昨日が「父の日」ということを知ったのは、酔いが回った10時頃。いや、車なのでアルコールは入れません。ホットウーロンで酔える便利な私すぐるシニアです。隣の席の常連客とその話題に及び、ようやく気がつきました。そう言えば、一件もギフト対応していないなと、カシェートも同じです。ジュニアからもその気配はなく、すっかり忘れられた、かわいそうな「父の日」というイベントです。
一気に気温の上がった本日。パジャマから着替えたのは、Au Vrai Chic Britain/オーブライシックのリネンパンツです。やはりリネンが一番気持ちいい。特にサイズを上げて32で選んだことで、さらに快適です。股下が短いとぼやいていましたが、暑さが増せば、返ってその方が涼しいと、明日も穿きたいと、色違いの在庫確認をしたついでの前置きとなりました。
途中退席してしまった昨日のブログ。続きをご覧ください。仰々しくコーディネートしておりますが、ご案内アイテムは、ホワイトのサマーニット。
簡単に流れを振り返ってみましょう。まずは、つぶやきブログのCachette LIFE。その日の出で立ちに羽織ったのが、INVERTERA/インバーティアのサファリジャケット。その際はまだまだ肌寒く、穿いたパンツが、やや地厚なデニムパンツ。どこのかと言えば、BERNARD ZINS/ベルナールザンスです。相変わらず人気で、ブラックデニムは瞬く間に完売。現在、ブラックのサマーウールに勢いがあります。私も気にしていましたが、カシェートバイヤーが穿いておりますので、代わりに持ち出したのが、メルトドアというブラウン系のコットンストレッチパンツ。着用モデルを務めさせている以上、このパンツの良さをアピールしなければいけません。
いかがでしょう。イタリアのファクトリーブランドにない生地の風合いと色合いです。本国では定番モデルとして普通に扱われているインのツープリーツモデル「V3」。日本での展開はカシェートだけというのも不思議です。カシェートバイヤーの頑固さか、このモデル一択で継続したことで、毎シーズン、ファンが増え続け、入荷前から予約が入るまでになりました。
長い前置きです。ご案内は【DANIELE FIESOLI/ダニエレフィエゾーリ】のサマーニットです。すでにご案内させていただいている「ドライコットン半袖クルーネックサマーニット」の色違いのホワイトになります。
今シーズン前半にご提案させていただいたのは、しっとりとした肌触りが特徴の「ギザコットンニットT」。こちらはドライタッチのざっくりした風合いをもつ半袖クルーネックのサマーニットです。
モデルは身長175㎝、体重62kg、胸囲91㎝で、サイズSを着ています。
どのアイテムにも言えることですが、淡色になるほどサイズ感に緩さが出ます。逆の濃色になるほど、カチッとした着心地に。これは染色による現象で、特にニットの場合が顕著です。
MODEL:ドライコットン半袖クルーネックサマーニット
SIZE:S・M・L
COLOR:オフホワイト
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥22,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
「他にどんなボトムが合いますか?」よくぞ聞いてくださいました。オフホワイトのサマーニット、シンプルなだけに、その魅力を最大限活用するには、合わせるボトムが重要になります。
例えば、デニスラは別として、5ポケのジーンズは素朴さのあるカットソーの方が馴染むはずです。ワークな表情をもつチノパンツも同じことが言えるでしょう。
ナイロンのシャーリングパンツもスポーティー過ぎて、素敵には見えないかもしれません。
個人的にオススメしたいボトムが、こちら。2例を挙げてみました。
カシェートが一押しするのがBERNARD ZINS/ベルナールザンスなら、グローリーガイはROTA/ロータです。どちらも高嶺の花として憧れていたブランドですが、ついに手に入れることが叶った2ブランドです。
きっかけは、近年における価格の高騰です。長年、取り扱いをしているあのパンツブランド、あえて名を出しませんが、コットンで5万、ウール混で6万、ピュアウールなら7万と、格上のROTA/ロータと大きな差がなくなりつつあります。そう考えれば、思い切ってという気持ちになるのは私だけではありません。
