この季節らしい北風の吹く寒い日になりました。気温差がある分、寒く感じますが、冬物を楽しむには良い環境?いや、寒すぎて家から出たくなくなるかもしれませんね。
本日はまずお客様からのお問い合わせにお応えさせて頂きます。身長173㎝、体重68kg、胸囲95㎝、肩幅広めのS様。イタリアサイズでいえば、48ほどでしょうか。アイテムは【John Partridge】のナイロンキルティングジャケットについて。いつも私の着用サイズを参考にされており、お役に立てればとブログにてご返答させて頂きます。
ミドルゲージのニットをインに着て、薄手のジャケットの上から、サイズ1を羽織ってみました。もともと乗馬用として開発されたホースライディングジャケット。肩幅や身頃はゆとりのある設計です。
サイズ2です。やはり、ひと回り大きくなりました。肩や身頃にも余裕が出ます。肩幅のない私はサイズ1になるでしょうか。私よりガッチリされている体型のS様。インに着るものや、着こなしの好みにもよりますので、サイズ1と2のどちらがが良いのか決めつけはできませんが、この雰囲気を楽しまれるなら、袖の長さも考慮して、サイズ2でも良いのかもしれません。
情報として、カシェートメンズブログにてモデルを務めているジュニア。身長181㎝、体重72kg、胸囲96㎝の彼がサイズ3を着用しております。紹介だけかと思ったら、既に購入しておりました。
12月号のLEON、あるページで目が止まったのは、このホワイトのダッフルコート。もしやと、確認すれば、
【BARK/バーク】ではありませんか。上の写真は2020年のブログから。最近、セレクトしていませんでしたので、情報は少ないのですが、調べてみれば、
【BBR/ビービーアール】
2011年にスタートし、その独自のニットダッフルスタイルで一大ブームを起こしたイタリアのBARK。そのBARKのフィロソフィーを継承しつつ更にストリート感覚を追求した新ブランド「BBR」が2022年秋冬より日本限定販売スタート。ファーストシーズンはダウンとニットを組み合わせたロングダッフルコート3色のみの展開。
なるほど。当時の価格は、税込129,800円。現在は169,400円です。
サイズXSが一点のみ。久しぶりにコーディネートして着てみました。ジャストサイズのようです。
せっかくですので、合わせたアイテムをご紹介します。
ニットは、MP Massimo Piombo/マッシモ・ピオンボ。履いているのは、JACOB COHEN/ヤコブ・コーエンの「BOBBY」。
相性は抜群です。なぜかといえば、日本にJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンを最初に紹介してくれたN.K氏が取り扱っているブランドだからです。この業界でもっとも私のスタイルに影響を与えた師匠とも言える方です。
忘れてはいけません。履いているANTONIO PIO MELE/アントニオ・ピオ・メーレのスエード シングルモンクストラップブーツ。こちらも氏が勧めてくれた靴になります。ほとんど表には出られませんが、日本よりイタリアでの知名度が高く、ファッショニスタとしても有名な方です。本来なら、こういう方にこそ日本のクラシコ業界を引っ張ってもらいたかったなんて、今更ですが…
冬を楽しむニットです。詳しくは、こちらのブログでご案内しております。
今季、最後のご案内となるのが、【MooRER/ムーレー】。かつて、日本では無名だったダウンブランドでした。出会った時の感動は今も忘れません。ご存知の方がほとんどなかっただけに、鼻高々に提案する楽しみがありました。メジャーブランドになるのに時間がかからなかったのは、やはりデザインはもちろんクォリティの高さ。ただ、大谷選手のように謙虚であればよかったのですが、いつの間にかラグジュアリーという言葉がついてしまい、興ざめは否めません。今季、セレクトしたのは、すでにご紹介させていただいたフード取り外し付きダウンジャケット「ALBINI-PUM」とダウンベストにレイヤードのジャケット型。決してラグジュアリーではなく、生活の中に道具として自然に取り入れていただけるモデルになります。明日、明後日と二日間に分けてご案内する予定です。
楽しいといえば、カシェートのメンズ売り場。移転する前の住宅地にひっそり佇むかつてのグローリーガイのようです。
昨年と比べると、倍以上の品揃えとなっています。まだまだご案内できていないアイテムもいくつかあり、これからが楽しみです。
10年、いやそれ以上前のJACOB COHEN/ヤコブ・コーエンの「BOBBY」とも上手く溶け合ってくれる英国もの。WILLIAM LOCKIE/ウィリアムロッキーのエルボーパッチ付きクルーネック別注ニットはもちろん私物。今、ワードローブに取り入れたいのが、BARACUTA/バラクータの「G9 スエード」 ゴートスエードハリントンジャケットです。イタリアものには拘らない私スグルシニア。日本人宇宙飛行士、毛利衛さんの言葉を借りれば、「宇宙からは、国境線は見えなかった」です。良いものに国境はありません。
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