイドのスナップボタンとジップで。どちらも金具が見えないようにデザインされています。

外した顔が、こちら。スタンドカラーのシンプルなブルゾンになります。どの顔で出かけるかは、気分、いや天気次第でしょう。フードは付いたままという方がほとんどですが、時には顔を変えてやるのもいいかもしれません。

モデルは、身長175㎝、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ46を着用しております。

MODEL:「ALBINI-PUM」フード取り外し付きダウンジャケット
SIZE:44 ・ 46 ・ 48 ・50
COLOR:ネイビー(DARK BLU)
MATERIAL:表地:ポリエステル84%・レーヨン16%   中綿:ダウン 95%・フェザー5% 裏地・袖裏地:ナイロン100%
PRICE:¥200,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで

 

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何回めの再入荷になるのでしょうは、 ZANONE/ザノーネの5ゲージ タートルネックセーター&初セレクトとなる5ゲージモックネックセーターのご案内です!!

季節外れの暖かさ。その後の気温急降下と相変わらず人に優しくない気候です。こういう時は能天気に限ります。何も考えずに自然に任せ、天命を待つ? いやいや、待っていても何も降りてきません。本日も与えられた仕事をこなし、次に繋げていきます。

二日間に渡り、ご紹介したのは、5ポケットを除いたカジュアルパンツの中では双璧を成すJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンの「BOBBY」とINCOTEX SLACKSインコテックス スラックスの「100」。合わせていたニットは、どちらも【ZANONE/ザノーネ】です。

着用写真は、2012年9月のブログから。となると、11年前の私? 道理で顎のシワがないはずです。世の中のトレンドは「tight」へと、体に密着しているのが良しとされていた時代です。実際、私もこの時期に購入したのは、サイズ46。ただ、それ以前の購入サイズは48でした。当時、担当だったS氏より、「ザノーネは他のブランドに比べ、作りは小さめ」と言われ、いつもよりワンサイズ上げていました。現在、着ているのは古い方のサイズ48で、新しい方のサイズ46は蔵入りしています。やはり、ローゲージニットは程よくゆとりを持って着たほうが、エレガントです。

付け加えるなら、10年以上経っても、ほとんど毛玉ができず、購入時と変わらない状態で着用できることでしょうか。

展開が長いだけに、新入荷というより再入荷といったほうが正しい【ZANONE/ザノーネ】の5ゲージタートルネック。ドルチェヴィータの名をほしいままに使っている名品とも言えるニットです。もう15年ほど毎年セレクトしているのに、不思議と飽きがこないのは、色違いで揃えたくなるからでしょうか。他のブランドにはない雰囲気を持つニットです。

オフホワイトの他にセレクトしたのが、ブラウンとネイビー。昨年はオレンジやグリーンの色でお見せしましたが、今回はシックです。特にブラウンとネイビーの濃色は、糸の濃淡や編み地の影によって奥行きが出ます。毛羽のないクリアな顔を持ちながら、表情のあるニットに仕上がっています。身頃に対して袖や裾のリブはコンパクト。すっきりとしたフォルムを見せるのは、さりげなく計算されたデザインなんです。

モデルは身長175cm、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。

MODEL:「DV」5ゲージ タートルネックセーター
SIZE:46・48・50・52
COLOR:オフホワイト・ブラウン・ネイビー
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥44,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

 

同じ5ゲージのモックネック。モックタートルとも呼びます。レディースのニットでよく見かけましたが、ここ数年、多くのニットブランドから提案されています。少し前までは、【ZANONE/ザノーネ】のコレクションにも存在しなかったはずです。個人的には一枚も持っていませんが、着てみると認識は変わります。

案外いいかもしれない、そう思ったコーディネートがこちらでした。冬の季節、クルーネックでは襟元が心もとなく、かといって暖房の効いた室内では首回りが煩い、そんな状況は皆さんも経験されているかと思います。寒がりな私はさほど苦にしませんが、暑がりな方にとっては、ちょうど良いアイテムが登場したと言えるでしょう。

忘れてはいけないのが、持っているバッグとマフラーではなく、ショルダーの形状です。タートルネックのセットインに対してモックネックはラグランスリーブになります。19世紀半ばのクリミア戦争で活躍したイギリス軍のラグラン将軍が、負傷兵のために考案したのが始まりといわれます。着脱が容易にできるために袖ぐりにゆとりを持たせるデザインですが、すっきりと見せるテクニックはさすが【ZANONE/ザノーネ】です。

モデルは身長175cm、体重63㎏、胸囲91㎝で、サイズ48を着用しております。

MODEL:「MN」5ゲージ モックネックセーター
SIZE:46・48・50・52
COLOR:パールグレイ・ブラック
MATERIAL:ウール100%
PRICE:¥44,000(本体価格)+税

*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。

※Cachette MENS 情報

以前、私のブログの末尾にさりげなくのさせていただいたCorgi(コーギ)のニットです。サイズ展開はS、M、L の3サイズ。入荷後すぐにSがなくなり、今週の木曜日にはLが。残すはマイサイズのM。チャンス到来!! の勢いで、午前中、写真に収めたのが、

こちらでしたが、しかし、マスヤマに会いにきてくださった三重のS様。グローリーガイからカシェートに寄っていただいた際に、なんとご購入でした。 レアな9PLYのジップアップ。私が持っているジョンストンズのショールカーディガンで8PLYです。ご紹介する前に完売してしまい、悔しいので、写真だけでもと思い、掲載させていただきました。S様、ありがとうございました

本日、本当に多くの方々がマスヤマに会いに来てくださいました。予定を変更して遠路はるばるお越しくださったお得意様もあり、彼の信望の厚さを改めて感じる1日となりました。人と人の繋がりが年々気薄になっていく時代。接客という仕事を通して、いかにお客様と感動を共有することができるかが、私たちの課題であり、目標でもあります。そんな思いの中、彼の退職はとても残念なことですが、こうして多くの方に惜しまれている光景を見て、良いスタッフに恵まれたと感謝するとともに、私たちと共に働いた10年間が人生の良い一コマとして記憶に残ってくれればと切に願うばかりです。

 

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