ブラックで購入したコットン・リネンパンツ。店頭では、接客の際に必ずお勧めしているだけに、サイズ52のみとなつてしまいました。本日、出かけに選んだのも、このパンツ。リネン混ですので、快適です。そうなると色違いが欲しくなるのは、断捨離のせいでしょう。クローゼットの中が隙間だらけ。とにかく一軍だけを揃えておきたい、そんな今の心境なんです。
ドライコットンのサマーニットに、スエードとコットン・リネン。素材の良さを引き立てることのできる組み合わせが、最も洋服を綺麗に見せます。
スエードレザーにピュアウール、そしてドライコットンのサマーニットと、異素材を組み合わせたエレガントな装いです。
久しくサマーウールのパンツを購入していません。硬いイメージがあるのでしょう。ただ、気にになるのは、やはりROTA/ロータ。リネン同様、快適に穿くなら、ピュアウールは欠かせません。ジャケットに合わせるというより、これから出番の多くなるJOHN SMEDKEY/ジョン・スメドレーのポロニットに合わせます。店頭にはすでに並んでいるのに、未公開。売り急ぎをせずに、これからの季節にしっかりご提案していきたいとは、カシェートバイヤーの弁です。
今年も、かつてない異常な暑さになることが予想されます。ただ、暑いからといって、周りを不快にさせるような服装は慎みたいものです。
前回の開催が、2022年の7月。場所はカシェートでした。3年ぶりの今回、7月12(土)、13日(日)の二日間、場所はグローリーガイにて【Paraboot/パラブーツ】のトランクショーを開催いたします。
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どんなに暑くてもコーヒーはホット。水も常温。朝晩、必ず湯船に浸かります。晩酌はせず、なるべくご飯と魚を食べるようにしています。無添加コラーゲンのサプリも摂ります。定年もなく、元気であればいつまでもの洋服屋のオヤジ。少しでも長く仕事を続けていきたい、そんな思いで以前より気を遣う私スグルシニアです。
13度と肌寒い朝から気温は一気に上昇。午後の移動に車の温度計を見れば、34度と汗ばむ暑さです。こんな日は、温度調整してくれるリネンシャツが一番と素肌に着てきました。
休ませる暇なく穿いているのが、GTA/ジーティーアーのチノパンツ。洋服歴の長い共犯者、いや共感者は「昔、よく穿いていたけどね」とおっしゃりながら、ご購入されていかれます。当時は、今若い方が穿いているワイドパンツとは違いますが、股上の深い、ゆったりしたシルエットでした。細身になれたクラシコファンが穿いても程よく今の気分を感じていただけるモデルです。ぜひ、挑戦してみてください。
私が着ている白のリネンシャツは、Maria Santangelo/マリア・サンタンジェロ。購入したのは、4年ほど前でしょうか。ほぼ、シーズンレスで着ているせいか、そろそろ買い足したい時です。そう思いながら、ちょうど昨年の今頃、展示会でオーダーしたものです。実は、昨日、午前中に訪問した先もこのブランドの展示会でした。
相変わらず、前置きが長くなりました。本日のご案内です。
初夏の日差しを受けてご紹介するのは【DANIELE FIESOLI/ダニエレフィエゾーリ】のドライコットンカーディガン。新色のオリーブグリーンをご覧ください。
インに合わせたのも、同ブランドのポロシャツです。コットンの中でも最高のグレードにあたる超長綿(超長繊維)の一つに数えられる「MAKO’ S COTTON」を使用。吸湿性と通気性に優れていて、シルクのような光沢が特徴です。直接、肌に着ていただくとさらに素材の良さを感じることができます。ガーメントダイ(後染め&洗い)加工による力の抜けた表情も魅力です。なんて、話が逸れましたね。
今季セレクトのニットの中ではヒットアイテムといっても良いでしょうね。長年、展開していたZブランドを諦めたことが功を奏したのかもしれません。プライス以上のクオリティの高さを感じるドライコットンのカーディガンは目の肥えた方々から支持されています。
オリーブグリーンの石言葉は、ふふふ愛、少し緊張してしまいました。”夫婦愛”を宝石言葉にもつペリドット。新緑の爽やかな色合いもつペリドットですが、8月の誕生石です。「癒し」や「安心」、「平和」「和合」など優しさのある愛を象徴とした意味が込められているそうです。書いているうちに欲しくなってしまう、どうやら愛に弱いのかもしれません。
モデルは身長175㎝、体重61kg、胸囲91㎝で、サイズSを着ています。44~46がS、46〜48がM、48〜50がL、今回XLはご用意できていません。ご了承ください。
MODEL:ドライコットンカーディガン
SIZE:S・M・L
COLOR:オリーブグリーン
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥32,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
穿いているパンツは、昨年より蒔いた種が、今季、実を結んでいる”幸福”を意味する【BONHEUR/ボネール】。知り合いのショップさんからも代理店さんを尋ねられるほど、少しずつですが知名度が上がっているナポリのパンツ専業ブランドです。現在、どのモデルもサイズ切れしておりますが、週末か週明けに色、サイズによっては一部ご用意できるはずです。
※Cachette MENS 情報
カシェートに行ったことはないけど、【CROCKETT&JONES/クロケット&ジョーンズ】のPOP UP FAIRは気になる、そう思われているシャイなお客様。本日もタカイが担当させていただいているI様をお連れしてお買い求めいただきました。期間が8日の日曜日までと限られているイベントです。遠慮なく、私どもに申しつけていただければ、手を取るようにしてご案内させていただきます。
本日、カシェートメンズブログも更新されています。ぜひお立ち寄りください。
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「十年一昔」とは、”世の中の移り変わりが激しく、十年も経つと昔のようになってしまう”という意味です。昨日、カシェートライフブログに載せたニットベストについて過去のアーカイブを開いていたら、予想していた以上にタイトな着こなし。当時の方が体格も良く、ムチっとした懐かしい自分に会うことができました。
最近、前置きが長いと反省。本日は、このままアイテム紹介です。とはいえ、多分、あとがきが長くなるような、そんな気がしております。
ポーズが違いますが、少し前のブログでRota/ロータをご案内した際のコーディネート。合わせたのが、【Drumohr/ドルモア】のサマーニット。30ゲージシリーズから半袖のスキッパーポロをご提案します。
今季、30ゲージシリーズからは、ロングスリーブのクルーネックをはじめに、ショートスリーブのハイ(モック)ネック、そしてベストを。今季セレクトのラストが、このショートスリーブのスキッパーポロになります。ライバルはといえば、JOHN SMEDLEY/ジョンスメドレーでしょうか。今後、カシェートブログにてポロニットが紹介されていくと思います。
セレクトカラーは上のサックスブルーとアスパラグリーン。またもやグレイが強くなってしまいました。
少し前のブログになりますが、TAGLIATORE/タリアトーレのジャケットのご案内の際に合わせております。前たてのボタンをなくすことで、開放的でリラックス感のある襟元を作り出すスキッパーポロ。Vの開きが狭いので、きちんとした雰囲気もあり、タウンユースとして使いやすいモデルです。
モデルは身長175㎝、体重61kg、胸囲91㎝で、サックスブルーはサイズ48を、アスパラグリーンはサイズ46をややタイトに着ています。
MODEL:30ゲージコットンスキッパーポロニット
SIZE:46・48・50
COLOR:サックスブルー・アスパラグリーン
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥44,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ICE COTTONのバンドカラーのカットソーです。下の写真の色が正解です。ブラックにもみえるダークネイビー。色違いでブラックをセレクトしておりましたが、キャンセルに。他のモデルも含め、キャンセルが多いのが気になります。
重ね着もできますが、一枚できた際に様になるバンドカラー。クルーネックやポロシャツにない適度な上品さと抜け感を楽しむことができます。
モデルは身長175㎝、体重61kg、胸囲91㎝で、サイズMをややゆとりを持って着ております。
MODEL:アイスコットンバンドカラープルオーバーシャツ
SIZE:XS・S・M・L
COLOR:ダークネイビー
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥31,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
台襟無しのワンピースカラーのポロシャツは、セレクトカラーホワイト、ブルー、ダークグレイ(ブラック)の三色でご提案です。ホワイトは漂白加工ですが、ブルーとブラックはガーメントダイ(製品染め&洗い)加工の肩の力の抜けた仕上がりです。
汚れ防止のため、インに白Tシャツを着ておりますが、白に限らず、色物Tシャツを覗かせるのもいいでしょう。もちろん、素肌に一枚で全てのボタンを外した全開けでワイルドな男を演出するのも、このアイテムならではの着こなしです。その時の気温やシチュエーションに応じて、あるいはそれぞれの個性として着こなし方は自在です。
モデルは身長175㎝、体重61kg、胸囲91㎝で、サイズSを着用しております。
MODEL:ワンピースカラー ポロシャツ
SIZE:XS・S・M・L
COLOR:ホワイト・ブルー・ダークグレイ
MATERIAL:コットン100%
PRICE:¥28,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
ここからは私ごとです。
ご案内の際に穿いたパンツは、Rota/ロータのコットン・リネンパンツ。すべてベージュに合わせています。GTA/ジーティーアーのチノパンツでカーキベージュを手に入れた私スグル。オリーブもと考えておりましたが、カシェートバイヤーが所有したことや、お得意様からの問い合わせもあり、とりあえず、保留。その代わり、未体験Rota/ロータを、それも、かつてワードローブに入れたことのないブラックに興味津々です。トラディショナルな服装で生きてきた私にとって、黒は冠婚葬祭かモードの世界。長年、そんな考えでしたが、それはひと昔前のこと。相変わらず、ネイビー好きは変わりませんが、年齢のせいでしょうか、ブラックがまたよく似合うのです。なんて、自分で言ってしまった!! 年月は人の好みを変えてしまうこともあります。要するに許容範囲が広くなったということでしょう。
ブラックが気になるのは、手に持ったジャケットのせいもあります。少し前に購入したErrico Formicola/エリコ フォルミコラのモノクロのハウンドトゥース柄ジャケット。チャコールグレイのウールトラウザース に合わせるつもりでしたが、今の気分は、もう少しラフに。リネン・コットンのフェードしたブラックなら柔らかなスタイルが完成します。時にはタイドアップと、ライフスタイルにあった万能なパンツになりそうです。
さらに、
本日の出で立ちです。すべて、グローリーガイのアイテムですが、今季、カシェート品揃えの充実に伴い、購買意欲旺盛です。欲しいものが次から次へと。ここ数年の断捨離で、クローゼットに隙間があるせいかもしれません。
「薄手だから、いいね」と羽織ったのは、INVERTERE/インバーティアのサファリジャケット、オリーブの38です。少し前にテレビ放映さえていたジェラシック・ワールド。草取りを始めたせいもあり?ワイルドな自分とも出会いたいと持ち出したのですが、カシェートバイヤーから「それ、ナグラさんが着ているのと同じだよ」の一声で諦めることにしました。
そうなると、鏡横に置いてあるシャツに目が移ります。
次の入荷はないだろうと諦めていたJames Mortimer/ジェームズモルティマーのアイリッシュリネンシャツ。日本ではカシェートのほか、もう一軒のショップさんからの熱いリクエストもあり、かろうじて展開が可能になりました。色違いでご購入される方も多く、私もその一人。とはいえ、私はまだ1色のみですが、今年は何色にしようか迷うのが楽しみです。本日、グローリーガイでお買い物されたN様にお勧めすれば、早速、カシェートへ。ついに初デビューを果たされたようです。
ただ、こちらも気になるCORDINGS/コーディングスのハンティングシャツ。JOHN SMEDLEY/ジョン・スメドレーのポロニット(未公開)をインに、同色のハンティングシャツを羽織っていたカシェートバイヤー。粋な着こなしでした。コーディネートの参考になりますね。
いつの間にか、カシェートメンズブログになってしまいました。二店舗とも、どうか末長くお引き立てください。
“to be, or not to be”は、ハムレットのセリフ。入れようか入れまいかは、一昨日と昨日の私の迷い。何をかといえば、エアコンのスイッチのこと。「なぁんだ、そんなことか」ですよね。一昨日は冷房、昨日は暖房と、店内の気温に振り回されている日々なんて大げさですが、一日違いで気温は大きく変化します。その点、本日は暖かい日差しの中、北風の爽やかな風が吹きこみ、寒くも暑くもない5月らしい天気です。
ゴールデンウィークも終わり、外の景色はまったり。時々、サボりに来ていただけるお客様とのんびりとした時間を楽しみながら、夕方を迎えようとしています。時の経つのは早いものです。
午前中に撮影です。いかがです、気持ち良さそうに見えませんか。風がスーッと抜けていくリネンのパンツ、肌触りの良いコットンのカットソー(未公開)に、肌に優しく馴染むシルクのカーディガン。気温や湿度が上がっていくほど活躍する夏の必需品。年々、厳しさを増す自然環境ですが、同じ自然からの恵みによって少しでも快適な夏を過ごしたいものです。
本日、ご案内させていただくのは、【Rencontrant/レンコントラント】。フランス語で”出会い”を意味し、ディレクションするのは、ニットと旅を愛するフランス人女性。長年、メゾンブランドでの生産やアート業界に携わっている彼女が提案する旅するニットです。
先にご紹介させていただいた「杢調サマーニット」。このブランド独特のバルーンなシルエットが皆さんの目を奪い、老若男女と幅広い層に受けています。”お見合いっこ”でご購入されたのは、カシェートとグローリーガイに定期的にご来店いただいているF様ご夫妻。”お見合いっこ”というのは、岡崎の方言で、シェアすること。共有するということだそうです。私も知りませんでした。次はぜひペアルックでお求めください。
定番のシルクシリーズで選んだのは、夏にもっとも使い勝手の良いカーディガンです。すでに完売してしまったモンサオのシルクシリーズと同様、シルク素材の需要は確実に増えています。リネン素材のボトムとの相性が良いのも魅力でしょうか。
今季は、エクリュとスレートグレイの2色をセレクトしております。
シルクは、蚕(カイコ)の繭から作られる天然繊維で、皮膚に近いタンパク質でできているため、肌への刺激が少ないのが特徴です。シルクのシャツで受けた感動は、ニットでも同じです。もちろん、炎天下の下で暑いのは当然ですが、他の素材よりはるかに不快感が少ないのが、このシルク素材のニット。痛みさえ感じる夏の強い日差しや、シミやそばかすの原因ともなる紫外線をもしっかり防いでくれます。
袖口、袖口に特徴のあるデザインは、程よい丸みを与え、柔らかな表情を作り出します。体に近すぎないことが涼を呼ぶのでしょう。
凹凸感のあるざらっとしたリネンと美しい光沢を持つシルクとの組み合わせは、クラス感のあるリラックススタイルを作り出します。
モデルは身長175㎝、体重61㎏、胸囲91㎝で、サイズSを着用しております。
MODEL:シルクVネックカーディガン
SIZE:S・M
COLOR:エクリュ・スレートグレイ
MATERIAL:シルク100%
PRICE:¥53,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入いただけます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
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昨日、賑わいをみせたのは、カシェート。夕方、顔を出した頃は祭りの後。前日のブログで CORDINGS/コーディングスの全量入荷のご案内をさせていただいただけに、「待ってました!! 」の方々がご来店されたようです。ロンドンにあるショツプのようにはいきませんが、ジャケット、シャツ、パンツとトータルでご提案できるブランドだけに、シーズン毎に充実していく品揃えです。
そんなタイミングでのゴールデンウィーク。いつもなら祝日関係なくお休みをいただくカシェート。定休日は月、火曜日ですが、明日の月曜日(5日)は営業します。火曜日も営業したら?なんては言えない今のご時世。グローリーガイと違い、代わりのスタッフがいないだけにやむを得ません。
本日のご案内は、ボトムです。1930年にベルギーにて創業した【Borelio/ボレリオ】。このブランドの展開は2018年秋冬と7年前。当時、細身シルエットが中心の品揃えにあって異色ともいえる存在でした。ようやくシルエットにゆとりが出ている昨今のパンツブランド。ただ、クラシコブランドでは表現できない雰囲気を漂わせているのは、ファクトリーの背景にあります。ベルギーではアントワープに代表されるモードを感じさせるファッション文化を持ち併せており、クラシックベースでありながらパンツのデザインにモダンなエッセンスを強く組み入れているからです。
ベルギーのファクトリーであれば、当然、ベルギーリネンを使っているはず…ではありません。
右上には”IRISH LINEN”の文字。アイリッシュリネンの代名詞といえば、「Spence Bryson/スペンスブライソン」。カシェート展開のCORDINGS/コーディングスのアイテムに使われている最高級のリネンです。【Borelio/ボレリオ】が選ぶのは、コットン素材で有名な「brisbane moss/ブリスベンモス」。やや地厚で素朴な風合いを持つリネンです。
セレクトは右上のサンドベージュ(生成り) と下から二段目のブラウン。どちらも心和むナチュラルカラーです。
モデルは、最もプレーンな「VAN」。イタリアやイギリスブランドのヒップ下からの直線的なシルエットに対し、曲線的なシルエットを描くモダンなテーパードモデルです。当時、ターンナップ5㎝幅に驚かされましたが、今ではおなじみの仕様となりました。
モデルは身長175㎝、体重61kg、胸囲91㎝で、サイズ46を穿いております。
MODEL:「VAN」 アイリッシュリネンパンツ
SIZE:44 ・46 ・48 ・50
COLOR:サンドベージュ ・ブラウン
MATERIAL:リネン100%
PRICE:¥43,000(本体価格)+税
*こちらの商品は、SUGURU SHOPでもご購入頂けます。
尚、商品に対するお問い合わせは、こちらまで。
昨年以上に盛り上がりを見せているリネン素材。同素材、同色のセットアップ以外、単品で使う場合は注意が必要です。リネン素材のボトムを穿く場合、トップスもリネンにしてしまうと、コーディネートのバランスが崩れ、野暮ったくなりがちです。
リネン以外の異素材を選ぶことは最低限必要であり、さらにセンス良く見せるなら、色よりも柄などの質感に気をつけましょう。今回、リネンに合わせたトップスはコットン素材の織り柄。相性の良い名コンビです。
午前中、お見えになられたお得意様のリクエストは長袖のポロニット。ご提案させていただいたのは【ferrante/フェランテ】のスキッパーポロサマーニットです。ブラック好きのS様、同ブランドのアイスコットンTシャツとセットでお求めいただきました。まだまだ北西の風が吹く気温差のある今、半袖より長袖の需要が増えています。
閉店時間ですが、少し粘ります。色違いのホワイトもオススメです。セレクトカラーの三色。どれもインナーに使ったカットソーはホワイト以外です。ブラックとネイビーの濃色で合わせていただくと、レトロ感のあるモダンさを表現。往年のハリウッドスターの舞台裏スナップのような、素顔に迫ります。
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